【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【花棚の哲学者】

2017年04月29日 | オムコイ便り

 朝陽を浴びて燦然と輝く「黄金蘭」に、うっとりと見入りながら水やりをしていると。

 花房の間で何かが動く気配を感じた。

 にょっと姿を現したのは、花棚のあたりでときどき見かけるコモド、もといオムコイ・ドラゴンである。

    *

 体色は、薄い茶褐色。

 体長は長い尻尾の先まで含めると、30センチに近い。

 まあ、トカゲの一種なんだけど、よくよく見るとなかなかいい面構えだし、首から背中にかけては立派なトサカのようなものも生えている。

 日本でよく見かけるような普通のトカゲよりはちょっと格上(?)に見えるので、コモド・ドラゴンに倣ってオムコイ・ドラゴンなんぞと呼んでいるわけだが。

「どうだ、ありがたく思えよ」

 そう語りかけても、彼は薄く半眼をあけたままで瞑想状態(?)に入っており、まるで哲学者のような厳しい風貌と姿勢を崩さない。

    *

 絶好のシャッターチャンスだ。

 さらにカメラを寄せると、こちらをギョロリと睨んだ彼の上半身が、一瞬にして赤く染まった。

 ように見えた。

 これ、防御または威嚇反応の一種なのだろうか。

 それとも、カメレオン的変色反応?

 などと思いながら画像を再生してみると、確かに上半身は赤っぽく、下半身は瞑想状態のときに撮ったときと同じ薄い茶褐色である。



 うーむ、これ、世紀の大発見?

 まあ、単なる太陽光線のいたずらかも知れないけれど、花棚の哲学者との邂逅は、なかなかに楽しいものだった。

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