【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【そうなんですなあ、ご同輩】

2016年11月02日 | オムコイ便り

 チェンマイからバスでやって来たMさん、これで4度目の滞在である。

「やあ、涼しくて気持ちがいいなあ。クーラーのいるチェンマイとは大違いだ」

 開口一番、高原の気候を褒めてもらった番頭さん、鼻高々である。

 まあ、自慢出来るのはそれくらいしかないんだけどね。

    *

 各種の日本食を始め、たくさんのお土産をいただいたあとで、話はついついお互いの体調に向かってゆく。

 なにせ、二人は同年輩だ。

 幸いなことに、今のところ二人とも特に体に異常はないのだが、来年になると日本の医療基準では「高齢者」ということになるらしい。

 とりわけ、70歳を超えるとまわりでも色んな変調を訴える人が多くなり、「来年からの5年間をどう過ごすか」ということが話柄の中心になる。

 そして、明日のことは誰にも分からないのだから、「とにかく好きなことをやるしかないだろうなあ」という結論に達するのであった。

 それが、多少の溜め息まじりになるところが、「高齢者予備軍」の哀しさであるにしても。

    *

 というわけで、とりあえずは「好きな」ビールで完敗、もとい乾杯ということになった。

 そして、晩飯になるとMさんはウイスキー、番頭さんは村の焼酎をぐいぐいとやる。

 ちと飲み過ぎなような気もするが、まあ「好きな」ことだから、これでいいのである。

 11月に入って、夜空には満点の星がまたたくようになった。

「ああ、いいなあ、星見酒だあ」

 酔いが回るにつれて、再び話柄は先々の健康問題に戻ってゆくのであるが。

 それもまた、ご愛嬌。

「そうなんですなあ、ご同輩」と何度も頷き合いつつ、星空の下で「高齢者予備軍」の切ない、もとい楽しい夜が更けてゆく。

 いやはや。

☆今日も、応援クリックをよろしく!
タイ・ブログランキング
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【最後の締めは「勝手に世界... | トップ | 【稲刈り、始まる】 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。