【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【天然プール、できました!】

2017年03月22日 | オムコイ便り

 いえね、日中は段々暑くなってきて、宿のそばを流れる川の水がかなり減ってきた。

 そこで、村の衆が総出で飼料袋に川の砂を詰め。

 いわゆる砂嚢で、川を塞き止めるわけですな。

 すると、ご覧のような天然プールができあがる。

 ただ、それだけのことなんですが。



 赤っぽい砂床の色や子供たちが暴れ回った関係で、ちょっと濁って見えるけれど。

 水自体は、かなり澄んでおり。

 夕方ともなれば、川向こうの棚田での農作業を終えた男衆や手織りの巻きスカートで体を隠した女衆が、水浴びをしたり、洗濯をしたり。

 むろん、日中は子供天国なのであります。

    *

 番頭さんも、ゲストと一緒に水浴びに。

 まずは、水辺でへちまを使って体を洗い。

 次に、頭をシャンプーで泡だらけにしてから、上流に向かって歩く。

 そのまま仰向けになって川に倒れ込み、ラッコのような体勢で髪や体を洗いながら、堰の手前まで流されてゆく。

 目に入るのは、両岸から覆いかかる緑の樹々と青い空。

 そして、ときどき川面をかすめるカワセミなどの野鳥たち。

 この「ラッコの川流れ」を数回繰り返すと、水浴びと川遊びと自然観察が一石三鳥で楽しめるという次第。

    *

 どうです?

 童心に返っての無心な川遊び。

 もっと暑くなって水量が減ると、ラッコの真似はできなくなります。

 試すなら、できるだけお早いうちに。

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