【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【チェンマイ恋し】

2007年12月08日 | アジア回帰
 昨夜からラーの携帯電話が留守電になって、連絡がとれない。

 彼女はまるっきり機械に弱く、ときどき誤操作をしてしまうから自分では気づいていないのかもしれないけれど、こんなに遠く離れていると、やはり何か起こったのではないかと心配が募ってくる。

 村ではインターネットが使えず、メールでの連絡がとれないので(私も機械とタイ語がからっきしなので、よく分からないのだが・・・)オムコイに戻ったら少し研究しなければなるまい。

       *

 さて、今日を含めて日本に滞在できる日にちはわずか3日間となった。

 家と雑事の整理はひとまず終えて、あとはパッキングをするだけだ。

 日曜日には東京に出て、友人や同級生と会食をする予定である。

 久々に銀座を歩き、伊東屋でカレンダーや手帳を仕入れ、カラバオを初めとするタイ音楽のCDをチェックし(タイ語が分からないので歌詞の日本訳がほしいである)、時間があれば映画なども・・・と欲張りなことを考えているのであるが、他の野暮用も多く、どうなるかは分からない。

 たぶん、数年もご無沙汰した歳末の雑踏にもまれて、ヘロヘロになる可能性が高い。

         *

 11日は早朝5時半に家を出て香港とバンコクで乗り換え、チェンマイに着くのは午後10時頃の予定である。

 その日はラーもチェンマイに出てきて、ソンテオ(乗り合いタクシー)運転手の友人ウィワットと共に空港まで迎えにくるという。

 その後、定宿のタイウェイ・ゲストハウスに向かい、カレン族の友人夫妻が営む食堂で“水牛スープ”と“豚肉の叩き炒め”を肴にビア・シン(獅子印ビール)で乾杯することになるだろう。

 気になるのは、チェンマイの寒さである。

 定宿の室内にはホットシャワーがなく、長旅で疲れた体を縮こませるのは辛い。

 昨年の年末には、まるで秋のような快適な気候だったような気がするのだが、チェンマイ在住の方々のブログを読むと“寒い”との報告で、少しばかり気が重い(といっても、日本の寒さに較べれば大したことはないのだろうが・・・)。

 だが、ラーのことでもいろいろ心配をかけたゲストハウスのオーナー夫妻(奥さんは日本人である)や食堂を営む夫婦の人懐っこい笑顔を思い浮かべると、やはり私の気持ちはこの定宿に向かってしまう。

 チェンマイは、温かい。

 たとえ朝夕の気温が低くても、友人たちの心は実に温かい。

 宿と食堂の目の前に広がるレンガ色のチェンマイゲート(要塞門)とお濠、そして賑やかな市場の様子が目に浮かび、なんだかそわそわしてくるのである。

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