ちょっと先ゆく子育てブログ

わははの子育てブログ

こどもは変わる

2014-10-16 21:36:34 | Weblog
投稿者:ひろこ

19日のBBQは無事行われたでしょうか?
原稿の締め切りがBBQ前なので予測ですが、
行われていたとしたらお父さん隊の企画で盛り上がらない訳がないですね。
皆さんお疲れ様でした。

さて、私はまだ子育て現在進行中ではありますが、
特に小さい頃はどうしたら夜泣きがなくなるだろうとか好き嫌いを減らせるだろうかとかもっと足が速くならないかとか…
ずいぶんと細かいことまで心配していました。
でも、気難しく手こずらされることが多かった長男は幼稚園に入るとグンと我慢強く感情をコントロールできるようになりましたし、
次男の場合、一体何の栄養で大きくなっているのかと不思議なほど食べられるものが少なかったものの、
小学生になった今では色々な食材や味付けを楽しむことができます。

自分の子だけではなく周りの子の変化に驚かされることもあります。
公園デビューの頃からの付き合いの子がサッカーのキーパーでガッツあるプレーを見せた時、
周りのママさんは皆びっくり。
やさしくおっとりした印象だったのに。
また、へぇ、あの子が応援団長に立候補したんだとか、やんちゃ坊主だったあの子はあんなに演技が上手なんだとか。

子どもは親からだけでなく様々な環境からも良いも悪いも影響を受けて成長し続けているのだと思います。
何が作用するかわかりませんね。
頑張るけど自分も大切にしながら子育て楽しもうと思います。

拙い文章でしたが、お付き合いくださりありがとうございました。

子育てとIT活用

2014-10-09 20:25:34 | Weblog
投稿者:りえ

私が現役メンバーだった時に創刊されたわははWeekly。
当時と1000号の現在の違いのひとつが、ITの日常化です。
アナログ派の私でさえ、携帯の故障で、スマホになりました。
仕事先での昼食も食べログで検索しています。

子育ての中でも、どんどん活用の場が広がっています。
絵本ですら、まずはPCで全ページおためし読みができるこのごろ。
電車の中でも、子どもたちがスマホの動画やアニメを見ながら、静かにしていることも多くなりました。
1歳半健診でも、スマホが使えるというお子さんに会います。

では、特に小さな子どもにとって、画面に映る像はどのように認識されるのでしょうか?
奥行きの無い、2次元の画像は、私たちが考えているほどには、わかっていないことが多いと思います。

皆さんご存知の元永定正さく「ころころころ」の絵本。
2歳児さんに読み聞かせるときに、ボールをひとつ転がしてから読むだけで、反応が違います。
絵本だけ読むと、丸い円板がころころ回っていると思う子もいるようです。
球体の物がころがるのを見た後だと、イメージがわきやすいのでしょう、楽しさが広がるようです。
絵本ですらそうなのですから、画面の動きは、速度も速いので、変化の楽しさはあるものの、
大人が期待しているものより認知できるものは少ないでしょう。

実際の物に触れて、柔らかさ・硬さ・重さ・大きさ・におい・手触りを感じ体験することで、物への理解が深まります。
お友達との力加減にもつながりますね。
幼児の脳の発達が大きく成長する(脳の体積が急増する)時期に、適切な刺激を与えてあげたいと思います。
また、海外勤務が多い家庭で、海外からお父さんが、スカイプでお子さんと会話を楽しみました。
お父さんを大好きなお子さんは、画面が消えても理解ができず、
そばにいたはずのお父さんと会えない、遊べないので大騒ぎしたそうです。
やはり、一緒の空間で、触れ合いながら楽しい時間が過ごせる生活を送ることが大切だと思います。
大人が上手に利用すれば、生活が広がるIT。
が、子どもたちへの未熟な脳への利用は、まだ安全性がわからない今、慎重にしていきましょう。

ありがとうございます。

2014-10-02 22:23:05 | Weblog
投稿者:ひろみ

振り返れば、わははに通い始めた800号を過ぎた頃、
どこか余裕のなかった三兄弟の母は、つぐちゃんとわははに、
訪れる度に安堵と子どもたちに笑顔を向ける余裕や優しさをもらえたなと思います。

900号を迎えた時、三男が幼稚園に入園と同時に卒会になり、
私も頼りないながらも子育て経験年数だけは、ちょっと先行くになってしまい、
お引き受けすることになったこのエッセイ欄も、今回で最後となりました。

最初は、いったい自分に何が書けるのだろうか??と思いましたが、
子育てに絵本を、と読み聞かせを提唱する自分のライフワークを絡めて発信するチャンス!
とばかりに、かなり自由に書かせていただき、なんだかちっとも先行くになってないなと思うこともしばしばありました。
が、それに伴い、日記をつけることを決意!
フィードバックがいい加減でアウトプットが苦手な母は、
子どもたちの日常に、ふとした時にもらす言葉に、より細やかな視線を向けるようになった気がします。

少しでもこの混沌とした気持ちを整理して、皆さんになんとか役に立つメッセージを、
と四苦八苦しながらも書いたエッセイは、
1000号に近づきつつある今、自分の子育てのフィードバックにもなりアウトプットの訓練にもなった気がします。

そして何よりも、今まで子育てで出会って来たママや子ども達、
いつもさりげなく手助けしてくれる周りの方々に改めて感謝の気持ちがいっぱいになりました。
このエッセイを任せて下さったつぐちゃんと、〆切にしばしば遅れがちだった原稿に寛容だった歴代の編集長さんや、
読んでくださった、感想を下さった皆さん、本当にありがとうございました!
そして、これからも楽しいわははが続いていって欲しいなと思います。

はずれ先生?  

2014-09-27 21:00:19 | Weblog
投稿者:みき

先日、面白いタイトルの本に出合いました。
「はずれ先生にあったとき読む本」(立石美津子著、青春出版社)です。
早速、図書館で借りて読み始めると、子どもたちは「誰がはずれ先生?」と興味津津の様子。

この数年は本当に先生方に恵まれ、親子共々毎日を楽しく、穏やかに過ごしてきました。
どの先生も細やかに配慮して下さり、心から信頼してお任せして来ました。
特に長男の先生は、全てに教育的配慮が感じられ、非の打ちどころのない先生でした。
「あなたのいいところは、誰かが見ていてもいなくても常に良いことが出来るところだ」と
2年間いつもいつもほめて下さり、それが長男の自己肯定感につながり、
長男の核となって体の中心にあるのが目に見えるように感じる時もあるほどです。

今年は長男も5年生になってクラス替えがあり、次男も入学、三男も入園と新しい先生との出会いが沢山ありました。
習い事の先生も含め、もしかしてハズレ?と思うこともありました。
この本には、(相性の悪い先生へは)「どうもうちの子、先生に褒められると嬉しいみたいです。先生のこと好きみたいです」と、
(言いたくなくても)声に出してみましょうとあります。確かに。
子どもにとっては先生やお友達から褒められたり認められることも大事だし、
言いたくないけど言ってみるかと思い、先日の次男の個人面談でちょっと言葉は違いますが言ってみました!
次男にとって良い変化につながることを期待しています。 
  
今週は長男の個人面談です。
長男の成長のきっかけになるように、アプローチしてこようと思います。
これからも子ども達を取り巻く人たちと協力して、子どもの成長の手助けをしていけるように、
手はかけずに、目と心をかけていこうと思っています。

継続は力なり

2014-09-11 20:13:50 | Weblog
投稿者:ひろこ

編集長より原稿の依頼とともにウィークリー1000号記念のBBQ(10/19)のお知らせもいただきました。
今回は996号と聞いています。
いよいよカウントダウン。
わははは続くとはいえ、さびしい気持ちでいっぱいです。

毎週のわははで行われる「読み聞かせ」「あそび」「スピーチ」その当番を続けるのも大変なことで、
大変だからやめてしまおうとならず続けてこれたことはつくちゃんの求心力であり参加する家族の信念ある愛情の賜ですね。
さらにそれをウィークリーとして形に残してきたものは財産です。

記憶は不確かで、特に小さな子ども時代は色々な物を吸収して成長いきますが、
出会った人や行った場所などは結構忘れてしまいます。
幼稚園入園前に大好きだった子のことを引越ししてしまったがために会わなくなると、
年中年長の時点でもどんな子だったか好きであったことさえも本人が覚えていないことさえあります。

えっ、と思うほど細かいことを覚えていたりもしますが、
こどもの記憶に長く残すには、たまにその当時のことを語ることが思い出を共有できる一番の方法だと思います。
わたしはアルバム整理が苦手で数年に一度しか行いませんが、
パソコンで流れる写真データのスライドショーを見ながら、思い出に浸ります。

ウィークリーは遊び当番のときに参考にさせてもらったり、
あの時○○さんが読んでくれたあの本なんだっけと探すのに使ったり。
パソコンで見られるようになったので、お料理レシピも参考になりました。
来月のイベントでは、子どもたちの成長を喜び、みんなで楽しく語り合いたいですね。

人から指摘されること

2014-09-04 20:51:00 | Weblog
投稿者:りえ

私は、親子相談の仕事をしています。
相談のきっかけが、親御さん自身が困ったり、不安になったりした場合のほかに、
保育園の先生や幼稚園の先生からの指摘で、相談に来られることも多くあります。

そんな場合大きく二つのタイプに分かれます。
ひとつは、家の中では、少しも困ることはなかったのに、先生から子どもの苦手な点を指摘され、
ちょっと驚いたものの、そんな面もあることに気付いた。
先生から、言ってもらってよかったと前向きに考える場合。
もう一方は、うちでは少しも困っていることはないのに、
色々と問題があるように言われて、心外で不満があるという場合。

親御さんの受け止め方によって、今後のお子さんへの対応が大きく変わっていきます。
勿論、担当の先生方のお子さんへの理解が足りない場合もありますが、
お家の姿とは違ったお子さんの一面を知ることは、親にとってもプラスの事が多いと感じています。

我が家の場合も、一人息子だったこともあり、親が先回りすることも多く、本人も口下手。
5歳ごろでしたか、ある先生から「Tくんは、目で訴えることが多いが、私はことばで言って来るまで、対応しません。」
といわれて、唖然としました。
冷たい先生だなと感じつつ、それも必要な事かと気づかされ、子ども自身の発信を促すようになりました。
まあ、もともと話すことが苦手でしたので、小中高時代も活発に発言する子どもにはなりませんでした。

その息子も、今は、人前で話したり、ワークショップのフアシリテーターのような仕事もしています。
本人いわく、自分が思ったことがすぐに言えなかった気質だったので、
そういう人の気持ちがよくわかるから、今の仕事が上手くいくそうです。
何が功を奏するかわかりませんね。

そして、有難いことに、この度結婚をすることになりました。
お式が、ちょうどウイークリー1000号お祝いのバーベキュー大会の日!
嬉しいことが重なる秋になりました。

本物の遊び

2014-08-28 21:25:14 | Weblog
投稿者:ひろみ

皆さんはこの夏休みどのように過ごされたでしょうか?
今夏は、梅雨が明けてもすっきりしない天気が多く、
どうも夏らしくスカッと晴れる日が少なかった気がします。
そんな中でも、我が家の夏休みは例年に違わず、プールに川遊び、科学館、キャンプ…と超多忙な母でした。

とりわけ、子ども達にとって楽しみな従兄弟達と一緒に行った水族館。
走り回り飛び回りあっという間に観賞?終了の、我が三男に始まる低・中学年中心のギャング集団。
様々な工夫がや仕掛けがしてある館内を、もう少しゆっくり堪能して水の生き物たちに癒されたいと思う大人たち。

その後、有り余るパワーと共にすぐそばの海辺で遊んでいくことに。
予定していなかった海遊びなので、水着がないから足だけね、
なんていうのは守られるわけもなく、あっという間に砂と海水まみれ。
でも、その楽しそうな様子に、ふとこの夏に読んでいた
「みどりの船」(クエンテイン・ブレイク/作、千葉茂樹/訳、あかねせかいの本)を思い浮かべていました。

このお話の場所は森の中ですが、豊かな森と遊び心あふれる大人達の粋な計らいで、
子ども達をワクワクする船の冒険の世界に誘うといった内容で、
嵐でさえ、子ども達の創造の楽しいイベントのひとつとなってしまうのです。

我が子ども達も、最初は波にたわむれ、そして、それに飽きると砂遊び、
更にどこからか空のペットボトルを拾ってきて遠くに投げては波に寄せられ戻ってくる様子に大はしゃぎ…、
水族館はあっという間に終了し、さあ帰ろうよ、となったのに、海辺での遊びは延々と続き、
そろそろ帰ろうよ~、と声をかけても、まだまだもうちょっと、
と飽きる気配もなく、水族館より長居したくらいでした。

子ども達の遊びは、豊かで日々変化する自然と、一緒に遊ぶ子ども達、
それをちょっと見守ってくれる大人がいることで充分なんだろうな、それが一番なんだろうなとつくづく思いました。
想像から創造が生まれて五感をフルに活用させて、本物の遊びが出来るような気がします。
でも、今の時代、それが、一番奪われて贅沢なものになっているのかな。

お城めぐり

2014-08-20 22:15:47 | Weblog
投稿者:みき

昨年、当時小4だった長男が「来年の自由研究は、お城にする!」と宣言しました。
私の実家のある愛媛県は日本100名城に選ばれたお城が5城あります。(各都道府県1城以上、5城以内の選定)
また、「現存12天守」と言われる全国で12城しかない江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているお城が四国には4城、
うち2城が愛媛県にあります。

長男が小さい頃は、帰省の日程には十分余裕があるにも関わらず子どもが喜ぶお出かけスポットをあまり知らなかったこともあり、
2~4才の夏休みは毎年どこかしらお城に行っていました。
そんなところからお城に興味を持ったのかな?と思いつつ、
お城に関して大した知識もなくいつ行っても何とな~く見ている自分の姿が思い起こされ、このままではマズイなぁと思い始めました。
長男にもお城について少しずつ勉強するように勧め自分もお城に関する本を探しましたが、
なかなか子どもが「お城」を理解するのに適した本に出合えませんでした。
夏休み直前になってようやく分かりやすい本が見つかり、少し勉強することが出来ました。

ところが帰省した翌日から四国は例年になく大雨の連続…。
実家周辺は雨の多い地域ではあるものの避難勧告などは免れ、予定していた4城中2城は行けましたが
残り2城は途中の道路の状況も考慮し延期に次ぐ延期。
心配しましたが、わずかな晴れの日を利用して帰京直前に4城制覇して戻ってきました。

「お城」についての知識はまだほんの一部ですが、それでも多少の知識があるのとないのとでは見え方が違い、
以前にはなかった様々な「気づき」があり新鮮な気持ちで興味を持って見ることが出来ました。
また、小1の次男と年少の三男が興味を持ったことも予想外の収穫でした。
特に次男は長男から知識を分けてもらい「石落とし」や「狭間」など作りに関することに興味を持ったようです。
三男もすっかり気に入り4城全ての名前を覚え、お城の写真や絵を見ては「おずっじょう(大洲城)?」と聞いてきます。
あとは長男がどのようにまとめるのか。楽しみ半分、心配半分です。

ただ今、勉強中

2014-07-09 21:14:01 | Weblog
投稿者:ひろこ

私は今、介護技術講習会を受けています。
9時から18時まで4日間の授業のうち、2日間を終えたところです。
8人ずつ5つのグループに分かれ、
与えられた課題をその8人で意見を出し合いながら自分たちの導きだした答えを発表します。
そういったことを何度も繰り返しています。
介助のやり方はやるべきポイントは決まっているものの、
後は利用者の状態や気持ちを介助者がどう受け取るかによって変わってくるので、5つのグループで答えは様々です。

初日は、グループの8人が思うままに発言し合いなんとなく自分たちの答えが導きだされて行きました。
その課題に取り組むことに一生懸命だったのです。
ところが2日目、先生が発言の少ない生徒にさりげなく意見を促すようになり、
職場でも円滑なコミュニケーションをとることが大切だという理由でその訓練が付け加えられたのです。
お互い打ち解けてきたところでもあったので、名前を呼び合いながら意見を出し合うようになりました。

この2日間を終えて、息子がお友達と遊んでいる姿を思い出しました。
男の子女の子混じって集まったばかりのときは好き好きにやりたい遊びを叫び、
それがいいあれはやだと意見がバラバラでもそのうちに
「最初は○○やろう」「それだと○○がうまくできないから××にしよう」と色々遊びが変わり、
気がつけばみんなが楽しめるものになっていることがあります。
もちろんうまくいく日ばかりではないですけど、私たちの講習と同じで彼らも勉強中なのだと感じます。
何号か前のウィークリー4面に「いっぱい遊べ」という先生の話が出ていましたが、私も賛成!!
こどもたちよ、いっぱい遊べ!
みなさん、よい夏休みを過ごしてくださいね。

みんなちがって、みんないい?

2014-07-02 20:08:02 | Weblog
投稿者:みき

1ヶ月ほど前の夕食中、小5の長男が突然「お母さん、みんなちがってみんないいに賛成?反対?」と聞いてきました。
聞けば、金子みすずの詩「私と小鳥と鈴と」の一節「みんなちがって、みんないい」についてクラスで討論したとのことでした。
「Hは?」と聞くと「賛成。お母さんは?」「お母さんも賛成だけど、反対の人もいるの?」「いるよ」。
反対の理由を聞くと「泥棒が特技の人もいる」!!!「Hはどう思う?」「悪い人もいないといい人の良さが分からない」???
思わず、「それは違うよ」と突っ込んでしまいました。
反省…。
私の意見ではなく、長男の考えを引き出さなくてはならなかったのに。
また機会があるかなぁと思っていたところ、討論について書かれたクラス便りが届きました。
泥棒についての意見が出てからと言うもの、泥棒は特技としてアリかナシかについてばかり意見が集中した様子。
お便りの最後には、今回発言できなかった人たちは次回発言しましょうとありました。
「発言出来なかった人」って、長男?

すると後日、長男が意見をまとめていかなくてはならないからとアドバイスを求めてきました。
良かった。
まだ、チャンスはありました。
今回は、長男を質問攻めにして長男の考えをまとめることに徹しました。
そして長男が最後に出した結論は
「賛成。みんな欠点はあるけれど、それぞれにいいところがあるから、それを大切にして助け合っていけばいい」でした。
ふぅ、やれやれ。
…でも、何だか私の意見と似ているような。
長男の考えを引き出すようにしたつもりだけど、もしかして誘導尋問になってたかしら?