11. お葬式の準備 青い花を散らして受付で順番待ち

受付の建物に入ると、事務員さんが棺を用意してくれ、遺体をこちらへ移すよう促した。
青い花々は、途中の花屋さんで、にゃんたの瞳の色に合わせて数種類買ったもの。
予約をしたとき、霊園の係の人は「お花はこちらでも用意しますが、よろしければ別にお持ちください。たくさんあるほうが、喜んでくれますよ。またお写真があれば、祭壇に飾っていただけます」など細やかに指示をくれていた。

桐のひつぎは、ちゃんと窓のある蓋もついているしっかりしたもの。中には、ふかふかのかわいらしいお布団の掛け敷きセットとお揃いの枕が用意されていた。本当に純白で、レースの飾りなどもあり、ネットの写真や電話で聞いた話以上に、丁寧なしつらえが、とても嬉しかった。


　１２．祭壇で最後の世話とお別れ　へ