フランス製のPIP豊胸用インプラントについてWHOがグローバルアラート
さて、今年初めてのブログ記載です。
2012年初回より豊胸インプラント情報をお届けします。
昨年末にPIP豊胸インプラントに乳がんの可能性ありと、フランス医薬品庁から発表され少しびっくりしました。
WHOからも今月5日前に発表されましたのでまだご存知ない方がいればご参考にお読みください。
また、珍しく日本の厚生労働省からもプレス記事が発表されています。
世界保健機関(WHO)は1月17日、
フランスのPoly Implant Prothese(PIP)が製造していた豊胸用のシリコン・インプラントについてグロバール・アラート(WHOによる)を発表しました。
豊胸インプラントは体内で破裂する可能性があるとして,2010年3月にヨーロッパ連合(EU)で承認が取り消されています。
そのため昨年12月末、フランス当局が「予防措置としてインプラント摘出が望ましい」と勧告しています。
WHOによると2010年3月、EUでPIP製のインプラントの承認が取り消されて以降、EU以外でも製品の回収が行われているようです。
フランス医薬品庁によると、同製品の体内での破裂や内容物の漏出といった副作用の報告が他社製品に比べ明らかに増加。
その後の調査により、同製品には医療用に不適なシリコーンが用いられていたことなどが発覚し、2010年3月には承認が取り消されています。
取り消しと同時に、当局は同時に同製品を使用した患者では6カ月ごとの乳房超音波検査や同製品の乳房からの除去を考慮することなどを勧告しています。
※当院でも6月にPIP豊胸バッグ破損例がありましたが、石灰化はしていましたがこれといった特徴はありませんでした。
さらに昨年(2011年)12月23日,AFSSAPSは,緊急ではないが予防的措置として、同製品を使用した患者は破裂に関連する症状の有無にかかわらず、同製品の摘出手術を受けることを新たに勧告。
これに対し、イギリスは「摘出支持するエビデンスなし」と発表。
イギリス医薬品庁(MHRA)は、2012年1月14日「同豊胸インプラント摘出を支持するエビデンスはない、との見解」を発表。
イギリスではフランスに比べ副作用の報告率が低いこと、FDAが複数の豊胸用インプラントと未分化大細胞リンパ腫との関連があるという報告も認識してはいるものの、両者の関連を示唆する報告はないとしています。
また、同豊胸インプラント使用者でも母乳育児への危険性はないこともあわせて通知しています。
※昨年6月に糖尿病の薬の1つである、「アクトス」の服用で膀胱がんの発症のリスクがわずかに高まる(日本経済新聞でも掲載されました)とフランス医薬品庁が発表しました。
今回もまた「〜使うとリスクが高い・・・」と発表するので、フランス人は少し大袈裟なのか・・・?と思いましたが。
(その他、昨年の原爆事故時には、国内在フランス人には飛行機代はだしてあげるから、一時、フランスに帰りなさい、
と、フランス大使館から何回も勧告されたようです。)
ただ、この手のものは消費者にはやみくもにされてしまうことですが、本当のことを言ってくれるとしたらありがたいですよね。
今回はWHOが勧告を出していますし。
結論:なにが真実かはわからないので、自己防衛はしておいた方がいいですね。
今年もおそらく豊胸バッグインプラントに関しての新しいトピックが発表されるでしょうから、
随時お知らせしたいと思います。
⇒グロバール・アラート(WHOによる)
⇒厚生労働省
本ブログ
⇒PIP豊胸インプラントが乳がんの可能性?(2011年12月記載分)
⇒PIP豊胸バッグ破損例(2011年6月記載分)
⇒豊胸バッグとがんの関係(その1〜その4まであります)
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