美容整形医の裏窓日記  男子禁制
豊胸バッグトラブル合併症も充実。現役美容外科医本音で迫る!美容整形の裏側。氾濫する美容情報で迷っている方必見?




今回は、豊胸シリコンバッグが破損して、炎症を起こしてしまった症例をご紹介します。

一般的に、豊胸シリコンバッグは、破損してもすぐに症状が出にくいとされます。
海外では、silent ruputureと表現しています。日本語訳にすると、静かなる破損というところでしょうか。まあ、破損してもわからないって、意味です。

そのため、破損していても、ご本人にはわからないことが多いのです。
生理食塩水の豊胸バッグであれば、破損すると体内に吸収されてしまうので、破損した側の胸が小さくなることで本人にもわかります。

やっかいなのは、シリコンです。破損したことがわからずに放置していて、あまりいい感じはしません。シリコンは体内に吸収されないので、これに追随していろいろな症状が出ます。では、どうのような症状が出たら、破損していると気が付くのでしょう?

・急に柔らかくなった。
豊胸シリコンバッグを入れてから10年くらい経過すると、多くの人が拘縮していることが多いです。

今まで柔らかくて(手術後から硬いひともいますが・・・)、乳房の動きもあったのに、拘縮すると動きがどんどん悪くなります。もちろん自然のようには揺れません。

このようになったとき、時間が経っても柔らかくなることはありません。高いエステでマッサージしようが何をしても、硬くなることはあっても柔らかくなることはありません。

それが、「急に柔らかくなった!」というのは要注意です。これは、たいてい破損した兆候です。柔らかいのもつかの間です。

次第に、硬くなっていきます。豊胸バッグが被膜内で破損した場合は、一時的に柔らかくなるのですが、被膜がまた一層拘縮して、さらに硬くなり、胸の見た目がボールが入ったように目立ちます。(もちろん、このような方は、最初からもいます)

これらは徐々に変化していくので、「気が付いたらおかしいことになっていた」ことが多いのです。

前置きが長くなりましたが、今回のケースは、数か月前から原因不明の熱が出ていたとのことです。ある日に、胸に熱感を生じて痛みも生じるようになりました。

もしかして、豊胸バッグが原因?かと思い、来院されました。


向かって右側が、拘縮も激しく、胸はほとんど動きません。皮膚表面も熱感があり、赤くなっています。
炎症を起こしている証拠です。

これは、もう抗生剤を飲みましょう、とか、様子を見ましょうのレベルではありません。

早速、MRI検査をして、豊胸シリコンバッグの破損状態、たとえば、被膜内で破損しているのか?被膜外の破損だとしたら、周りに波及しているのか?など調べていきます。



手術は、患者さんのご希望もあり、仕方ないのでアンダーから切開したら、このように被膜内での破損で、豊胸バッグからシリコンが露出し、液状化していました。

破損を放置したままだと、乳房の変形も来します。その変形も、豊胸バッグを取り出しても変形はそのままということもあります。乳房は、変形したままの皮膚の「くせ」がついてしまいます。破損は、放置せずになるべく早く取りだした方が身のためでしょう。

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