2月10日(水) D-ikoI
>2016年を迎えてからD-ikoiは毎回晴天に恵まれている。
以前から一度は見て見たかったポットホールを観る機会は今日をおいて他にない。
何故ならば、今日は中潮の2日目、午前中10時頃に干潮を迎える最適の条件である。
伊東市城ケ崎の海岸に存在するポットホールは危険な場所にある為男性のみ3名で
9:30分に伊豆高原を出発した。
イガイガ根駐車場に着きイザ城ケ崎「かんのん浜」を目指す。
・・・その前に「ポットホール」とは何?
*城ケ崎海岸のポットホールは約4000年前に大室山の溶岩流が海に流れ込んだ際に岩盤の
切れ目部分に岩が入り込み、波によって動かされ直径1.2mの穴(甌穴)に70cmの完全
球体が形成されたものである。従って、現在もその活動を停止していない。と言う事は、
現在の球体も常に波によって動かされており次第に沈み込んでいくことになる。
>>ポットホールを観る前に「いがいが根」で伊豆大島をバックに記念撮影
>そして「かんのん浜」に到着
*観音浜中央に位置する「岩丘?」直下に目指す「ポットホール」が存在するという!
>発見!ポットホール
中央の岩丘迄約100m。しかし、そこまでの道は「大小のごろた石」が重なり合う難路。
先陣は最も若いMr-IW氏が、そして次に私、Dr-0さんと続く。Dr-Oさんは85歳?なので
サポートが必要?と振り返りましたが、その必要はないようなしっかりとした足取りですすんで
来ていました。
約10分位?で岩丘に到着。
「見つけたと!有ったよ!早く来て!」と先陣のMr-IW氏の声。
「有ったね!大きいね!」
でもその姿を観るには断崖の斜めの岩の上に立たなくてはならない。
Dr-Oさんには無理???
そんな気配を感じたのか、Dr-Oさんは斜めの位置からその姿を確認できる場所を発見。
「有りましたね!大きいですね」
ひとしきり3人で無言のまま見つめていました。
「何とか触れないものだろうか?」
「こっちに下に降りられるコースが取れるみたいだよ」とIW氏
その場所に行ってみた。
確かに下に降りられるようだ。触れる場所まで行かれそうだ!と判断しましたが、潮で
満たされる時が有るので岩場が滑りそうであり今日の履物では?少し・・・
「ちゃんとした装備で今一度来ましょう!」と今回は触れることを断念した。
・・・ポットホールです!・・・・
>>近くに行かれなかったのでネットより拝借⇒拡大しました。
・・・動く様は観ることは出来なかったが動ける環境にあることは言を待たない!
**球体の重量:V=.523dの3条*比重(2.5)=0.4Ton(#^.^#)
0.4トンの岩石を動かす力=0.4Kg-m*2(浮かせる力(接線方向)=0.8トン
*波の力は凄まじいものですね
>>>ガイド情報:森ボラ高橋さん(伊東市自然案内人)
ついでに、岩丘から日蓮崎を観た!
*美しい!海が綺麗だ!
「ポットホールとは「甌穴」の事で、大きくはないが熱川海岸にも有りますよ!」とDr-Oさん。
それなら観に行きましょう!(なんとフットワークの良い事か(#^.^#)
*熱川海岸のポットホール(小さいながらも球体に近い)
熱川海岸にはこのようなポットホールが数多く有るらしいが、数個発見した時点で空腹感!
戻って食事にしたいですね(#^.^#)
ついでに、熱川海岸では桜が5分咲きでしたよ!
*「張り付けの松」道程の桜
>昼食は伊豆高原駅前でラーメンを!
*私は待って食べるのを好みませんが約30分待ちました!美味しかったです
>今回のD-ikoiは綺麗どころの参加は有りませんでした。ポットホールを観るためには
男3人で良かったのかもしれません。しかし、女性も観る権利が有りますよね。
現在の状態ではとても女性が近づける環境に「有るとは言えません。ジオパークに
頑張るのもよろしいでしょうが、自分の持てる財産の価値を自覚しPRに励むべきと
思います。
・・・私は川崎でのアルバイトの帰りに茅ヶ崎海岸から海岸線を走って戻ります。
小田原までの湘南海岸は正しく砂浜の海岸です。しかし、小田原から一歩真鶴道路に
入ると海岸の景色は一変し、ゴロタ石の海岸となります。
ところどころに「砂浜の海岸」は見られますが、伊豆高原までの海岸の90%はゴロタ石の
海岸であると言っても過言ではないと思います。
今回のポットホール発見ウォークで海岸の見方が変わりました。
次回のアルバイト帰りには、走りながら「ポットホール」を探してみようかと思います。
*勿論車を停めて探しますのでご心配なく*