一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

将棋ペンクラブ関東交流会2017(中編)

2017-06-02 00:07:12 | 将棋ペンクラブ
Ni氏が△6四歩と指したので私は▲5六銀と上がったが、ミス。すでに▲4六歩を突いてあるので、後の▲4五銀~▲3四銀+▲6六飛~▲2六飛の筋がなく、つまらなかった。ここは▲3六歩とでも待って、△6五歩を迎え撃つべきだった。
△5五歩には▲4七銀と引いてダイヤモンド美濃の完成。その後左金を▲6七金としたが、どうもチグハグだ。
△7五歩▲同歩△同飛に、通常なら▲8八角と引いて飛車交換を迫るところ。しかし▲6七金型なのでそれもできない。それで▲7六歩△7四飛としたが、これでは振り飛車不満である。
Ni氏は△6四銀と上がり、全軍躍動。第1図では私の盛大な作戦負けとなった。

第1図から△6六歩▲同金△6五桂(第2図)と進んで勝負あり。角を逃げれば△5七桂成がある。金と銀の入れ替わりの弊害がここでも出てしまった。

△6五桂以下は▲同金△同銀左▲7五歩△8四飛と進んだが、ここで▲7六桂と打てると錯覚していたのだから話にならない。バカバカしくなって、すぐ投げた。
感想戦をやってもしょうがないのだが、Ni氏は第1図からの△6六歩に、▲同角を気にしていたという。
これにA△6五歩なら▲7五角△同銀▲同歩△同飛▲7六歩△7四飛▲7五銀。B△6五銀左なら▲9九角として、△7六銀▲同金△同飛は居飛車もそんなに自信はない、とNi氏の弁である。
実際はこれで振り飛車劣勢だと思うが、Ni氏も自説を曲げないふうだった。
いずれにしても、私は全体的に読みが入っておらず、完敗。こんな将棋を指しているようではダメである。
4局目はOsa氏と。Osa氏は毎年コンスタントに白星を稼ぎ最多勝の常連だが、今年の棋力は「1級」になっている。もうメチャクチャである。ちなみに私は「三段」で申請していて、これは適正と思う。
当然振り駒とし、私の先手になった。Osa氏は四間飛車に振り、穴熊に潜る。いつもの作戦である。
私は銀冠に構えるが、▲8五歩を突き遅れたために、△7三金と備えられてしまった。
Osa氏は△6五歩から開戦、角交換から大捌きに出る。いつもこのパターンで攻め潰されており、今日も具合が悪い。しかし辛抱強く受けていたら、駒得の私が指しやすくなっていた。
さらに指し手は進み、形勢は接近していない。それどころか、私がさらに優位を拡げている。
ここで▲7二歩△同金▲6四桂で勝ち、と見て▲7二歩と打とうとしたら、▲7五に歩がいた。指を離す寸前で二歩に気付いて手を戻したが、勝負に辛い人なら、私が負けにされていた。
この後は慎重に指して、私の勝ち。Osa氏からは初勝利で、うれしかった。
そろそろ指導対局を受けたいのだが、上野裕和五段と井道千尋女流初段はお昼休み。指導はどちらか1人ということで、相当迷ったのだが、上野五段への予約を入れた。
私はおにぎりをいただき、その後Kun氏と指す。Kun氏と今さら、という気もするが、最近はKun氏とほとんど指していない。
Kun氏もLPSAのパーティーに出るとのこと。今日は大野教室にも顔を出したいそうで、そのバイタリティーに敬服する。
Kun氏の先手で対局開始。▲7六歩△3四歩▲7五歩から、Kun氏の石田流になった。私は左銀を△5四銀とし、△4五歩▲同歩△同銀。Kun氏はここをチャンスと見て、▲6五歩と開戦した。

第1図以下の指し手。△3三角▲同角成△同桂▲6四歩△同銀▲7四歩△同歩▲同飛△7三銀▲同飛成△同桂▲6四角(第2図)

私の陣形はバラバラで、強い戦いができない。私は△3三角から収めようとするが、Kun氏は角を換えて▲7四歩△同歩▲同飛。ここで△7三角は指せないから△7三銀と引いたが、Kun氏はやはり飛車を切ってきた。振り飛車はこれがあるから始末がわるい。

第2図以下の指し手。△6三飛▲6五歩△8四飛▲7五銀△8一飛▲7四歩△6五桂▲7三歩成△6四飛▲同銀(第3図)

ここで△6三飛か△7四飛か迷ったが、△6三飛。
続いて▲6五歩△8四飛に、Kun氏は「大野先生に怒られちゃうな」と▲7五銀と打ったが、どうしてどうして、私もこの手がいちばんイヤだった。
以下、私の桂損の上と金を作られ、形勢をマズくしたと思った。

第3図以下の指し手。△4六角▲6三と△5七桂成▲5三と(途中図)

△5二歩▲5七金△同角成▲4四桂△2一玉▲4二歩△3一金▲4三と△6五角▲3三と△2二金▲2五桂△2四馬(第4図)

私は△4六角。△5七桂成の一点狙いだが、Kun氏は構わず▲6三と。私も桂を成ってこれは差を縮めたと思ったのだが、▲5三とに次の手を間違えた。
△5二歩がそれで、ここは△6四角と銀を取っておくべきだった。以下▲5七金なら△5三角でさっぱりする。△5二歩は一手の価値がなかった。
本譜▲5七金に△同角成は▲4四桂があるが、仮に△6四角でも▲4四桂があり、ここでは形勢を損ねていたようである。
Kun氏は落ち着いて▲3三とと桂を取る。もう投げようかと思ったが、私は根性の△2二金。▲2五桂にも△2四馬と引き、泣きの辛抱が続く。

第4図以下の指し手。▲2二と△同玉▲3二金△同角▲同桂成△同金▲6三角△7一飛▲7二歩△同飛▲同角成△同金▲5一飛(第5図)

Kun氏は▲2二とと金得し、▲3二金。これは私も喜んで清算して、自陣がサッパリしたからありがたかった。
▲6三角△7一飛にはふつうに▲4五角成がイヤだった。本譜は遊び駒の飛車が捌けて、気分的にラクになった。

第5図以下の指し手。△2五馬▲2一飛打△3三玉▲1一飛成△4六桂▲5五銀△3八桂成▲同金(第6図)

△2五馬と桂を外して上部が拓けたので、かなり形勢を持ち直したと思った。
△4六桂からは待望の反撃である。▲5五銀は遊び駒の活用だが、直接厳しい手はないので、わずかに指しやすくなったと思った。

第6図以下の指し手。△8三角▲4一歩成△4六桂▲4八金△3八金▲1八玉△4八金▲4二と△2九角成▲同玉△3八銀▲1八玉△2七銀成▲同玉△3五桂▲1八玉△2七金(投了図)
まで、一公の勝ち。

△8三角は▲5二飛成を防ぎつつ、▲3八金に狙いをつけたもの。以下▲4一歩成△4六桂▲4八金に△3八金と打って勝利を確信した。

△2七金まで、Kun氏の投了。私としては僥倖の勝利で、Kun氏の実戦不足に救われた感じだ。
Kun氏は「(終盤で)▲2六香と打つべきだった。大沢さんが投了するかと思って指してたら、おかしくなってしまった」
と悔やんだ。その気持ちはよく分かる。
しかし私も冴えない。ここまで5局指して3勝が不思議で、1勝でもおかしくない。
失職のことも脳裏にこびりついており、ちっともうれしくなかった。
(つづく)
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