一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

6月3日の大野教室(前編)

2017-06-17 00:05:38 | 新・大野教室
3日(土)は大野教室に行った。昼から入るのは久しぶりだ。
教室に入ると、大野八一雄七段は4面指しの最中。奥の和室では、Fuj氏が指していた。とはいえ土曜日にしては客が少ない。
早速大野七段のところに入る。角落ちの手合いで数手指したが、指導対局が終わった新人氏が出たので、この将棋は中断し、私と彼が指すことにした。
場所を和室に移し、Fuj氏の隣で指す。Fuj氏の相手はSar君で、好取組である。
新人Koba氏とは私の二枚落ち。手合い係・W氏の目が光っているので、私は大人しく△3二金~△2二銀と上がった。しかし右の金銀でどう指すのかという話だが、私は△8五金から△9五歩と端攻めをし、何とか勝負になった。
中盤、私が△2八角と桂香取りに打ち、さらに飛車取りに追う。Koba氏は飛車を逃げ回ったがこれが逸機で、強く飛車角交換に応じればよかった。下手は角を持てば、▲5一角の王手金取りがあったからだ。
その後私がうまくごまかし、第1図。

ここでKoba氏は▲6八金と上がったが、私は△5七香と打ち、▲同銀△4九竜▲5九桂△5八銀▲同金△7八金まで、Koba氏の投了となった。
戻って第1図では、▲6八玉と上がられるのがイヤだった。以下△7八金ならヒョイと▲6七玉で、相入玉のニオイとなる。
よって私は△7八歩成▲同金△同香成▲同玉△7六銀とするつもりだったが、これは上手自信がなかった。
Fuj―Sar戦はSar君が快勝していた。Fuj氏の珍しい拙局だった。
私は大野七段との対局に戻る。この間にほかの指導対局は全て終わり、1対1での対局となった。これでは早くも下手劣勢である。
△3二玉までで指し掛けだったが、私は2四の飛車を手拍子で▲2五飛と引いてしまう。今日は▲2六飛型で戦うつもりだったので、これは失敗した。
私は▲2六飛とあらためて引き、▲3五歩。しかし大野七段の△8六歩▲同歩△同飛に▲7五歩と突こうとして、待ったになってしまった。
私はひねり飛車を目指し▲7七桂と跳ねる。しかし上手に△7四歩と突かれ、▲7五歩を阻まれては構想が破綻した。

第1図の▲9七角にはある狙いがあったが、大野七段はまず△9四歩。
私は▲3四歩。もし△3四同歩なら▲同飛△3三銀▲5四飛△同銀▲6四角で勝負、という読みだが、大野七段はもちろん△9五歩ときた。私は▲3三歩成△同銀としたが、▲2五桂には△9六歩が厳しく見えて、▲8八角とひるむ。以下△9六歩▲9八歩(第2図)で下手にいいところがなくなり、以下5手で投げた。

もう感想戦をやるレベルではないのだが、下手は▲2六飛~▲3六飛と構え、▲6八銀~▲5九金とし戦機を伺うのがよかったという。
また本譜▲8八角で▲2五桂なら、△3五歩▲同飛△3四歩で先手を取るつもりだったとのこと。
いずれにしても私の完敗で、こんな将棋を指してばかりいるようじゃ、マジで手合いを飛車落ちに戻してもらわねばならない。

3局目はKob君と指す。この前は角落ちだったが、今日は平手である。こういう、「この前まで駒落ちの手合いだったのに、気が付けば平手」というケースは実に多い。子供たちの成長の早さを示すものである。
将棋は▲7六歩△3四歩▲1六歩△9四歩▲1五歩△9五歩という探り合いを経て、Kob君の居飛車、私の四間飛車となった。
Kob君は急戦を目指し、私は応じる。しかしKob君もうまく指し、第1図はほぼ互角。

第1図以下の指し手。△2三飛▲4五銀引△同銀▲同銀△同金▲3四銀(第2図)

▲2四角を防いで△2三飛はしょうがないと思う。しかしKob君に▲4五銀引から▲3四銀と打たれ飛び上がった。△4五同銀では△4五同金が正着で、これなら駒得が確定していた。

第2図からの指し手。△2五歩▲6六飛△5六歩▲4八角△5七銀▲同角△同歩成▲同金直△5六歩▲同金△同金▲同飛△2四飛▲3五銀△2二飛▲4四銀△3九歩成▲2三歩(第3図)

私は△2三飛も△4五金も取られたくないから、△5六歩以下シャニムニ攻める。ごちゃごちゃやって△4五金が捌け、一段落。余裕の出た私は△2四飛と浮いたが、Kob君が▲3五銀と投入してくれたので、ここでよくなったと思った。
とはいえ▲2三歩にはどうするか。

私は思い切って△同飛と取った。対して▲同銀不成なら△4五角の予定だった。
よってKob君は▲5四歩と突きだしたが、△5二歩と受けてこの交換は私が得をしたと思った。

局面は進んで第4図。ここから△5八飛成▲同玉△6八金▲5七玉△5八金打まで、私の勝ち。
感想戦では、第3図からの△2三同飛に▲同銀不成と取り、△4五角に▲3六飛で先手有望、の結論になった。
ということは、第3図は後手がいいわけではなかったようだ。
いずれにしてもKob君、ちょっと前のヤル気のなかったころから比べれば長足の進歩で、これはどうしたことだろう。今や私といい勝負とは、繰り返すが、子供の伸びは恐ろしい。

ここで3時休み。今日はKoba氏のほかに新規のお客さんがもうひとりいるが、その人は先の渡部愛女流初段との指導対局で、この教室を知ったという。
お客はあれからU君が加わったのみで、これからHon氏が来るにしても、今日は1ケタの客数で終わりそうだ。
ところで現在、藤井聡太四段旋風で、中学生のU君にもクラスで注目が集まっているという。
私の時分は、将棋部は陰気なクラブの代表格で見向きもされなかったが、時代は変わったのだ。
3時休みが終わり、W氏が「Fujさんと指す?」と聞いてくる。私に拒否する理由がないので、もちろん応じた。
(つづく)
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