一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

悪夢の社団戦2017(1)

2017-07-15 00:47:30 | 社団戦
6月25日(日)は第28回社団戦の第1日目である。昨年は第1日目が6月26日、つまり渡部愛女流初段のお誕生日にあたっており、彼女にバースデープレゼントを差し上げるため、5年ぶりに参戦したのであった。
今年もまったく同じ目的で、第1日目だけ参戦させてもらう。
この前日は新宿伊勢丹に向かい、プレゼントを探した。5階にオシャレなタンブラーが売られていて、イニシャル入れのサービスがあった。ただ、できあがりまで1~2週間かかるそうで、購入は見送り。
ほかにめぼしいものがなく、京王百貨店に場所を移した。そういえば昨年もここで商品を購入したのだ。
今年も何品か見つけ、購入。今年のミッションはクリアした。

25日当日。対局場所は東京・浅草の「東京都立産業貿易センター台東館」。自宅最寄り駅からはバス1本で行ける。
朝、雨の中を駅前に向かうと、目的のバスにタッチの差で発たれてしまった。このあと10分待ちになり、これは痛い。
次のバスもけっこう混んでいたがバスは順調に走り、集合の9時30分には余裕で着けた。
5階会場(5部~6部)には何人か知り合いがいたが、私は4階会場(1部~4部)のグッズ売り場に向かう。ここにはLPSA、ねこまど、将棋ペンクラブ(アカシヤ書店)が軒を連ねているのだ。
あの後ろ姿は中倉宏美女流二段だろうか、何だか艶っぽいオーラがある。振りむけばいつもの平安顔だったが、いつにもまして肌がつやつや、瞳がキラキラしていた。宏美女流二段、いったいどんないいことがあったのだろう。
将棋ペンクラブのA氏がいた。
「今日は将棋ペンクラブでやってくれるの?」
とA氏。
そうしたいのはヤマヤマだが、私は今年も「大野教室」で指すつもりだ。
それはそうと、肝心の渡部女流初段の姿がない。このまま来ないパターンもあるが、似たような経験は何度もしているので、私はめげない。
5階に戻ると、メンバーはあらかた揃っていた。今年は1チームのみの出場なので、四段格から級位者まで混合だ。ただし昇級は難しい感じなので、少しでも上の順位を目指すしかない。
私はHon監督に参加費8,000円を払う。どうも1回こっきりの参加なら「1回料金の2,000円?」でも容認してくれた感じだが、そこは見栄を張った。
私は大将で出場するようだ。今年の勝利扇子は、島井咲緒里女流初段(当時)の「風花空心」を用意した。
所定の位置に着席し、開会前に浦野真彦八段の挨拶。
「えー世間では藤井フィーバーに沸いておりまして、私も先日、ワイドショーデビューを果たしてしまいました」
浦野八段は関西在住だが、東京に用事でもあったのだろうか。
大将の私以下は、Shin、Hos、Ok、Kur、Takai、Kobが1回戦のメンバー。Homma君の到着が遅れており、三将のHos氏は代打だった。
対戦相手は「都立大学八雲」。持ち時間は「30分・30秒」。相手に振ってもらって、奇数後手で対局開始となった。
▲7六歩△3四歩▲2六歩。振り飛車は指す気分ではないし、横歩取りの後手は指したくない。しかし迷って△8四歩。この時相手がちょっとのけぞった。相手も横歩取りの将棋を嫌っているのかと思った。
▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛に、△2三歩が私流である。
八雲氏は当然▲3四飛と横歩を取る。以下△8八角成▲同銀△2五角▲3二飛成△同銀▲3八銀△3三銀▲7七銀と定跡形に進んだが、ここで△4二玉(第1図)がマズかった。

ここで相手は長考して▲2六歩△1四角▲1五金と角を殺した。私が恐れていたのは第1図から▲3五金で、△1四角に▲2五歩がイヤだった。次に▲1六歩~▲1五歩があるので私は△2四歩だが、▲同歩と取られてこの歩損が痛そうだ。
本譜も角金交換にはなるが、端の歩が伸びるので若干味が違う。
そこからお互い緊張感のある指し手が続いた。

第2図以下の指し手。▲5六歩△4五金▲2七角△5六金▲5七歩△4六金▲同歩△4五歩▲同歩(第3図)

右のShin戦は相矢倉。後手が先攻しているが、落ち着いて対処すれば反撃できる態勢だ。
Ok氏のところで何かあったようである。「じゃあ私の負けでいいですけど、このまま指しましょう」みたいな声が聞こえる。
どうも、Ok氏が角の成り返り場所を一瞬間違えて、相手に咎められたようだ。
大野教室では「ああスマンスマン」で済むが、社団戦では容赦なく負けにされる。Ok氏にはその危機感がなかった。一手一手大切に指すこと。これは社団戦において重要な心得である。
私のところはジリジリしたイヤな将棋になっていた。が、第2図からの▲5六歩に、戦機を捉えた。私はほぼノータイムで△4五金。このあたりで戦いになれば、先手陣は飛車打ちの隙が多くなる。
八雲氏は▲2七角と引いたが、私は△5六金と歩損を解消し、△4五歩と突き捨てた。

第3図以下の指し手。△4六銀▲3六金△4七飛▲4六金△同飛成(第4図)

このあたりでは八雲氏はすでに秒読み。私はまだだいぶ時間を残していた。
第3図では△4六歩を考えたが、▲3七金がある。以下△4七銀は▲6九玉で、後手が攻めあぐねた形だ。▲3七金は指されないと思ったが、もしものことがある。そこで△4六銀と打った。
八雲氏は▲3六金と打ったが、△4七飛が狙いの一手。
八雲氏は慌て気味に▲4六金と銀を取る。私は△同飛成としたが、ここ△2七飛成は▲3六銀△2六竜▲5九角がある。先手は▲3九金と寄った形に耐久力があるのだ。
本譜は竜が作れてよくなったと思った。
が…。

(つづく)
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