お早うございます。
生き生き箕面通信2028(140713)をお届けします。
・共産党は今回も自公候補を間接応援。それでも、滋賀県知事選で安倍政権に打撃を!
滋賀県知事選は本日7月13日が投開票日。朝7時から投票が始まりました。この際、自公が推す候補はなんとしても落選させたいものです。そして、安倍政権にひと泡吹かせてやりたいものです。
ところが、ここで問題なのは、やはり共産党の「間接」自公応援態勢です。
共産党が、嘉田由紀子知事が後任として推す候補を支持していれば、自公推薦候補に勝利できるはずです。しかし、共産党は独自候補を立て、良識のある票の分裂をもたらしました。自民、公明両党にとっては、まさに「共産党さまさま」だったでしょう。
ただ、滋賀県の有権者も気づいたのではないでしょうか。「安倍首相の暴走を野放しにしていては、日本が危ない」と。共産党推薦候補への投票を考えていた人は、今からでも遅くない。嘉田知事が推す候補へぜひとも考え直していただきたいものです。
はじのうち形勢を楽観していた自民党が、最終盤はおおあわてだったようです。なかには、選挙責任者の石破幹事長が「真っ青になった」とも伝えていました。
なにしろ、滋賀での敗北は、続く福島、沖縄県知事選での自民候補の”ドミノ敗北”につながりかねません。そうなれば、さしもの安倍暴走車にも否応なくブレーキがかかるはずです。長期政権を目論む安倍という男には、これ以上のショックはないと言えるほどの影響があります。
選挙責任者の石破幹事長にしても、幹事長留任をめざす思惑がはずれかねない。
それだけの影響をもたらす滋賀県知事選挙だから、単に一政党の都合だけで考えてもらっては困るのです。
共産党は、東京知事選でも、最期まで候補一本化をかたくなに拒否し、自党の勢力拡大を優先させました。国民より、自党の都合を最優先するエゴを貫きました。
そして、選挙が終わった後は、「細川候補より多くの票が取れた」と、喜んでいました。まさに「真の敵はだれか」を見失った情けない姿をさらしたのでした。
共産党がそんな得手勝手をできるのは、有権者が”甘すぎる”からだという一面があります。有権者がより賢ければ、共産党ももう少し国民全体のことを考えざるを得なくなるのかもしれません。
事実、11月に予定される沖縄県知事選では、心ある有権者が何としても辺野古に新しい米軍基地は作らせないと明瞭な意識を持っていますから、共産党が独自候補を立てる余地はありませんでした。
結局、 反辺野古基地を明確にした那覇市長の翁長雄志氏を、保守系ながら民主勢力の統一候補として一本化できたのでした。共産党の政党エゴを封じることができたのです。
日本では、幅広い「連帯」を形づくることが、なかなかできません。ヨーロッパでは、生死をかけた人民統一戦線や、抵抗のためのパルチザンの歴史があります。
日本の左翼は、「オレが正しい。お前は間違っている」ことばかりに精力を使ってきました。染みついた万年野党根性。その間、真の敵を見失う”ままごと遊び”で過ごしてきました。その悪しき伝統を今に引きずっているのが、本土の共産党本部です。
願わくば、共産党本部の脱皮を。そして、共産党シンパの成長を。ま、ほとんど期待できませんが……。
阿吽の息で、立候補を見送って下さい、は虫が良すぎます、と思います。党勢拡大だけが目的かどうか?滋賀県民が判断します。足はひっぱったらあかんと思います。男らしくない。
宇都宮さんの時は、細川陣営で問題が有ったり(夫人が采配?)、細川さんの過去の訴訟で齟齬が有った。このときも細川さんから共闘を持ちかけるべきでした。
三日月さんは一橋大からJR労組を経て国土交通副大臣を歴任とか。政治家、政治屋への典型コース? まずは活躍を祈ります。
知らない人が殖えました。
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余り期待すると失望も大きいですよ。
お気を付け下さい。