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EDSLPにおける収益構造について

2017年09月17日 | マネジメント全般
今回は店舗小売業についてです。
最近ではハードディスカウントスタイルやEDSLPエブリデイセイムロープライスと呼ばれるPBやNBを中心とした、スーパー、ドラッグストアが出店の勢いを増しています。
世の中は、サラリーマンの賃金は上がらず、むしろ残業はあがらず青天井、サービス残業だらけであり、その癖物価はまだまだ高いという歪な構造です。
なぜこのような症状になっているかというと、所得再分配がなされていない。
これは、民間企業内にかかることではなく、官民格差が日本ほど強い国はないと考えられます。
民間企業は、社員の労働力によりサービスや物を生産し、その対価の一部を給料として、毎月支払ます。
これらの産み出されるサービスや物といった商品は市場において価値がないとやがてその企業は倒産なら淘汰されていきます。

しかしながら、官公庁のサービスは100年1日と言わんばかりの低サービスの実現をしています。
敢えてローカルに、クラシカルなシステムを続けています。
機械がやれば良い仕事を敢えて難癖つけて人間がやっています。
ほとんど、機械ができるし、ペーパーレスにもできます。

国民の税金が、公務員や役人の税金という人件費とゼネコンのハコモノばかりに使われている現実、そしてタックスペイヤーなのに、市民が公務員よりも立場が弱く、泣き寝入りさせられている現実が、日本には顕著にあります。

これから、公務員の不正や問題行動はエスカレートしていきます。
超安定志向で変化を求めない人間しか長く続けれないのが公務員の性質であったのが、徐々に社会の構造について行けなくなるからです。

安定志向とは?
楽して金儲けできるという考え方です。
必死な想いで稼いだ給料から税金というシステムで強制徴収している、
まさに悪魔的でヤクザ、暴力団のシステムと同じです。
国税やら社会保険は不払いの場合、国家権力という有形力で財産を差し押さえできますからね。
これだけの官民のギャップを無視し続けたいる現実を見て、いずれ、彼らの牙城は国民が追い込まれている現代社会において窮地に立たされるでしょう。

さて、エブリデイセイムロープライスの収益構造は
❶絶え間ない仕入れ原価の低減交渉
❷輸送費、運送費のコストカット
❸店舗オペレーションの簡素化、ローコストオペレーションの実現

大きく分けてこの3つに分類されます。
❶絶え間ない仕入れ原価低減交渉
これは、単純に仕入れ数が増えれば、メーカーも生産数があがりますのでWINです。
例えば
メーカーが販売利益を¥10,000出すために、一個あたり生産コスト¥100円のものに¥20上乗せして、問屋さん、もしくはバイヤーに¥120として卸ます。
商品一点あたり¥20の利益ですから、¥10,000の利益を出すには、
10,000÷20=500個 納品すれば良い。
500×120=60,000
の支払いとなります。

ところが、問屋やバイヤーが
『メーカーが¥10,000利益が出るように、するから一個あたり¥90円で卸てください。
となると、単純に1,000個を一品¥90円で仕入れますので
¥90,000円の支払いで、メーカー、バイヤーともWINWINとなります。
メーカーも結果として¥10,000円の利益が出てますから。
メーカーとしては、在庫を抱えておく必要がないし、マイナス生産調整しなくて済むためメリットは大きいです。
工場はフル稼働していないと、設備投資した意味がありませんから。
しかしながらバイヤー側つまり店舗側はいくら安値で買い集めても、売りさばけなければ、不良在庫、そして保管する倉庫コストも積もり積もれば馬鹿にらならいため、販売量を上げ続ける必要があります。
そのためには、

売価を下げ続ける

出店により商圏を稼ぎ続ける

のが手っ取り早いです。
出店にはコストが相当かかりますが、商品の分配が上手くできれば在庫は抱えなくて済むし、より沢山仕入れることができるためメーカーとの原価低減交渉がしやすくなります。
ここからは推察です。
ここで落とし穴があるのが、輸送コストです。
つまり陸送のコスト、陸送する運輸部門、物流で問題が起こるのです。

簡単にいうと、トラックドライバー🚚をどんどん増やさないと、商品を分配できないのです。
ですから、物流、運輸を制する者が勝利すると考えられます。

現に、amazonはローコストオペレーション、在庫管理の徹底を成功させ、業界最安値の実現をしました。
しかし、通販の大きな壁である、送料を送料無料という形で前代未聞の牙城を崩したため、ここまで成長したのではないでしょうか?
つまり、これからは、物流を押さえないと、成長していけない事が予測されます。

トラック野郎は伊達じゃないですね笑笑
結局ガテン系が生き残るのが世の常です。
❶❷に関してはこのあたりです。

❸ローコストオペレーション
は、

パート、アルバイトに社員と同じレベルの責任を負わせる

です。
社員のコストとは?
ずばり社会保険とボーナスです。
政府は同一労働同一賃金と言い
パートアルバイトの時給を上げろと言います。
これには、裏があるように感じます。

『時給上げても、社会保険料負担がないから企業にとっては結果として人件費は^_^プラスになる』
と考えられるからです。
社会保険料は労使折半であるため、企業側からしても馬鹿にならない金額です。
ですから、社会保険加入者を増やさず、ワーカーだけ増やす、パートアルバイトを増やすことで、作業時間を確保する事が経費削減となります。

こんな簡単な仕組みなのですが、この仕組みで現場オペレーションを回すのは、沢山のパートアルバイトを使わないと回せない現実にぶつかります。
なぜならば、社会保険料加入義務がないパートアルバイトは週19時間以上、月80時間以上働かせられないからです。
その条件を超えると、社会保険料支払い督促が社会保険事務所からきます。
つまり、ワークシェアリングする、コントロールコストがかかります。
適正なシフトを作ることが経費コントロールで肝となるのです。
つまりは、労務管理と経費管理が近い位置関係になってきたのです。
元々近い関係だったのでしょうけど。

これら❶❷❸と値入れミックスによる販売が基本的なエブリデイセイムロープライスシステムの基本的考え方と思います。

ですから、こんなに安くて儲かるの?が実現できます。
ちなみに生鮮のディスカウントはマグネット的役割なので常に大赤字ですけどね……
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