心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

緊張しない生き方、制約をうけない方法

2017年09月11日 | 精神科看護
多くの人は、日々緊張感と戦ってます。
❶ミスをすると、仕事がなくなるのでないか?
❷この上司は揚げ足ばかりとってくるから、言葉に気をつけないと。
❸この人とは考え方が合わないから何を話して良いかわからない

これらの理由などがあると思います。

私達は常日頃から

Aさんの前
Bさんの前
自分一人

というシチュエーションなどで

考え方や立ち振る舞いを
意図的に変えています。
そして、どれが本当の自分なのか?どうかわからなくなります。

切り替えなければならないため、イレギュラーが発生するととてもストレスフルになりますよね?

実はどれも正解がありません。
どれも、虚飾の自分なのです。

心理学を学ぶと、『自己一致』という言葉を学びます。

自己一致とは、何かというと、
自分の価値観を知り
その価値観を軸にぶれない考え、対応をする方法ではないかと思います。
無理に相手の価値観に合わせない
自分は自分というスタンスです。
これは、認知行動療法で良く使われる手法です。
『目の前から歩いてくる異性がこちらを見てクスリと笑いました。
あなたはどう感じた??』

この質問に答えはありません。
しかし、感じ方が全員違います。

❶俺、私に気があるのかな?
❷馬鹿にされて笑われてる?服装がダサいのかな?
❸あの笑顔、何か良いことあったのかな?

という3分類で考えます。

❶❷は浮き沈みのある思考癖があります。
❸は、ストレスがない思考癖です。

認知行動療法は物事の捉え方を教えてもらう学習で、癖を直すトレーニングです。
リフレーミングという考えです。

実際、認知行動療法だけでは、癖は直らないのですが、考え方としては、良いトレーニングです。

はっきり言いますが、人間の価値観に絶対はなく、コロコロと移ろいやすいです。
ですから、人間の価値観に合わせて生きるだけでは、苦しみからは抜けられません。
ですから、認知行動療法は途中までは良いのですが、結局は苦しみから抜けられません。

絶対的基準がこの世にあるとすれば、それはこの地球を作った方としか言いようがありません。

私達は、この世の誤った価値観に染まりきってます。

産まれれば、両親から、兄弟から、友達から、学校の先生から…。
誤った、偏った価値観の中で生活し、成長していきます。
みんな、言うことが違う、十人十色の考え方。
そうすると、人間は、楽発想の道、正しさよりも、目の前の快楽のみを追求し始めます。
そして、メディアを通して

贅沢三昧
高級車を乗り回し
豪邸に住み

セックス

に明け暮れる人が幸せなのだ
と洗脳されます。
これらは全て虚飾であり、一時的に欲望を満たすだけで、際限がありません。
そして、金が必要となります。
その金を手に入れるために、犯罪や罪を平気で犯し始めるのです。

しかし、私達一人一人に生きるだけの価値観があります。
それは、70億分の1のあなたでも、等しく価値があります。
能力や見た目、学歴や年収、社会的地位に関係なく、心の中を見られているのです。

どれだけ、事業で成功し、慈善事業にがんばっていても、ボランティアをして恵まれない人に施していても、、、
心の中に一滴の汚れがあれば、それは生活保護で生きている貧困者と同じであるのです。
この世で富や名誉を得るために、不正や犯罪、そして心の罪を行う。
それが、この世のまっとうな価値観です。

ですが、この世の常識に沿って生きても救われません。
最期は破滅しかありませんし、救いがないのです。
つまり、そこに真理がないからです。
本来学問、哲学は人間を幸せにするための物であったはずなのですが、この世の学問や哲学は人間の人生をより複雑化させ、混乱させるだけのものです。


私達が頼って、依存している権威は誤っています。
正しく生きるより、安楽に上手く、要領良く生きることだけを考えていては、目先の利益、損得だけで判断して生きる人生になります。

緊張感が強い人は、玉虫色に変わる人間の顔色に合わせようとしているため、常に人間を目の前にすると、即座に対応しなければならないと思い込み、常に緊張感の糸を張り巡らされて生きているのです。

対策は
平素から、正しく生きることを心掛けることです。
そして、常に愛と真理を求め続けることです。
人が見ていないから、自分よりも所得が低い位が低いからと、安易に構えていると、自分より立場が高い人を目の前にして、その振り幅で緊張感が生み出され激しいストレスや緊張の渦に飲み込まれるのです。

平素が出る

正しく生きることにより、思考がシンプルになり、本当の意味での自己一致となり、豊かな人生が歩めるでしょう。
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