古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

魏志倭人伝から考える 邪馬台国の比定地

2017-02-05 18:12:17 | 歴史
前回の投稿、魏志倭人伝から考える 伊都国、奴国、不弥国の比定地
をベースに、いよいよ 邪馬台国に迫ってみます。

ここまでの行程を整理します。
・帯方郡から伊都国、奴国、不弥国まで、水行10、陸行 5~7日を有しています。
・帯方郡から女王国にいたるのに一万二千余里
・南(行)して、邪馬台国まで水行十日、陸行一月
・倭国は、周囲の島々を合わせて周旋するこ と五千余里余
とあります。
倭国は、30国があり、全ての国(30国)を見て回るには50日かかるという事です。

狗邪韓国、対馬国、一支国、末盧国、伊都国、奴国、不弥国まで10日かかっています。
残りの23国を40日で回れる事になります。
博多湾からは、久留米、鳥栖、吉野ケ里など有明海側へ
更に、武雄、有田へ
※ひょっとしたら、蘇奴国(さがなこく)が長崎なら五島列島など含み)
唐津へ戻る。
やはり九州北部が倭国の領域であるとしか思えません。
その範囲の中に 邪馬台国があります。

・邪馬台国まで水行十日、陸行一月です。
・帯方郡から女王国にいたるのに一万二千余里
一月は、中国の陰暦ですので29日でしょう。
既に、末盧国まで水行10日かかっていて、一万理あります。

つまり、邪馬台国は、
末盧国から29日(二千里ほど)
伊都国から24日(1500里ほど)
不弥国から22日(1300里ほど)かかる。いずれかになります。
仮に唐津=>今宿までが、30km程で5日(500里)だとすれば
末盧国から東へ29日(二千里ほど)は、門司、下関を超えるでしょう。
 門司から大分へ進めば豊前市、宇佐市になります。
 唐津から南へ山道、多久市をこえたとすれば、佐賀から熊本辺りまで行けるでしょう。
伊都国から24日(1500里ほど)南東へ山道に入れば
 馬見山、英彦山の霊山があります。
南へ平地を進めば
 基山、小郡、久留米には八女古墳群、岩戸山古墳など、東なら朝倉市、日田市
 更に南なら大牟田、熊本市
 西に戻れば、佐賀、武雄に向かいます。


更に、魏志倭人伝では
 (卑弥呼が)王となっていらい、見たものはすくない。婢千人をもって、自(身)にはべらしている。
 ただ男子がひとりあって、(卑弥呼に)飲食を給し、辞をつたえ、居拠に出入りしている。
 宮室・楼観(たかどの)、城柵、おごそかに設け、つねに人がいて、兵(器)をもち、守衛している。
つまり、周囲を柵で囲い、中に高い建物が幾つもあり、千人の女性らと共に卑弥呼が生活している。
周囲は、兵隊が警護している国です。
イメージとしては、吉野ケ里遺跡の環濠集落です。
気になる所が食糧問題です。
穀物、山の実などは、保存が効くので遠くの国からでも貢物が可能です。
肉も羊や猪などを生きたまま貢ぐことが出来ます。
問題は、水と魚介類です。
1000人の女性がいますので、洗濯にも水を使ったでしょう。
近くに川がある事は必須条件です。


さて、もう一度、魏志倭人伝にもどると
対海国 千戸余
一大国 三千許
末盧国 四千余戸
伊都国 千余戸 ?
奴国  二万余戸
不弥国 千余戸
投馬国 五万余戸
邪馬台国 七万戸 です。これも大げさすぎます。
古代に人口の推移をみれば、
邪馬台国の時代で全国で60万人~100万人
九州に集中していたと云えでも倭国だけでは、10~2万人でも大袈裟ですね。
一戸 4人暮らしなら7万戸は28万人です。
吉野ケ里が全盛期(卑弥呼の時代)に環濠内部1200人、周囲も含めて5~6000人です。
伊都国 千余戸、不弥国 千余戸 は、ちょうど吉野ケ里の規模となります。

奴国  二万余戸、投馬国 五万余戸、邪馬台国 七万戸 は、一番大きい(権力がある)国の順番程度でしょう。
博多湾側の 奴国 VS 有明海側の邪馬台国 のイメージが頭から離れないのですが。
但し、卑弥呼の宮殿は、1000人が暮らせる環濠集落で、食料などは貢物で済みます。
しかし、吉野ケ里は男性も生活しています。
卑弥呼の宮殿(都)は、もう少し小ぶりの環濠で槍などは配置してない集落が
広い邪馬台国の領土にあるだけではないでしょうか。
筑紫川、矢部川、菊池川上流が濃厚ではないでしょうか。
邪馬台国は、有明海側の広い領土の事で、その中にポツンと卑弥呼の宮殿があります。
すぐ南には、敵対国 狗奴国の男王卑弥弓呼がいます。


絞り込めずに申し訳ありません。
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