古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

紀伊半島(吉野熊野)と愛知(伊勢)の徐福伝説

2016-10-15 17:19:59 | 歴史
徐福の伝説は、徐福の伝説は
1、佐賀、福岡、京都(丹波半島)の日本海沿岸と
2、鹿児島、宮崎、高知、紀伊半島、愛知、富士と云った太平洋湾岸に分かれます。
今回は
紀伊半島(和歌山、三重)の徐福伝説 と
知の徐福伝説です。


吉野熊野と云えば
熊野本宮大社,熊野速玉大社,熊野那智大社の熊野三山
熊野三山には日本にいる神々が祀られています。
そして、大社です。出雲と同様にヤマト王権に大変協力的だったはずです。
神武東征の際に上陸した時も紀伊半島から熊野道を通じて奈良の地に到着します。

愛知と云えば、伊勢神宮と共に熱田神宮があります。
ご神体は、八岐大蛇の尻尾から出てきた草薙神剣(草薙剣)
熱田神宮境内地の北方に清水社があります。祭神はイザナギ神・イザナミ神の御子のミズハノメ神で,水を司る神です。
こちらは神宮扱いです。アマテラスの親となるイザナギ神・イザナミ神が祀られているので当然ですね。
この辺りも徐福の上陸の伝説があります。
古代から紀伊半島~名古屋の地域は栄えていたと思われます。

伊勢・東海から見える山と云えば台高山脈(西側で日が沈む方向)です。
・先祖崇拝は、死人が蘇る事を恐怖、日が沈む山の反対側にお墓を造る。
・神は高い所(台高山脈)に住んでいると信仰
纒向遺跡の地は、伊勢の地から信仰と先祖を葬るお墓の土地として活用される。
交易のための生産物が無くても信仰の形で、他の豪族から貢物として色々な文化と土器が注がれます。

ヤマト朝廷が全国統一後は、立場が逆転
伊勢、名古屋が伊勢神宮(アマテラス)、猿田彦神社、熱田神宮(イザナギ、イザナミ)を
祀る土地になります。

九州との関係は、筑紫碧井の乱、三韓征伐と争い事しか関係が見つからない。
近畿を中心に、西側と東側では、かなり付き合いの方法が違った様です。
九州北部は朝鮮半島、中国大陸の影響が大きかったですね。
鉄を入手することが出来ない事は、平和であったと云う事の様です。


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