草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「念力主義」のお花畑では日本の平和は維持できない!

2017年12月06日 | 安全保障

北朝鮮からのミサイル攻撃に備えて福岡市が避難訓練を実施したらば、早速「不安を煽るのは問題だ」と抗議するお花畑がいた。平和を口で唱えていれば、それだけで日本は平和であり続けられる。そう信じている人たちが未だにいるのである▼日本人特有の確「念力主義」が背景にあるのを指摘したのは小室直樹であった。「戦争はいやだというだけで戦争がなくなるのであれば、何千年も前に戦争がなくなっていいはずだ。戦争が嫌だというのは、昔から当然のことだったからである。しかし、戦争はなくならないし、その脅威はますますエスカレートしていく。念力主義、言霊信仰は無力であるばかりか、有害ですらある」(『ソビエト帝国の崩壊』)▼小室は「現実と願望の混同」が「念力主義」の特徴であるとし、それが政治の世界に持ち込まれる危険性を見抜いていたのである。北朝鮮の軍事的な脅威にしても、10年以上も前から危惧されていたのである▼何もせずに放置してきた結果が、このざまなのである。現実を直視する勇気があれば、ここまで追いつめられることにはならなかったはずだ。戦後の日本の言論空間では、戦争の脅威を主張するだけで「右翼」のレッテルを貼られ、戦争の研究をすることもタブー視されてきたのである。「念力主義」から脱却することなしには平和が維持できないことを、日本人は肝に銘じるべきなのである。


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