草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

朝鮮有事が迫っているのに緊張感が乏しい国会を嗤う!

2017年11月21日 | 政局

トランプ大統領は昨日、北朝鮮をテロ支援国家に再指定した。未だに危機は去ってはいないのである。昨日あたりの国会の代表質問を聞いていると、そんなことはどこ吹く風である。このままの平和が続くと思っているのは、とんでもない思い違いである。アメリカと北朝鮮はいつ戦争になっても不思議ではないのであり、日本も無関係ではいられないのである▼今年8月には日本の自衛隊機とアメリカ空軍のB52が日本海上空で共同訓練を行ったことが明らかになった。B52は核兵器を搭載できる空の要塞である。ICBMが開発されることをアメリカは恐れており、それ以前に軍事行動に出る可能性が高まっている。それが今年中なのか、それとも来年かだけなのである▼韓国には約5万人の邦人がいるが、朝鮮半島有事の場合の救出に自衛隊が出動することは困難である。韓国政府がそれを認めないからである。北朝鮮のミサイルに備えて日本海に展開する海上自衛隊のイージス艦の乗組員や、スクランブルで神経が休まることがない航空自衛隊のパイロットはもはや限界に近い。そうしたなかで召集された国会にもかかわらず、与野党とも緊張感が乏しいように思えてならない。安全保障は最悪の事態を想定しておかなくてはならない。未曽有の危機であることを与野党とも共有し、私たちに何ができるかを真剣に議論すべきなのである。


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