日本共産党は自分たちのイデオロギーを優先させており、未だに「社会主義国家は平和勢力」との見方から抜け出せないでいる。志位和夫委員長などは「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と公言している▼それは共産党ばかりではなく、民進党も一緒である。加計学園の追及ばかりに終始しているのは、中共や北朝鮮の軍事的な脅威を切実な問題として理解していないからだろう。国会の閉会中審査で議論すべきは、北朝鮮の核ミサイルや中共の尖閣諸島周辺での領海侵犯であるにもかかわらず、それにはまったく触れないのは異常である▼カール・ポッパーが指摘するように「反証可能性」がない仮説は宗教であり、科学とは無縁な代物なのである。中共や北朝鮮がこの世の楽園であるわけはなく、仰々しいプロパガンダは完膚なきまでに反証されつくしている。共産主義のイデオロギーは根本から否定されたのである▼それでも共産党を名乗る政治勢力があるのは、古臭い信仰から抜け出せないからだろう。あくまでも信じるか信じないかのレベルでしかないのだ。日本が国家として何をなすべきかは明らかである。日米同盟を強化して北朝鮮への圧力を強めるとともに、国民の命を守るためにはあらゆる手段を講じなくてはならない。時代遅れの共産党の言いなりになってはならないのである。
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