草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ズボラなアメリカタダ乗りや中共への甘い幻想が許されない時代に!

2016年09月19日 | 思想家

福田恆存は日本がズボラであるのを危惧していた。日米安保条約でアメリカにタダ乗りしているくせに、平和憲法のおかげと思っている国民が未だにいる。それが今後通用しなくなるのである。大統領が誰になっても、アメリカは応分の負担を要求してくるに違いない。福田は日本国民の軽佻浮薄を批判したが、やはり日本は予想した通りになりつつある。日中関係にしても、田中角栄や大平正芳らが最終的には周恩来にしてやられた、との見方をしていた。世の中の友好ムードに水を差したのだった▼高坂正尭との対談「條約が破られるとき」(『諸君!』昭和47年12月號)で、日本が譲歩し過ぎたことを問題にしたのである。「ぼくは、周恩來は現存の政治家の中で世界最高の政治家だと認めてゐるんです。さういう人と交渉して、相手の損になり、こつちの得になる結果を得て歸つて來たとすれば、田中・大平は世界最高の政治家だといふことになる。しかし、さうは考へられない、過去の業績からみてね。さうなると、共同聲明の内容は實質的に中共が得になるやうにできてゐるといふことになる。これがぼくの三段論法ですがね」▼そして、福田は中共を友好国として認めたことで、中共と組む野党の「反體体制運動」がやりやすくなることも予言した。「政府のお墨つきがありますからね」とまで言っていたのである。このままでは日本は中共にしてやられてしまう。もはや私たちは外交や安全保障でズボラであることは許されないのである。

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