草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

大東亜戦争でどの国も真に勝利を得たものはなかった!

2016年08月14日 | 歴史

大東亜戦争の勝利者はアメリカなどの連合国であったが、本当にそうだったのだろうか。日本を徹底的に破壊することで溜飲を下げただけではなかったか。平泉澄は『物語日本史』において「どの国も真の勝利を得たものはなく、真の幸福はどこにもなかったといってよいだろう」と書いている。その理由として支那大陸が中国共産党に支配されるようになったことや、ソ連の軍事的拡張にアメリカが手を貸した点を指摘した▼アメリカが操った蒋介石の国民党は、日本が降伏したわずか4年で支那大陸を追われることとなり、台湾に逃込んだのだった。アジアにおける日本の軍事的な力を一掃したために、直接アメリカは共産主義の勢力と戦う羽目になった。朝鮮戦争で5万人、ベトナム戦争で5万7千人が戦死したのである。それに対して日本は、敗れたとはいえ、戦争の目的であった東亜の解放が実現された。インド、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、バングラデッシュなどの独立は、平泉も力説しているように、大東亜戦争なくしては考えられない。アジアにとどまらず、アフリカでも次々とヨーロッパの植民地が独立を達成するきっかけともなった▼明日は我が国にとって71回目の終戦記念日である。ビスマルクの言葉に「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というのがある。日本とアメリカとの同盟関係の強化がお互いのプラスになることを歴史は教えてくれており、かつての過ちを繰り返すべきではないだろう。

 

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