草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自由を奪い人々を畜群と化すのが全体主義だ!

2016年11月08日 | 思想家

民主主義は破滅に向かっているような気がしてならない。何を自分たちができるかではなく、何をしてもらうかにばかり関心が集まっている。もはや他人頼みになっている。ナチズムやスターリニズムにしても、一方的な暴力に人々が屈したのではない。それを待望したからこそ、彼らは権力奪取に成功したのである▼ドストエフスキーの『地下生活者の手記』では、ノーマルな「直情径行な活動」の人間と、どこまでも限りなく問い続けていく人間の、二通りに分類している。西谷啓治の『ロシアの虚無主義』では、そのことが論じられている。現代人の多くは前者が大部分である。鈍感で浅薄であるからこそ「手近な大二義的な原因を根本的な原因と取違える」のだ。あくまでも抵抗するのは、一握りの地下の住人なのである▼民主主義の最終ゴールにおいては、全体主義の価値観に支配されて、人々を平均化して温順な畜群と化すのである。ドストエフスキーが述べているような「水晶宮」の世界では、人間は科学と理性に教導され、自由意志は存在せず、人間は「ピアノの鍵盤」になる。いうまでもなく自由の剥奪は、人間の死を意味する。それは地下の住人のニヒリズムに染まることではない。私たちは自由のかけがえなさを確認すればいいのであり、全体主義国家中共の脅威に身構えるべきなのである。

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