草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

平和ボケでは北朝鮮の核ミサイルに対抗できない!

2017年08月10日 | 安全保障

国家の最優先事項とは、国民の生命と財産を守ることである。北朝鮮が核の小型化に成功したということが事実であるなら、ICBMではなくても、核搭載のスカッドやノドンでいつでも日本を攻撃できるのである。日本の対ミサイル防衛網も、多数の弾道ミサイルが発射された場合には、対処できないことが明らかになっている。北朝鮮がICBMを実戦配備することは時間の問題である。そうなればアメリカは日本をかまっていられなくなる。日本が自力で国民の生命と財産を守るしかないのである▼「汝殺すなかれ」というのは、人間にとっての普遍的な律法である。しかし、国際政治のレベルでは、それはまったく通用しない。戦争は国際紛争を解決する最終的な手段として現在も有効である。だからこそ、各国とも軍備の増強に余念がないのである。70年以上も平和ボケでいられた日本は、今二つの選択肢がある。これまで同様に憲法9条にこだわって、危機の現実と向き合わないでいるか、それとも危機に対処するために、防衛力を整備するかである。常識的には後者の選択しかないだろう▼アメリカの核の傘に守られてきた日本は、内向きになって、困難な決定を回避して「平和」を叫んでいればよかった。もはやそれは許されず、日本人が生き残るために何をすべきか、私たち日本人が真剣に考えるべきときなのである。


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