草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

欺瞞的なマスコミの尻馬に乗る団塊の世代を嗤う!

2017年11月03日 | 思想家

マスコミがいい加減なこともあって、言葉への信頼が揺らいでいる。相も変わらず「モリカケ」で騒いでいるからだ。言い分たるや「国民は納得していないのではないでしょうか」「議論がつくされていない」の印象操作のレベルなのである。そこまで体たらくなのは、それこそ高橋和巳ではないが、「自己批判」が徹底していないからだろう▼マスコミの尻馬に乗って安倍総理をこきおろす団塊の世代は、なぜあのときに学園紛争が盛り上がったかを、胸に手を当てて考えてみるべきだろう。高橋は『人間にとって』で「表現者の表現がある欺瞞の上に成立していたということが、ほんのわずかなきっかけから始まった学園闘争によって暴露されていったということが、学園闘争の一つの意味だ」と述べていたのではなかったか。反権力的な立場の大学教授たちが、国から金をもらっていたことについて、学生たちは徹底的に問題にしてつるし上げたのだ▼今のマスコミも戦後の言論空間によって守られてきた特権階級である。ろくな記事を書かなくても、高給をもらって生活に困らないのである。それをどうして糾弾しないのだろう。私たちが三島由紀夫の死に衝撃を受けたのは、自らの言葉に責任をもつ潔さではないなかったか。かつての全共闘活動家であれば、マスコミに同調するのは言語道断である。あのときの根源的な問いかけの深い意味を理解できないのだから。


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