草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ネグリの「構成的権力」を踏まえ改憲を主張するのが真の左翼だ!

2017年07月17日 | 思想家

日本の左翼がサヨクやパヨクと呼ばれるのは、守旧派に属するからだろう。未来に向かって、積極的に状況を切り拓こうとする勇気がないのである。現在の憲法についても、神聖にして犯すべからざるものと位置づけている。安倍首相の憲法改正に反対するのは、現状の変更を拒否するからである▼世界の左翼的潮流とはまったく異なるのが今の日本の左翼なのである。アントニオ・ネグリの『構成的権力―近代のオルタナティブ』(杉村昌昭、斉藤悦則訳)では、憲法制定権力としての「革命」に関して、彼独自の「構成的権力」という言葉で表現している。「法学からみて構成的権力とはいったい何であろうか。それは憲法の規範を産出する源泉であり、また憲法をつくる権力、したがって国家の権力を組織する根本的規範を支持する権力である。いいかえるなら、それは新しい法的秩序を樹立し、それによって新しい共同体の内部における法的諸関係を取り仕切る権力である」▼ネグリの思想の根本には「運動はつねにみずからを乗り越えなければならない」がある。立憲主義とかいうような寝惚けた議論には与しないのである。現在の憲法を盾にすることは、まさしく既存の制度にこだわることでしかなく、スターリン主義の流れをくむ左翼全体主義者なのである。今こそ日本の左翼の側から改憲論議が出てくるべきであり、それを打ち出せなければ、時代に取り残されるだけなのである。



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