草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

上から目線で貧困女子高校生のやらせ番組を流すNHKを嗤う!

2016年08月19日 | マスコミ評

今の日本でも貧困にあえいでいる人はいると思う。そうした環境でも歯を食いしばって生きているのである。貧しい家庭の子供たちも必死になって耐えているのだ。年収一千数百万ももらっているNHKの人間が、上から目線で女子高校生の貧困を取り上げるからややっこしくなるのである▼去る18日にNHKが放送した番組に登場した女子高校生がネットで話題になっている。貧困のせいでパソコンが買ってもらえず、キーボードだけで練習したというエピソードを流したら、部屋に高級なペンセットがあったりで、贅沢三昧をしていることがネットによって暴露された▼NHKはお涙頂戴の番組をつくれば評価されると考えているのだろう。自分たちの周辺に実際に困っている人がいないから、無理をしてやらせ番組を流したのだろう。普通の勤労者が必死に働いても、年収6百万程度が精一杯である。地方になればなるほどその数字は少なくなる。NHKは勝ち組のくせに負け組に同情する振りをするのは迷惑な話である。シモーヌ・ヴェイユであれば、自分の給料の大部分を貧しい人たちに寄付するはずだ▼親の庇護のもとで育った人間よりは、どん底を経験した方が最後は強いのである。名誉とか地位とか学歴では、逆境に打ち克つことはことはできないのである。貧乏人のことは貧乏人しかわからない。雑草のごとく生きていくのだから、口先だけで身銭を切らない勝ち組に同情してもらわなくても結構なのである。

 

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米国が核の傘を提供しないのなら日本は重大な決断をすべきだ!

2016年08月19日 | 安全保障

中共や北朝鮮の核の暴発を阻止するためにも、米国はここで譲歩すべきではないだろう。オバマ政権が核兵器の先制不使用を宣言すれば、日本の安全保障の根幹である核の傘が機能しなくなる危険性があるからだ。中共や北朝鮮の動きを米国は絶えず監視しており、緊急事態を予測することはできるはずだ▼広島や長崎に続いてまたもや日本が核攻撃されるようなことになれば、何のための日米安保条約なのだろう。米国が日本のことを考えているのであれば、その期待を裏切るべきではないだろう。核を搭載した一発の弾道ミサイルで東京などは壊滅的な打撃を受ける。それを阻止するためには米国の核の傘が日本には必要なのである▼明らかに米国は東アジアから徐々に手を引こうとしている。日本が本当の意味での自主独立国家であれば、自国の安全保障に関して他国から干渉されるいわれはない。戦後71年にわたって良好な日米関係が続いてきた。米国が考えるべきは、日本を信じられるかどうかだ。核の傘を提供できないのであれば、日本が最小限の核兵器を所有することを容認すべきだ。そうすれば米国の負担は軽減し、世界の警察官の役割はかなり減ることになる。このままでは日本は中共や北朝鮮の核の恫喝に屈するしかなくなる▼米国はそれでいいのだろうか。日米は世界の平和のためにも結束すべきであり、お互いを信頼すべきなのである。日本はかつてない危機に直面している。座して死を待つわけにはいかないのである。

 

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