ISO:2015年規格の理解(8) 序文(2) 2017.06.24
QMS 2015年版の3つの禁止事項
QMS規格には記述されているが,EMSにはこの様な記述は無い。
しかし,両規格共に親規格(MSS)をベースにしているため,同様の範疇にある。
MSS ⇒ QMS,EMS ⇒ 品質マニュアル,環境マニュアル
親 子 孫
QMS 序文 0.1 一般
規格は,次の事項の必要性を示すことを意図したものではない。好ましくないがダメとは言っていない。
1.「様々な品質マネジメントシステムの構造を画一化する。」こと。
⇒全ての組織のMSは夫々の特色でQMSの仕組みは画一にはならない。
2.「文書類をこの規格の箇条の構造と一致させる。」こと。
⇒規格項番順でマニュアル等を構成している。自らのプロセスで構成すると,規格項番通りにはならない。
3.「この規格の特定の用語を組織内で使用する。」こと。
⇒経営者のコミットメント,リリース,トップマネジメント:2008版
⇒夫々の社内言語で良い。規格の意図が表されていればそれで良い。
(つづく)
QMS 2015年版の3つの禁止事項
QMS規格には記述されているが,EMSにはこの様な記述は無い。
しかし,両規格共に親規格(MSS)をベースにしているため,同様の範疇にある。
MSS ⇒ QMS,EMS ⇒ 品質マニュアル,環境マニュアル
親 子 孫
QMS 序文 0.1 一般
規格は,次の事項の必要性を示すことを意図したものではない。好ましくないがダメとは言っていない。
1.「様々な品質マネジメントシステムの構造を画一化する。」こと。
⇒全ての組織のMSは夫々の特色でQMSの仕組みは画一にはならない。
2.「文書類をこの規格の箇条の構造と一致させる。」こと。
⇒規格項番順でマニュアル等を構成している。自らのプロセスで構成すると,規格項番通りにはならない。
3.「この規格の特定の用語を組織内で使用する。」こと。
⇒経営者のコミットメント,リリース,トップマネジメント:2008版
⇒夫々の社内言語で良い。規格の意図が表されていればそれで良い。
(つづく)