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URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
日本のウェブが中国に抜かれる日
2008-04-30
/
IT
中国のインターネット人口は
世界一
になったが、そのうち質でも日本を抜くだろう。ソフトバンクが資本参加した
オークパシフィック
のSNS「校内網」は、ご覧のとおりFacebookのクローンである。プロフィールも実名・写真入りで公開するのが原則。会員はすでに2200万人と、mixiを抜いた。
中国語だけなので広がりは限られ、当局の検閲があるので内容にも制約があり、(おそらく検閲サーバを通るため)アクセスが非常に遅い。しかし言論統制のきびしい中国でさえ、実名でネットワークが構築されているのは注目すべき現象だ。
ASCII.jp
にも書いたように、今後Web3.0ともいうべき真のセマンティック・ウェブができるとすれば、それはグーグルのような
ページのリンク
からFacebookのような
人のリンク
になると予想されるからだ。
Facebookでは"FREE TIBET"というグループが95000人のメンバーを集め、多くの中国人が実名で参加している。たぶん海外在住者だろうが、帰国後に迫害を受ける可能性は高い。それなのに、何の危険もない日本のブログは「バカ」だの「死ね」だのという匿名の悪口で埋まっている。先日あるグーグル関係者が「日本のウェブサイトのS/N比は先進国で最悪だ。特に新しくできるブログの4割がグーグルのSEOをねらったスパムブログだから、抜本的な対策を講じないと、グーグルもゴミに埋もれてしまう」と憂慮していた。
実社会でも、重要な情報は人脈をたどって得られる固有名詞つきの情報だ。「あの人のいうことは聞いておこう」というように、意味は人に付随しているので、セマンティック・ウェブは人間のネットワークになるだろう。そのとき匿名で他人の悪口をいうだけの日本のブログは、数は世界一かもしれないが、質は中国より低い。日本のウェブをだめにするのは、ネット規制のような外敵ではなく、こうした内なる敵である。
追記:日本にもFacebook型のSNSができている。
SBI Business
は実名ベースで人脈をつくるネットワークだ。
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コメント
Unknown
(
)
2008-04-30 11:49:11
西村博之やはてなの運営陣が屁理屈こねて日本のネットを潰している間に海外は良質コンテンツを量産し続けるんでしょうね。
団塊世代=匿名世代
(
tanaka
)
2008-04-30 12:24:23
内なる敵のおおもとは団塊世代です。かれらの責任が大きい。個人の自立や義務や責任といった社会倫理の基本を破壊し、権利意識だけの教育と芸能バカだけのマスコミを彼らは創造しましたが、結果的にかれらによって匿名社会と個人情報保護法が生まれたわけです。官僚機構が肥大化していったのもそうでしょう。イジメも元をただせば全共闘の内ゲバに似ています。
彼らは次世代に何の責任もとらず黙って死ぬまで年金を受け取るつもりなのでしょうか?
Unknown
(
風雲
)
2008-04-30 12:44:08
池田さんの言う「質」の定義がよく分からないのですが、民主主義国家実現の要求や人権蹂躙反対の声も挙げられないネット空間が質が高いとは私には思えません。
ただ実名で発信している人が多い事が質が高いと定義されているなら、そう言うお考えなんですねとしか言いようがありませんが。
国に迎合するような意見しか書けないのであれば、むしろ実名の方が都合が良いでしょう。
Unknown
(
ゆきち
)
2008-04-30 13:38:17
概ね同意なんですが、「匿名での悪口が多い」ことと、「新規ブログの多くがスパムである」ことは、必ずしも同じ現象では同一に並ぶ事象ではないのではないでしょうか。
国を超える
(
tanaka
)
2008-04-30 14:24:54
>Unknown (風雲)
中国は人口が多いのですぐに2000万人が5000万人に1億になるでしょう。そうしたらその実名のネットコミュニティというものがどれだけ強力なものか、2ちゃんねると白痴マスコミしか知らない今の日本人には想像できないでしょうが、政府の力を超えてしまうのではないですか?
中国の実名について
(
Unknown
)
2008-04-30 14:43:21
>しかし言論統制のきびしい中国でさえ、実名でネットワークが構築されているのは注目すべき現象だ。
というよりは、言論統制の厳しい中国だから国内サーバーは、匿名が許されないということではないのかなと想像しますが、実体はどういうものなのでしょうね。
また海外在住者と思われる方が実名なのも、中国国内でないから・・・危険が及ぶ可能性が低いからではないでしょうか?全世界に広がる華僑勢力は、中国本土から離れた異国の地で、すでに何十年以上にも渡り、すでに独立生計をしている訳です。だから実名も十分あり得ると思います。
Unknown
(
小倉秀夫
)
2008-04-30 15:14:59
どちらかというと,実名ブロガーが国に迎合しない発言をすると,匿名さんたちがうじゃうじゃと寄ってきて個人攻撃を含む品位を欠くコメントを多数投稿し続けることの方が多いのではないかという気がします。
Unknown
(
風雲
)
2008-04-30 15:33:40
>tanaka氏
>政府の力を超えてしまうのではないですか?
超えようがないと思います。
何故なら、そのネットコミュニティは政府がコントロールしているからです。
反政府的な書き込みは、表に出る事が無く、書き込んだ者は、実名が仇になり、警察に連行されるのがオチです。
実名であるがゆえ、中共に迎合的な言説が溢れ、それは危険なナショナリズムへ変換する可能性が高いでしょう。(現に中国のネットでは、排外的な書き込みが熱狂的に行われています)
2ちゃんねるで反政府的な書き込みをする事にリスクが伴わない我々は幸せでしょう、中国に比べれば。
yuo tube
(
kikiextra
)
2008-04-30 16:38:05
最近 YOU TUBE を利用することが多いが、コメント欄のハンドルネームは 実名とは思えない名前が多いように見受けます。実際の統計はいかがなものでしょうか?
ポストヒューマニズム
(
kikiextra
)
2008-04-30 16:54:19
近代の人格概念や人権概念は西洋の人間中心主義を基盤に発展してきた。その人間中心主義を否定し、新たな世紀を迎えつつつある現代において、実名=一人格 に固執する根拠は希薄である。
アジア的エートスの名の下に、近代個人主義を始めとする人間中心主義的な西洋の思想を乗り越える試みが緒につきつつあるこの時代に、西洋の人格概念の不見識な模倣は、慎まれるべきである。
人格概念や知的所有権を揺さぶる、実験場としての中国は、決して美しくは輝いておらず、むしろ嫌悪すべき様相を、呈しているが、数千年の思想の重層的な積み重ねは、このように泥にまみれながら、新しい思想世界を形成していくのではないか? この生みの苦しみのおぞましさを前にして、決してひるむことなく、前方を注視しよう。ウェブ世界が、大いなる寄与を果たすのは、間違いないだろうが、ウェブの自由性を守ることは、決していとってはならないだろう。
中国は最悪
(
就職氷河期っ子
)
2008-04-30 16:59:20
政府が介入している時点で、中国は最悪だと思います。日本の質の悪さも勿論問題ですが、だからといって政府の介入を許せばどうなる事やら・・・
私個人としては嫌なのですが、日記が公開されるような状態ではどうしようもありません。
それに学術的なこと以外には使用しないと言うものこれまた言論統制に繋がりかねないと思います。
匿名文化
(
ケイイチ
)
2008-04-30 17:05:40
はじめまして。平素より、池田先生のブログを拝見し、日頃から大人の事情について学ばせていただいております(同時に、品のあるブログの書き方についても学ばせていただいています)。
ネット社会における匿名文化は、もはや2ちゃんねるのみならず、日本人の(ネット利用者)大多数が共有しているものと考えております。苦々しい風潮ですが、日本人特有の横並び主義が根底にあるような気もしています。
自己アピールは横並び社会のマナーに反する → 匿名であるべき → マナー違反者は叩きのめされるべきである
そんな構図が見え隠れしています。日本のネット社会は高度に大衆化されており、実名化も日本人の気質に合わないかもしれません。凡人が凡庸であることの権利を声高に主張するのは、むろん個人の勝手とは思いますが・・・・・・読者としては、記事の内容を吟味する前に、筆者の質を吟味する機会がないと困ります。その立場から、難しいとは思いながらも、池田先生の実名化の主張には共感しております。
なるほど、納得
(
真島 親
)
2008-04-30 17:21:34
池田氏の、深い洞察には敬服します。確かに池田氏のブログを読めば、日本のブログの質の悪さについて十分理解できます。
質をお望みなら
(
juna
)
2008-04-30 18:24:54
> 西村博之やはてなの運営陣が屁理屈こねて日本のネットを潰している間に海外は良質コンテンツを量産し続けるんでしょうね。
2ちゃんねるやはてなは日本のネット人口の拡大に大いに寄与したと思いますが、
質の向上についてはまた別の誰かが取り組めば良いだけじゃないでしょうか?
中国のネット社会
(
tanaka
)
2008-04-30 18:28:51
>風雲さん
オフ会もあるし香港などでは政府に批判的な意見が実名でされています。中国は北朝鮮とは違うでしょう。
SNSとはいえ10万人の実名中国人がフリーチベットというグループを形成しているなんてはじめて知りましたがこれは凄いことです。彼らは英語のコミュニティも持っているでしょうしかなり国際的なはずです。
中国のネット社会がブレークスルーするのにそれほど時間はかからないのでは?
重要な情報
(
伊藤
)
2008-04-30 19:14:02
>>実社会でも、重要な情報は人脈をたどって得られる固有名詞つきの情報だ。
重要な情報が形成される過程において、匿名の無数の情報が関与しているのではないでしょうか?ほとんどは雑音だと思いますが、少なくとも、将来重要になる情報が現在重要である保証はありません。雑音からシグナルを見抜く目を持つ人が多くの雑音から将来重要になる情報を抽出できるのでしょう。 そういう目を持たない人が圧倒的に多い状態では、極論ですが、実名にしようが匿名にしようが余り変わらないと思います。
少なくとも自分自身にはそういう目はありません。だからここで見抜く目を学んでいるつもりです。
いつものイナゴです
(
田中健
)
2008-04-30 19:49:08
珍しく池田さんの意見に賛同しない書き込みが多くてちょっと面白いですね
他の方も言われますが、ネットの”質”というのが何を指しているのかですね
セマンティックウェブがいい例で、技術者サイドでは画期的で次世代のネット技術とされているようですが、ライトユーザに言わせれば”オタク向けの何か小難しい奴”程度でしかなく、ヤフーやグーグルがあれば十分と思うでしょう
需要が無いのに供給だけしても無意味で、この辺りの話は西村博之も同じ事を言っていたと思います
Unknown
(
風雲
)
2008-04-30 20:10:28
>tanakaさん
香港あたりでは、その成り立ちもあって報道などでも、政府に批判的な記事も多少有りますが、それも年々中共に阿る傾向が出てきました。中国内と同じようになるのは時間の問題でしょう。当然ネットでの発言も検閲が強化されて行くと考えるべきです。中国は北朝鮮よりも弾圧や検閲や工作員に金が掛けられるだけ、始末に悪い。しかも長期に渡る取組も厭わない。
むしろ、海外のサービスを使わなければ、フリーチベットも言えない中国人の現状を憂慮すべきです。海外にいて自由に情報にアクセス出来る中国人と情報を遮断されて暮らしている中国国内の中国人の条件の差も考慮せねばなりません。
中国ネット社会は、国が言論を統制する為の道具になるだけでしょう。(事実、対仏、対日の不買運動などを見ると、中共にとっては格好のナショナリズム養成学校になっているように見える)
実名は合理的な判断基準で
(
Unknown
)
2008-04-30 20:28:00
池田先生や良く登場する小倉弁護士先生は、Identityそのものが、お仕事の上での存在価値そのものなので、むしろ実名であることの方が、リスクはあるにせよ利得が大きいと思っております。尖がった部分が自己存在証明になるので、実名でブログを書かれているのは、とても合理的だと思います。
一般庶民の場合、実名による誹謗中傷にさらされるリスクはあっても、利得がありませんので、匿名もやむを得ないかと思います。
匿名の腰抜け
(
池田信夫
)
2008-04-30 21:53:36
TBでも指摘されているように、日本のウェブの匿名の多さは病的です。ジミー・ウェールズもグーグルの幹部も驚いている。しかも、それに関連する話になると、この記事のように匿名性が主題でもないのに、そこばかりに過剰反応してイナゴが騒ぐ。ストレスは発散したいが上司や先生に怒られるのは恐い腰抜けが、匿名という既得権が奪われそうになると大騒ぎする。いつまでも組織にぶら下がって自立できないくせに、他人に対しては異常に攻撃的になる。
そういう精神的幼児を「保育器」に入れて守ることで、はてななどはもうけるつもりだろうけど、硫化水素騒ぎも含めて、これから不良サイトに対する選別はきびしくなるから、「死ね」などというメッセージを放置するサイトに、まともなスポンサーはつかない。現に、誇大妄想のアメリカビジネスは失敗した。こういう迷惑サイトの取締役をやりながら、ウェブの明るい未来を語る梅田望夫氏のような食わせ者も、はてなと一緒に消えてほしいものです。
人前で意見を言う訓練がされていない日本人
(
佐藤秀
)
2008-04-30 22:24:11
>日本のウェブの匿名の多さは病的です。
ウェブに限らず、よく言われていることですけど、学校でも、会社の会議でも、自分の意見を言うということが憚られる文化がありますね。
本音を言えば角が立つ、出世に響くというカルチャーがある以上、ウェブだけ問題にしても事は片付かないでしょう。匿名が多いのにはそれなりの文化的土壌があるんでしょう。
Unknown
(
Unknown
)
2008-04-30 22:28:02
本記事はタイトルが匿名の話題でないだけで内容は匿名の話題のように思えますが。匿名では人のネットワークが築けないという結論なのですよね?
匿名か実名かというよりも中国はその政策上他国よりも早くそして厳しくインターネットを規制することになったわけですが、日本も含め世界はいずれインターネットを一定の規制をすることになるでしょう。かつて自動車が発明されたときに信号はおろか左側通行も右皮通行もなかったわけで、おおらかに自動車を製作しそこらを走り回ることができたわけですが、自動車というものがあまりに便利で社会的インフラに大きな影響を与えることがしっかりとわかったとき、これを厳格に規制する必要がでたわけです。この規制によって、道路というものが政府の主導で積極的に敷設され、ルール化されて、自動車はより効率的に道路を走ることができるようになり、規制のない頃に比べて、より多くの自動車が不都合なく道路を利用できるようになり、自動車の品質の規制により劣悪な品質の自動車はなくなり、交通事故をすばやく処理する救急体制や損害保険、交通裁判ができ、また高速道路のようなインフラも可能になったわけです。
インターネットもまた一部の人たちがあれやこれやとしているうちは匿名や実名といった質の低い議論で何年も無駄にしてしまうような状況があり普及の速度の限界がみえているわけです。もし中国がインターネットにおいて日本を抜くという真の意味は社会インフラに影響のある技術には政策と法律が必要であるという場面において、すばやく対処した中国政府による規制と保護政策によるものであって、実名の強制や匿名の是非などによる人のネットワークというレベルのことではないでしょう。
質の上下というよりも
(
Unknown
)
2008-04-30 22:49:50
単にメリットデメリットの問題ではないでしょうか。
犯罪を犯さない限り情報発信の際に実名で行うか匿名あるいはハンドルネームで行うかは個人の自由であって、それ以上でも以下でもないでしょう。名前の売れた人が実名で発信すれば信用度が増すでしょうし、そうでなければ発信内容が全てになります。
一方で犯罪行為に抵触する内容で情報を発信したものが居れば、やはり実名でも匿名でも容易に対照が特定できるのですから、何の問題もありません。
どちらもメリットデメリットがあるのだから、結果として匿名を利用した方がメリットが大きい一般の人間の方が、そうでない方よりも多いというだけの話に過ぎないと思われます。
あとは市場原理の問題で、結果として日本では匿名での情報発信が好まれているのであれば、それが日本の市場の選択であるだけの話ではないでしょうか。
なお、硫化水素ガスについては単なる化学情報なのですから、その規制にはなんら意味がありません。混ぜるな危険、程度の話であって、その程度の情報を逐一規制する方が遥かに危険、というだけの話でしょう。
いつものイナゴです
(
田中健
)
2008-04-30 22:55:25
時事問題についてあれこれ言うのが目的で
問題の解決そのものには興味が無いというスタンスなので
お題から外れるような根本的な指摘はいわゆるKYなのですね
有名税
(
fuji
)
2008-04-30 23:01:59
実名ブログにより利益を得ればそれから被る不利益もまた甘受しなければならないし、匿名ブログにより得るべき利益を放棄するならばそれによる負担もまた免れることができる、という考え方はダメなのでしょうか。海部氏のエントリ「有名税と有名益」(
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20080308/1205062773
)のような考え方で良いような気がするのですが。
匿名の利益
(
netes
)
2008-04-30 23:43:20
日本みたいに権威的で儒教的で横の繋がりを意識しすぎる社会では、むしろ匿名が望ましいと思います。
もしネットが現実と同じで非匿名だとしたら、然るべき地位の人間や特殊な立場にいる人間は、現実の肩書きを意識して、本音で語れなくなるじゃないですか。
そりゃあ学者や評論家のような自己主張することが仕事の人間からしてみれば、匿名での発言 = 無責任な発言という理解は御尤もなことだと思います。
ですが、自分の社会的地位を意識せずに語れる空間というのは、特に組織の意向を意識せざるを得ない人間にとっては、掛け替えのないものなんですよ。
そういうことを踏まえれば、匿名だからこそ可能な"質"の高い発言というのもあるんです。
池田先生が意図する"質"がどのようなものか私は知りませんけれども、仮にその"質"が低かったとしても、多くの人間が何らの気兼ねもなく自己主張できるのは、それこそ匿名ゆえのことでしょう。
確かに、匿名で他人を誹謗中傷するのは大変失礼なことです。また、SEOスパムも、"まともな"アフィリエイターからすれば非常に憎たらしい行為です。それは、私も実感しています。
しかし、そんなネット上での迷惑行為を匿名の"質"の問題に転嫁するのは、ちょっと行きすぎだと思います。現状の匿名性を維持したまま、どうやってそうした迷惑行為を取り締まるか、という方向性で考えていくべきなのではないでしょうか。
はてなと学者
(
カリタ
)
2008-05-01 00:37:36
はてなでblog書いてる学者ってけっこう多いと思うんですが、そういう学者は十把一絡げにバカなのでしょうか? また、レベルの高低と、普及する/しないは別次元の話なので、2ちゃんねるとかはてなをちゃんと「輸出」すればけっこう普及するかもしれないな、とか思うのですが、池田先生のご意見はいかがでしょうか。
Unknown
(
bob
)
2008-05-01 00:44:44
他に同じようなことを述べている方がいらっしゃいますが、「ネットに何を求めているか」「それにどれだけのコストを懸けられるか」というのがネックになっていると思います。
ネットを仕事に使う方は実名を使うことで得られる利益がコストを上回るでしょうが、ネットを主に仕事以外の用途で使う人は実名を使うことのコストを回収することが出来ないでしょう。
つまり日本のネットにおける匿名の多さは、仕事以外でネットを使う人の多さを表しており、それだけ日本のネットユーザーの裾野の広さを表しているとも考えられるのではないでしょうか?
実名より個の確立ができるかが問題
(
Unknown
)
2008-05-01 00:55:36
2ちゃんねるよりmixiの実名でいろいろ晒されるのをみると実名は明らかにマイナスですね。世間とのつきあい方ができない愚か者というのが「実名」の認識です。
思想および精神の自由と歌ってますが現実は違いすぎます。色がついてない人を選ぶのは企業です。学生時代市民運動をやっていたら人事は弾くでしょう。マルクスではないですが経済が下支えしないと唇寂しになります。唇寂しという言葉があること事態、匿名性に理があります。沈黙は金と言う言葉もあります。実名で出しても黙殺かチクリですから。デメリットが多すぎる。
夏目漱石以来、私(個人)があるという前提できましたが、実は日本人には無かったというだけです。近代にもなれなかったのが日本です。
その意味で明治以来変わっていないなあと思います。田舎は匿名性がないからきついそうです。
中国は政変があるとやられますから。文革を経験したひとの知恵が下の世代に伝わっていないのかもしれません。それでも反体制的言動も含めて実名でやるのはすごい国です。ダイナミックな歴史を持っている地域ですから。
実名という上質なネットワーク(SNS)と匿名の玉石混交で棲み分けるのではないでしょうか。
個の自立
(
池田信夫
)
2008-05-01 01:10:14
何人かの人からも出ているように、問題は実名か匿名かなんてことではなく、明治以来140年たっても、日本人がムラから自立できない田舎者だということです。
たとえば地デジ騒動だって、10年前に私が批判したときは、郵政省も業界も心配していたのに、だれも意見をいわなかった。90年代のでたらめな銀行行政に陰では文句をいいながら、御用学者はみんな役所の政策を追認してきた。
要するに、みんな言論よりも自分がかわいいから、役所や企業の暴走が止められないで、こういうことになったのです。匿名のイナゴが、こういう「卑しい日本人」のDNAを受け継いでいるのをみると、ぞっとします。
Unknown
(
小倉秀夫
)
2008-05-01 01:22:02
ネット上で自分が何者かを知られないようにするためには,自分が比較優位をもつ知識等や自分が特に知っている事実をネット上に投稿するべきではないということになりますから,匿名発言中心のネット社会は基本的に質が低くなります。
言論と匿名
(
駒場渉
)
2008-05-01 02:01:49
池田先生のブログ、いつも読ませていただいています。明晰な論理立てと率直な意見に、他のどんな文章にもない鋭さを感じています。
匿名に関しては、それが「状態」ではなく「行為」であると考えるべきだと思います。ある意見が匿名で出たとき、それが匿名であるしかるべき理由が察することができれば(内部告発のように)、その意見はそれなりに尊重できます。ただそういう理由がないのなら、僕たちはその人が自分の意見をわざわざ「匿名にして」発しているんだと考え、それだけ自信もない、言ったことに責任をとれと言われたら逃げるような、意見だと考えればいいと思います。
ちなみに個人的に思うのは、匿名ブログは論というよりはむしろ「気持ち」であるものが多いということです。真実を追究しているというより、「おれはこう感じる。」というところで止めて言い放つことで、ガス抜きしている。言論のマスターベーションのようになってしまっているブログが多いように感じます。
Unknown
(
bob
)
2008-05-01 02:12:32
確かにムラ社会の空気が問題なんでしょうね。「徳は孤ならず、必ず隣有り」であればいいのでしょうが、例え正論でも煙たいことを言う人は出る杭が打たれるようにして排除されてしまう現在の日本の空気に問題があるのだと思います。
上でネットで実名を使うことの利益とコストについて書きましたが、日本のネットは他国と比べて実名を使うことのコストが高いのかも知れません。そしてこのコストを上げているのがムラ社会的な空気なのでしょう。
これぞ村社会の特徴
(
X
)
2008-05-01 02:35:52
>実社会でも、重要な情報は人脈をたどって得られる固有名詞つきの情報だ。「あの人のいうことは聞いておこう」というように、意味は人に付随しているので、セマンティック・ウェブは人間のネットワークになるだろう。
おそらく池田先生は個が自立した状況下での自由な競争の結果として、個人が信頼を得て「意味は人に付随している」となった状態を想定されていると思います。
その文脈とは異なる意味で、「水面下で権力闘争を行うムラ社会」でも典型的に「意味は人に付随している」状態になります。企業でも政治でも、日本の不明瞭な権力構造はまさにこれでしょう。
こういう「卑しい日本人」のDNAのもとで、いくらネットを実名にしても、かっての常時相互監視状態の村落共同体の意識に逆戻りするだけと思います。今でも皆、ムラ社会に生きていて逃げ場がないから、匿名で他人の悪口をいうのが趣味となってしまう人が多いのですね。
個の確立は遠い
(
X
)
2008-05-01 02:45:47
>色がついてない人を選ぶのは企業です。学生時代市民運動をやっていたら人事は弾くでしょう。マルクスではないですが経済が下支えしないと唇寂しになります。
企業に弾かれたくないという依存心、あるいは企業に弾かれると生計の道が立たないという状況、あるいは生計の道が立たないという思い込み、これが要するに「個が確立していない」典型のように思います。
この点、私の拙い経験からしても、学生時代に市民運動やってる多くの人は、勘違いしている人が多かったですね。市民運動しても個は確立できない。個が確立してる人がやるから市民運動であって、そうでなけりゃ社畜運動です。弁護士になって左翼活動している人は、その点では評価できます。
「実名」の実態
(
フロレスタン
)
2008-05-01 03:23:00
実名と匿名の内実がどんなものか考えないと意味のない議論になるのではないかと思います。
日本人の名前を見ると、鈴木一郎、田中弘、佐藤洋子といったほとんど匿名に近い実名(これだけでは個人の特定が出来ない)があるかと思えば、私のブログの最近のエントリーに掲載した弟子丸卓也(気象庁の予報官)などという珍しいものもあります。
私の実名は、苗字は日本人に多いものですが、名前がそれほど多くないので、多分個人の特定は比較的容易だと思います。ブログは匿名でやっていますが、実はあるリンク先では実名を明かしている、という中途半端さですが(笑)。
これに対して、日本以外の漢字文化圏の実名は、例えばお隣の半島国家では姓が200種類余りで、そのうちの上位10種類(金、崔、朴など)でほとんどが占められるという状態。名前も同世代で共通の一文字を使うので、バリエーションが少ない。こんな状態では個人の特定は困難でしょう。キリスト教圏でも、英語圏ではJohn SmithだのPeter Williamsだの同姓同名がごろごろ。
もちろんミドルネームまで表示したり、職業、生年月日、居住地などの情報が加われば個人の特定は可能でしょうが、(社会的地位やそれに伴う責任のある一部の人を除くその他の)皆そこまでやっているのでしょうかね。
日本人の思考はいまだ江戸以前
(
就職氷河期っ子
)
2008-05-01 03:41:12
いつになったら日本人は村的思想から脱却するのでしょうかねぇ・・・
このままだと日本沈没がしてしまいます。
でも、日本人は何人死んでも「自分だけは大丈夫」、
汚職事件が起きても「あれだけが特別」お上を信じて待てば大丈夫、だとか、「きっと誰かがよきに計らってくれる」、
こういう風に考えがちですからね・・・
自分が災難に遭った時初めて気付いて喚く、でも当然誰も助けてくれない・・・
永遠とこんなループを繰り返し、問題を先送りにしてきた民族ですからね・・・
いつになったら現実と向き合うのやら。
もうその時は遅いと思いますがね。
Unknown
(
---
)
2008-05-01 04:15:58
池田さんのおっしゃることは多少の誤りがあったとしても大筋で正しいと思います。
これぐらいのエントリー人でも反論者が何人も出てくるのなら日本のネットが健全化するのは夢のまた夢ですね。
まあ、2ちゃんねるやはてなの利用者が自衛的に攻撃しているのでしょうけど。
ふむ。
(
Loner
)
2008-05-01 04:41:16
日本以外でも、例としてイギリスは概して日本のそれと同じような匿名文化が主流だそうです。そしていわゆる『ネットいじめ』が問題化しています。(AFPBB 2007年09月22日付)
自分はいわゆるイナゴ現象には賛同しませんが、匿名という形式そのものはあってもよい、いやあったほうが良いと考えています。理由は多々ありますが、やはり『本音』に触れることができて面白いからというものが即座に思いつきます。YoutubeやRedditをはじめとする英語圏のネット空間に入り浸っているのでよくわかりますが、やはりどこの人であっても、実プロフィールを公開している場合、体面というものに囚われてしまうものです。
ところで、『実名より個の確立ができるかが問題』のUnknownさんのような意見は、もはや制御不能なほどの個人主義者である私のような人間に対する、『日本人』による排外主義でもあります。私にとっては、キミは日本人ではないんだよ、と言われたようなものですから。そうした決め付けはおやめください。日本人でいさせてください。これについては以上です。
中国のネットについては、常々思うのが、違法コンテンツ(日本基準ですが)が野放しになっている状況についてです。個別のウェブページなどはもちろん、ほんの数年前までは(今も、かもしれません)、無料ダウンロード可能な国内外アーティストの音楽ファイルや映像コンテンツが検索できる『Yisou』というウェブサイトに、Yahoo中国語版のトップページからリンクが貼られていました。
まあ、ひっそりとお世話になっている日本の人も少なくないのかもしれませんが(笑い
発信内容が全てという幻想
(
U.Tak
)
2008-05-01 05:23:20
コメント欄の話で少し脇道にそれますが、言論の質を高めると言えば、まずは発言者の同一性を確保したいところです。少なくとも同一メディアでは同じ名前でやった方がいい。これが確保されてると、その人の思想傾向などが読めてきて、いろいろ分かってくることが多いからです。いつもクダラナイことや同じことを書く人の文はスルーして時間の節約もできますし、反論するときも効果的にやれます。結局は人間がやってるので、発言には裏もあるということです。
個人情報開示は時間がかかる
(
U.Tak
)
2008-05-01 05:25:54
所属などの個人情報が分かれば、なお良いと思いますが、これは仰るように文化の問題ですから、直ぐには解決しません。
年功序列のような不合理な制度を、突き崩せば違ってくるかと思います。今時滅私奉公でもないでしょうから、こういう非人間的な考え自体は遅かれ早かれなくなっていくのでは。システムを改革して、ハードルを下げることが大事です。
言論が実社会を変えるというのも最近は出来てきつつあるように見えます。このブログの試みはいい結果を生んでいると思いますし、継続していけばいいと思います。
勝手に名乗ればいいのでは?
(
そりゃあもう匿名なのですよ
)
2008-05-01 05:30:15
名乗りたければ名乗れるのに、名乗らなければいけないというインターフェースがないから×という論理がそもそもおかしい。
匿名の情報だから無益、実名つきの情報だから有効
村社会で横並びだからいいとか、悪いとかいうのはナンセンスだとおもいます。
実名、匿名のどちらであれそれぞれに、情報の虚実、発言や発言者の利害関係から生まれる偏向などを読む能力のほうが大事そうです。
というか実名ってどこまで書けば実名なんですかね?
佐藤 大翔とかけば2007年トップの男の子の名前になるはずなんですが・・・見ず知らずの人に住所まで公開します?それともIPアドレスのように、特定の個人に結びつく背番号でもつけます?
なんか誰が実名ネットワークにしたいのかっていう匂いがしてきますよ。
実名だからといって
(
くるっと
)
2008-05-01 07:18:53
情報の質は実名とは直接関係しないと思いますよ。
最近様々な場面で引用される反社会学講座の著者は恐らくペンネームですが、それが故に質が劣るわけではありません。
最近話題の青山の准教授は実名ですが、あれが質が高い意見だとは誰も思わないでしょう。実名ブログでも専門分野や高い見識で書かれたもの以外は、実質素人と同レベルの有象無象的なものも多いでしょう。
但しアングラ掲示板由来の「名無しさん」的な、意見の主体がはっきりしない匿名については同意です。
あれは無責任な放言以外の何者でもありませんから。
「誰」が言っているかの主体がある程度特定されさえすれば、実名でも匿名でもそれ程違わないのではと思います。
不条理現象
(
fuji
)
2008-05-01 07:24:04
『「命令違反」が組織を伸ばす 』(光文社新書)の菊澤先生が指摘するように「 限定合理的な人間は、全体合理性を棄てて個別合理性を追求する場合がある。この場合、合理的不正や合理的非効率という不条理が起る。」短い人生かすみを食べて生きるより御用学者として生活する方が合理的なのでしょう。そのような不条理現象を打破するのが池田ブログであるに違いない。
何度もいうけど
(
池田信夫
)
2008-05-01 08:20:19
匿名とか実名とかの問題ではないのです。わかりやすくいうと、学食ではペチャクチャ先生の悪口を言っているくせに、授業で「質問は?」ときいても黙っている学生。こういうのが「裏サイト」で悪口を書くのでしょう。こういう学生は、偏差値の低い大学ほど多い。自分に自信がないから、ひとりでは行動できず、群れに隠れて行動するしかないのです。
近代化にともなって伝統的なムラが解体されることは、しばしば悲惨な結果をもたらします。アジアの国々の都市への人口集中は、スラム化を生み出しました。日本だけがそれをまぬがれたのは、農村を補助金で守る一方、都市の中に企業や役所などの形で共同体を再構築したからです。
結果的に企業集団にムラの論理が残ったことが「系列」などの製造業の強みを生み出しました。しかし、もうそういう強みは役に立たない。欧米的な「自由な個人」が普遍的な人間像だとは思わないけど、今の日本人のような田舎者の集団よりはましです。
Unknown
(
雑種犬
)
2008-05-01 09:14:44
全く同感です。
義務教育で6年間習っても喋れない読めない英語教育も原因の一つでは。それによって2chのような閉鎖的な村がネットの世界だと思ってしまい、村から出られなくなる。村の看板に匿名で無価値なノイズを書いて、またそれを読んで満足している人達が目覚めない限り、日本はネット後進国から抜け出せないでしょう。
Unknown
(
りょうま
)
2008-05-01 09:23:01
的確か分かりませんが
あれだけアクセスのあるキッコのブログや
二階堂COMがほとんど匿名に近いというのも
今の現状ではないでしょうか?
あー、ネットって安全に悪口がいえる場なんだ、と
認識してもしょうがないかと思います。
一対一対応
(
臆病な人
)
2008-05-01 10:25:50
pseudonymはOK、実名は不可というような人もいるようですが、そんなに差があるんでしょうか。割と多くの場合、数年間同じpseudonymを使い続けて活発に発言していれば実名もばれる(というか言ってしまう)んじゃないでしょうかね。もちろんそうでない人もいるでしょうけど。
どちらかといえば重要なのは、pseudonymと各個人の一対一対応をどのようにして保証するかということだと思いますが。
複数のレイヤーを意識すべし。
(
スポンタ中村
)
2008-05-01 11:01:40
ムラというのは、発信者の属性が明確になっているコミュニティーです。したがって、名前に限らず、発信者の属性の希薄な匿名社会ではムラは存在しないはず。
解決策はふたつあって、ひとつは実名でベアナックで殴りあう言論空間をつくること。もうひとつは、匿名空間で、発信者の属性に影響されない言論空間をつくること。このふたつを相互リファレンスさせる。
アカデミズムの場では、名乗らない人を罵倒していい。ただ、その一方で、2ちゃんねるでは名乗る人を罵倒していい。2ちゃんねるで名乗ることは、発信者の属性で情報の嵩上げを目論むことなのですから…。勿論、すべての言論には、論拠・出典を明確にすべきですが…。こうしたふたつのレイヤー、複数のレイヤーを意識することが、いかなる全体主義からも逃れる唯一の方法だと確信しています。
暴走し続ける世間
(
江戸川アダモ
)
2008-05-01 11:04:05
>学食ではペチャクチャ先生の悪口を言っているくせに、授業で「質問は?」ときいても黙っている学生。
会社で言えば「飲み会では上司の文句をグダグダ言うくせに、会議で意見を求められても何も言わない社員」ってところでしょうか。
で最近は、この飲み会の席がネットの匿名コミュニティーにシフトして、そこで憂さ晴らしをしてるのが実態じゃないでしょうか。
こうした影口やイジメの一方で、日本人独特の過剰な気配りというのがありますが、実はこれらはコインの裏表で本質的には同じ事です。「過剰な世間」という意味で。
日本のブログやSNSの大半は、当たり障りの無い予定調和型のコミュニティーだと思います。「今日はこんなもの食べたよ。」「わー、美味しそう!」みたいな。
これは何もギャルに限ったことではなく、私の知り合いで大企業の研究所に勤めている男がいるんですが、こうした取るに足りない会話をヤングママやパパと交わすことを楽しんでいます。逆に重いテーマや何かに批判的な記事を書いて、コメントが付かなかったり、議論になったりするのが嫌だそうです。
要するに皆、誰かと繋がっている事が重要なのであって、会話の内容はどうでも良いって事です。小学生が学校から帰ってすぐにネットで友達とチャットを始めるのと同じ精神構造でしょう。
同様に会社でも、何か目的があって働いているというよりは、皆で集まって一所懸命何かしている事が重要であると。だから、誰かお偉いさんの面子を潰したり、組織の基本構造を変えてしまうような提案をする人間は疎ましがられる。「空気の読めない」人間として。
いまだに
(
SaekiT
)
2008-05-01 11:06:12
「実名だからといって信頼できない場合もあり、ペンネームでも信頼できる場合がある」などと頓珍漢なコメントが来るあたり、ネット上の匿名性に言及するエントリに対する単純反応はすごいですね。
あまりにも脊髄反射的反応が多いので、「匿名性」と書かず、「追跡可能性」と記して論じるほうがノイズが少なくなるかもしれません。
・一定期間以上、追跡可能なIDで識別されるネット上の個人の発言は「言論者」としてみなされるが、そうではない「匿名」のものはノイズとして扱われることが当たり前になる必要がある。
・匿名者同士がノイズをやりとりして遊ぶ人のための場所を取り上げようとしている訳ではない。現状の2ちゃんねるやYouTube/ニコニコ動画ほとんどの動画はそのような場所であり、そこで暇つぶしをしたい人はどうぞご自由に。
・「言論者」になる人がもっと増え、現状の「ネット上の意見と言えば2ちゃんねる」ではなく、言論者同士によるネット上の議論が成立するようにならないと、今の「匿名イナゴ」によるS/Nが極端に低い状況は改善しない。
個人的には、2ちゃんねんる管理人の昔の発言「嘘を嘘と見抜けない人には…」を盲目的に尊重し、情報の受け手に過大な責任を押し付けようとする人が多いことに失望しています。追跡可能なIDを持ち、過去の発言を見た上で「嘘を嘘と見抜く」ことは可能でしょうが、自分の身辺を危険に晒す訳でもない情報もいちいち匿名でのみ発言することが多い風潮は、議論の効率という面のみからみても好ましくありません。
社会人が匿名を選択する合理的理由
(
Unknown
)
2008-05-01 11:07:41
個人よりも社会の慣習の問題が大きいと感じます。
情報発信の権利も責任も全て個に帰結することが社会的に保障されている環境に於いて、実名を用いない理由はさほど存在しないでしょう。池田先生のような研究職、あるいは各種専門職の先生方は原則的にこれに当たります。
一方、それこそムラ社会型の仕組は個人よりも組織を重視します。個人の発言であっても、個人の所属する組織に対して反応するケースが余りにも多く、個人が個人の権利と責任の範疇で発言しているはずが、いつの間にか組織の責任にされてしまう事態がままあります。
つい先だっても青山学院大学准教授の個人のBlogでの発言内容について大学に抗議が殺到し、処分が検討されているとの報道がありました。このケースでは“実名を晒している個人”による誹謗中傷の発信という部分がありますので単純比較はできませんが、研究職ですら実名での発信が個人の責任に帰結せず、組織が悪い、とされてしまっています。
こういったムラ社会型の反応をこそ問題視し、個人の権利と責任の確立された社会を構築すること抜きに、実名での情報発信を行うリスクを避けたいと思う社会人の方が圧倒的多数となるのは必然でしょう。
最終的には卵が先か鶏が先か、といった議論にもなりますが、実名で情報発信“することもできる”にも関わらず、“そうしない”利用者が大半である、という事実こそが、市場の選択の結果なのではないでしょうか。
ましてネット上での言論規制が行政により矢継ぎ早に行われる昨今、それでも実名を使うメリットは激減し続けているとしか感じられません。
何といいますか
(
U,Tak
)
2008-05-01 11:32:06
影でコソコソ言ってる奴らは無視しておけばいいと思います。堂々と議論すれば、直ぐ論破される言論は質にほとんど関係しません。質問がないのは関心がないというのもありますしね。大体本気で議論して先生を論破してしまったらどうしますか。思い入れがないと議論なんかできません。
あと田舎者云々は関係ないと思います。中国は議論する国でしょうし、日本の都会人は田舎者より我が身(と仲間)が可愛いタイプが多い感じです。日本流の農村に起因しているのでしょうが、日本全体の文化でしょう。時間をかければ変えられると思いますがね。
出発点が大事
(
bobby
)
2008-05-01 11:35:52
>しかし言論統制のきびしい中国でさえ、実名でネットワークが構築
中国のネットで実名が主流になりつつあるとは思いませんが、実名でのネット・コミュニケーションが普及すれば良いなと思います。日本におけるヘアヌードの取締り緩和のようなもので、時流にあわせて少しづつオープンにしてゆけば、いつかは普通の議論ができるようになる日も来るでしょう。
カオナシ
(
tanaka
)
2008-05-01 11:36:39
現代日本人を正確に描いたのが宮崎駿のカオナシでしょう。極めて安全な日本でも実名でだれかを批判すれば係争になったり路上で殴られたりする可能性はあるわけです。匿名でしかも組織に守られた上で「死ね」とか「うざい」とか言ってたら、そりゃ世界中からあきられるというかバカにされるでしょう。個人が実名で勝負している社会の方がまともです。
昔は日本人も名を惜しむというか、武士も先ず名を名乗れ、とか言っていたはずなんですがね。
One point
(
ふりた
)
2008-05-01 11:44:54
何より意味があるのは、池田さんのように「実名」でリスクを負いながらも、「言うべきこと」を反抗を恐れず提起していくことです。ここのブログには様々な方が閲覧され、コメントされますが、「実名」、「匿名」に限らずとても示唆に富む内容が多いです。しかし、そうした方々が集合し、意見を述べることができるのも、肩書きを持った「実名」の方が重要な議論を的確に提示されているからでしょう。
発言には当然誤りが含まれるかもしれない。しかし、多くの真剣な発言者が集まり、議論を明示化する過程でよりはっきりと問題把握させる手助けとなっています。現時点では将来がどうなるか分からない。しかし、変化を起こしていくしか無い。その変化は認識の変化を通して徐々にですが、確実に伝わっていくはずです。
人々の問題意識や発言しようという「想い」に「名前」は付いていません。「実名」「匿名」には現時点ではあまりこだわらず、積極的に発言し、認識を確かなものとする為にも参加する姿勢を私たち一人一人が高めていくことが重要だろうと思います。
その点で、池田さんがタイムリーかつ鋭い視点を、日々広く提供されている事実に、自分としては強い意義を感じます。語るべき重要な事は常にありますし、社会的な事柄を扱う以上、様々な立場の方から意見が表出するのも自然な事です。それらが「明示化」される。ネット上のコミュニケーションの凄さはそういう点にあります。
大学で講義される事と、ここで発言することの社会的な影響力は質の面で異なりますが、今語るべきことを発信し続ける限り、継続的に議論が育っていくでしょう。そして、それは発言される方の物事を「正したい」想いに沿っているはずです。
世界最大の英語圏は中国である?!
(
Prewire
)
2008-05-01 12:05:58
皆さんはご存知でしたか?!
世界で最大の英語圏とは中国であることを・・・。
いま、世界は激しいスピードで変化しています。そして、われわれの知らない間に、「パワーシフトが進行している」可能性大きいと予想されます。池田先生の中国情報は、工業化社会を中心に経済発展進めてきた日本企業に対する警鐘と実感致しました。果たして、われわれが進むべき次なるステージとは何かを真剣に考える瞬間であるかもしれない・・・・。
*「Did You Know ?!」:
http://prewire.blogspot.com/2008/03/blog-post_09.html
実社会の方がムラ社会的です
(
Judas
)
2008-05-01 14:38:19
>実社会でも、重要な情報は人脈をたどって得られる固有名詞つきの情報だ
ひろゆき氏も同じような発言をしていたと記憶していますが、日本の言論は「朝日新聞がこう言ったからきっと正しい」「あそこの有名な大学の教授がそう言ったんだから間違いない」という『長老の鶴の一声』のようなそれこそまさにムラ社会の典型的な言論空間でした。
内容が正しい正しくないに関わらず、発信者の立場・所属によってバイアスがかかってしまうことに対するアンチテーゼとして、ネットでは「匿名によって『発言自体』を競わせることで、内容の是非を決める」という文化が生まれたのだと思います。もちろん、それに付随して具にもつかない輩も発生してますが。
実名・匿名どちらでもいいですが、ネットを再び村社会の言論に戻してしまうようなことはしないでもらいたいですね。
Unknown
(
kumo
)
2008-05-01 15:11:55
ヤフーニュースの中国・韓国についての記事や中央日報日文版のコメント欄を見てください。実名であれば発することができないであろう汚い日本語の洪水です。ああした文字を見て、匿名だからこその本音を知ることができて面白い、などとはまったく思えないので、ウェブが実名を原則とする言論空間になっていくことに賛成です。
しかし、まず塊より始めよの心意気で実名にする気にもなりません。少なくとも上記のような状況下では、日常では一生聞くことがないような暴言を匿名の人たちから浴びせられそうだし(自分の政治選好がリベラル寄りなことを考えると特に)、それに対する鈍感力を養うのも億劫だからです。まさに鶏が先か卵が先かという感じです。
対面に弱い日本人
(
bobby
)
2008-05-01 16:23:07
>匿名でしかも組織に守られた上で「死ね」とか
匿名でホンネを語るというが、実際にそれがホンネであるかどうかは疑わしい。誰かの記事やコメントを読んで脊髄反射的な怒りにまかせた暴言が心に浮かぶ事があるが、何回か書き直したりしていると、だんだん冷静になってきて、怒りの奥にある別の意見が浮かんでくる事もある。落ち着いたからより深いレベルにあるホンネで書ける事もある。このブログでもそうだが、内部告発的な意見など、本当に会社や社会的な立場から実名でコメントできないケースは、実は稀であると思う。
一方で、オフラインでの対面ミュニケーションでは過剰に相手に遠慮する人もまた多いのではないか。営業ならわかる人も多いかもしれないが、問題が起こってお客が怒っている時は、電話やメールでの説明は「火に油」の事が多い。そういう時でも会って説明すると、電話での態度とはかなり違った対応を受けるものである。
この辺に、日本人のコミュニケーションにおける習性が現れているように思われる。
匿名性は関係ない
(
就職氷河期っ子
)
2008-05-01 16:32:53
実名の有無は日本の問題とはあまり関係ありません。質が問題だと教授はいっているのです。
ネットに平気で落書きする人々は、恐らく旅行先で世界遺産とか重要文化財に落書きするお馬鹿な日本人とどうレベルです。
道具は人の使い方次第です。ネットと言う強大な道具を悪口程度にしか使えない日本人の村根性が問題なのです。
報道が事実上まともで無いからには、ネットを使用して真実を語り合うしかないのに、こんな馬鹿なことを繰り返しているからネット規制をされる羽目になるのです。
このまま行けば、ネットも報道も政府に規制され、今までどおり官僚や政治家達に食い物にされるだけでしょう。彼等は多分年貢を納めろというレベルなのに、誰も税金妥当性や法律の妥当性などを議論せず、村人同士で足の引っ張り合いをしている・・・
お上はほくそえんで居るでしょうね「やっぱり愚民だ。俺達はまだまだ安泰だ。」とね。
愚民政治
(
bobby
)
2008-05-01 17:28:16
>俺達はまだまだ安泰だ。」とね。
俺達が管理してやらねば。」の間違いでしょう?
Unknown
(
GASH
)
2008-05-01 18:59:59
ひとつ前のコメントでは
論旨が散漫だったので整理しました。
要は、池田産が実名の長所と上げている部分は、逆に『実名によるコンテンツ拡充は、至近な利益に結びつくコンテンツの拡大を招き、総体としてのコンテンツ価値を下げる危険がある』という危険性も持っている、と言うことです。
これは昨今のマスコミを見れば顕著です。
また、直接的な利益に結びつかない生物学などでは、その権威に、王族貴族が多く見られます。
ネットの匿名性は、楽観的性善説だけで言うと、一般庶民誰もが、上述の『貴族の教養』をお互いに楽しめる場を提供している、という側面もあると思います。
個人的な感覚では、誰かの役に立つかもしれないけど、単なる好きでやっている趣味の上での成果などは、『実名でupするのはイヤです』。
日本人的な倫理観から、どうしても『卑しい』と感じてしまいます。
日本人に限らず、初期のネット、JUネット辺りからネットを利用している人は、そう少なくない割合で、そう言う意見も持っていると思います。
Unknown
(
bob
)
2008-05-01 19:20:52
「質が問題だと教授はいっているのです。」
その質に関してですが、世界も日本もネットイナゴの質自体は変わりがないような気がします。日本に欠けているのは全体の質を上げる上で重要なトップレベルの専門家によるブログや報道機関ウェブサイトの質や量ではないでしょうか?
海外を見渡してもネットを利用した虐めや少年少女への性犯罪の話題は溢れています。正直日本のネットイナゴの質が特別悪質だとは思えません。ただ量だけは多いかも知れません。これは日本が世界でも飛びぬけて1Mbpsの通信料が安いためだと考えられます。このため玉石の石が増えているのでしょう。
通信料というネットへの参加障壁が低い日本で石の参加を規制するのは不可能ではないでしょうか?むしろ玉を増やすにはどうしたらいいかを考えるべきだと思います。
悪貨は良貨を駆逐する
(
伊藤
)
2008-05-01 21:31:59
ネットの世界では情報そのものに貨幣に近い流通価値があるという示唆に富んだコメントがありましたが(自分の理解を超えたコメントですが、、)、そのコメントから単純に(機械的に)演繹すると、「悪貨が良貨を駆逐している」状態が現在の日本のネットの現状であると池田先生は言われているのでしょうか?「悪貨(質の低いブログ)は良貨(質の高いブログ)を駆逐する」原因が「情報の非対称性」にあるのならば、匿名性を下げることで「情報の非対称性」を緩和し悪貨が良貨を駆逐している」状態を回復することが可能でしょう。しかし、そのとき、匿名性を下げることによって生じるネットの情報量の収縮というコストと実名化によるネット情報の質の向上をどのようにバランスさせればよいのでしょうか?もしくはどのような枠組みを作れば適切にバランスが取れるのでしょうか?
この連休にダウンロードしたpdfファイルを読んで考えてみます。
p.s.直接池田先生の指導を受けることができる学生達が羨ましいです。
「匿名とか実名とかの問題ではない」
(
X
)
2008-05-01 23:25:06
>こういう学生は、偏差値の低い大学ほど多い。自分に自信がないから、ひとりでは行動できず、群れに隠れて行動するしかないのです。
偏差値の低い学生はムラ社会的ネットイナゴになりやすいかもしれませんが、一方の偏差値の頂点を極めた東大法学部トップの官僚達が優秀な成績で自信を深めて堂々と公衆の面前で開陳した意見も「デイトレーダーは馬鹿」レベルが多いわけです。池田先生の理屈を突き詰めていけば、問題は「匿名で他人の悪口をいうだけの日本のブログ」などではなく、未だ日本社会が上から下までムラ社会的エトスに縛られている事が問題のはずです。
ネット上の言説のレベルは、現実社会の反映に過ぎません。日本のウェブが駄目なのは、現実社会の知的エリート、政治的エリートのレベルが低いせいであって、その逆ではありません。現実社会の大学、官庁、議会、企業、マスコミなどで、低レベルな言説を振りまく知的・政治的エリート?が淘汰され、実力のある人が本当の知的・政治的エリートとして評価されるようにならない限り、ネットをどう規制しようが、日本のウェブは駄目になります。
匿名性と質は比例しない
(
就職氷河期っ子
)
2008-05-01 23:38:17
情報が通貨と言うのは昔常識だったようですが、今は残念ながらそうではないみたいです。
ホワイトハッカーを目指す私としては非常に残念です。でも、その貨幣の価値を上げるために、実名を義務づけても無理かと思います。
ネットと言うピストルを利用できない人は、実名でも利用できるはずがありません。実名であっても村意識で集団リンチするのがオチだと思います。
さらに、情報の質と言うものは人間の主観によって変化するものですから、人間が好色ならば色情報の価値が高くなっていまいます。
結局のところは、日本人の質が低いの原因だと言わざるを得ません。
となれば結局のところ、どうやって人間の質を上げるのかと言う非常に哲学的な問題領域となってしまうと思います。
Googleについて
(
shino
)
2008-05-02 09:06:51
匿名・実名のコメントが多いのですが、「グーグルもゴミに埋もれてしまう」の部分が気になったのでそれについて書きます。
私は、検索エンジンの使命は、「その情報が有益であってもゴミであっても、そのまま検索結果として出す。」ことだと思っています。
もちろん、「硫化水素の作り方」などの"危ない情報"に関してはフィルターをかけるべきです。
GoogleニュースやAmazonで自分の好きな情報を検索すると、次回から"おすすめ情報"として似たものがピックアップされますが、それと逆に「私はこのような情報はいりませんよ」と、個人で設定出来るようになれば、全体にフィルターをかけずとも、ある程度無駄な情報は除外出来て良いと思います(全体で分別されるとかえって困ります)。
最近、Googleで検索しても"外れ情報"が上位にくる場合が多いと感じます(Yahooはもっと多い!)。
少なくとも、一度見て外れだと思ったサイトは二度と表示されて欲しくないです。
ネットの質?
(
GASH
)
2008-05-02 09:26:47
端的に。
1,実名で意見を言う=質が高いという、今回の池田さんの意見はあくまで、『質の一局面』を表したものであり、それに対し自虐史観のような(自分たちはそうではないという意識が見えるところも自虐史観っぽい)日本の村意識叩きだけが集まっているこのコメント欄も、他のエントリーに比べると質が低く感じる。
『議論、意思表明』だけがネットの特性であり、正道であるという、という短絡した意識が醸造されているようで、これではネットイナゴと称されるものと変わらない。
2,
ISPには実名で接続しないと厳しく罰する法律でもない限り、実名の真偽は結局定かではない。
これは前述の通り、実名を晒す事への利益に頓着しない、あるいはネットで趣味の話をするときくらい現実のしがらみは感じたくない、という層が相当数居ると見込まれるから。
こういう層は、実利に走る実名層に駆逐され、ネットが最終的に『現在のマスメディア』とイコールになり『萎縮する』という、最悪のシナリオをあえて呈示しておく。
池田さんは学校の授業と休み時間を例に挙げていたが、これはある意味正鵠を射ていて、『学校でもないのに窮屈な』としか思う層はいくらでも居て、尚かつそれらが全て『悪質な他人叩き』しかしないわけではない。
サブカルチャー、カウンターカルチャーの芽を潰す可能性も大いにある。
S/N
(
わかば
)
2008-05-12 12:21:42
匿名実名云々はさて置き、SN比の部分には同感です。
まぁ、敢えて同感の意を述べる価値が私に有るか否かは定かではありませんが(^^;;
ブログへこんなことを書くのも何ですが、ブログなる物が日本にも普及して氾濫するにつれ、次第に検索の旅が苦痛となってきました。
それ以前にはあった楽しさが消えてしまった。
だったら検索からブログを除けば良いだけだろう、とおっしゃる方もいるでしょうが、
かつてなら自分なりに知恵と意匠を凝らしてウェブサイトを作って其処で主張なり探求なり何なりなさってた層も、
流行りからか今はお手軽にネット日記帳でなさっていたりするので、結局はブログも検索するしかなく、
勢い「僕の今日の買物雑記」や「私の今日のテレビ雑感他」「誰それさんの日記帳を読んで」の類を除けるために検索ワードはどんどん冗長化してゆき、
かつての様な脇道をちょいと覗く楽しさも、目的地から更に奥の方に分け入って行く楽しみも気力も失せ、もはや苦行の如し…。
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彼らは次世代に何の責任もとらず黙って死ぬまで年金を受け取るつもりなのでしょうか?
ただ実名で発信している人が多い事が質が高いと定義されているなら、そう言うお考えなんですねとしか言いようがありませんが。
国に迎合するような意見しか書けないのであれば、むしろ実名の方が都合が良いでしょう。
中国は人口が多いのですぐに2000万人が5000万人に1億になるでしょう。そうしたらその実名のネットコミュニティというものがどれだけ強力なものか、2ちゃんねると白痴マスコミしか知らない今の日本人には想像できないでしょうが、政府の力を超えてしまうのではないですか?
というよりは、言論統制の厳しい中国だから国内サーバーは、匿名が許されないということではないのかなと想像しますが、実体はどういうものなのでしょうね。
また海外在住者と思われる方が実名なのも、中国国内でないから・・・危険が及ぶ可能性が低いからではないでしょうか?全世界に広がる華僑勢力は、中国本土から離れた異国の地で、すでに何十年以上にも渡り、すでに独立生計をしている訳です。だから実名も十分あり得ると思います。
>政府の力を超えてしまうのではないですか?
超えようがないと思います。
何故なら、そのネットコミュニティは政府がコントロールしているからです。
反政府的な書き込みは、表に出る事が無く、書き込んだ者は、実名が仇になり、警察に連行されるのがオチです。
実名であるがゆえ、中共に迎合的な言説が溢れ、それは危険なナショナリズムへ変換する可能性が高いでしょう。(現に中国のネットでは、排外的な書き込みが熱狂的に行われています)
2ちゃんねるで反政府的な書き込みをする事にリスクが伴わない我々は幸せでしょう、中国に比べれば。
アジア的エートスの名の下に、近代個人主義を始めとする人間中心主義的な西洋の思想を乗り越える試みが緒につきつつあるこの時代に、西洋の人格概念の不見識な模倣は、慎まれるべきである。
人格概念や知的所有権を揺さぶる、実験場としての中国は、決して美しくは輝いておらず、むしろ嫌悪すべき様相を、呈しているが、数千年の思想の重層的な積み重ねは、このように泥にまみれながら、新しい思想世界を形成していくのではないか? この生みの苦しみのおぞましさを前にして、決してひるむことなく、前方を注視しよう。ウェブ世界が、大いなる寄与を果たすのは、間違いないだろうが、ウェブの自由性を守ることは、決していとってはならないだろう。
私個人としては嫌なのですが、日記が公開されるような状態ではどうしようもありません。
それに学術的なこと以外には使用しないと言うものこれまた言論統制に繋がりかねないと思います。
ネット社会における匿名文化は、もはや2ちゃんねるのみならず、日本人の(ネット利用者)大多数が共有しているものと考えております。苦々しい風潮ですが、日本人特有の横並び主義が根底にあるような気もしています。
自己アピールは横並び社会のマナーに反する → 匿名であるべき → マナー違反者は叩きのめされるべきである
そんな構図が見え隠れしています。日本のネット社会は高度に大衆化されており、実名化も日本人の気質に合わないかもしれません。凡人が凡庸であることの権利を声高に主張するのは、むろん個人の勝手とは思いますが・・・・・・読者としては、記事の内容を吟味する前に、筆者の質を吟味する機会がないと困ります。その立場から、難しいとは思いながらも、池田先生の実名化の主張には共感しております。
2ちゃんねるやはてなは日本のネット人口の拡大に大いに寄与したと思いますが、
質の向上についてはまた別の誰かが取り組めば良いだけじゃないでしょうか?
オフ会もあるし香港などでは政府に批判的な意見が実名でされています。中国は北朝鮮とは違うでしょう。
SNSとはいえ10万人の実名中国人がフリーチベットというグループを形成しているなんてはじめて知りましたがこれは凄いことです。彼らは英語のコミュニティも持っているでしょうしかなり国際的なはずです。
中国のネット社会がブレークスルーするのにそれほど時間はかからないのでは?
重要な情報が形成される過程において、匿名の無数の情報が関与しているのではないでしょうか?ほとんどは雑音だと思いますが、少なくとも、将来重要になる情報が現在重要である保証はありません。雑音からシグナルを見抜く目を持つ人が多くの雑音から将来重要になる情報を抽出できるのでしょう。 そういう目を持たない人が圧倒的に多い状態では、極論ですが、実名にしようが匿名にしようが余り変わらないと思います。
少なくとも自分自身にはそういう目はありません。だからここで見抜く目を学んでいるつもりです。
他の方も言われますが、ネットの”質”というのが何を指しているのかですね
セマンティックウェブがいい例で、技術者サイドでは画期的で次世代のネット技術とされているようですが、ライトユーザに言わせれば”オタク向けの何か小難しい奴”程度でしかなく、ヤフーやグーグルがあれば十分と思うでしょう
需要が無いのに供給だけしても無意味で、この辺りの話は西村博之も同じ事を言っていたと思います
香港あたりでは、その成り立ちもあって報道などでも、政府に批判的な記事も多少有りますが、それも年々中共に阿る傾向が出てきました。中国内と同じようになるのは時間の問題でしょう。当然ネットでの発言も検閲が強化されて行くと考えるべきです。中国は北朝鮮よりも弾圧や検閲や工作員に金が掛けられるだけ、始末に悪い。しかも長期に渡る取組も厭わない。
むしろ、海外のサービスを使わなければ、フリーチベットも言えない中国人の現状を憂慮すべきです。海外にいて自由に情報にアクセス出来る中国人と情報を遮断されて暮らしている中国国内の中国人の条件の差も考慮せねばなりません。
中国ネット社会は、国が言論を統制する為の道具になるだけでしょう。(事実、対仏、対日の不買運動などを見ると、中共にとっては格好のナショナリズム養成学校になっているように見える)
一般庶民の場合、実名による誹謗中傷にさらされるリスクはあっても、利得がありませんので、匿名もやむを得ないかと思います。
そういう精神的幼児を「保育器」に入れて守ることで、はてななどはもうけるつもりだろうけど、硫化水素騒ぎも含めて、これから不良サイトに対する選別はきびしくなるから、「死ね」などというメッセージを放置するサイトに、まともなスポンサーはつかない。現に、誇大妄想のアメリカビジネスは失敗した。こういう迷惑サイトの取締役をやりながら、ウェブの明るい未来を語る梅田望夫氏のような食わせ者も、はてなと一緒に消えてほしいものです。
ウェブに限らず、よく言われていることですけど、学校でも、会社の会議でも、自分の意見を言うということが憚られる文化がありますね。
本音を言えば角が立つ、出世に響くというカルチャーがある以上、ウェブだけ問題にしても事は片付かないでしょう。匿名が多いのにはそれなりの文化的土壌があるんでしょう。
匿名か実名かというよりも中国はその政策上他国よりも早くそして厳しくインターネットを規制することになったわけですが、日本も含め世界はいずれインターネットを一定の規制をすることになるでしょう。かつて自動車が発明されたときに信号はおろか左側通行も右皮通行もなかったわけで、おおらかに自動車を製作しそこらを走り回ることができたわけですが、自動車というものがあまりに便利で社会的インフラに大きな影響を与えることがしっかりとわかったとき、これを厳格に規制する必要がでたわけです。この規制によって、道路というものが政府の主導で積極的に敷設され、ルール化されて、自動車はより効率的に道路を走ることができるようになり、規制のない頃に比べて、より多くの自動車が不都合なく道路を利用できるようになり、自動車の品質の規制により劣悪な品質の自動車はなくなり、交通事故をすばやく処理する救急体制や損害保険、交通裁判ができ、また高速道路のようなインフラも可能になったわけです。
インターネットもまた一部の人たちがあれやこれやとしているうちは匿名や実名といった質の低い議論で何年も無駄にしてしまうような状況があり普及の速度の限界がみえているわけです。もし中国がインターネットにおいて日本を抜くという真の意味は社会インフラに影響のある技術には政策と法律が必要であるという場面において、すばやく対処した中国政府による規制と保護政策によるものであって、実名の強制や匿名の是非などによる人のネットワークというレベルのことではないでしょう。
犯罪を犯さない限り情報発信の際に実名で行うか匿名あるいはハンドルネームで行うかは個人の自由であって、それ以上でも以下でもないでしょう。名前の売れた人が実名で発信すれば信用度が増すでしょうし、そうでなければ発信内容が全てになります。
一方で犯罪行為に抵触する内容で情報を発信したものが居れば、やはり実名でも匿名でも容易に対照が特定できるのですから、何の問題もありません。
どちらもメリットデメリットがあるのだから、結果として匿名を利用した方がメリットが大きい一般の人間の方が、そうでない方よりも多いというだけの話に過ぎないと思われます。
あとは市場原理の問題で、結果として日本では匿名での情報発信が好まれているのであれば、それが日本の市場の選択であるだけの話ではないでしょうか。
なお、硫化水素ガスについては単なる化学情報なのですから、その規制にはなんら意味がありません。混ぜるな危険、程度の話であって、その程度の情報を逐一規制する方が遥かに危険、というだけの話でしょう。
問題の解決そのものには興味が無いというスタンスなので
お題から外れるような根本的な指摘はいわゆるKYなのですね
もしネットが現実と同じで非匿名だとしたら、然るべき地位の人間や特殊な立場にいる人間は、現実の肩書きを意識して、本音で語れなくなるじゃないですか。
そりゃあ学者や評論家のような自己主張することが仕事の人間からしてみれば、匿名での発言 = 無責任な発言という理解は御尤もなことだと思います。
ですが、自分の社会的地位を意識せずに語れる空間というのは、特に組織の意向を意識せざるを得ない人間にとっては、掛け替えのないものなんですよ。
そういうことを踏まえれば、匿名だからこそ可能な"質"の高い発言というのもあるんです。
池田先生が意図する"質"がどのようなものか私は知りませんけれども、仮にその"質"が低かったとしても、多くの人間が何らの気兼ねもなく自己主張できるのは、それこそ匿名ゆえのことでしょう。
確かに、匿名で他人を誹謗中傷するのは大変失礼なことです。また、SEOスパムも、"まともな"アフィリエイターからすれば非常に憎たらしい行為です。それは、私も実感しています。
しかし、そんなネット上での迷惑行為を匿名の"質"の問題に転嫁するのは、ちょっと行きすぎだと思います。現状の匿名性を維持したまま、どうやってそうした迷惑行為を取り締まるか、という方向性で考えていくべきなのではないでしょうか。
ネットを仕事に使う方は実名を使うことで得られる利益がコストを上回るでしょうが、ネットを主に仕事以外の用途で使う人は実名を使うことのコストを回収することが出来ないでしょう。
つまり日本のネットにおける匿名の多さは、仕事以外でネットを使う人の多さを表しており、それだけ日本のネットユーザーの裾野の広さを表しているとも考えられるのではないでしょうか?
思想および精神の自由と歌ってますが現実は違いすぎます。色がついてない人を選ぶのは企業です。学生時代市民運動をやっていたら人事は弾くでしょう。マルクスではないですが経済が下支えしないと唇寂しになります。唇寂しという言葉があること事態、匿名性に理があります。沈黙は金と言う言葉もあります。実名で出しても黙殺かチクリですから。デメリットが多すぎる。
夏目漱石以来、私(個人)があるという前提できましたが、実は日本人には無かったというだけです。近代にもなれなかったのが日本です。
その意味で明治以来変わっていないなあと思います。田舎は匿名性がないからきついそうです。
中国は政変があるとやられますから。文革を経験したひとの知恵が下の世代に伝わっていないのかもしれません。それでも反体制的言動も含めて実名でやるのはすごい国です。ダイナミックな歴史を持っている地域ですから。
実名という上質なネットワーク(SNS)と匿名の玉石混交で棲み分けるのではないでしょうか。
たとえば地デジ騒動だって、10年前に私が批判したときは、郵政省も業界も心配していたのに、だれも意見をいわなかった。90年代のでたらめな銀行行政に陰では文句をいいながら、御用学者はみんな役所の政策を追認してきた。
要するに、みんな言論よりも自分がかわいいから、役所や企業の暴走が止められないで、こういうことになったのです。匿名のイナゴが、こういう「卑しい日本人」のDNAを受け継いでいるのをみると、ぞっとします。
匿名に関しては、それが「状態」ではなく「行為」であると考えるべきだと思います。ある意見が匿名で出たとき、それが匿名であるしかるべき理由が察することができれば(内部告発のように)、その意見はそれなりに尊重できます。ただそういう理由がないのなら、僕たちはその人が自分の意見をわざわざ「匿名にして」発しているんだと考え、それだけ自信もない、言ったことに責任をとれと言われたら逃げるような、意見だと考えればいいと思います。
ちなみに個人的に思うのは、匿名ブログは論というよりはむしろ「気持ち」であるものが多いということです。真実を追究しているというより、「おれはこう感じる。」というところで止めて言い放つことで、ガス抜きしている。言論のマスターベーションのようになってしまっているブログが多いように感じます。
上でネットで実名を使うことの利益とコストについて書きましたが、日本のネットは他国と比べて実名を使うことのコストが高いのかも知れません。そしてこのコストを上げているのがムラ社会的な空気なのでしょう。
おそらく池田先生は個が自立した状況下での自由な競争の結果として、個人が信頼を得て「意味は人に付随している」となった状態を想定されていると思います。
その文脈とは異なる意味で、「水面下で権力闘争を行うムラ社会」でも典型的に「意味は人に付随している」状態になります。企業でも政治でも、日本の不明瞭な権力構造はまさにこれでしょう。
こういう「卑しい日本人」のDNAのもとで、いくらネットを実名にしても、かっての常時相互監視状態の村落共同体の意識に逆戻りするだけと思います。今でも皆、ムラ社会に生きていて逃げ場がないから、匿名で他人の悪口をいうのが趣味となってしまう人が多いのですね。
企業に弾かれたくないという依存心、あるいは企業に弾かれると生計の道が立たないという状況、あるいは生計の道が立たないという思い込み、これが要するに「個が確立していない」典型のように思います。
この点、私の拙い経験からしても、学生時代に市民運動やってる多くの人は、勘違いしている人が多かったですね。市民運動しても個は確立できない。個が確立してる人がやるから市民運動であって、そうでなけりゃ社畜運動です。弁護士になって左翼活動している人は、その点では評価できます。
日本人の名前を見ると、鈴木一郎、田中弘、佐藤洋子といったほとんど匿名に近い実名(これだけでは個人の特定が出来ない)があるかと思えば、私のブログの最近のエントリーに掲載した弟子丸卓也(気象庁の予報官)などという珍しいものもあります。
私の実名は、苗字は日本人に多いものですが、名前がそれほど多くないので、多分個人の特定は比較的容易だと思います。ブログは匿名でやっていますが、実はあるリンク先では実名を明かしている、という中途半端さですが(笑)。
これに対して、日本以外の漢字文化圏の実名は、例えばお隣の半島国家では姓が200種類余りで、そのうちの上位10種類(金、崔、朴など)でほとんどが占められるという状態。名前も同世代で共通の一文字を使うので、バリエーションが少ない。こんな状態では個人の特定は困難でしょう。キリスト教圏でも、英語圏ではJohn SmithだのPeter Williamsだの同姓同名がごろごろ。
もちろんミドルネームまで表示したり、職業、生年月日、居住地などの情報が加われば個人の特定は可能でしょうが、(社会的地位やそれに伴う責任のある一部の人を除くその他の)皆そこまでやっているのでしょうかね。
このままだと日本沈没がしてしまいます。
でも、日本人は何人死んでも「自分だけは大丈夫」、
汚職事件が起きても「あれだけが特別」お上を信じて待てば大丈夫、だとか、「きっと誰かがよきに計らってくれる」、
こういう風に考えがちですからね・・・
自分が災難に遭った時初めて気付いて喚く、でも当然誰も助けてくれない・・・
永遠とこんなループを繰り返し、問題を先送りにしてきた民族ですからね・・・
いつになったら現実と向き合うのやら。
もうその時は遅いと思いますがね。
これぐらいのエントリー人でも反論者が何人も出てくるのなら日本のネットが健全化するのは夢のまた夢ですね。
まあ、2ちゃんねるやはてなの利用者が自衛的に攻撃しているのでしょうけど。
自分はいわゆるイナゴ現象には賛同しませんが、匿名という形式そのものはあってもよい、いやあったほうが良いと考えています。理由は多々ありますが、やはり『本音』に触れることができて面白いからというものが即座に思いつきます。YoutubeやRedditをはじめとする英語圏のネット空間に入り浸っているのでよくわかりますが、やはりどこの人であっても、実プロフィールを公開している場合、体面というものに囚われてしまうものです。
ところで、『実名より個の確立ができるかが問題』のUnknownさんのような意見は、もはや制御不能なほどの個人主義者である私のような人間に対する、『日本人』による排外主義でもあります。私にとっては、キミは日本人ではないんだよ、と言われたようなものですから。そうした決め付けはおやめください。日本人でいさせてください。これについては以上です。
中国のネットについては、常々思うのが、違法コンテンツ(日本基準ですが)が野放しになっている状況についてです。個別のウェブページなどはもちろん、ほんの数年前までは(今も、かもしれません)、無料ダウンロード可能な国内外アーティストの音楽ファイルや映像コンテンツが検索できる『Yisou』というウェブサイトに、Yahoo中国語版のトップページからリンクが貼られていました。
まあ、ひっそりとお世話になっている日本の人も少なくないのかもしれませんが(笑い
年功序列のような不合理な制度を、突き崩せば違ってくるかと思います。今時滅私奉公でもないでしょうから、こういう非人間的な考え自体は遅かれ早かれなくなっていくのでは。システムを改革して、ハードルを下げることが大事です。
言論が実社会を変えるというのも最近は出来てきつつあるように見えます。このブログの試みはいい結果を生んでいると思いますし、継続していけばいいと思います。
匿名の情報だから無益、実名つきの情報だから有効
村社会で横並びだからいいとか、悪いとかいうのはナンセンスだとおもいます。
実名、匿名のどちらであれそれぞれに、情報の虚実、発言や発言者の利害関係から生まれる偏向などを読む能力のほうが大事そうです。
というか実名ってどこまで書けば実名なんですかね?
佐藤 大翔とかけば2007年トップの男の子の名前になるはずなんですが・・・見ず知らずの人に住所まで公開します?それともIPアドレスのように、特定の個人に結びつく背番号でもつけます?
なんか誰が実名ネットワークにしたいのかっていう匂いがしてきますよ。
最近様々な場面で引用される反社会学講座の著者は恐らくペンネームですが、それが故に質が劣るわけではありません。
最近話題の青山の准教授は実名ですが、あれが質が高い意見だとは誰も思わないでしょう。実名ブログでも専門分野や高い見識で書かれたもの以外は、実質素人と同レベルの有象無象的なものも多いでしょう。
但しアングラ掲示板由来の「名無しさん」的な、意見の主体がはっきりしない匿名については同意です。
あれは無責任な放言以外の何者でもありませんから。
「誰」が言っているかの主体がある程度特定されさえすれば、実名でも匿名でもそれ程違わないのではと思います。
近代化にともなって伝統的なムラが解体されることは、しばしば悲惨な結果をもたらします。アジアの国々の都市への人口集中は、スラム化を生み出しました。日本だけがそれをまぬがれたのは、農村を補助金で守る一方、都市の中に企業や役所などの形で共同体を再構築したからです。
結果的に企業集団にムラの論理が残ったことが「系列」などの製造業の強みを生み出しました。しかし、もうそういう強みは役に立たない。欧米的な「自由な個人」が普遍的な人間像だとは思わないけど、今の日本人のような田舎者の集団よりはましです。
義務教育で6年間習っても喋れない読めない英語教育も原因の一つでは。それによって2chのような閉鎖的な村がネットの世界だと思ってしまい、村から出られなくなる。村の看板に匿名で無価値なノイズを書いて、またそれを読んで満足している人達が目覚めない限り、日本はネット後進国から抜け出せないでしょう。
あれだけアクセスのあるキッコのブログや
二階堂COMがほとんど匿名に近いというのも
今の現状ではないでしょうか?
あー、ネットって安全に悪口がいえる場なんだ、と
認識してもしょうがないかと思います。
どちらかといえば重要なのは、pseudonymと各個人の一対一対応をどのようにして保証するかということだと思いますが。
解決策はふたつあって、ひとつは実名でベアナックで殴りあう言論空間をつくること。もうひとつは、匿名空間で、発信者の属性に影響されない言論空間をつくること。このふたつを相互リファレンスさせる。
アカデミズムの場では、名乗らない人を罵倒していい。ただ、その一方で、2ちゃんねるでは名乗る人を罵倒していい。2ちゃんねるで名乗ることは、発信者の属性で情報の嵩上げを目論むことなのですから…。勿論、すべての言論には、論拠・出典を明確にすべきですが…。こうしたふたつのレイヤー、複数のレイヤーを意識することが、いかなる全体主義からも逃れる唯一の方法だと確信しています。
会社で言えば「飲み会では上司の文句をグダグダ言うくせに、会議で意見を求められても何も言わない社員」ってところでしょうか。
で最近は、この飲み会の席がネットの匿名コミュニティーにシフトして、そこで憂さ晴らしをしてるのが実態じゃないでしょうか。
こうした影口やイジメの一方で、日本人独特の過剰な気配りというのがありますが、実はこれらはコインの裏表で本質的には同じ事です。「過剰な世間」という意味で。
日本のブログやSNSの大半は、当たり障りの無い予定調和型のコミュニティーだと思います。「今日はこんなもの食べたよ。」「わー、美味しそう!」みたいな。
これは何もギャルに限ったことではなく、私の知り合いで大企業の研究所に勤めている男がいるんですが、こうした取るに足りない会話をヤングママやパパと交わすことを楽しんでいます。逆に重いテーマや何かに批判的な記事を書いて、コメントが付かなかったり、議論になったりするのが嫌だそうです。
要するに皆、誰かと繋がっている事が重要なのであって、会話の内容はどうでも良いって事です。小学生が学校から帰ってすぐにネットで友達とチャットを始めるのと同じ精神構造でしょう。
同様に会社でも、何か目的があって働いているというよりは、皆で集まって一所懸命何かしている事が重要であると。だから、誰かお偉いさんの面子を潰したり、組織の基本構造を変えてしまうような提案をする人間は疎ましがられる。「空気の読めない」人間として。
あまりにも脊髄反射的反応が多いので、「匿名性」と書かず、「追跡可能性」と記して論じるほうがノイズが少なくなるかもしれません。
・一定期間以上、追跡可能なIDで識別されるネット上の個人の発言は「言論者」としてみなされるが、そうではない「匿名」のものはノイズとして扱われることが当たり前になる必要がある。
・匿名者同士がノイズをやりとりして遊ぶ人のための場所を取り上げようとしている訳ではない。現状の2ちゃんねるやYouTube/ニコニコ動画ほとんどの動画はそのような場所であり、そこで暇つぶしをしたい人はどうぞご自由に。
・「言論者」になる人がもっと増え、現状の「ネット上の意見と言えば2ちゃんねる」ではなく、言論者同士によるネット上の議論が成立するようにならないと、今の「匿名イナゴ」によるS/Nが極端に低い状況は改善しない。
個人的には、2ちゃんねんる管理人の昔の発言「嘘を嘘と見抜けない人には…」を盲目的に尊重し、情報の受け手に過大な責任を押し付けようとする人が多いことに失望しています。追跡可能なIDを持ち、過去の発言を見た上で「嘘を嘘と見抜く」ことは可能でしょうが、自分の身辺を危険に晒す訳でもない情報もいちいち匿名でのみ発言することが多い風潮は、議論の効率という面のみからみても好ましくありません。
情報発信の権利も責任も全て個に帰結することが社会的に保障されている環境に於いて、実名を用いない理由はさほど存在しないでしょう。池田先生のような研究職、あるいは各種専門職の先生方は原則的にこれに当たります。
一方、それこそムラ社会型の仕組は個人よりも組織を重視します。個人の発言であっても、個人の所属する組織に対して反応するケースが余りにも多く、個人が個人の権利と責任の範疇で発言しているはずが、いつの間にか組織の責任にされてしまう事態がままあります。
つい先だっても青山学院大学准教授の個人のBlogでの発言内容について大学に抗議が殺到し、処分が検討されているとの報道がありました。このケースでは“実名を晒している個人”による誹謗中傷の発信という部分がありますので単純比較はできませんが、研究職ですら実名での発信が個人の責任に帰結せず、組織が悪い、とされてしまっています。
こういったムラ社会型の反応をこそ問題視し、個人の権利と責任の確立された社会を構築すること抜きに、実名での情報発信を行うリスクを避けたいと思う社会人の方が圧倒的多数となるのは必然でしょう。
最終的には卵が先か鶏が先か、といった議論にもなりますが、実名で情報発信“することもできる”にも関わらず、“そうしない”利用者が大半である、という事実こそが、市場の選択の結果なのではないでしょうか。
ましてネット上での言論規制が行政により矢継ぎ早に行われる昨今、それでも実名を使うメリットは激減し続けているとしか感じられません。
あと田舎者云々は関係ないと思います。中国は議論する国でしょうし、日本の都会人は田舎者より我が身(と仲間)が可愛いタイプが多い感じです。日本流の農村に起因しているのでしょうが、日本全体の文化でしょう。時間をかければ変えられると思いますがね。
中国のネットで実名が主流になりつつあるとは思いませんが、実名でのネット・コミュニケーションが普及すれば良いなと思います。日本におけるヘアヌードの取締り緩和のようなもので、時流にあわせて少しづつオープンにしてゆけば、いつかは普通の議論ができるようになる日も来るでしょう。
昔は日本人も名を惜しむというか、武士も先ず名を名乗れ、とか言っていたはずなんですがね。
発言には当然誤りが含まれるかもしれない。しかし、多くの真剣な発言者が集まり、議論を明示化する過程でよりはっきりと問題把握させる手助けとなっています。現時点では将来がどうなるか分からない。しかし、変化を起こしていくしか無い。その変化は認識の変化を通して徐々にですが、確実に伝わっていくはずです。
人々の問題意識や発言しようという「想い」に「名前」は付いていません。「実名」「匿名」には現時点ではあまりこだわらず、積極的に発言し、認識を確かなものとする為にも参加する姿勢を私たち一人一人が高めていくことが重要だろうと思います。
その点で、池田さんがタイムリーかつ鋭い視点を、日々広く提供されている事実に、自分としては強い意義を感じます。語るべき重要な事は常にありますし、社会的な事柄を扱う以上、様々な立場の方から意見が表出するのも自然な事です。それらが「明示化」される。ネット上のコミュニケーションの凄さはそういう点にあります。
大学で講義される事と、ここで発言することの社会的な影響力は質の面で異なりますが、今語るべきことを発信し続ける限り、継続的に議論が育っていくでしょう。そして、それは発言される方の物事を「正したい」想いに沿っているはずです。
世界で最大の英語圏とは中国であることを・・・。
いま、世界は激しいスピードで変化しています。そして、われわれの知らない間に、「パワーシフトが進行している」可能性大きいと予想されます。池田先生の中国情報は、工業化社会を中心に経済発展進めてきた日本企業に対する警鐘と実感致しました。果たして、われわれが進むべき次なるステージとは何かを真剣に考える瞬間であるかもしれない・・・・。
*「Did You Know ?!」: http://prewire.blogspot.com/2008/03/blog-post_09.html
ひろゆき氏も同じような発言をしていたと記憶していますが、日本の言論は「朝日新聞がこう言ったからきっと正しい」「あそこの有名な大学の教授がそう言ったんだから間違いない」という『長老の鶴の一声』のようなそれこそまさにムラ社会の典型的な言論空間でした。
内容が正しい正しくないに関わらず、発信者の立場・所属によってバイアスがかかってしまうことに対するアンチテーゼとして、ネットでは「匿名によって『発言自体』を競わせることで、内容の是非を決める」という文化が生まれたのだと思います。もちろん、それに付随して具にもつかない輩も発生してますが。
実名・匿名どちらでもいいですが、ネットを再び村社会の言論に戻してしまうようなことはしないでもらいたいですね。
しかし、まず塊より始めよの心意気で実名にする気にもなりません。少なくとも上記のような状況下では、日常では一生聞くことがないような暴言を匿名の人たちから浴びせられそうだし(自分の政治選好がリベラル寄りなことを考えると特に)、それに対する鈍感力を養うのも億劫だからです。まさに鶏が先か卵が先かという感じです。
匿名でホンネを語るというが、実際にそれがホンネであるかどうかは疑わしい。誰かの記事やコメントを読んで脊髄反射的な怒りにまかせた暴言が心に浮かぶ事があるが、何回か書き直したりしていると、だんだん冷静になってきて、怒りの奥にある別の意見が浮かんでくる事もある。落ち着いたからより深いレベルにあるホンネで書ける事もある。このブログでもそうだが、内部告発的な意見など、本当に会社や社会的な立場から実名でコメントできないケースは、実は稀であると思う。
一方で、オフラインでの対面ミュニケーションでは過剰に相手に遠慮する人もまた多いのではないか。営業ならわかる人も多いかもしれないが、問題が起こってお客が怒っている時は、電話やメールでの説明は「火に油」の事が多い。そういう時でも会って説明すると、電話での態度とはかなり違った対応を受けるものである。
この辺に、日本人のコミュニケーションにおける習性が現れているように思われる。
ネットに平気で落書きする人々は、恐らく旅行先で世界遺産とか重要文化財に落書きするお馬鹿な日本人とどうレベルです。
道具は人の使い方次第です。ネットと言う強大な道具を悪口程度にしか使えない日本人の村根性が問題なのです。
報道が事実上まともで無いからには、ネットを使用して真実を語り合うしかないのに、こんな馬鹿なことを繰り返しているからネット規制をされる羽目になるのです。
このまま行けば、ネットも報道も政府に規制され、今までどおり官僚や政治家達に食い物にされるだけでしょう。彼等は多分年貢を納めろというレベルなのに、誰も税金妥当性や法律の妥当性などを議論せず、村人同士で足の引っ張り合いをしている・・・
お上はほくそえんで居るでしょうね「やっぱり愚民だ。俺達はまだまだ安泰だ。」とね。
俺達が管理してやらねば。」の間違いでしょう?
論旨が散漫だったので整理しました。
要は、池田産が実名の長所と上げている部分は、逆に『実名によるコンテンツ拡充は、至近な利益に結びつくコンテンツの拡大を招き、総体としてのコンテンツ価値を下げる危険がある』という危険性も持っている、と言うことです。
これは昨今のマスコミを見れば顕著です。
また、直接的な利益に結びつかない生物学などでは、その権威に、王族貴族が多く見られます。
ネットの匿名性は、楽観的性善説だけで言うと、一般庶民誰もが、上述の『貴族の教養』をお互いに楽しめる場を提供している、という側面もあると思います。
個人的な感覚では、誰かの役に立つかもしれないけど、単なる好きでやっている趣味の上での成果などは、『実名でupするのはイヤです』。
日本人的な倫理観から、どうしても『卑しい』と感じてしまいます。
日本人に限らず、初期のネット、JUネット辺りからネットを利用している人は、そう少なくない割合で、そう言う意見も持っていると思います。
その質に関してですが、世界も日本もネットイナゴの質自体は変わりがないような気がします。日本に欠けているのは全体の質を上げる上で重要なトップレベルの専門家によるブログや報道機関ウェブサイトの質や量ではないでしょうか?
海外を見渡してもネットを利用した虐めや少年少女への性犯罪の話題は溢れています。正直日本のネットイナゴの質が特別悪質だとは思えません。ただ量だけは多いかも知れません。これは日本が世界でも飛びぬけて1Mbpsの通信料が安いためだと考えられます。このため玉石の石が増えているのでしょう。
通信料というネットへの参加障壁が低い日本で石の参加を規制するのは不可能ではないでしょうか?むしろ玉を増やすにはどうしたらいいかを考えるべきだと思います。
この連休にダウンロードしたpdfファイルを読んで考えてみます。
p.s.直接池田先生の指導を受けることができる学生達が羨ましいです。
偏差値の低い学生はムラ社会的ネットイナゴになりやすいかもしれませんが、一方の偏差値の頂点を極めた東大法学部トップの官僚達が優秀な成績で自信を深めて堂々と公衆の面前で開陳した意見も「デイトレーダーは馬鹿」レベルが多いわけです。池田先生の理屈を突き詰めていけば、問題は「匿名で他人の悪口をいうだけの日本のブログ」などではなく、未だ日本社会が上から下までムラ社会的エトスに縛られている事が問題のはずです。
ネット上の言説のレベルは、現実社会の反映に過ぎません。日本のウェブが駄目なのは、現実社会の知的エリート、政治的エリートのレベルが低いせいであって、その逆ではありません。現実社会の大学、官庁、議会、企業、マスコミなどで、低レベルな言説を振りまく知的・政治的エリート?が淘汰され、実力のある人が本当の知的・政治的エリートとして評価されるようにならない限り、ネットをどう規制しようが、日本のウェブは駄目になります。
ホワイトハッカーを目指す私としては非常に残念です。でも、その貨幣の価値を上げるために、実名を義務づけても無理かと思います。
ネットと言うピストルを利用できない人は、実名でも利用できるはずがありません。実名であっても村意識で集団リンチするのがオチだと思います。
さらに、情報の質と言うものは人間の主観によって変化するものですから、人間が好色ならば色情報の価値が高くなっていまいます。
結局のところは、日本人の質が低いの原因だと言わざるを得ません。
となれば結局のところ、どうやって人間の質を上げるのかと言う非常に哲学的な問題領域となってしまうと思います。
私は、検索エンジンの使命は、「その情報が有益であってもゴミであっても、そのまま検索結果として出す。」ことだと思っています。
もちろん、「硫化水素の作り方」などの"危ない情報"に関してはフィルターをかけるべきです。
GoogleニュースやAmazonで自分の好きな情報を検索すると、次回から"おすすめ情報"として似たものがピックアップされますが、それと逆に「私はこのような情報はいりませんよ」と、個人で設定出来るようになれば、全体にフィルターをかけずとも、ある程度無駄な情報は除外出来て良いと思います(全体で分別されるとかえって困ります)。
最近、Googleで検索しても"外れ情報"が上位にくる場合が多いと感じます(Yahooはもっと多い!)。
少なくとも、一度見て外れだと思ったサイトは二度と表示されて欲しくないです。
1,実名で意見を言う=質が高いという、今回の池田さんの意見はあくまで、『質の一局面』を表したものであり、それに対し自虐史観のような(自分たちはそうではないという意識が見えるところも自虐史観っぽい)日本の村意識叩きだけが集まっているこのコメント欄も、他のエントリーに比べると質が低く感じる。
『議論、意思表明』だけがネットの特性であり、正道であるという、という短絡した意識が醸造されているようで、これではネットイナゴと称されるものと変わらない。
2,
ISPには実名で接続しないと厳しく罰する法律でもない限り、実名の真偽は結局定かではない。
これは前述の通り、実名を晒す事への利益に頓着しない、あるいはネットで趣味の話をするときくらい現実のしがらみは感じたくない、という層が相当数居ると見込まれるから。
こういう層は、実利に走る実名層に駆逐され、ネットが最終的に『現在のマスメディア』とイコールになり『萎縮する』という、最悪のシナリオをあえて呈示しておく。
池田さんは学校の授業と休み時間を例に挙げていたが、これはある意味正鵠を射ていて、『学校でもないのに窮屈な』としか思う層はいくらでも居て、尚かつそれらが全て『悪質な他人叩き』しかしないわけではない。
サブカルチャー、カウンターカルチャーの芽を潰す可能性も大いにある。
まぁ、敢えて同感の意を述べる価値が私に有るか否かは定かではありませんが(^^;;
ブログへこんなことを書くのも何ですが、ブログなる物が日本にも普及して氾濫するにつれ、次第に検索の旅が苦痛となってきました。
それ以前にはあった楽しさが消えてしまった。
だったら検索からブログを除けば良いだけだろう、とおっしゃる方もいるでしょうが、
かつてなら自分なりに知恵と意匠を凝らしてウェブサイトを作って其処で主張なり探求なり何なりなさってた層も、
流行りからか今はお手軽にネット日記帳でなさっていたりするので、結局はブログも検索するしかなく、
勢い「僕の今日の買物雑記」や「私の今日のテレビ雑感他」「誰それさんの日記帳を読んで」の類を除けるために検索ワードはどんどん冗長化してゆき、
かつての様な脇道をちょいと覗く楽しさも、目的地から更に奥の方に分け入って行く楽しみも気力も失せ、もはや苦行の如し…。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
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