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食料自給率という幻想
2007-09-01
/
Economics
松岡利勝の記事のコメント欄で、食料自給率をめぐって論争が続いている。特に先月、農水省が日本の自給率(カロリーベース)が40%を割ったと発表したことで、民主党が「自給率100%をめざす」などと騒いでいる。
しかし、この問題についての経済学者の合意は「食料自給率なんてナンセンス」である。リカード以来の国際分業の原理から考えれば、(特殊な高級農産物や生鮮野菜などを除いて)比較優位のない農産物を日本で生産するのは不合理である。そもそも「食料自給率」とか「食料安全保障」などという言葉を使うのも日本政府だけで、WTOでは相手にもされない。
食料の輸入がゼロになるというのは、日本がすべての国と全面戦争に突入した場合ぐらいしか考えられないが、そういう事態は、あの第2次大戦でも発生しなかった。その経験でもわかるように、戦争の際に決定的な資源は食料ではなく石油である。その99.7%を輸入に頼っている日本が、食料だけ自給したって何の足しにもならない。それより1993年の「コメ不足」騒動でも明らかになったように、普段から輸入ルートを確保しておくほうが供給不足には有効だ。
1960年には80%もあった自給率が半減したのは、単なる都市化の影響ではない。最大の原因は、米価の極端な統制だ。コメさえつくっていれば確実に元がとれるので、非効率な兼業農家が残り、コメ以外の作物をつくらなくなったのだ。こういう補助金に寄生している兼業農家がガンなので、民主党のようにまんべんなくばらまくのは、もってのほかである。所得補償をやるなら一定規模以上の専業農家に限定し、米価を含む農産物価格の規制や関税を全廃し、兼業農家を駆逐する必要がある。
所得補償は、従来の輸出補助金などよりましな政策としてWTOでも認められているが、それは生産補助金であってはならない。したがって「所得補償で自給率を向上させる」という民主党のマニフェストは、WTO違反である。このように先進国が補助金を出して途上国の農産物の輸出を妨害していることが、彼らの経済的自立を阻んでいるのだ。役に立たない開発援助よりも、先進国が協調して農業保護を廃絶するほうが途上国にとってはるかに有効だ。これが今やWTOのもっとも重要な役割である。
コメント (
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コメント
Unknown
(
DEK
)
2007-09-01 19:58:37
> その経験でもわかるように、戦争の際に決定的な資源は食料ではなく石油である。
あと,第2次世界大戦の時はボーキサイトや鉄の不足も酷かったようですね.大井さんの「海上護衛戦」に色々と書かれていました.
Unknown
(
山田
)
2007-09-01 20:09:21
池田さんは民主がお嫌いな様ですね。自民の片割れみたいなものですから、私も全く信用しておりません。民主としては自民が切り捨てた農民票が欲しいための政策を打ち出すことは素人臭いですが、必然でしょう。落ち穂拾いは確実ですから。
前半は完全に同意します、そのとおりでしょうね。
>1960年には80%もあった自給率が半減したのは
ただ、上記から始まる4番目の段落は現状を正しく認識しているとは思えません。
大規模にするとか企業的に農業をするとなると高いか安いかだけの勝負となります。そうなると、絶対に国際的な競争は不可能でしょうから、農業を経営することは不可能となります。
タイが常にアメリカに補助金の廃止を訴えているように、アメリカのような大規模米作でも国際的な競争力はありません。生き残れる作物は国際競争をしなくてもいいもの、山形の高価なサクランボなどが代表的なものとなるでしょう。ですが、それらの商品は単なる嗜好品であって存在できなくても・・・言い方は悪いですが、どうでも好いものです。
一方、小規模な兼業農家は半ば趣味でやっているため(これも言い方が悪いですが)経済的な圧力には強い、というよりも農業をする経済的なインセンティブはずっと前から米作からは失われています。農協に米を出荷する限り、150万円/haですから、土地の値段と労力、生産コストを考えたら、アホらしくてやれません。
ですから、兼業農家はガンではなくて、日本の農業の中心的な担い手と考えてそれをそう生かし存続させるかがこれからの課題ではないでしょうか。
妙案は思いつきませんが、食糧の確保は安全保障の一環として食糧政策を考えて行くしかないと思います。それと同時に農地をどのように維持していくか、これも経済的側面からのみ考えることなく、進めていくしかないでしょう。一番重要な基本的な食料である米を初めとする穀類は統制価格があろうと農地が集約されようと国際的な競争力はどうしようもありません。
そして、途上国の収入増加を考えるなら日本国内の問題ではなく、アメリカ、ヨーロッパなどの補助金を問題にする方が有効だと思われます。それに途上国の経済自立や先進国との平等を考えるなら、途上国の強い部分を自由化して、途上国にこれから必要とされる分野は関税などで守られる、その様な施策が必要ですが、WTOの設立の趣旨から考えて無理でしょう。
農業調整問題
(
ひろりん
)
2007-09-01 21:49:40
先進国の農業問題は食料問題ではなく、農業調整問題になっております。こんなことは、20年以上前から
速水祐次郎などが書いてました。
兼業農家は食管制度、稲作の特性、兼業先の存在、
農地改革の悪影響が複合したアマルガムみたいな
ものです。
ノイズ扱いされてしまうかもしれませんが…
(
おのころ金造
)
2007-09-01 22:57:03
事あるごとに、日本の軍国主義化を叫ぶ勢力に「何言ってる、こんな自給力で長期の戦争が出来ると思うか」と反論するのは手かもしれませんね。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-01 23:26:31
60年代に自給率80%なのは算出方法が価格ベースだからでは?
現在も価格ベースの計算ではそうも自給率は落ち込んではいないと聞いた事があります。
あやふやな記憶ですみません。
Unknown
(
藤井 まり子
)
2007-09-01 23:30:38
池田先生、よくぞ言ってくださいました!
一番の問題は「安全保障」という錦の御旗をつけた役人の四文字熟語に、ほとんどの国民が簡単に騙されてしまうことだと思います。
かく言う私も、20代の頃は、通産省・資源エネルギー庁が振りかざす『エネルギー安全保障』という言葉にすっかり騙されて、高速増殖炉を始めとして、核燃料の再処理やプルトニウム利用の推進や、新エネルギー開発機構(NEDO)の創設に感激した愚かな過去を保有しています
でも、「安全保障」の実態は、中央の役所が「安全保障」という「錦の御旗」を振りかざすときは、かならず予算の増加や、彼ら中央の役人の利権確保(天下り策を確保するがためにような特殊法人の増設)ばかりが増えただけでした。
農業行政も然りです。
「安全保障」という言葉が付くと、「敬老精神」という言葉と同じくらい、たいていの人は思考停止の金縛りに会ってしまう。「安全保障」という言葉がどれほど「まやかし」として使われているか説明しようと努力しようとすると、自分の能力の低さに暗澹たる気分になります。
「安全保障」は「環境保護」と同じくらい、一種の宗教・禁猟区のようになってしまっています。
ですから、池田先生の今回のブログ記事にも拍手喝采しています!
10年後には食糧ショックが来るかも
(
佐藤秀
)
2007-09-02 00:15:58
>そもそも「食料自給率」とか「食料安全保障」などという言葉を使うのも日本政府だけで、WTOでは相手にもされない。
そりゃそだろう。自由貿易が本尊のWTOがそんなこと言っちゃおしまいよ。
日本の場合、他の欧米先進国に比べ自給率が極端に低い。石油ショックで大慌てでエネルギーに占める石油依存度を低めたおかげで今回の石油価格暴騰でも対して被害は受けていない。
しかし、暢気なこと言っていられるのは後10年くらいで、その頃にはガラリと情勢が変わっているだろう。いくら物理的戦争が起きなくても、圧倒的需要超過になれば、カネの力も効かなくなり、自国かわいさに供給可能国(これも存在しているか怪しい)売り惜しみすれば食糧ショックになる。
いつまでもあると思うなカネと自由貿易
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-02 00:21:45
池田さんは小沢さんと民主の内側にいる社民系が嫌いなんじゃ(笑)民主が与党になれば、社民系が外交関係でむちゃくちゃ言うのは目にみえてますよ。わたしゃテロ特措法の延長反対の理由を話す小沢氏の発言でもうげんなりきてますが。アメリカの占領政策失敗を理由に撤退するならわかりますが、あのおっちゃんは国連との協調を主張していました。何それ。国連に頼んでも何も決まらへんわ。弱腰外交だ。
余談でした。
カロリーベース
(
池田信夫
)
2007-09-02 00:26:20
1960年の80%というもカロリーベースです。ちなみに金額ベースでは、現在でも70%です。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/0310.html
農業は、必ずしも衰退産業とはいえません。消費者が鮮度を求める野菜や果物は国内生産が増えており、食管制度を戦後すぐやめていれば、もっと多様で安い農産物が生産され、農業の衰退も今ほどひどくならなかったかもしれません。
「地域間格差の是正」のために補助金をばらまくなどという発想では、地方の活性化は不可能です。農水省を解体し、農業に株式会社を導入して規模を拡大し、生産性を徹底して上げる工夫が必要だと思います。
WTO違反
(
しがないサラリーマン
)
2007-09-02 00:40:53
はじめまして、いつもこっそり拝見しております。
WTO違反について、コメントを書かせていただきます。
>所得補償は、従来の輸出補助金などよりましな政策としてWTOでも認められているが、それは生産補助金であってはならない。したがって「所得補償で自給率を向上させる」という民主党のマニフェストは、WTO違反である。
テレビの討論番組で、自民党のある議員が「民主党のマニュフェストはWTO違反だ」と指摘された時に、民主党の枝野氏が以下のように答え、自民党の議員が反論できなかったことがありました。
WTOの農業協定で補助金の分類
(1)輸出補助金
撤廃の方向になっている。現在、日本はゼロ。
(2)生産促進の補助金
1)生産促進の補助金
「1キロ当たり○○円補助」や「価格が下がっても一定価格を保証する」といった内容で、減らしていくという方向になっている(禁止ではない)。民主党の戸別所得保障はこれに該当。
2)生産促進の効果が少ない補助金
どんなに生産を増やしても補助金は一定という(固定支払い)内容で、自民党の政策は(大規模農家を対象)これに該当。
現在、WTO農業協定上では日本は年間約3〜4兆円の補助金枠が認められ、政府は約5000〜6000億円の補助金を出しています。民主党の主張は、WTO農業協定で認められている補助金枠内で上記の(2).1)の方式で、戸別所得保障することです。
つまり、WTO違反と指摘した自民党議員は、輸出補助金と生産促進の補助金を混同していて、自民党も民主党も生産促進の補助金の枠で、どうやって保証するかの違いになります。池田様の記事でも、輸出補助金と生産促進の補助金を混同されているのではないので
しょうか。
WTO違反以外については、池田様の主張に同意です。
補足させていただくと、民主党の個別所得保障は、完全にばらまきですが、唯一のメリットとして、農協を弱体化させることができます(個人的には、農協が日本の農業政策の「癌」と考えています)。気がかりなのは、自民党案でも参議院選挙敗北で格差是正の波を受けて、上記(2).2)の方式でも枠一杯使って補助金を出す可能性があり、民主党とのばらまき競争になります。
食料危機になれば自給率は上がる
(
Inoue
)
2007-09-02 01:02:16
食料危機論者は、価格メカニズムというものを一切無視しているんですね。
日本の農業でも採算ラインに乗るほど食料価格が暴騰したら、政府が何もしなくても、自動的に自給率は上がるわけですよ。但し、家計はひどく苦しくなるでしょうし、小麦や畜産物消費は激減します。
突発的な世界同時凶作という、未だかつておこったことのない非常事態を想定して騒ぐ方もいらっしゃるのですが、その場合でも、外貨が有り余っている限り、何も問題ない。途上国に飢餓を強いて、日本が食料を買いあさるという倫理的問題はありますが。
それでも不安なら、石油やレアメタル同様、一定の穀物備蓄を国庫補助を出して行えばよい。薫蒸を注意深く行う限りは、常温でも3年分くらいは備蓄が可能です。食味が低下した穀物は、タダ同然で放出して、家畜の餌にでもしてしまえばよい。それでも、農業保護を行って、常時食料生産力を維持するよりは、はるかに安くつく。
Re: WTO違反
(
池田信夫
)
2007-09-02 01:15:36
なるほど、民主党もそれぐらいの理論武装はしているわけですね。「WTO違反すれすれのバラマキ」というわけだ。
ただ、今の農協経由の補助金よりましであることは、おっしゃる通りです。かつて農業補助金を取材したときも、日本の農政が農民のためではなく農協のためにあることを痛感しました。
減反と農協
(
ひろりん
)
2007-09-02 04:43:23
>食管制度
こいつのせいで、減反制度が不可欠となりました。
減反は、規模に比例されて行われ、大規模農家が
多くの枠を引き受け、生産性は下がったはず。
農政が農協に向いていたのは事実です。他方、
兼業農家や農家の次男坊の就職先であり、農家
からの不満は少なかったと思います。
農協は減反の割り振り役でした。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-02 06:45:27
平野が少ない日本でアメリカみたいな大規模農業ができるのかという疑問がありますが。
カロリーベース
(
pongchang
)
2007-09-02 07:21:10
まず、高齢化が進む程、米などの素材ベースの食料自給率があてにならなくなります。経管栄養剤というのは極端だけれども、入所の給食やコンビニ弁当など均一な加工食品に頼る事になるのですが、さてその国内供給力は?となるわけです。カロリーベースの自給率の最悪なところは、メタボリックな食材を選ばなければ、存外簡単に上げられる所です。揚げ油を使わない、肉を喰わない、生産ベースでなくて消費ベースでの自給率向上は、廻り回って医療費の軽減に繋がるかもしれません。
住専は農協救済だった
(
Inoue
)
2007-09-02 07:43:58
>日本の農政が農民のためではなく農協のためにあることを痛感しました。
月刊総合誌レベルではちゃんと書いてありますが、住専処理で矢面に立たされた銀行は、実は政治圧力に屈して、いわれのない負担をさせられた被害者であり、裏で政治家を操って得をしたのは農協でしたね。
農業は工業化せよ
(
M.M(仮名)
)
2007-09-02 10:36:07
池田様、初めてコメントいたします。
>「地域間格差の是正」のために補助金をばらまくなどという発想では、地方の活性化は不可能です。農水省を解体し、農業に株式会社を導入して規模を拡大し、生産性を徹底して上げる工夫が必要だと思います。
土地が狭いなら、ビルのように高層化したハウスで野菜を作れば良い。風水害・虫害・獣害とも無縁。農薬も最小限にし、安価で安全な作物を大量生産する。
農業の担い手は、べつに農家でなくて良い。
農家が後継者不足に悩む一方で、農家に生まれなくとも農業に携わりたい人もいるはず。そんな人は「農業ファクトリー」に就職して、サラリーマンとして働く。
たとえ安全であっても、工場みたいなところで作られた米や野菜を口にしたくない人は、高くとも「顔の見える農家」で作られたものを食べる。
職人的な専業農家は、一種の人間国宝として国が保護し、後継者の育成とともに、里山の維持管理や農業にまつわる神事など、ノスタルジックな日本の風景を継承する役割も担う。
徹底した効率化による工業化した農業と、ノスタルジーとしての農業。
日本の農業を二極分化してはいかがでしょうか。
それほど農家を目の仇にしなくとも
(
Unknown
)
2007-09-02 10:48:35
>コメさえつくっていれば確実に元がとれる
>コメ以外の作物をつくらなくなった
私は農村地帯のいますので、実感としてわかります。
>補助金に寄生している兼業農家がガン
それは言い過ぎでしょう。
>農産物価格の規制や関税を全廃し、兼業農家を駆逐する必要がある
日本の経済を支えているのは、都会のサラリーマンだけではないでしょう。
大方の方々の意見は、都会でコンクリートに囲まれて暮らしている方の意見なのかな〜と
石油は戦略物資か
(
Unknown
)
2007-09-02 11:11:25
食糧自給率云々はナンセンスだという本論とは関係がないですが、
> その経験でもわかるように、戦争の際に決定的な資源は
> 食料ではなく石油である。
石油も食料と同じだという論があります。
藤和彦「石油を読む―地政学的発想を超えて」(日経文庫、2005)によると、
石油が戦略物資で、その確保は安全保障上重要だというのも幻想とのことです。
・OPEC、石油メジャーともにシェアが低下。もはや価格支配力はない。
・常温で運べる石油の運送コストは格安で地球の裏側から調達可能。
・その結果、価格がグローバルに均衡する市場を作り出した。
・埋蔵量は採掘に対する経済的インセンティブと技術革新に依存し、年々増えている。
・しかるに根拠の薄い「30年説」の呪縛に政治家も官僚もとらわれている。
・むしろ問題はコモディティとなり投資の対象となった石油価格のボラタリティ。
細かな数字は忘れましたが、論旨はそんなところだったと思います。
多くのデータで展開される専門家の話に、私は説得力を感じました。
長期的視野にたてば
(
SD
)
2007-09-02 11:12:48
食糧自給率は上げるべきでしょう。国民の健康を長期的に守るためにはそれしかありません。
たとえば、海外産の大豆は日本に輸入する際に薬品で薫蒸しています。虫がつかないようにね。その薬品には発ガン性物質が含まれると言われています。
別に戦争がどうこうの話じゃなくて、食料を海外に頼るようになると、こういう被害が懸念されるんですよ。それは遺伝子的なレベルの被害で、百年程度では気づくことすら不可能かもしれません。今わかっている情報だけに基づいて、経済合理性だけを追求するのはいかがなものでしょうか。
農業国・工業国
(
iseheijiro
)
2007-09-02 11:32:53
去年の夏、アルゼンチン・ブラジル・ウルグアイをうろついた。アルゼンチンは農業・牧畜国だ。日本の国土の7倍の地面は、南北に草原・河が広がり、豊かそのものだ。人口は4千万人以下なのだ。ちょうど、中国の正反対を考えると分かりやすい。
成田から東京へ向かう電車の窓外の風景を想い出した。小雨が降っていた。狭い山間地に整然と植えられた米の穂波だ。「あ、なんでこんな詰まらんことをしてるのか、が、田園風景はいいもんだなあ」というのが感想だった。伊勢 ルイジアナ
経済学者の妄想
(
う
)
2007-09-02 14:36:23
■食糧自給率
○ 主要先進国の食料自給率(カロリーベース)の推移(試算)
単位:%
1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000
オーストラリア 199 206 230 212 242 233 261 280
カナダ 152 109 143 156 176 187 163 161
フランス 109 104 117 131 135 142 131 132
アメリカ 117 112 146 151 142 129 129 125
ドイツ 66 68 73 76 85 93 88 96
スペイン 96 93 98 102 95 96 73 96
スウェーデン 90 81 99 94 98 113 79 89
英国 45 46 48 65 72 75 76 74
イタリア 88 79 83 80 77 72 77 73
オランダ 69 65 72 72 73 78 72 70
スイス 48 46 53 55 60 62 59 61
日本 73 60 54 53 53 48 43 40
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/013.html
池田さんのおっしゃる「経済学者の合意」は、先進国のコンセンサスを得ていません。そのことは、上記に示した農水省発表の「世界の食糧自給率」を見れば一目瞭然です。「比較優位のない農産物を日本で生産するのは不合理」というなら、それは日本以外の先進国にも当てはまらなければなりません。しかし先進国のうち、食糧自給率を維持または増加させているところはあっても、日本のように顕著に低下させているところはありません。ドイツやイギリスは、この40年のうちに食糧自給率を顕著に増加させています。これは一体何故なんでしょう?
第二次世界大戦中に食糧輸入がゼロにならなかったとおっしゃいますが、食糧自給率も輸入率も明示しないまま、そんな話をされても参考になりません。日本のような島国は、有事に海上封鎖されたら、資源も輸入頼りの食糧もあっという間に枯渇します。私が言えるのは、石油は腹の足しにならないということです。飢えて死にそうなときに石油をくれというバカは居ません。優先順位を間違っていると思います。
核弾頭の話は、チェルノブイリを思い出してください。一体何処の国や人道支援団体が、原発事故直後のチェルノブイリまで出向いていって援助しました?他国の人間が被爆のリスクをしょうような美談は、聞いた覚えがありません。逆にあるなら是非教えてください。そしてそのような援助が、必ず日本にも約束されていると確約して欲しいものです。
池田さんは兼業農家を悪者扱いして、補助金に寄生するなどと表現していっていますが、逆ですよ。兼業農家は他で稼いできた金を農機につぎ込んでいます。ヤンマーやイセキで農機の価格を見てください。兼業でなけりゃ手の届かない代物ばかりです。そもそも兼業農家に支払われる補助金なんて焼け石に水。恐らく一軒につき数万程度でしょう。寄生とまで言われてもらわなければならない額じゃない!なけりゃないでも大勢に影響はなし。趣味と割り切らなきゃやってられない農家が大多数です。実際に寄生しているのは、兼業農家の入れ足しで作られている農作物を、市場価格という叩き売りで安く買っている消費者じゃないですか?
罵詈雑言を浴びせ掛けられてまで私達の作った作物を食べていただかなくて結構です。どっからでも安く輸入して、美味しく頂いてください。
戦時のみか?
(
KS
)
2007-09-02 15:16:33
皆さん日本に食料が入って来なくなる時を「戦時」のみと考えておられるようですが、本当にそうなのでしょうか?
中国が経済発展を遂げ13億人が日本人並みの食生活を始めたらどうでしょうか?日本の倍額払うから食料を売ってくれと言い始めたら・・・。
Unknown
(
通りすがり
)
2007-09-02 16:11:14
食料の輸入がゼロになるというのは、日本がすべての国と全面戦争に突入した場合ぐらいしか考えられないが、
☆これって単純すぎません?
金だけあってもモノ(食料)が全世界的に不足するという事態は色んなケースが考えられますがね。
また、WTOがあなたにとっての唯一の標準のようですね。なんと単純なことか・・。
農協に対する問題
(
blog49
)
2007-09-02 16:38:39
農協の管轄は他の金融機関と異なるため、それまでの資産についてまともに査定されていないのが現実です、まだ本格的な問題にはなっておりませんが、乱脈融資の実態は相当数あり、巨額の不融資事件も地元では起こっています。毎日回収毎日実行でごまかしていたというお粗末ぶり。
これらはもしバラマキ集票したとしても将来禍根を残すことの一旦になると思います。
現実整理・淘汰が一番進んでいない金融機関が農協であり、もうどうにもならないところまで不良債権をつんでいるようです、農業関係者に施しをするだけでなく、流通にメスを入れなければ砂漠に水まくになるのではないでしょうか?
地元の杜撰ぶりには目を見張るものがありました。いる方のすべてが悪いのではないのですが、組織疲弊はもう間違いないようです。
Unknown
(
みみずく
)
2007-09-02 17:20:54
日本の農業が衰退するとおいしい米や安全な野菜が食べられなくなると心配する人がいるようであるが,このような食料は(山形のさくらんぼと同様)輸入品に対して十分の競争力を持つ.したがって,それらが日本で生産されなくなることを心配をする必要はない.いずれにせよ,農業に対するバラマキは税金の浪費である.
まとめてお答え
(
池田信夫
)
2007-09-02 17:33:44
安全性云々とか、世界的凶作になったら・・・という類の話は、農水省のPRにもよく出てきますが、そういう不安定性は、どんな資源にもあります。その需給を調整するために商品相場というのがあるのです。官庁およびその宣伝を鵜呑みにする人々の辞書には、市場メカニズムという言葉がないようですね。
欧米で「自給率」が上がっているのを賞賛している人がいますが、それこそが今、WTOの争点になっているのです。たとえば2003年のWTOで、欧米が綿花に60億ドルもの補助金を出しているため、その国際価格が暴落していることに対して、途上国が激しく抗議しましたが、是正されなかった。このような先進国の(農民と政治家の)エゴイズムが「自給率」を高め、途上国を苦しめているのです。
Unknown
(
ぷぅ
)
2007-09-02 17:35:29
>民主党が「自給率100%をめざす」などと騒いでいる。
いくらなんでも100%は無いよね。
今は40%だけど、今70〜80代の人たちが受け持ってる分の農業をどーすんの?って話かと思った。
>このように先進国が補助金を出して途上国の農産物の輸出を妨害していることが、彼らの経済的自立を阻んでいるのだ。
なるほどぉ〜。
でも自給率は?関係無いの?
途上国を助けるために日本の農業を犠牲にするような本末転倒なことにはならないの?
それに農業は産業としてだけでなく、地域の自然や文化にも大きな影響があると思うんだけど、それも諦めるの?
日本じゃなくなっちゃうよ
その辺りも考えれば、やっぱ少なくても現状以上のパーセンテージが必要なんじゃないのかな?
なぜ他の国は60%未満にならないの?
何で日本だけよその国以下に自給率を減らさなきゃいけないのかな?
輸入すれば、輸送にエネルギーを使うから温暖化に良くないって聞いたし。
なんてゆーか、合理性云々じゃなくて、不安を感じる。
わかんないことだらけ。
余談
(
池田信夫
)
2007-09-02 17:48:49
農産物の「自給率」を守るために輸出補助金を出したり、高い関税を課したりしようという政治的圧力は、どこの国でも強いようです。EUの前身であるEECも、もとはといえば欧州各国の農業保護が「囚人のジレンマ」状態になっているのを是正しようとして生まれたものです。
私の印象では「知的財産権」の保護も同じようなジレンマに陥っているような気がします。WIPOのような国際カルテルではなく、各国が協調して知的財産の規制を撤廃する「IPRのWTO」が必要なのではないでしょうか。
もう少し冷静に考えてください
(
Inoue
)
2007-09-02 19:22:58
>ドイツやイギリスは、この40年のうちに食糧自給率を顕著に増加させています。これは一体何故なんでしょう?
両国の国民が、突然、米飯好きになったら、自給率は低下せざるをえなかったはずです。どちらの国も、水田を作るには向いてません(それだけの降水量がない)。陸稲くらいしか作れない。
日本国民は、国内産小麦では生産が難しいパンを好み、飼料穀物を大量消費する畜産物消費を増やしてきたのです。
>私が言えるのは、石油は腹の足しにならないということです。
石油なしでどうやって農業機械を動かし、化学肥料や農薬を生産するのですか?明治期の水準の反収にしかなりません。現在の半分以下です。石油は腹の足しになります。
>核弾頭の話は、チェルノブイリを思い出してください
放射能汚染された地域で生産された農産物を食べられるわけがないでしょう。チェルノブイリで実際に行われたのは、現地での農業を禁止することでした。
インセンティブ
(
ある
)
2007-09-02 20:38:08
自給率を国防上の観点で語るのはナンセンスという点は賛成です。
穀物や石油が国防上の武器になるのなら、
日本が圧倒的なシェアを持つ各種ハイテク部品も国防上の武器になるし、
中国に極度に集中している最終工程工場も国防上の武器にならなければいけないはず。
農家の生計は、カロリーベースの自給率が限りなく低くなっても、
国産野菜の消費量が増えれば/または価格が高くなればある程度は保たれます。
中国産野菜が騒がれてはいても、実際には輸送・保管費用にかさむ野菜では自給率8割強を維持しています。
…ということで、野菜の販売ルート(スーパー〜外食)に対し
強力なインセンティブ減税でもつければ、
野菜消費量が増えて、不健康を阻害して医療費も削減できる(?)
とかいうのは夢想的でしょうかね。
Unknown
(
田舎の百姓
)
2007-09-02 21:29:41
絵空事ですよ。
百姓やったことのない人間の机上の空論。
百姓の苦労知ってたらこんなエントリーできませんよ。光回線すら引けない田舎で百姓やってから言って欲しいですね。
Unknown
(
通りすがり
)
2007-09-02 21:38:27
効率化された日本の風土とは?残念なものかもしれませんね。
いただけません
(
blog49
)
2007-09-02 21:51:51
趣味と割り切らなきゃやってられない農家が大多数→もしかしたら趣味として割り切ってきたことがわが国の農業における国際競争力をなおなくさせているのかも知れませんよ。そういう田舎に住んでいますが、国道沿いで高値がつくことを待って売り惜しみしているうちに水田の一角だけ残してしまているというきわめて非効率な側面が散見されます。食の安全性をかんがみればすべてを輸入するということには反対です。しかし、知人の兼業農家でもとても競争と言える仕事の仕方はしておりません。また補助金や各種規制により新規参入が難しいのが現状です。
趣味と割り切るなら趣味と割り切ってください。そこの割り切りがないのに 仕方なくやっているのだ。
これはウソです。本当に財産をつぎ込まなければできないのならみなとっくにやめております・
ではなぜやめないか?買い上げ価格などの統制です。そのじゃぶじゃぶぶりはすさまじいです。
ヤンマーやイセキもその間に競争力をなくしています。コスト競争に参加したのはじつはここ数年のことです。スピードが襲いのです。遅くさせている大きな原因の一つが行政です。
Unknown
(
Piichan
)
2007-09-02 22:33:10
長期的に見ると少子高齢化で食料の需要が減ってくるような気がします。
育ち盛りの子供の数が減少し、高齢者が増加するので脂っこい食品の需要が減ってくるはずです。
市場メカニズム幻想
(
佐藤秀
)
2007-09-02 22:37:52
>官庁およびその宣伝を鵜呑みにする人々の辞書には、市場メカニズムという言葉がないようですね。
市場メカニズムというのは、いつでもどこでも優しく働いてくれるわけではなく、需要と供給があまりに乖離し過ぎると交換手段としての通貨の仲介機能は働かなくなります。基本的に国家は動物的で、生存そのものに危機を感じれば、通貨は万能でなくなります。
それが感じられなくなるのは、日本が敗戦直後の短期間を除きあまりにうまく行き過ぎたからでしょう。欧州各国は幾多の修羅場を経ているので、「永遠の平和」が幻想であるように「永遠の市場」も有り得ない、未来はいつも一寸先は闇だということを知っているんでしょう。その分、貧困国には冷静で冷淡という側面があるんでしょうが、これは日本とて表面はともかく同じ穴の狢でしょう。
農業は難しい。
(
うみゅ
)
2007-09-02 22:53:02
>しがないサラリーマン様
>
民主党の政策はますます持って危険ですね。減らす方向に進むべきと主張している補助金を増額していくということは、これからなくすべき方向の補助金に依存していく体制を作り上げることでこれこそ滅亡の道。
>ぷう様
>今は40%だけど、今70〜80代の人たちが受け持ってる分の農業をどーすんの?って話かと思った。
そうでしょうね。ただ、農業の集約化を考える上では、先祖代々の土地で大規模農業に土地を貸してくれない問題が非常に大きいのでその解決にはプラスとなるでしょう。
うまく言えないのですが
(
いつも読んでます
)
2007-09-02 23:02:40
うーん、「う」さんのコメントに少しだけ味方というか、納得というか、理屈を超えた同調を感じるのは私だけでしょうか?
>趣味と割り切らなきゃやってられない農家が大多数
です。実際に寄生しているのは、兼業農家の入れ足しで作られている農作物を、市場価格という叩き売りで安く買っている消費者じゃないですか?
このご意見は、私のような、都会に住んで農作物を消費するだけの者が謙虚に受け止める必要があるのかなあとも思います。
実際、農業を営んでいる人達が裕福かというと全然そうではなくて、困窮している人達の方が多いのが事実。そこに補助金を出すのが正当であるかどうかは別として、悪者扱いはどうかな、と。
兼業農家の人達は、私の知っている限りでは、本来は専業農家でいたい希望を持っている人が多いと思います。ただ、専業ではどうにも食っていけないから兼業でやっているのであって・・・。
経済学では換算されないかもしれませんが、基本的には農業というのは「生命」をはぐくむ分野です。そこには理屈を超えたものがあると私は思っています。
理屈を超えているからこそ、儲からないのに農業に従事しているのだと思いますよ。
そして、彼らの善意に、私達消費者はどっぷりと甘えているような気もします。理屈は、その甘えの土台があって初めてこねられるものだと思います。
もちろん、それを一時でも無視しないと、大局的な経済学というのも語ることはできないのも事実です。ですから、池田先生の語る言葉にはもちろん尊敬もし納得もしています。
ただ、一応、私達は生きてる生命をぶっ殺して口に入れているわけで、そのことは忘れない方が健全かな、と思ったりしています。
だって、すべて理屈で語ってしまったら、将来はオソロシーことになっちまいますよ。子作りですら、より有能なDNAを求めて人口受精で増やそうなんてことになっちまいます。そうなったら、日本人は全員、イチローとハンカチ王子の子供になってしまいますよ・・・。
・・・いきなり飛躍してスミマセン。
政治を歪めるのは宗教じみた固定観念
(
江戸川アダモ
)
2007-09-02 23:08:41
Inoveさん。
来たるべき世界大戦や世界凶作に備えて、日本国内に篭城しようと考えている人に、何を言っても無駄だと思いますよ。まさに宗教じみた終末論です。
民主党の小沢代表も、先ごろ「農業は通常の産業と考えてはいけない」なんて言ってましたね。
結局選挙なんて、合理的な主張をするよりも、不合理な不安感に訴えて、バラまきを約束する方が票になると言うことです。
大体「文化」なんて言葉が出てくること自体、論理的整合性が破綻した証拠ですね。「農業は文化」「音楽は文化」「漫画も文化」「道路も文化」「電波も文化」…だから守らなければならないと。既得権益者にとっては、非常に便利な言葉です。
もちろんこれは日本だけの傾向ではありません。USでもEUでも「ノイジーマイノリティーがサイレントマジョリティーにタダ乗りする」という代議制民主主義の本質は健在です。
自給率=国内シェア
(
大輔
)
2007-09-02 23:23:23
自給率を上げたければ競争力を高めるしかありません。自給率を上げる為に税金で農家の赤字補填をしたら、消費の落ち込みによって他の産業が停滞します。農家を救う代わりにその他の労働者が死んでもいいのでしょうか。
また、農家にとっては国内より外国に売った方が儲かるならそちらに売るはずです。それによって自給率は下がりますが農家は潤います。自由に輸出入ができる以上、自給率は目標設定として間違っており各産業ごとに生産性を高め国際比率を上げる事が重要だと思います。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-02 23:30:08
このようなものが。
セブンイレブンの売れ残り飼料化
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070829/11552.html
途上国が発展していけば、農業生産物の輸出量は減少していくと考えます。
食糧について需要と供給の関係で言えば、常に供給が上回っている状態が望ましいと思いますがどんなもんでしょう。石油には市場メカニズムが働いていないような印象ですが、OPECはどのような基準で価格を設定しているんでしょうね。
足りなくなってきた時に政策的に強引に民衆を農業につかせて自給率を高めるのもありなのかもしれませんが。いやなしか。
途上国の支援を視点にするなら、世界人口に対して食糧供給がどのくらい過剰かという議論は必要ですね。現在の段階で食糧輸出国だけで賄えるなら「自給率云々てなんの話やねん」とは言えるかなと。
質の問題は残りますが。安全性なんかもそうですが、個人的には日本向きの食品を扱っているかは気になります。
勘で言ってますが関係なかったらすいませんね。
いや〜やっぱりこういう途上国支援の方法は強引じゃないですか??
がんばれinoueさん
(
wood
)
2007-09-03 00:00:32
エネルギーさえ確保できていれば、食料自給率確保という考え方はナンセンスだという意見に賛成です。しかし、エネルギーが確保できなくなるという外交状態を鑑みて危機管理するのはあまりにも高コストではないでしょうか。それとも近い将来北朝鮮のように孤立する予定があれば別でしょうが。あっ、その予定があるから心配をしておけと。
エネルギーや食料の調達先を分散しておくことがリスク管理であり、であれば農業国との貿易協定をきちんと行うことが優先課題では。エネルギーにしろ、食料にしろ、値段は急激に変化するものではなく、時間軸があります。ある日突然食料が買えなくなるということは考えられず、徐々に高くなり、比購買力から食料が変えなくなれば作ればよいだけだと思うのですが。
農業保護政策の大義名分が「食料自給率を上げるため」という論理がわかりません、同じように「欧米では・・・」というのも論理的な意味がないと思うのですが。
経済封鎖を心配すると痛くもない腹を探られる様な気がするのは杞憂でしょうか?
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-03 00:02:07
江戸川アダモさん
宗教はだれでも持ってますよ。日本人は自覚してないだけで。論理的整合性を優先するのも宗教のひとつです。すべてが論理的整合性で語れるわけないですよ。日本人は高学歴の人間でもなぜかこのことに気づかない人が多いので人文系がバカにされます。もうちょっと神学や哲学の勉強をしてもらえませんか。
あなたは保守や改革とかではなくて人をバカにしたいだけなんですか?そういう人は一番迷惑ですが。
>政治を歪めるのは宗教じみた固定観念
(
佐藤秀
)
2007-09-03 00:09:15
逆でしょう。日本では、日本式経営がうまく行っている時は日本式経営が宗教信仰のように絶対化され、グローバル経済が囃されると市場メカニズムが宗教的信念と化す。
日本では、マルクスも市場メカニズムもその時々の空気によって全て宗教的信念化してしまう。極論だけが純粋だと持ち上げられ、痛い目に遭って「騙された」以下ループ、というのがこれまでのパターン。最近のミニイベントは円売りが宗教的信念でFXやった人が急激な円高を有り得ないことのように茫然自失したことかな。所詮マッカーサーの言ったようにいつまでも小学生なんですよ。
田舎に光回線は不要
(
bobby
)
2007-09-03 00:59:43
>光回線すら引けない田舎で
私の田舎も未だに光回線ないんで8MのADSLです。でも人口が少なくてADSL加入者数も少ないので、8Mでも実効速度はけっこう速いんです。これって田舎ならではのメリットですよ。
Unknown
(
風雲
)
2007-09-03 01:53:01
現在の農業政策が農家の為では無く、農協の為の言うのは、集票マシーンとしての働きを考えば致し方無かったのではないでしょうか。
しかし、今回の参院選での農協代表が40万票あまりしか集められないと言う結果になり、圧力団体としての力が減少している事が証明されてしまいましたので、政策が変更される可能性はあります。
さて、日曜日の日経新聞では1面に「揺らぐ食」として我が国の農水産物の買い負けが紹介されています。
紙面では、新興国の人口増加などにより安全な食品の量の確保が難しくなってきた事と国産の鶏の取り組みが紹介されています。
また、化石燃料の枯渇と地球温暖化対策の取り組みとしてバイオエタノールの活用へ米国などが舵を切り始めました。
その面での穀物需要も増大しており、例えばトウモロコシ価格は、2007年には前年比で約2倍に上昇しています。
お金さえあれば食が調達出来る時代では無くなりつつあるのかも知れません。
素人考え
(
Unknown
)
2007-09-03 04:05:47
まったくの素人ですが、素人なりに調べた意見を。
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/012.html
カロリーベースで40%…穀物自給率が低いのって畜産用の飼料が足りないって意味ですかね? 平成17年度の主要穀物自給率自体は60%なのに穀物自給率は28%となっています。
(畜産物については、国産であっても飼料を自給している部分しかカロリーベースの自給率には算入しない…という記事は見たのですがきっちり確認できませんでした。)
カロリーベースで見た場合、野菜や果実などは重量は一緒でも穀物に比べてカロリーが低いので、40%の自給率と言われて低いと直結してしまうのは錯覚ではないかな? と不安を覚えます。
また、肉類もカロリーが高いですね。
肉類は国民一人当たりの消費量は年々順調に消費量が伸びきていき、平成5〜6年くらいに一気に輸入量が増えて平成12年まで上昇しています。
もちろん牛肉の生産量自体も確かに下がっているので自給率が下がったとは言えると思います(ピーク時(平成6年)に比べて国産で15%程度減)。
平成13年頃から牛肉ががくんと落ちて、変わりに豚肉の輸入量が上がったのは狂牛病の影響かもしれませんね。それでも牛肉自体は平成元年と同じレベルの生産量があるようですが。
自給力の低下は単に生産性の低下だけでなく、米からパンへの以降と肉食の増加の影響が多いと思われますがどうでしょうか
Unknown
(
山田
)
2007-09-03 05:41:10
江戸川さん
>USでもEUでも「ノイジーマイノリティーがサイレントマジョリティーにタダ乗りする」という代議制民主主義の本質は健在です。
アメリカの農業はまさにこれですね、わずかの富裕な大農家が政治家を動かし、国民の富を自分の懐に入れる。民主主義とは関係ないでしょうが・・・腐敗は政治の本質だから。
食の確保は必ずしも自給率を上げることとは思っていませんが、価格的な競争力を上げることは日本の農業の与えられた条件からみると非現実的だと思いますよ。第一日本でステープルフードの国際競争なんて無理ですよ。
それに、WTOは第三世界の自立を助けることはその役割ではなりません。
何のための自由貿易協定でしょう。多国籍企業が国家間の壁に煩わされることなく、自由な振る舞いが出来るよう追求するプロパガンダ組織がWTOではないですかね。第三世界の自立と農業補助金とはまた別の問題、少なくとも日本は輸出補助金は出していませんから、アメリカの農業に比べるとよほど第三世界に優しい。それに、第三世界の農地はほとんどの国で少数大地主のものだから、農業補助金とそこでの零細農家の暮らしとは無関係でしょう。
Unknown
(
PK
)
2007-09-03 08:52:28
論理的でなくても良いが、負ければ終わり。また100万人を島で餓死させないなら、論理的でなくても良い。
農業問題は、存続して進化可能な経営主体が複数確立されているなら良い。生産性以前の問題として、まともな経営主体を確立させてほしい。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-03 09:13:11
2年ほど前でしたっけ、キャベツが大豊作でトラクターなどで踏み潰す映像を見ました。子供たちは不思議な光景として、その映像を見ていましたが。
こういう実態というのも農業政策の抱える矛盾なのでしょうか?もし農業政策との関係があるとしたら、それがどういう影響を与えたのか教えて欲しいのですが。
Unknown
(
みみずく
)
2007-09-03 09:31:42
「趣味」は自分のお金で楽しむもので,補助金を当てにするのはお門違いです.「市場価格という叩き売りで安く買っている消費者」を非難しておりますが,補助金を止めて競争力のない生産者を淘汰すれば,市場価格が上昇して,全うな生産者が補助金無しで生活できるようになりますよ.趣味で作物を生産していただかなくて結構です.(市場価格が上昇すると消費者が困ると反論する方がいらっしゃるかもしれませんが,消費者は補助金を通して間接的に高い買い物をしていることを忘れてはいけません.)
神ならざる身では物事に関する完全な情報を持ち得ないので,議論だけで絶対正確な判断ができないのは当然です.だからといって宗教にたよったり不可知論に陥ることは,中世に逆戻りすることですよ.「百姓やったことのない人間の机上の空論」との意見がありますが,百姓をやったことのない人間だからこそ客観的な議論が可能になることもあります.「人文系がバカにされます」との意見がありますが,人文系全体がバカにされるのではなく,論理的・合理的議論を忌避して不可知論や相対主義に逃げ込む人文系だけがバカにされるのですよ.議論を否定する人たちは,為政者が何等の合理的根拠なしに政策を実行することを承認するのですか.
農業は大切な産業だからこそ
(
googoomobile
)
2007-09-03 10:24:11
農作物の大半を石油エネルギーのように輸入に依存することはには、反対です。ある一定の自給率は必要だと思います。その際、自給率として目指す品目とその自給率をどれくらいにするのか?という数値目標の設定における問題点と次に農業政策資本としてのインフラ投資をどうするのか?を決めていくことが重要だと思います。所得補償的なバラマキ支出は、税金の無駄遣いです。
かつて工業化によって優れた製品を海外に輸出してきましたが、そこには製品を輸送する道路整備や港湾整備という社会インフラがあってのことです。農業でいう社会インフラ整備についての投資としての財政支出が行われべきではないでしょうか?農業も必要な産業
なので、その育成を自給率確保の視点において、ある水準で国が行うことにして欲しいです。バラマキ支出は御免ですね。
どちらの現実を望むのか
(
SD
)
2007-09-03 10:43:39
・価格は安いけどリスクの高い海外産
・価格は高いけどリスクがコントロールできる国内産
結局、このどちらを望むのかという話ではないでしょうか。海外産ではいくら検疫したところで農薬等のリスクをほとんどコントロールできない。リスクを全面的に国民に押しつけることになります。その害悪は数百年後になって明らかになるかもしれない。
ばらまき農政を支持するわけではありませんが、こと食糧については自給率を上げる方向で政策をうつべきでしょう。また、国民はそのために高い金を払うべきです。
工業品なら市場メカニズムでいいんですよ。しかし、食は違う。食糧品は人間の遺伝子にさえ影響しかねないわけで、国家百年の計として海外依存を忌避すべきです。
Unknown
(
ぷぅ
)
2007-09-03 12:56:44
江戸川アダモさんへ
>まさに宗教じみた終末論です。
農業に補助金を出すのが現状では問題があるってゆーところまでは理解できる。
いちばんわかんないのが何で自給率の高い先進諸国を差し置いて、日本が自給率をこれ以上減らさなきゃいけないの?ってこと。
後進国を助けるためになら、自給率の高いところがもっと努力するべきだよねぇ。
農業にたくさんの問題があるとして、それが自給率を減らしてもいい理由に結びつくのは絶対ヘンだよ。
それもまた合理性追求の宗教じみてくるんじゃない?
宗教じみて言うなら、自給率を減らすってことは、農家も農村も畑も田んぼも、突き詰めていけば、そこに集まる虫や鳥も、祭りや言い伝えも、下手すると、鎮守の森や天皇家まで失ってしまいそーな恐怖を感じる。
自然への敬意を忘れて、合理性だけを求めるんなら、中国みたいに自然崩壊ってなっちゃうんじゃないの?
どんな形の兼業農家があるのか、いまいちわからないけど、天災に襲われても兼業が保険になるならいい考えだと思うんだけど。
Unknown
(
礫
)
2007-09-03 15:05:39
自給率100%というのは馬鹿げていますが、
自分で食う飯ぐらい自分で確保したほうがいいと思うんですけどね。
奴隷(他国の安い労働力)をあてにして自国での農産物の生産性向上をおろそかにしていたらいずれ痛い目にあうでしょう。
神学論争もこれで終わり
(
江戸川アダモ
)
2007-09-03 15:07:58
やれやれ、どうも議論が神がかって来ましたね。
色んな人が幾ら論理的に説得しても、「論理だけが全てではない」と思考停止されてはやってられません。
結局、農業補助賛成派はまず結論ありきなんじゃないでしょうか。
農業だけは神聖にして犯してはならないもの。
他の産業は自己の利益のために行っているが、農業は国民のためにやっていることだから感謝しろと。
こういう傲慢な勘違いが出てくるのは、グローバリズムに対する漠然とした不安や、潜在的なコンプレックスのなせる業なんでしょうか。
当ブログで議論するからには、経済学の基本的な考え方くらいは理解してからにして欲しいですね。
大体、宗教と理論(科学や経済学)の区別がつかない人が多くて困ります。
アメリカにも「学校では進化論だけでなく、神による創造説も教えるべきだ」なんて主張している人もいますが、こうした神がかった人たちが、同じく神がかったブッシュを大統領に選出し、イラク戦争という暴挙に駆り立てるのです。
同じく、宗教指導者という長老が、社会のルールを決めるようなどこかの国では、紛争と貧困しかありません。
まあ、こんなことを書くとまたノイズが増えるだけかもしれませんが、一度はっきりさせた方が良いかと思いました。
毒性は遺伝しない
(
Inoue
)
2007-09-03 15:28:33
何度か同じ話が出てきたのでクギを刺しておきますが、毒性は遺伝しません。発がん性物質を食べさせた動物からは、確かにがんが多発しますが、子孫にがんが多く出るということはない。それはマウス、ラットで、何代も継続して実験がなされて、否定されている。
家族性がんってのは、動物でも、人間でも、何十種類も確認されていますが、発がん性物質で、家族性がんができたなんて話はまだない。発ガンは1代限りです。
ですから、中国産野菜にどんなに毒が入っていても、子供には影響ありません。卵子、精子、胎児段階では影響があるかもしれませんが、その次にまでは影響は出ない。
わかりやすい例を挙げると、広島長崎で被爆した人からはたくさんの悪性腫瘍が発生しましたが、胎内被爆でない限り、被爆者の子供には特に被爆の影響はありませんでした。
特定農家との長期供給契約
(
Inoue
)
2007-09-03 15:40:04
食料確保に不安があってしかたがない方は、政府になど頼らず、特定農家と長期契約してはいかがでしょうか。生協や農協が盛んに売り込みしてますよ。
「顔の見える」生産者だから、信頼性も抜群。さぞやおいしくて安全な食料を供給してくれることでしょう。
年間、数万円で安心が買えるなら安いものです。
Unknown
(
素人考えですが
)
2007-09-03 15:51:54
耕作放棄した農地って、手を入れればすぐ回復するものなのだろうか。
素人が農業を始めてみても、収穫量は玄人の1/3程度にしかならない。
北朝鮮の年中行事のような食糧難は、農業の技術が散逸してしまった結果だと聞く。
アフリカの食糧難の国に対してアメリカは、虫が食べたら死んでしまう遺伝子組み換え作物しか売らないらしい。
安全面や衛生面を市場主義に任せると、ろくなことにならない。
カネの使い方は考える必要があるが。
いずれにしろ国際政治を甘く見るなかれ。
統制派の幻想
(
江戸川アダモ
)
2007-09-03 15:59:45
話を経済に戻します。
どうやらかなり基本的な話からせざるを得ないようですね。
農業自由化は日本の自給率を下げるために導入するのではありません。
下がるか上がるかは、消費者のニーズと生産者の取り組みによって決まります。
また、発展途上国を助けるために自由化するのでもありません。
どんなものをいくらで買うかはこちらの自由なのですから。
それと、「食料は安定供給されるべきだから、市場経済に任せてはいけない」と思っている人がいるようですが、むしろ逆です。
あらゆる物の供給・価格・品質を安定させようと思えば、市場メカニズムに委ねるしかないのです。
需要は常に変化しますし、食料の場合、供給も気象条件の影響を受けます。その時々の需要に対して、最適な生産者が供給するには、市場(それも出来るだけ大きな)が必要なのです。
ですから、日本が行うべきは市場を閉ざすことではなく、可能な限り多くの国と自由貿易協定を結ぶことだと思います。
国家が農業生産を統制し、国民を食べさせていくなんて事は不可能なんです。それが出来るのなら、旧共産圏は破綻していません。
生産地と消費地を限定するほどリスキーなことはありません。
いつでも誰にでも優しく働くなんて仕組みはこの世にはありません。(もしあったら教えて欲しいですね)
しかしそれでも、市場メカニズムなら、あるところで偏りが起きたらそれを是正する方向に働きます。
統制経済では何か問題が起きると半永久的に改善しません。
特定農家が失敗したらそれまで
(
Inoue
)
2007-09-03 16:42:02
>生産地と消費地を限定するほどリスキーなことはありません。
そのとおりですよ。上のコメントで私が提案したのは反語的意味です。みんなが、特定農家、特定産地と独占供給契約して、そこがたまたま凶作になったらどうするんですか?隣の農地の産物は、別の消費者に独占供給されますから、分けてくれません。
日本国内を単一マーケットとして、外国と隔離しても、日本全体が凶作になったら(そういう年はよくある)、国外から輸入せざるをえないのですが、すべての国が、自国の農産物を自国向けに優先して、マーケットを閉ざしてしまったら、それもできない。
世界中で食料を貿易して、市場で分配していれば、リスクを最小に抑えられるんです。
なぜ農業信仰が増えるのか
(
Proposition1
)
2007-09-03 16:44:05
私は現在大学生ですが、塾講師のアルバイトをして小中学生に教えていたことがありました。そこで気付いたんですけれども、教科書の記述がまた偏っているわけです。
まず、国語。随筆では、反近代の旗を振り農村の素晴らしさを称える保守派の文章だらけ。論説文では工業化に対する批判を垂れ流すポストモダンの文章だらけです。
社会が、これがまたひどい。食糧自給率の話はもちろん出てきます。それより問題なのは、「地理」を名目として子どもたちに日本の農業に対する愛着心を植えつけていくやり方です。それぞれの地域にどんな銀行が支配的であるのかという教育はなされずに、なぜかどんな作物が栽培されているのかということだけは教え込む。これは単純に偏りだと思います。その一方で、じゃあキウイフルーツがどこから輸入されているのかということは教えません。
結論を言えば、こういう日本人の農業信仰には、義務教育による洗脳ということもある程度寄与してきたのではないかと思うわけです。
Unknown
(
き
)
2007-09-03 16:46:43
>戦争の際に決定的な資源は食料ではなく石油である
これは正しい。
>役に立たない開発援助よりも、先進国が協調して農業保護を廃絶するほうが途上国にとってはるかに有効だ
これも100%正しいけど書生論ですね。
石油の方が大事とはいっても食料が戦略的に重要でない訳がなく、アメリカや欧州が輸出補助金を手放す訳がない。彼らにとってはアフリカでどれだけ人が苦しもうが知った事ではないでしょ。
社会データには注意
(
相関
)
2007-09-03 16:51:24
いろんな意見がありますね。だが、社会的データに関して物申すなら、社会統計の意味を考えてからにすべきでしょう。つまり、食料自給率は、農業政策と相関があるかどうのかどうか。答えは、どう考えたって無しでしょう。そこには(例え疑相関にしても)介在パラメーターが無い。つまり、食料自給率を上げる(あるいは下げる)ことを政策目標にすることは無意味。それは、単なる時系列的な結果データ。
もう一つ注意しておく点は、
自給率(カロリー)=国内産農産物総カロリー/国内消費農産物総カロリーで、分母のかなりは、牛や豚や鶏が食べている。だから、それを止めて肉を輸入すればかなり自給率は上がる。そして、日本農業はますます衰退する。一方、日本農業の生きる道は生産性向上(例えば果樹や野菜の高級品化)だが、そうすると自給率はもっと下がる。つまり、好ましい政策と自給率は関係ない。論じるべきは農業政策で、自給率は単なる結果。
資源外交
(
う
)
2007-09-03 17:25:42
ロシアの進める資源外交は資源を輸入に頼る国の不安を煽るものです。
食糧も輸入に頼れば経済封鎖という外交手段として成り立ちます。
輸入先の分散でカバーするつもりらしいが、世界の人口が増えつづける中、それがどこまで通用するのか見ものです。
P.S. 先のコメントがはねられたようなので、このコメントも載らないかもしれないですね。どの辺が気に入らなかったんですか?
金さえあればいつでも食料が買えると思うことこそ幻想です
(
野分権六
)
2007-09-03 17:50:07
池田さんが本気でこんなことを言っておられるとは思わなかった。
広く議論を喚起するために、わざと、とんでもないことを言い出したものとばかり思っていた。
しかし、どうやら本気のようで、びっくり仰天。
昭和20年前後に、食料を手に入れることがいかにむつかしいか、私は身にしみて経験した。
そこで学んだことは、次の4つ。
1.食料はかなりの量を備蓄しておくこと。
2.国内の農地を確保し、土を肥沃にしておくこと。
3.国内の農家を保護し、大切にすること。
4.優良な食料輸入先を確保し、友好信頼関係を保っ ておくこと。
食料と石油を同列にあつかうのは間違いだと思う。
本当の食料不足、飢餓とはどんなものかをよく学んでほしい。
実際に農作物を育ててみること、それができなければ、せめて農作業を、実地に、じっくり目で見て下さい。
生産技術の継承も大切
(
ヤン坊
)
2007-09-03 18:13:19
相関さんに賛意!
60件のコメントを読ませて頂きました。食料をスーパーやコンビニで買って生活している方々の御意見と承ります。
「五穀豊穣」が読めない人も多い時代なのです。米・麦・粟・豆・黍(または稗)。
この内、自給できるのは米だけです。良くも悪しくも補助金政策のお陰です。(かといって、現農業政策が良いとは言いません。誤解なき様)
ましてや、菜種・護摩などに至っては国産は限りなくゼロです。
おいしい落花生が少なくなったと思いませんか?
自家用にはかなりの数量が栽培(収穫)されていますが、とても販売には結びつきません。理由は?・・
脱粒機・乾燥設備など収穫調整機器が壊れて使えなくなったからです。間もなく、地方の炒り屋さんも廃業するでしょう(機器&後継者不足)
生産者の減少=機器メーカーの廃業=技術者の離散
今の農家は機械無しでは売るほど作れません。
古来、落花生は莚乾し乾燥が主流でした。(むしろぼし)稲作の変化によって莚乾しという手段そのものがなくなり、コンバインの普及で稲藁(わら)さえも貴重品となってきました。
護摩も同様です。
「旨いもんにはお金を出します・・・?」
それは都市住民の負け惜しみです。おいしい本物を知らないから言えるのです。
生産・流通に乗っかって来ない物は「お金」では買えないのです。農民や兼業農家を国賊扱いをして来た皆さん!。しっぺ返しがもう始まっているのですよ。
農業は複合産業なのです、食料生産技術が消滅してもいいのですか?。
「食は命」なのです「グルメ」とは異なるものだと思ってる世代から・・・・。
農政はある意味では世代間問題
(
Proposition1
)
2007-09-03 19:04:03
農政の問題は、ある意味では世代間問題でもあると思っています。農家の方々は、高齢者の方々が圧倒的に多いと思います。ところで、その補助金やなにやらは、こうやって若い人たちから収奪された税金から使われているわけです。
日本でお年寄りが若者からあまり尊敬されないのが分かる気がします。マナーとか愛国心などと言っている人は高齢者の中に一番多いと聞きますが、その愛国者たちが、若者から搾り取っているというわけですから、皮肉なものです。
そろそろ若年層の人たちももう少し怒っていいころなのかなとは思います。世代会計を見てください、ひどいものですよ。
今週の週刊ダイヤモンドに
(
おのころ金造
)
2007-09-03 20:26:36
野口悠紀雄さんが連載で池田さんと同じように、リカードを引用しながら自給率問題を論じてます。
ご興味のある方は御読み下さい。
途上国の飢餓
(
う
)
2007-09-03 21:26:27
大体途上国ほど子沢山で飢餓が絶えないところが多い。経済が軌道に乗りはじめたアジアの国々は、先進国と同様に離農してよりよい生活を求める傾向がある。しかも世界の人口は途上国で増えつづけている。
日本の農業を切り捨てて途上国から食糧を輸入に切り替えるなら、上記の不安材料を払拭できるだけの説明をしてください。
Unknown
(
みみずく
)
2007-09-03 21:30:19
江戸川アダモさんの宣言にも拘らず神学論争は終わりませんね.信仰者は論理では説得できないのが原因です.江戸川アダモさんによる経済学講義は,論理的思考力さえあれば高校生でも十分理解できる内容なのですが.
昭和20年前後であっても日本が金持ちであったとすれば飢えることはなかったはずです.政策を間違えて日本が破産すれば,現在でも日本は一部の途上国のように飢餓に襲われますよ.
アメリカ人は日本人の基準からするとまずいものを食べていて平気ですが,アメリカ人でも金持ちはおいしいものを食べていますよ.「おいしい本物」はそれに価値を認める人が高いお金を出して食べるものです.「おいしい本物」の生産者は,それを購買する人たちを自分たちで開拓すべきで,補助金で維持しようとするのは依存心の現われです.
日本の場合,食料生産技術を保持する農業人口はしばらく減少するでしょうが,それが消滅することは考えられません.世界的に食料が逼迫すれば,日本の農業の国際競争力が上昇し,農業も回復するでしょう.
外交・安全保障と農業・石油
(
見物してた人
)
2007-09-03 21:44:02
>食糧も輸入に頼れば経済封鎖という外交手段として成り立ちます。
外交と農業を絡めて意見する人によくある論説ですけれど、逆に輸入に頼ってるものの中で経済封鎖という外交手段として成り立たないものってそんなにいっぱいありますでしょうか?
石油だろうが鉄鉱石だろうが供給を断たれたら生活が成り立たなくなるかと思います。
また終戦直後に発生した食料不足は国内農業の保護によって再発防止を図ることは出来ないかと思います。米に関して言えば昭和20年は台風や物資不足の影響で記録的な凶作となった年であって、寧ろ国内生産にのみ頼る事の危険性の証左になるかと思います。
食料自給率について言えば、仮に食料自給率が100%を超えたとして外交的圧力に対してそれほど有効になるでしょうか?そもそも石油の供給が断たれれば、仮に需要を満たすだけの食料生産が国内で確保できても、それを消費者の下に届けることが出来ずやはり飢餓が発生するでしょう。食料は作るだけでは意味がありません。
「本当に」日本の食料品輸入が経済封鎖によって不可能になっているような孤立した外交状態では、同様に石油も輸入できなくなっているかと思います。故にその状況では数字上自給率100%の農業生産があっても恐らく意味はないでしょう。
>落花生
良くわからないのですが柿の種と同梱されて売っているピーナッツは結構美味しいと思うのですがあれではだめなのでしょうか?美味しい落花生というのはどちらかといえば嗜好品であって、米と比較の対象にはならないと思います。
農業にしろ、石油にしろ、或いは他のあらゆる産業(工業・エンターテイメント諸々)にしろ、いずれも人間が生きていくために、そして人生を楽しむためには必要なものであって、農業だけを特別扱いした論説は違和感があります。
変な観点かも知れないが
(
Unknown
)
2007-09-03 21:46:01
日本の食事は世界一バラエティに富んでいると思う。
和食、中華、フレンチ、イタリアン、インド、メキシカンetc。。
しかも、本物志向で本場から食材を輸入している。
要するに贅沢。
更に、肉を食わなくても人間は生きていける。穀類と豆類、野菜・根菜類があれば大丈夫ではないか。この中で問題は自給率が5〜6%の豆類のみ。同じく自給率の低い肉類とあいまってタンパク質の確保は心もとない気もするが、豆類であれば途上国等との取引で十分な量を確保することも可能かも知れない。飼料も同じ。
すなわち、安全保障の観点からすると40%というみかけの数字より意外にしっかりしているのではないだろうか。
一応断っておくが、コメや野菜の自給率まで下げてもいいとまでは思っていない。
Unknown
(
炎如
)
2007-09-03 22:12:15
>「本当に」日本の食料品輸入が経済封鎖によって不可能になっているような孤立した外交状態では、同様に石油も輸入できなくなっているかと思います。故にその状況では数字上自給率100%の農業生産があっても恐らく意味はないでしょう。
石油と食糧の問題を一緒にして議論しても意味はないかと。
食糧は食糧、石油は石油で問題対処の方法が違います。
石油が入ってこないから、食糧の問題は解決しなくてもいい事にはなりません。
Unknown
(
山田
)
2007-09-03 22:37:02
みみずくさん はじめ、
いつから補助金がたっぷり農業に使われてることになったんだよ。事実に反する思いこみの話は止めてくれよ!!!まちがった前提で話をしても意味がない。
世代間問題だなんてどこから導き出したんだ。
いったい、いくら農家が補助金を貰ってるの?日本の農政のシステムは個々の農家を助けるようなシステムにはなっていないんだけど。あなたが羨むほど農家は恵まれていないよ。
それに農業がそんなにおいしいなら、もっとたくさんの人が農業をやってるよ。それが市場というものだろ。市場からの退場ね。山間の畑や田んぼはずっと前に放棄されてるし、棚田も日本から無くなるんだろうな。
それから農業が趣味と俺が言ったのは経済的なモチベーションではないところで農業をやってると言うこと。金を稼ぎ生活のためには農業はもうほとんど無理だろう。最低賃金で工場に働きに行った方が生産性(現金収入)は高い。
農政の問題は農業を助けるふりをして、農家を食い物にしたことが最大の問題だろう。必要のない農機具を売りつけ、農家を潰すために金を貸し込む。勝ち目の無い大規模化、立派すぎる圃場整備。農協の畜産指導なんて典型。
農家の生産や生活を助ければよかったんだけど、農政は農協や利権団体のためにあった側面が大きいからおかしいんだよ。だから、自民票があったんだけど、もう永遠に無いね、構造改革のおかげで。
それに市場経済やら競争が好きみたいだけど、生産性が高い商売って市場競争が制限されてるものだけだろ。だから農業の生産性を上げるには競争を制限するだけで好い、簡単なことだ。
それに日本で市場経済に農業をまかすということは日本では農業はやらないと言うことだよ。経済的なインセンティブがないからね。
もしステープルフードの日本での生産が成り立つという論拠がれば是非教えて欲しい。それがあればそれはそれですごいことだ。
そして食べ物はまだしばらく金がある限り買えるだろうし、ここ数十年は世界的には十分の生産量を上げてきたからね。すぐに飢えることはないだろう。
心配ならため買いだめすれば
(
kk
)
2007-09-03 23:27:58
>>上記の不安材料を払拭できるだけの説明をしてください。
レトルトパック、缶詰は、10年以上持つように作れます。3年分ぐらい作って保存しておけばいいのではないですか。あと、お米とかも。
いくらコストがかかるのか私には計算できませんが、年間3兆円と言うことはないでしょう。さらに、高い食費も税金みたいなものなので実際にはいくら払っているんでしょうねえ。
もし、今まで食料の輸入が自由さされていて、世界中から安くておいしいもの購入していたとしましょう。急に高くてまずいものを食わされたら国民は怒ると思います。でも、長い時間をかけて作られたシステムなので誰も痛みを感じないです。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-03 23:47:30
経済学についてシロートですが、こんなケースは考えるのもバカバカしいのでしょうか。
ここに、ジャポニカ米という特殊な生産技術を必要とする特殊な味のコメを主食とする特殊な民族がいて、世界の生産量のほぼ100%を国内で消費していた。輸入自由化をしてみたものの他の国では売れないので、収穫したコメの100%を購入する契約で殆ど計画生産に近い体制を引きながら、いつのまにか国内自給率は40%にまで落ちていた。
ところで、うっかりしている間に中国が経済大国として台頭し、某国通貨は暴落。中国人が食べる、世界中で消費されている一般的な長粒米を栽培した方が、将来性や収益面を考えると得になるため、あっさりジャポニカ米の生産は打ち切られてしまった。
もともと高齢者が担っていた国内の農地は荒れ放題。しかたなく長粒米を輸入することになったが、粘りがなくパラパラで、スシを握ることはできなくなってしまった。。
誰か答えてください
(
wood
)
2007-09-03 23:53:19
理解できないので教えてください。「先進国で食料自給率が高い、だから上げねば」というのは論理性が全くないと思うのですが、主張内容を教えてください。
金額ベースでは既に70%の自給率なのに、カロリーベースで自給率を向上させるということは異常な高コストの食料で我慢せよという意味なのでしょうか。それとも「肉は食うな」という意味なのでしょうか。
Unknown
(
大輔
)
2007-09-04 03:42:59
農業補助を主張する人って市場の前提も理解できていないんですね。需要のないところに大勢人がいたら儲かりません。適正な費用、規模、品質だから儲かるのです。稲にイナゴが大量発生すれば稲が枯れてそのイナゴは餓死してしまいます。
中学校レベルの公民の知識があれば理解できることも分からないようでは、農家が他の産業に移れないのも当然ですね。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-04 08:47:56
>「先進国で食料自給率が高い、だから上げねば」
言い換えると、プレイヤーの誰もが合理的な選択をしていない中で一人、他人を信用して合理的な選択をしたプレイヤーが居る。ゲーム理論的には一人負けするパターンじゃなかったでしたっけ?
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-04 09:34:22
>心配ならため買いだめすれば
>年間3兆円と言うことはないでしょう。
保管料込でレトルト主食+レトルト主菜で計300円として…
一日900円*365日で 一人当たり32万8500円/年
32万8500円*1億2000万人= 39兆42 00億円/年
・・・はい終了
これは問題ないですか
(
Unknown
)
2007-09-04 10:50:12
>堺市へのシャープ進出、330億円の補助金想定 大阪府
農業ばかりが問題視されますが、これはどうですか? これは氷山の一角ですよね
農家の気持ち
(
アムロ
)
2007-09-04 11:41:15
>所得補償をやるなら一定規模以上の専業農家に限定し、米価を含む農産物価格の規制や関税を全廃し、兼業農家を駆逐する必要がある。
家内の実家がまさにそういう兼業農家なのですが、農地を適正な価格で買い上げるか、借りてもらえるのなら、喜んでそうするでしょう。近所の農家も似たような状況です。結局、小規模農家ってそれだけでは食っていけないから、後継者も見つからない、農地の賃貸や売買を自由にするだけで随分違うと思います。小規模農家も民主党の所得保障に賛成はしてないと思います。ちなみに今年は米は余ってるので、大豆を作るように言われ、大豆を作ってるそうです。自分の農地に何を作るかの自由もないのです。元は・・・とれてるといえるのか・・・。
余談ですが、私は当然実家で食べるように作った米を食べますし、野菜も、自分達が食べる分は作ります。
日常そういった物を食べていると、ファミレスのサラダとか・・・なんていうか・・美味い不味いじゃなく味がしません。ドレッシングの味のみ。
だから、もし、実家で米や野菜が作れなくなっても、多分スーパーに売ってある野菜は買わないと思います。もし、農業が自由化されれば、日本の農家は「高くても良い商品」を買ってくれる顧客向けで特化されていくと思います。
ソーシャルポリシー
(
山田
)
2007-09-04 12:48:19
ソーシャルポリシー、ソーシャルセキュリティーとしての視点から農業を見ること、再構築することはできませんかね。農業を廃止すると言うことも選択肢として含めて。
第一次産業は日本という国には最早不要と考えることも含めて、根本的な議論が必要な時ではないでしょうか。日本全体が農地のないシンガポールのようになるわけです。だからといって、すぐさま生存が脅かされる訳ではありません。ここ数十年、世界的に農産物は需要を十分に満たしていますから、すぐさま危機になることはないでしょう。当分はお金さえあれば食料は大丈夫でしょう。
日本が米を輸入するとなれば、タイも商品作物としておいしい単粒種を作ることは明らかです。為替レートが大幅に変わらない限り、コスト的にタイの農民と日本の農民とが競争することは不可能です。日本の田んぼをすべて捨て去って、米の生産をタイに託することも選択肢の一つでしょう。米へのコストは下がるはずです。少なくとも短期的には。また、輸出補助金付きの米は勘弁して欲しいけど、ソーシャルセキュリティーの視点からこちらが有利ならこれも選択肢に入るでしょう。
また、大都会への人口の流入は今は激しくありませんが、県内での山間部や僻地では村が存続出来なくなってきています。県庁所在地や中核都市への人口流出はずっとこの間のトレンドです。何百年も掛けて作って、守ってきた、耕作地を経済的尺度にあわないから捨てることも選択肢だし、コストを掛けてでも農業を守り地域社会を維持していくという選択もあると思います。
農業補助金などと問題を矮小化せずに経済的なコスト、社会的なコストともあわせてソーシャルポリシーの一環として考えてほしいと思います。
ここに経済学者である池田さんの経済学的な側面から妙案を頂けると最高だなあ。農業を廃止、それとも経済的な合理性を無視しても農業を維持していくか。どちらにしても悩ましい問題ですね。
国全体として、どちらがお得か、短期、長期的な経済的並びに社会的合理性をいま明白にすることは興味深いことと思います。
Unknown
(
ぷぅ
)
2007-09-04 15:03:00
>農業がそんなにおいしいなら、もっとたくさんの人が農業をやってるよ。
農政で無駄遣いが発生してよーと、グローバリゼーションが阻害されてよーと、これが日本の農業の現実だよね。
農業は工業のように簡単に増産できないと思います
(
くまさん
)
2007-09-04 16:16:20
>それより1993年の「コメ不足」騒動でも明らかになったように、普段から輸入ルートを確保しておくほうが供給不足には有効だ。
サラリーマンの場合は、いつリストラされても良いように常に転職先を確保しておくべきだということになるのでしょうかwww。さて、農業の場合ですね。普段取引が無い国からでも、緊急時には食料を輸入できるようなルートを確保するということでしょうか。例えば、日本国内でコメが不作になることを予測すると、急遽、タイに日本向けの米の生産量を「今年だけ」増やすように依頼するとか。増産が間に合うかどうかが疑問ですが、そもそも勝手すぎますよね。それとも日本人はコメやソバといった独自のものを食べずに、コムギやトウモロコシやジャガイモのような生産量の多いものを主食にするよう、食文化を改める必要があるということでしょうか。これならどこかが不作になっても他所でカバーできますが。
また、「間違った農業政策が日本の農業の生産性を奪っている」が、本来の問題だったはずです。ここから導かれる疑問は、「農業政策を改めれば日本の農業の生産性は十分に改善されるか」だと思います。まずはこれを議論すべきではないでしょうか。それで、十分に改善できないとなれば、そこで、「経済効率を犠牲にしてでも自給率を高める必要があるか」という議論が出てくると思います。それとも日本は加工貿易が得意なのだから、加工貿易だけやってれば良いということでしょうか。モノカルチャーですね。
食糧危機
(
B51
)
2007-09-04 17:50:54
食料自給率が物を言うのは、戦争よりも食糧危機が到来したときでしょうね。
人口増加、(主に北アメリカの)化石水の枯渇、石油の枯渇による農作物起源燃料といった、食糧危機への布石が既に沢山予想できます。
こういった状況になると、いくら金を出しても輸入などままならない状況は十分考えられるでしょう。
ただ、こういった状況に陥れば、当然自給率は自然と上がるでしょうね。
問題は、輸入がストップしてから、国内の農業が立ち上がるまでの食料備蓄と、(食糧危機時には石油も枯渇している可能性が高いため農業機器や化学肥料・農薬が十分には使えないので)単位面積当たりの生産力を落とさないような基礎研究でしょう。
また、水資源の確保もそういう意味では重要ですね。
(現状の輸入穀物全量を国内で全部まかなうには、土地も水も足りないでしょう)
Unknown
(
sally
)
2007-09-04 18:32:22
本論からずれますが
>サラリーマンの場合は、いつリストラされても良いように常に転職先を確保しておくべきだということになるのでしょうかwww。
ちょっと気のきいたサラリーマンならあたりまえにやっていることだと思いますが。。。(呆
Unknown
(
summer
)
2007-09-04 20:45:55
人口も自由市場で調達すればいいわけで、移民を完全自由化すべきですね。
もう遅い
(
山田
)
2007-09-04 22:05:38
米の買い取り価格の低下がむごすぎて、全く割りにあわないので既に大量の兼業農家が米作りをやめてる(=委託しはじめてる)ので、本ブログの浅はかな指摘前に、民主がどうしようがこのまま行こうが既に米作りは崩壊している。
その現状に対し、「兼業農家はガン」という表現は死人を罵倒するだけである。
また、先進国では、所得保障が基本系だが、日本では買い取り価格補助が基本であり(これは日本人の所得保障=貧しい=外面が悪くなるという性質による)、買い取り価格補助は調整しやすいが故に時の政府の意思で簡単に削減されて今にいたる。
純粋に、何の本質的価値も生み出さないデスクワークよりも、額に汗かく仕事が徐々に減り、豊穣という言葉の意味を知る人がどんどん少なくなっていくのは本当に寂しい。
Unknown
(
みみずく
)
2007-09-04 23:43:49
神学的主張が延々と続いているようで,真剣に議論しようとする人たちがどんどん逃げ出しているようです.私も神学的論争に疲れてきたので最後のコメントになるかも知れませんが,2・3書き込みます.
職業に貴賎はなく,知的労働も肉体労働もともに価値のある行為です.知的労働を貶めると原始共産制度でさえ維持できなくなります(ホモサピエンスが絶滅せざるを得なくなること).
兼業農家自体を貶める発言は今まででておりません.批判されているのは国からの補助金を当然の如く考えている兼業農家だけです.
現世はユートピアではなく,人類は多数の国家に分かれてそれぞれの国益を追求しております.「人類皆兄弟」という宗教を信仰して,世界の平均値の生活水準に甘んじることができる人はそれでいいのですが,現在より大幅に生活水準が低下する事態に耐えられないわれわれ凡人を巻き添えにしないで下さい.(summer 様へ)
Unknown
(
ふくろう
)
2007-09-05 11:01:59
>国からの補助金を当然の如く考えている兼業農家
具体的に誰のことですか?
>現在より大幅に生活水準が低下する事態に耐えられない
どういう根拠があるのですか?
あなたも所詮神学論者。
山田さん がんばって
(
ヤン坊
)
2007-09-05 18:06:20
>柿の種と同梱されて売っているピーナッツは結構美味しいと思うのですがあれではだめなのでしょうか?
という「見物してた人」もいらっしゃいます。
あの中国産ピーナツしか御存知ないのでしょう。
もう本物は駆逐され流通に乗るほど作られていないのです。それが小泉・竹中のグローバリズム方式です。
私が言いいたかったのは、農産物は生産する人の熱意と技術が継承されて行かないと確保しにくいと言う事だったんですがねえ。農業補助金の殆んどは農業土木と施設の建設費に消えていってます。農家は個人的にはもらってませんよ。お米1俵につき70円の補助金を均等にもらえたのは細川内閣直後の1回だけです(自民党がびっくりして個別補償に動いた)よね。山田さん!
農家が「一昨日収穫した青いトマト」を店先で赤くなってから買って食べている人達に食品の本物の味を語ろうとした私が未熟でした。
お米が不足したら、ポップコーンで生活して下さい。
この話「野分権六」さんなら通じるとおもうのですがねえ。
Unknown
(
よこ
)
2007-09-05 18:13:37
食料自給率の低下を米価だけに求めるのは乱暴すぎます。
食の欧米化や外部化、消費者の低価格志向など
国産の牛を食べると、自給率が低下するという話はあまり知られていない話だと思います。
WTO違反 について
(
Sasayama
)
2007-09-05 18:27:39
9月2日00:40:53の「しがないサラリーマン」さんの「WTO違反 」についてですが、ちょっと、誤解があるようですので、念のため、コメントさせていただきます。
WTO違反が問われる「黄色の政策」か、WTO違反が問われない「青の政策」かについての分岐点は、生産制限的な支払いであるかどうかによります。
生産制限的であれば、青の政策、生産制限的でなければ、黄色の政策に分類されます。
つまり、しがないサラリーマンのいわれる「(2)生産促進の補助金」は、葉色の政策に分類されるというわけですね。
民主党さんの戸別所得補償政策は、「全販売農家を対象とする」の一点において、生産制限的でないとみなされ、WTOにおいては、黄色の政策とみなされます。
政府が施行しようとしている「品目的横断政策」の「げた」部分の一部である「年々の生産量等に基づく支払い」も、黄色の政策といえます。
また、おっしゃる
「民主党の主張は、WTO農業協定で認められている補助金枠内で上記の(2).1)の方式で、戸別所得保障することです。」
の部分についてですが、これは、まさに、この秋から、ドーハラウンドにおいて、各国が削減目標にしようとする総合AMSの話であって、これについては、一昨年12月18日の香港でのWTOでの最終合意閣僚宣言において、「青の政策部分と、デミニミス部分の合計が、全体のAMSの削減額よりも、多くなることはできない」として、WTO加盟諸国が、実際の農業補助減額金額をすくなくするために、異なったカテゴリーの元で、既存の補助金を分類し直す(reclassify subsidies)ことを、困難にさせるようになっています。
したがって、総合AMSの削減部分が、再び、黄色の政策として使うことはできないわけです。
つまり、戸別所得保障政策が、全販売農家を対象にした、生産制限的でない黄色の政策であるかぎり、AMSの削減分は、青の政策には使えるが、黄色の政策には使えない、ということになります。
なお、この問題は、技術的な問題を多く含んでいるため、下記の私のブログも、ご参照賜りますれば幸いです。
「小沢民主党が掲げる個別(戸別)所得補償制度は、貿易歪曲的補助金ではないのか?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=653
「「WTO交渉で、ファルコナー交渉議長からモダリティー合意案提示」」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=757
「民主党参議院議員候補者のブログの中の気になる表現」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=756
「アメリカ下院を通過した2007年農業法のポイント」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=763
Unknown
(
みみずく
)
2007-09-05 21:28:18
ふくろうさん
この話題から撤退しようと考えていたのですが,「あなたも所詮神学論者」と言われたからには反論権を行使せざるを得ません.
>>国からの補助金を当然の如く考えている兼業農家
>具体的に誰のことですか?
山田先生のブログをもう一度読んでください.この論述に反対して兼業農家に対する補助金を正当化する主張をしている人たちの象徴として表現したまでです.
>>現在より大幅に生活水準が低下する事態に耐えられない
>どういう根拠があるのですか?
日本が移民を自由化した場合,日本の生活水準が中国の水準に近づくまで中国人が流入し,日本は多数派の中国人に乗っ取られることになるでしょう.
ここまで書いてきて,この種の議論に付き合うことにむなしさを感じています.
もういいでしょ。
(
Unknown
)
2007-09-05 21:50:58
みみずくさん
ふくろうさんは読み間違っただけですぜ。
引用をつけないとわかりにくいというだけです。
話題が変わってることに気づかないのです。
私もふくろうさんと同じ感想を持ちました。
よく見たら移民の話ですね。
むなしさを感じずにちょっとずつやっていきましょうや。分野の壁は意外と硬い。簡単に理解されるわけないので。
農業だけが特別なのか?
(
見物してた人
)
2007-09-06 00:43:19
>私が言いいたかったのは、農産物は生産する人の熱意と技術が継承されて行かないと確保しにくいと言う事だったんですがねえ。
農産物以外の物なら生産する人の熱意と技術が継承されなくても確保は容易いのでしょうか?職人の技術継承に関する問題なんてあらゆる産業について語られているものだと思うのですけれど。こういうエゴイスティックな農業賛美は結構不気味です。熱意と技術が大切という点で農業以外の産業も農業と何ら変わる所はないですし、それを維持するためにどの産業でも努力しているわけです。
本物の味云々の話は、まるで美味しんぼを読んでいるような感じですが・・・。
>農家が「一昨日収穫した青いトマト」を店先で赤くなってから買って食べている人達に食品の本物の味を語ろうとした私が未熟でした。
>お米が不足したら、ポップコーンで生活して下さい。
米(を含む食料品)が不足しないためには供給先を広く諸外国にも確保しておくべき(そのために貿易を自由化すべき)と言う話なのでは?
外国製品の味が劣るとすれば、金を出してでももっと良い者をという層は高級な本物を買えばいい話です。高級な本物を生産するのにかかるコストが、その本物の味によって得られる満足感を上回るようならその食料品は市場から消えていく、というだけです。少なくてもあなたの言う通り「本物の落花生」が流通から消えたのだとすれば、「それは問題だ、もっと高い金を払っても買うぞ」と言う人が消えつつある時期にあまりいなかったのでしょう。一方でいつぞやのタイ米の緊急輸入時の大騒ぎを見ると、米が「本物の落花生」なる物と同じ経過を辿って消えるとは思えません。大多数の人にとって米と落花生の重要性は全く異なるわけです。
そして野分権六さんがおっしゃるような終戦直後の食糧不足が再現したような状況が仮に訪れたとしたら、食料の味が本物だ偽物だと騒ぎ立てるほど余裕のある人は多分それほどいないでしょう。
それにしても自分は本物の味を知っている、あなたはバカ的な態度で何を食べるべきかを他人に云々する感覚はちょっと理解し難いです。何を食べて満足しようと人それぞれですよ。
Unknown
(
元々の 山田
)
2007-09-06 05:38:13
みみずくさん (上の山田とは違います)
神学論争と言うよりも、果たしてあなたの信じている補助金があるの?価格統制と輸入制限はある種のものにはありますが、無いモノを廃止しろといってもねえ。それから上のヤン坊さんがお米1俵につき70円の補助金とおっしゃってますが、1000平米でのお米の生産にロリポップ10個か・・・これこそ神学論で語るしかないね。
>日本が移民を自由化した場合,日本の生活水準が中国の水準に近づくまで中国人が流入し,日本は多数派の中国人に乗っ取られることになるでしょう.
これが知的労働者を貶めているとは思えませんが、生産物、成果には国籍はありませんからね。安く生産できて、市場経済的に考えると極めてよろしいように思えます。同一の成果を上げる限り、中国人と日本人と報酬がおなじことは当然です。日本のホワイトカラーの生産性は低いと言われてますからね(プロパガンダの一種)。
また、こういう状況になれば農業も国際競争力を手に入れるかもしれません。
すぐ上の人
>米(を含む食料品)が不足しないためには供給先を広く諸外国にも確保しておくべき(そのために貿易を自由化すべき)と言う話なのでは?
違う違う、農業は国お荷物だから、さっさと廃止して、輸入だけにしろということです。輸入障壁があるものは限られた品目だけですよ。
やれやれ
(
大家
)
2007-09-06 11:53:51
>農産物以外の物なら生産する人の熱意と技術が継承されなくても確保は容易いのでしょうか?
農産物とそのほかの商品の違いは明らかですよ。農産物は文字通りの意味で生き物です。マニュアルが通用しない場面が桁違いに多いんですよ。頼むから何年か農業やってから話をしてくださいよ。年によって、土地によって、苗によって、天気によってやるべきことはどんどん変わるんです。机上の空論はやめていただきたい。
Unknown
(
ふにふに
)
2007-09-06 13:30:04
消費者の負担として補助金以外に
輸入関税があると認識しています。
また、食料を輸入する国があるように、
輸出する国があります。
輸出競争力を持たない産業が衰退するのは当然のこととして、
いかに競争力を持たせるのか、商材として宣伝するのか、
その視点が現在の農政に乏しいと感じるのが
土に触れたこともないホワイトカラーの私見です。
現在の経済規模、人口は、現時点までの政策、経済活動の結果であって、自然(じねん)のものではありません。
食料自給率に拘るのであれば、鎖国政策を行っていた江戸時代程度の産業、生活水準を念頭に置くべきでしょう。
ただ現代ではそんな共同体が自立できるわけもなく、
経済植民地化、もしくは土地を追われ、亡国の民となるだけでしょうけれど。
2重負担の保護政策
(
googoomobile
)
2007-09-06 16:41:22
>消費者の負担として補助金以外に輸入関税があると認識しています。
生産者の立場でなく一消費者として言えば、この関税は、農作物・畜産関係を例にすれば、
・お米1kgあたり341円
・豚肉1kgあたり681円
・牛肉は50%課税
となっているようです。(金額・税率の高いものを例示)
関税率
http://www.customs.go.jp/tariff/2004/index.htm
消費者は、国内の畜産農業保護政策により、高い商品を購入することになっています。保護政策はどの国でも行っていることだし、WTO協定範囲内での運用で、特に日本が非難の対象となることではありませんが、この段階ですでに消費者は保護政策の費用を購入価格により負担しています。さらに補助金としてバラマキ財源を、税で負担するという2重負担といえます。こう考えると、高齢化社会における年金生活者の食料支出の負担は、保護政策のもと重負担であるかもしれないと思ったりします。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-06 16:55:40
農業政策は、工業製品の2次産業に比べて大きく遅れていると思います。消費者が求めるのは、多くの場合少しでも安くです。しかし安全性が確保されている前提が要ります。ならば、発展途上国の広大な安い土地と低い労働賃金を使い、日本向けの安全基準で管理する現地生産法人を設立するなどの方法もあると思います。当然、現地の雇用促進にもなるし、高度な日本の安全基準はその他の国にも必要なものだと思いますしね。あとは、リスク分散として、海外生産拠点を分散させて、天候リスクや有事のリスクに備えた配置で農業政策を進めて行くことも一つの方法だと思います。それも出来ない理由・障害がやっぱあるのでしょうか?
Unknown
(
sally
)
2007-09-07 12:10:55
>農産物とそのほかの商品の違いは明らかですよ。農産物は文字通りの意味で生き物です。マニュアルが通用しない場面が桁違いに多いんですよ。頼むから何年か農業やってから話をしてくださいよ。年によって、土地によって、苗によって、天気によってやるべきことはどんどん変わるんです。机上の空論はやめていただきたい。
他の産業がどれだけ苦労してプロセスを「マニュアル」化しているのか、理解してから話をしてくださいよ。
農業礼賛もここまでくると正直キモいです。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-07 20:23:26
>他の産業がどれだけ苦労してプロセスを「マニュアル」化しているのか....
そうですよね、農業に携わる人たちは、いったい何をやってきたんだ....といいたげな感じですね。恐らく、これからも状況はさほど変わらないと思います。農業とはそういうものです。自然というものを理解しないとその訳は理解できないでしょうね。
Unknown
(
山田
)
2007-09-08 04:48:39
本当に日本の農業が国際価格で競争できると思ってる人が多いことに驚かされます。日給¥1000以下で江戸時代の水飲み百姓の暮らしをしている奴らと競争するなんて無理だよ。いくら集約しても高度なマネージメントをしてもね、
それに、第2次、第3次産業は農業と同じレベルの国際競争はないよ、だからWTOは多国籍企業の利益を代弁でき、かろうじて競争できる農業においての補助金に第三世界が反対するわけだ。発展途上国(に限らないけど)の富を収奪するのもWTOの目的のひとつだからね、WTOに正当性があるとは思えないね。彼らは彼らの都合で動くのは当然だけどね。
また、食の安全性も市場経済、コスト至上主義の視点から考えると無意味でしょう、安全性で金を取れるなら別ですが、金にならないなら安全性に拘る必要はないはず、利益至上主義だもの。なにかあったら、市場が調整してくれるはずです。
Unknown
(
luke
)
2007-09-08 16:56:10
>・お米1kgあたり341円
これは税率にすると490%にあたるそうです。これを支払って輸入されたのは2001年度でわずか69トン。
この他、輸入を義務付けられたミニマムアクセスが76万トンありますが、これについても420%の税率に相当する価格差をつけて販売しています。
http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/data/bun153318.pdf
内外価格差が5倍とすると、年間に国民が負担している額は、だいたい3兆円くらいという計算でしょう。
安全性のためなら、この負担もかまわないという人へ。そう言う人は今と同じ価格で日本産のコメを買えばよいでしょう。何も文句はないはずです。そう言う人が本当に多いなら、日本の米作も(減るでしょうが)生き残るはずです。
他の人が安くコメを手に入れる権利を奪う理由がわからない。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-09 03:52:36
>そうですよね、農業に携わる人たちは、いったい何をやってきたんだ....といいたげな感じですね。恐らく、これからも状況はさほど変わらないと思います。農業とはそういうものです。自然というものを理解しないとその訳は理解できないでしょうね。
よく考えてみれば、資本の充実した企業では超一流の頭脳がプロセスを設計しているからこそ
例えば半導体のような確率的な分散の大きい製品(半導体生産における生産環境管理の難しさは
農業の比ではない。全く同じダイ、同じ湿度、同じ環境から全く異なる周波数耐性の製品が
出来上がってしまう)であっても産業として成り立たせることが可能なのだということがわかる。
所詮末端の「ライン」に過ぎない知的レベルしか持ち得ない農業従事者にこのようなプロセス設計を
行わせる方が間違っているということなのだろう。このコメント欄における「農業の神格化」は
その証左ではなかろうか。農業の大規模法人による近代化を願ってやまない。
Unknown
(
ぷぅ
)
2007-09-09 13:36:24
2007-09-09 03:52:36
>半導体生産における生産環境管理の難しさは農業の比ではない。全く同じダイ、同じ湿度、同じ環境から全く異なる周波数耐性の製品が出来上がってしまう
工場や実験室の中でなら、努力して同質の環境にできるんだろうけど、気候なんてを完全管理できないでしょ。
そこまでゆーなら気候を管理してみてよ。
神様じゃあるまいし、バカバカしーったら。
Unknown
(
見物してた人
)
2007-09-09 20:00:58
>農産物とそのほかの商品の違いは明らかですよ。農産物は文字通りの意味で生き物です。マニュアルが通用しない場面が桁違いに多いんですよ。頼むから何年か農業やってから話をしてくださいよ。
もう既に上の方で言いたい事は言われていますが・・・。私が同じだと言ったのは「技術や熱意が失われたら確保が困難」と言う点についてあらゆる産業が同じであると言うことであって、個々の産業の内部で同じプロセスを取っているという事ではなく、農業が他より難しいか簡単かと言う問題でもないのです。
>違う違う、農業は国お荷物だから、さっさと廃止して、輸入だけにしろということです。
別に強制的に廃止する必要はないでしょう。単に「保護」する必要が無いというだけです。付加価値性の強い生産者は生き残っていくでしょうし、変化に対応できない所は潰れるでしょう。他の企業や自営業と同じです。
>また、食の安全性も市場経済、コスト至上主義の視点から考えると無意味でしょう、安全性で金を取れるなら別ですが、金にならないなら安全性に拘る必要はないはず、利益至上主義だもの。
仮にあなたが言うように輸入品には安全性に問題がある(と言う事ですよね?)とすれば、「安全性」に特化することで市場を開拓することは可能でしょう。実際そうして無農薬栽培の米を買う層というのは現時点でも存在するわけですし、あなたが恐れているほどの危険性が輸入品にあるのであれば、その市場は拡大していくでしょう。あなたの言う通り大筋においては市場が調整してくれるでしょう。
もう一つは既に出ているように輸入時のチェックを強力にして危険性のある農産物の輸入をストップすることでしょうか。(一応誤解のないように付記しますが、何があっても市場に対してアクションを起こさないべきだ、と言うことが言いたいわけではありません。)
Unknown
(
Inoue
)
2007-09-10 13:04:32
>工場や実験室の中でなら、努力して同質の環境にできるんだろうけど、気候なんてを完全管理できないでしょ。
コメント元の文章が読めてませんね。その文章は、
「気候は管理できないから、生産管理が難しい」
という意見に対して、
「原料や製造環境を完全に管理してすら、製品に激しくバラつきが生じるのが半導体製品というものなのに、なんとか売れる程度に品質管理してしまうのが優れたプロセス管理というものだ」
とおっしゃってるんですよ。
そのことを理解できていない、今の個人農家の技術水準では、光や温度を完全に管理できる屋内栽培をもってすら、まともな品質管理はできないだろうということなんですね。
Unknown
(
山田
)
2007-09-10 20:07:14
見物してた人さん
中々文章で真意を伝えるのは難しい、真意をとっても貰えず、枝葉の部分が注目されてしまいますね。
輸入農産物が安全でないなんて、私は思っていません。ただコストを追求するなら安全性を追求するべきでないと言うことです。また、真意はそこではないんですけどね。しかし安全性を追求するにはコストが掛かりますよ、安全とか無農薬とをうたう”ステッカー”を信じるのなら別ですが、安全性を守るには検証が必ず必要です。そうなると安い農産物を求める消費者には無駄な負担となります。残留農薬なんてまず症状は現れないんだから、安さを追求したら好いと思いますよ。
輸入障壁を取っ払う=壊滅(米、畜産)つうことです。強制的にブルドーザーを田んぼに入れる必要はありません。何もしない=農業廃止ということです。
また、お米の値段にしても今、日本で10kg¥4,5000ぐらいですか?それなら十分お手頃と思うのですけど。私は外国住まいですが、ここでの米の価格はとても作りやすい多穫品種であるカルローズで¥2000/10kgなので、日本のお米がそれの倍ほどならとても魅力的に感じます。ここでは米国産のササニシキなど¥7000ほどします。
なんにしても、米を作ってもたいした金にはならないわけで、1ha(日本では大農家)で150万程度の売り上げですよ。あなたやりたい?私にはこの金額の売り上げしか期待できないなら仕事としてはやりたくないね。米は経済的なインセンティブはとうに失われているんですよ。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-10 21:14:21
>民主党のマニフェストは、WTO違反である
これって、民主党が、テロ特措法に反対する理由に国連を持ち出して
いますが、それと同じではないですか?
そもそも、国連にしろ、WTOにしろ、国際機関って信用するに足りるものですか?
ちょっと無邪気に過ぎませんか?
>農業保護を廃絶するほうが途上国にとってはるかに有効だ
正論を言えば、そうかも知れませんね。しかし、市場原理をいうならば、
我々はこれからも途上国とまともに競争なんかしてられないですよ。これからも途上国のままでいてもらいましょうよ。
Unknown
(
l
)
2007-09-10 23:55:05
> 途上国とまともに競争なんかしてられないですよ。これからも途上国のままでいてもらいましょうよ。
あー、未だに貿易を「競争」だと思ってる人がいるんですか。
比較優位という言葉くらい勉強しましょうよ。少しは世の中のことがわかりますよ。
Unknown
(
ぷぅ
)
2007-09-11 15:36:27
>今の個人農家の技術水準では、光や温度を完全に管理できる屋内栽培をもってすら、まともな品質管理はできないだろうということなんですね。
あー、わかった。
そっかぁ、貶めたかっただけなんだ。
だって、半導体製品と比較するのが、もともと意味不明だしね。
もー、胡散臭いばっかりのひけらかしはいい加減にすればいいのに。
人品に疑問符つきまくり。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-22 05:22:35
>食料自給率」とか「食料安全保障」などという言葉を使うのも日本政府だけで、WTOでは相手にもされない。
これは、日本の食糧安全保障の考え自体が意味をなさないと否定されているのではなく、そもそも各国間の利害関係から受け入れられていないということです。
WTOは貿易を促進する議論の場で、輸入を阻止する性質の話を提起することがそもそも困難です。また、日本以外の先進国はみな輸出国で、相手国の市場開拓に関心が強い。また、途上国も、輸出したい国が多く、結局世界的に見て、日本のような1億以上の先進国で農業が弱い国がないからです。唯一、韓国や台湾だけが日本と同じ考えを主張してます。
食料の安全保障という言葉も国際的に確立し、定義もあります。ただ、途上国を念頭にした場合が多いのですが。
それから、石油の供給に問題がなくても、食料の不安が生じる事態は想定されます。食料安全保障の問題は、資源の適性配分という経済問題を超えた、日本のような地理的、経済的、社会的条件の国が、どういう食料供給体制を持つかという国家戦略の話です。
経済論議では資源の適性配分を考えるので、日本で採算のあわない農業をやらないでほとんど輸入に頼るべし、というのが答えです。問題はそれでいいかどうかということ。輸出国であるEUも地域資源維持や地域振興という観点で手厚い保護をおこなってます。
食料の供給が影響を受ける形態にも様々なものが想定されるでしょう。いきなりゼロというのは考えにくい
シナリオ。ただ一ついえるのは、現在の国際関係では、極端な場合、日本人が餓えても、幾分の援助はくるものの、親身になって救救ってくれる国はないことです。
自給率だけみて議論するのは如何かなという点には大いに賛成します。まあ、この問題、国民的な議論がもっとあってしかるべきではないでしょうか。
Unknown
(
yosteinu
)
2007-10-27 11:55:54
現在の農協は農業の非経済を主導している組織であり、農業に適度な競争(補助は継続する)を生み出せるよう構造改革は必要。
日本の農産物は安全という意見が多く散見されるが、基本的に農薬の使用量は多く、残留農薬の検査も輸入品と比べ杜撰である。
農協による「選果」(流通の合理化と言う観点からすれば選果は重要だが)に合わせるためには農薬を使わざるを得ない。はじかれた青果がまともに流通することはない(例えば漬物屋に驚くほどの安値で卸される)。
また、非効率的な農業資源(土地・人等)の利用をカバーするためにも農薬を必要としてる。
食料自給率の解釈以前に、まずは、「農協というシステム(金融面、流通面)」 「日本の農業の平均的なクオリティ(品質、生産性)」を理解した上で議論を行ってはどうでしょうか?
「選果基準」「水稲種子消毒」について検索して頂けるとよいかと思います。
参考URL
http://oisi-yasai.jugem.jp/?eid=100
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000608631.shtml
(曲がったきゅうり、塩だけの梅干、土鍋ごはんが好きな男より)
話題とはそれていますが…
(
Unknown
)
2007-10-29 20:40:52
今から述べることは通りすがりの戯言だとおもって聞いてください…(かなり話題にそれているので。)
こういう農産物の輸出がどうのこうのという話題を見てしまうと、ついつい職業病といいますか…その輸出先の環境を間接的に日本が悪化させている…などと環境問題と関連付けて考えてしまいます。まぁでも日本だけが悪いとは言い切れませんが…。
農産物といえば“野菜や果物”と一般的には考えられがちですが、私たちが食べている肉類に関してはどうでしょうか?家畜が食べている飼料作物については輸入したものがほとんどです。特に霜降りが入った牛はこの飼料作物で育っています。また、牛に限らず他の家畜動物に関してもです。
だからというわけではありませんが、環境の悪化が食糧危機を引き起こす原因の一つとなっていることを生活していくうえで忘れないで欲しいと思います。
Unknown
(
Unknown
)
2007-11-02 02:14:36
>輸出先
輸入元の間違いですか。
Unknown
(
Unknown
)
2007-11-04 20:41:26
>輸出先
すみません間違えてました。
輸入元です。
指摘ありがとうございます。
Unknown
(
Unknown
)
2007-11-04 22:19:43
>在の農協は農業の非経済を主導している組織であり、農業に適度な競争(補助は継続する)を生み出せるよう構造改革は必要。
大賛成
>基本的に農薬の使用量は多く、残留農薬の検査も輸入品と比べ杜撰である。
日本の高温・多湿での農産物の生産では農薬の不使用は技術的に困難
消費者が虫の付いた野菜は買いません
残留農薬も基準以上の農産物は判明時点で撤去されます。残るのは撤去費用と賠償金です。
反論
(
岡部
)
2007-12-05 15:49:59
どの様な知識と思想に基づくとかくも乱暴な見解が述べられるのかと疑問に思います。300年前まで僅かに10億人程度であった世界の人口は今や60億人です。その数は確実に増加してきている一方で、人々は近代技術の恩恵を受けて、高たんぱく、高脂質の食生活を求めるようになり、それが海洋資源の乱獲、飼料としての穀物消費の急増を招く結果となっています。
地球の温暖化が顕著となり、極端な少雨や逆に洪水などの為に、世界の穀倉地帯といわれる地域でも、しばしば不作が発生しています。良質なたんぱく源としての需要の急増の為に、世界の多く漁場では漁獲量、質の低下が言われています。
エネルギーに関しては、有限の資源に対する需要が増加するにつれて、その価格は急増する結果となりました。
食料は再生産が可能ですが単一年度の生産性からいえば、エネルギーと同様に有限の資源です。エネルギーには質を問わなければまだ相当の供給余地がありますが、食料に関してはその不足は自動的に飢餓を意味し、自由貿易、有効関係などは全く約に立たないでしょう。
食料も、エネルギーも共に危機管理が必要なのです。
Re: 反論
(
池田信夫
)
2007-12-05 20:03:11
こんな反論にもならない反論をする前に、上のコメントぐらい読んだらどうですか。神門善久『日本の食と農』で基本的な勉強をすることをおすすめします。
Unknown
(
Unknown
)
2008-01-25 07:35:31
私自身現在の農政が正しいとは思っていませんし、今後改革の必要はあると感じています。農業を神聖視する気もないし、衰退していくならそれも仕方のないことだと思います。
ただ自由主義経済が理論的で絶対的に正しいと勘違いしている人がいるように見えるので反論というわけではないですが、多少意見を言わせてもらいます。
仮に食糧危機が起こったら、その際には国内で生産すればいいみたいな文章がありましたが、いくらなんでも農業をなめすぎです。農産物の生産には農地・用排水路・頭首工など様々なインフラが必要です。一度放棄したものを必要になったらすぐに再利用できると思わないでください。家庭菜園じゃあるまいし、土があればすぐに農業が出来るわけじゃないんですよ。経済学もいいですがこの手の議論がしたいなら少しは農学も勉強してください。
比較優位説を説いて得意になっている人は学校の教科書に毒されすぎです。あんなものいまだに信じてる人は政策立案寄りのエコノミストぐらいじゃないですか?完全な間違いというわけではないですが、少なくとも途上国にとって良いというのは幻想です。
農産物のような一次産品は商品価値としては低く、重化学工業製品と比べるとその価値には大きく隔たりがあります。比較優位説を真に受けて途上国は農産物のみ、先進国が工業製品のみを生産した場合、確かに生産物の総量及び価値総額自体は確かに最大になり効率的に見えます。
しかし現実には一次産品しか生産しない途上国と重化学工業製品のみを生産する先進国との間には、それまで以上の格差が生じ続けるというのが現在の経済学の定説だったと思いますが…。
行き過ぎた自由主義経済はガチガチの共産主義と同じぐらい危険だと思います。ちなみに社会保障も共産主義の産物じゃないですか?自由主義を妄信する方々はそれすらもいらないというのでしょうか。
ある理論が絶対的に正しいということはありえないし、そう信じる人がいるとすればもはやそれは理論ではなく信仰です。
物理学が古典力学と量子力学など複数の理論で説明されるように、ひとつの理論で全てを語ることが出来ないのが現実です。双方とも極論を語るのではなく、もう少し歩み寄って議論した方が建設的なのではないでしょうか?
方向がずれてるかもしれません。
(
mikami
)
2008-01-30 01:09:16
農業は衰退していくものなんでしょうか?
食料自給率低下は食糧消費構造の変化が引き起こしたものでしょ?
もともと農地が少なかったわが国では、所得の上昇から国民の生活が豊かになるにつれ国内では賄いきれなくなる。価格の上昇する国内生産物。そして安価な食料を海外に求めていったのは必然。
近年では飽食とまで言われる豊かさの背景には、衰退していく国内農業の存在が有るはずです。その国内農業をいかにして再生していくかを論じるべきです。産業としていかに再生させるかです。
学理の中で遊んでいないで、社会という名の実践でどんなことを行なっていくことができるかを考える必要が有ると思うんですが。。正直分かりません。
すみません、何か方向がずれた発言かもしれないです。
私は、海外の農産物よりも実家から送られてくる自分の家の米と農家の友達がくれた野菜があればそれで十分です。
Unknown
(
今後新興国の
)
2008-03-11 06:49:22
物価も上昇するが購買力も増す。すると日本への輸入などはどう変化するか。中国など特に、
「元切上げ」が、実行されるかどうかは別として、行なわれた場合、まず中国から日本への輸入価格は急騰
するという事も考えられるんではないか。さらに、中国に限らず多くの新興国成長国が、
その高まった購買力や「通貨」によりますます資源を買いまくる、日本は今以上更に
「買い負けしまくる」
といった事態も勿論、だからといって自分がいわゆる「比較優位の上の方」
なら国内外どこのものがどれだけ高騰しようがその後もさしたる問題も無いかもしれない。ただ、
また他の何人かの方々と同様、「半導体並の品質管理やマニュアル化」にこだわるかの様でもあり
少々恐縮ですが、あの、インテルでさえ最近、「業績先行き見通しは引下げ」てしまってる。
「比較優位」といっても、新興国成長国と称される国々では「最先端ハイテク」より
少し以前の自動車や不動産及びその関連、等々の方がやはり需要は高いという感じもする。
といって、「大画面テレビ」の様なものも一方で大人気なのだが、とはいえ、日本の70年代位が
「世界中であの当時の日本の○○倍に増加し起こり始めてる」という風に理解した方が
よさそうだという気もする。最先端も同時に売れる理由にもなってると思う。が、
やっぱり「日本の数十年前がその当時の○○倍膨れ上がっておきてる」と言う事、そうした
もののほうがやはり売れる、ということだと思う。前述の「買い負け」している産品も
あるいはこれらに含まれるかもしれない。健康志向等もあろうが、先進国だけではなく
新興国でも〜最先端ハイテクもだがそれと共に、いやある意味それ以上に?〜1次産品が
志向されてると。石油レアメタル等の「資源高」など最たるものかもしれない。
特に石油は自動車や不動産はもとより農漁業にも欠かせないものだから。
「比較優位の上の方」であろうと下であろうと、また、先進国だろうとそれ以外の国々であろうと、
富める者、暮していられる者は、関係無くといった感じで存在する。日本も、「世代間の富の格差」
の様な事にもふれられてた様な気がしますが、地方でも、平均以上ぃゃかなり裕福な所はある。
ただ「黙ってる」だけで。また、新興国どころか途上国で、大変な大家族子持ちも家庭でも、
日本では信じられない感じで幸せに暮している一家は沢山存在している様だ。
ちなみに家事労働はGDPには含まれない。今日本の先進性や比較優位についてことさら
言及されるむきは(スイマセン)、昔ミッシェルフーコーという哲学者の言った
「近代のめざめた不安な意識」という言葉をふと思い出させてしまうものもある。
結局は、オイル
(
くぼりえ
)
2008-07-16 07:27:54
石油がないと、漁にも出られないのがよく分かった昨日・今日ですね。
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あと,第2次世界大戦の時はボーキサイトや鉄の不足も酷かったようですね.大井さんの「海上護衛戦」に色々と書かれていました.
前半は完全に同意します、そのとおりでしょうね。
>1960年には80%もあった自給率が半減したのは
ただ、上記から始まる4番目の段落は現状を正しく認識しているとは思えません。
大規模にするとか企業的に農業をするとなると高いか安いかだけの勝負となります。そうなると、絶対に国際的な競争は不可能でしょうから、農業を経営することは不可能となります。
タイが常にアメリカに補助金の廃止を訴えているように、アメリカのような大規模米作でも国際的な競争力はありません。生き残れる作物は国際競争をしなくてもいいもの、山形の高価なサクランボなどが代表的なものとなるでしょう。ですが、それらの商品は単なる嗜好品であって存在できなくても・・・言い方は悪いですが、どうでも好いものです。
一方、小規模な兼業農家は半ば趣味でやっているため(これも言い方が悪いですが)経済的な圧力には強い、というよりも農業をする経済的なインセンティブはずっと前から米作からは失われています。農協に米を出荷する限り、150万円/haですから、土地の値段と労力、生産コストを考えたら、アホらしくてやれません。
ですから、兼業農家はガンではなくて、日本の農業の中心的な担い手と考えてそれをそう生かし存続させるかがこれからの課題ではないでしょうか。
妙案は思いつきませんが、食糧の確保は安全保障の一環として食糧政策を考えて行くしかないと思います。それと同時に農地をどのように維持していくか、これも経済的側面からのみ考えることなく、進めていくしかないでしょう。一番重要な基本的な食料である米を初めとする穀類は統制価格があろうと農地が集約されようと国際的な競争力はどうしようもありません。
そして、途上国の収入増加を考えるなら日本国内の問題ではなく、アメリカ、ヨーロッパなどの補助金を問題にする方が有効だと思われます。それに途上国の経済自立や先進国との平等を考えるなら、途上国の強い部分を自由化して、途上国にこれから必要とされる分野は関税などで守られる、その様な施策が必要ですが、WTOの設立の趣旨から考えて無理でしょう。
速水祐次郎などが書いてました。
兼業農家は食管制度、稲作の特性、兼業先の存在、
農地改革の悪影響が複合したアマルガムみたいな
ものです。
現在も価格ベースの計算ではそうも自給率は落ち込んではいないと聞いた事があります。
あやふやな記憶ですみません。
一番の問題は「安全保障」という錦の御旗をつけた役人の四文字熟語に、ほとんどの国民が簡単に騙されてしまうことだと思います。
かく言う私も、20代の頃は、通産省・資源エネルギー庁が振りかざす『エネルギー安全保障』という言葉にすっかり騙されて、高速増殖炉を始めとして、核燃料の再処理やプルトニウム利用の推進や、新エネルギー開発機構(NEDO)の創設に感激した愚かな過去を保有しています
でも、「安全保障」の実態は、中央の役所が「安全保障」という「錦の御旗」を振りかざすときは、かならず予算の増加や、彼ら中央の役人の利権確保(天下り策を確保するがためにような特殊法人の増設)ばかりが増えただけでした。
農業行政も然りです。
「安全保障」という言葉が付くと、「敬老精神」という言葉と同じくらい、たいていの人は思考停止の金縛りに会ってしまう。「安全保障」という言葉がどれほど「まやかし」として使われているか説明しようと努力しようとすると、自分の能力の低さに暗澹たる気分になります。
「安全保障」は「環境保護」と同じくらい、一種の宗教・禁猟区のようになってしまっています。
ですから、池田先生の今回のブログ記事にも拍手喝采しています!
そりゃそだろう。自由貿易が本尊のWTOがそんなこと言っちゃおしまいよ。
日本の場合、他の欧米先進国に比べ自給率が極端に低い。石油ショックで大慌てでエネルギーに占める石油依存度を低めたおかげで今回の石油価格暴騰でも対して被害は受けていない。
しかし、暢気なこと言っていられるのは後10年くらいで、その頃にはガラリと情勢が変わっているだろう。いくら物理的戦争が起きなくても、圧倒的需要超過になれば、カネの力も効かなくなり、自国かわいさに供給可能国(これも存在しているか怪しい)売り惜しみすれば食糧ショックになる。
いつまでもあると思うなカネと自由貿易
余談でした。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/0310.html
農業は、必ずしも衰退産業とはいえません。消費者が鮮度を求める野菜や果物は国内生産が増えており、食管制度を戦後すぐやめていれば、もっと多様で安い農産物が生産され、農業の衰退も今ほどひどくならなかったかもしれません。
「地域間格差の是正」のために補助金をばらまくなどという発想では、地方の活性化は不可能です。農水省を解体し、農業に株式会社を導入して規模を拡大し、生産性を徹底して上げる工夫が必要だと思います。
WTO違反について、コメントを書かせていただきます。
>所得補償は、従来の輸出補助金などよりましな政策としてWTOでも認められているが、それは生産補助金であってはならない。したがって「所得補償で自給率を向上させる」という民主党のマニフェストは、WTO違反である。
テレビの討論番組で、自民党のある議員が「民主党のマニュフェストはWTO違反だ」と指摘された時に、民主党の枝野氏が以下のように答え、自民党の議員が反論できなかったことがありました。
WTOの農業協定で補助金の分類
(1)輸出補助金
撤廃の方向になっている。現在、日本はゼロ。
(2)生産促進の補助金
1)生産促進の補助金
「1キロ当たり○○円補助」や「価格が下がっても一定価格を保証する」といった内容で、減らしていくという方向になっている(禁止ではない)。民主党の戸別所得保障はこれに該当。
2)生産促進の効果が少ない補助金
どんなに生産を増やしても補助金は一定という(固定支払い)内容で、自民党の政策は(大規模農家を対象)これに該当。
現在、WTO農業協定上では日本は年間約3〜4兆円の補助金枠が認められ、政府は約5000〜6000億円の補助金を出しています。民主党の主張は、WTO農業協定で認められている補助金枠内で上記の(2).1)の方式で、戸別所得保障することです。
つまり、WTO違反と指摘した自民党議員は、輸出補助金と生産促進の補助金を混同していて、自民党も民主党も生産促進の補助金の枠で、どうやって保証するかの違いになります。池田様の記事でも、輸出補助金と生産促進の補助金を混同されているのではないので
しょうか。
WTO違反以外については、池田様の主張に同意です。
補足させていただくと、民主党の個別所得保障は、完全にばらまきですが、唯一のメリットとして、農協を弱体化させることができます(個人的には、農協が日本の農業政策の「癌」と考えています)。気がかりなのは、自民党案でも参議院選挙敗北で格差是正の波を受けて、上記(2).2)の方式でも枠一杯使って補助金を出す可能性があり、民主党とのばらまき競争になります。
日本の農業でも採算ラインに乗るほど食料価格が暴騰したら、政府が何もしなくても、自動的に自給率は上がるわけですよ。但し、家計はひどく苦しくなるでしょうし、小麦や畜産物消費は激減します。
突発的な世界同時凶作という、未だかつておこったことのない非常事態を想定して騒ぐ方もいらっしゃるのですが、その場合でも、外貨が有り余っている限り、何も問題ない。途上国に飢餓を強いて、日本が食料を買いあさるという倫理的問題はありますが。
それでも不安なら、石油やレアメタル同様、一定の穀物備蓄を国庫補助を出して行えばよい。薫蒸を注意深く行う限りは、常温でも3年分くらいは備蓄が可能です。食味が低下した穀物は、タダ同然で放出して、家畜の餌にでもしてしまえばよい。それでも、農業保護を行って、常時食料生産力を維持するよりは、はるかに安くつく。
ただ、今の農協経由の補助金よりましであることは、おっしゃる通りです。かつて農業補助金を取材したときも、日本の農政が農民のためではなく農協のためにあることを痛感しました。
こいつのせいで、減反制度が不可欠となりました。
減反は、規模に比例されて行われ、大規模農家が
多くの枠を引き受け、生産性は下がったはず。
農政が農協に向いていたのは事実です。他方、
兼業農家や農家の次男坊の就職先であり、農家
からの不満は少なかったと思います。
農協は減反の割り振り役でした。
月刊総合誌レベルではちゃんと書いてありますが、住専処理で矢面に立たされた銀行は、実は政治圧力に屈して、いわれのない負担をさせられた被害者であり、裏で政治家を操って得をしたのは農協でしたね。
>「地域間格差の是正」のために補助金をばらまくなどという発想では、地方の活性化は不可能です。農水省を解体し、農業に株式会社を導入して規模を拡大し、生産性を徹底して上げる工夫が必要だと思います。
土地が狭いなら、ビルのように高層化したハウスで野菜を作れば良い。風水害・虫害・獣害とも無縁。農薬も最小限にし、安価で安全な作物を大量生産する。
農業の担い手は、べつに農家でなくて良い。
農家が後継者不足に悩む一方で、農家に生まれなくとも農業に携わりたい人もいるはず。そんな人は「農業ファクトリー」に就職して、サラリーマンとして働く。
たとえ安全であっても、工場みたいなところで作られた米や野菜を口にしたくない人は、高くとも「顔の見える農家」で作られたものを食べる。
職人的な専業農家は、一種の人間国宝として国が保護し、後継者の育成とともに、里山の維持管理や農業にまつわる神事など、ノスタルジックな日本の風景を継承する役割も担う。
徹底した効率化による工業化した農業と、ノスタルジーとしての農業。
日本の農業を二極分化してはいかがでしょうか。
>コメ以外の作物をつくらなくなった
私は農村地帯のいますので、実感としてわかります。
>補助金に寄生している兼業農家がガン
それは言い過ぎでしょう。
>農産物価格の規制や関税を全廃し、兼業農家を駆逐する必要がある
日本の経済を支えているのは、都会のサラリーマンだけではないでしょう。
大方の方々の意見は、都会でコンクリートに囲まれて暮らしている方の意見なのかな〜と
> その経験でもわかるように、戦争の際に決定的な資源は
> 食料ではなく石油である。
石油も食料と同じだという論があります。
藤和彦「石油を読む―地政学的発想を超えて」(日経文庫、2005)によると、
石油が戦略物資で、その確保は安全保障上重要だというのも幻想とのことです。
・OPEC、石油メジャーともにシェアが低下。もはや価格支配力はない。
・常温で運べる石油の運送コストは格安で地球の裏側から調達可能。
・その結果、価格がグローバルに均衡する市場を作り出した。
・埋蔵量は採掘に対する経済的インセンティブと技術革新に依存し、年々増えている。
・しかるに根拠の薄い「30年説」の呪縛に政治家も官僚もとらわれている。
・むしろ問題はコモディティとなり投資の対象となった石油価格のボラタリティ。
細かな数字は忘れましたが、論旨はそんなところだったと思います。
多くのデータで展開される専門家の話に、私は説得力を感じました。
たとえば、海外産の大豆は日本に輸入する際に薬品で薫蒸しています。虫がつかないようにね。その薬品には発ガン性物質が含まれると言われています。
別に戦争がどうこうの話じゃなくて、食料を海外に頼るようになると、こういう被害が懸念されるんですよ。それは遺伝子的なレベルの被害で、百年程度では気づくことすら不可能かもしれません。今わかっている情報だけに基づいて、経済合理性だけを追求するのはいかがなものでしょうか。
成田から東京へ向かう電車の窓外の風景を想い出した。小雨が降っていた。狭い山間地に整然と植えられた米の穂波だ。「あ、なんでこんな詰まらんことをしてるのか、が、田園風景はいいもんだなあ」というのが感想だった。伊勢 ルイジアナ
○ 主要先進国の食料自給率(カロリーベース)の推移(試算)
単位:%
1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000
オーストラリア 199 206 230 212 242 233 261 280
カナダ 152 109 143 156 176 187 163 161
フランス 109 104 117 131 135 142 131 132
アメリカ 117 112 146 151 142 129 129 125
ドイツ 66 68 73 76 85 93 88 96
スペイン 96 93 98 102 95 96 73 96
スウェーデン 90 81 99 94 98 113 79 89
英国 45 46 48 65 72 75 76 74
イタリア 88 79 83 80 77 72 77 73
オランダ 69 65 72 72 73 78 72 70
スイス 48 46 53 55 60 62 59 61
日本 73 60 54 53 53 48 43 40
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/013.html
池田さんのおっしゃる「経済学者の合意」は、先進国のコンセンサスを得ていません。そのことは、上記に示した農水省発表の「世界の食糧自給率」を見れば一目瞭然です。「比較優位のない農産物を日本で生産するのは不合理」というなら、それは日本以外の先進国にも当てはまらなければなりません。しかし先進国のうち、食糧自給率を維持または増加させているところはあっても、日本のように顕著に低下させているところはありません。ドイツやイギリスは、この40年のうちに食糧自給率を顕著に増加させています。これは一体何故なんでしょう?
第二次世界大戦中に食糧輸入がゼロにならなかったとおっしゃいますが、食糧自給率も輸入率も明示しないまま、そんな話をされても参考になりません。日本のような島国は、有事に海上封鎖されたら、資源も輸入頼りの食糧もあっという間に枯渇します。私が言えるのは、石油は腹の足しにならないということです。飢えて死にそうなときに石油をくれというバカは居ません。優先順位を間違っていると思います。
核弾頭の話は、チェルノブイリを思い出してください。一体何処の国や人道支援団体が、原発事故直後のチェルノブイリまで出向いていって援助しました?他国の人間が被爆のリスクをしょうような美談は、聞いた覚えがありません。逆にあるなら是非教えてください。そしてそのような援助が、必ず日本にも約束されていると確約して欲しいものです。
池田さんは兼業農家を悪者扱いして、補助金に寄生するなどと表現していっていますが、逆ですよ。兼業農家は他で稼いできた金を農機につぎ込んでいます。ヤンマーやイセキで農機の価格を見てください。兼業でなけりゃ手の届かない代物ばかりです。そもそも兼業農家に支払われる補助金なんて焼け石に水。恐らく一軒につき数万程度でしょう。寄生とまで言われてもらわなければならない額じゃない!なけりゃないでも大勢に影響はなし。趣味と割り切らなきゃやってられない農家が大多数です。実際に寄生しているのは、兼業農家の入れ足しで作られている農作物を、市場価格という叩き売りで安く買っている消費者じゃないですか?
罵詈雑言を浴びせ掛けられてまで私達の作った作物を食べていただかなくて結構です。どっからでも安く輸入して、美味しく頂いてください。
中国が経済発展を遂げ13億人が日本人並みの食生活を始めたらどうでしょうか?日本の倍額払うから食料を売ってくれと言い始めたら・・・。
☆これって単純すぎません?
金だけあってもモノ(食料)が全世界的に不足するという事態は色んなケースが考えられますがね。
また、WTOがあなたにとっての唯一の標準のようですね。なんと単純なことか・・。
これらはもしバラマキ集票したとしても将来禍根を残すことの一旦になると思います。
現実整理・淘汰が一番進んでいない金融機関が農協であり、もうどうにもならないところまで不良債権をつんでいるようです、農業関係者に施しをするだけでなく、流通にメスを入れなければ砂漠に水まくになるのではないでしょうか?
地元の杜撰ぶりには目を見張るものがありました。いる方のすべてが悪いのではないのですが、組織疲弊はもう間違いないようです。
欧米で「自給率」が上がっているのを賞賛している人がいますが、それこそが今、WTOの争点になっているのです。たとえば2003年のWTOで、欧米が綿花に60億ドルもの補助金を出しているため、その国際価格が暴落していることに対して、途上国が激しく抗議しましたが、是正されなかった。このような先進国の(農民と政治家の)エゴイズムが「自給率」を高め、途上国を苦しめているのです。
いくらなんでも100%は無いよね。
今は40%だけど、今70〜80代の人たちが受け持ってる分の農業をどーすんの?って話かと思った。
>このように先進国が補助金を出して途上国の農産物の輸出を妨害していることが、彼らの経済的自立を阻んでいるのだ。
なるほどぉ〜。
でも自給率は?関係無いの?
途上国を助けるために日本の農業を犠牲にするような本末転倒なことにはならないの?
それに農業は産業としてだけでなく、地域の自然や文化にも大きな影響があると思うんだけど、それも諦めるの?
日本じゃなくなっちゃうよ
その辺りも考えれば、やっぱ少なくても現状以上のパーセンテージが必要なんじゃないのかな?
なぜ他の国は60%未満にならないの?
何で日本だけよその国以下に自給率を減らさなきゃいけないのかな?
輸入すれば、輸送にエネルギーを使うから温暖化に良くないって聞いたし。
なんてゆーか、合理性云々じゃなくて、不安を感じる。
わかんないことだらけ。
私の印象では「知的財産権」の保護も同じようなジレンマに陥っているような気がします。WIPOのような国際カルテルではなく、各国が協調して知的財産の規制を撤廃する「IPRのWTO」が必要なのではないでしょうか。
両国の国民が、突然、米飯好きになったら、自給率は低下せざるをえなかったはずです。どちらの国も、水田を作るには向いてません(それだけの降水量がない)。陸稲くらいしか作れない。
日本国民は、国内産小麦では生産が難しいパンを好み、飼料穀物を大量消費する畜産物消費を増やしてきたのです。
>私が言えるのは、石油は腹の足しにならないということです。
石油なしでどうやって農業機械を動かし、化学肥料や農薬を生産するのですか?明治期の水準の反収にしかなりません。現在の半分以下です。石油は腹の足しになります。
>核弾頭の話は、チェルノブイリを思い出してください
放射能汚染された地域で生産された農産物を食べられるわけがないでしょう。チェルノブイリで実際に行われたのは、現地での農業を禁止することでした。
穀物や石油が国防上の武器になるのなら、
日本が圧倒的なシェアを持つ各種ハイテク部品も国防上の武器になるし、
中国に極度に集中している最終工程工場も国防上の武器にならなければいけないはず。
農家の生計は、カロリーベースの自給率が限りなく低くなっても、
国産野菜の消費量が増えれば/または価格が高くなればある程度は保たれます。
中国産野菜が騒がれてはいても、実際には輸送・保管費用にかさむ野菜では自給率8割強を維持しています。
…ということで、野菜の販売ルート(スーパー〜外食)に対し
強力なインセンティブ減税でもつければ、
野菜消費量が増えて、不健康を阻害して医療費も削減できる(?)
とかいうのは夢想的でしょうかね。
百姓やったことのない人間の机上の空論。
百姓の苦労知ってたらこんなエントリーできませんよ。光回線すら引けない田舎で百姓やってから言って欲しいですね。
趣味と割り切るなら趣味と割り切ってください。そこの割り切りがないのに 仕方なくやっているのだ。
これはウソです。本当に財産をつぎ込まなければできないのならみなとっくにやめております・
ではなぜやめないか?買い上げ価格などの統制です。そのじゃぶじゃぶぶりはすさまじいです。
ヤンマーやイセキもその間に競争力をなくしています。コスト競争に参加したのはじつはここ数年のことです。スピードが襲いのです。遅くさせている大きな原因の一つが行政です。
育ち盛りの子供の数が減少し、高齢者が増加するので脂っこい食品の需要が減ってくるはずです。
市場メカニズムというのは、いつでもどこでも優しく働いてくれるわけではなく、需要と供給があまりに乖離し過ぎると交換手段としての通貨の仲介機能は働かなくなります。基本的に国家は動物的で、生存そのものに危機を感じれば、通貨は万能でなくなります。
それが感じられなくなるのは、日本が敗戦直後の短期間を除きあまりにうまく行き過ぎたからでしょう。欧州各国は幾多の修羅場を経ているので、「永遠の平和」が幻想であるように「永遠の市場」も有り得ない、未来はいつも一寸先は闇だということを知っているんでしょう。その分、貧困国には冷静で冷淡という側面があるんでしょうが、これは日本とて表面はともかく同じ穴の狢でしょう。
>
民主党の政策はますます持って危険ですね。減らす方向に進むべきと主張している補助金を増額していくということは、これからなくすべき方向の補助金に依存していく体制を作り上げることでこれこそ滅亡の道。
>ぷう様
>今は40%だけど、今70〜80代の人たちが受け持ってる分の農業をどーすんの?って話かと思った。
そうでしょうね。ただ、農業の集約化を考える上では、先祖代々の土地で大規模農業に土地を貸してくれない問題が非常に大きいのでその解決にはプラスとなるでしょう。
>趣味と割り切らなきゃやってられない農家が大多数
です。実際に寄生しているのは、兼業農家の入れ足しで作られている農作物を、市場価格という叩き売りで安く買っている消費者じゃないですか?
このご意見は、私のような、都会に住んで農作物を消費するだけの者が謙虚に受け止める必要があるのかなあとも思います。
実際、農業を営んでいる人達が裕福かというと全然そうではなくて、困窮している人達の方が多いのが事実。そこに補助金を出すのが正当であるかどうかは別として、悪者扱いはどうかな、と。
兼業農家の人達は、私の知っている限りでは、本来は専業農家でいたい希望を持っている人が多いと思います。ただ、専業ではどうにも食っていけないから兼業でやっているのであって・・・。
経済学では換算されないかもしれませんが、基本的には農業というのは「生命」をはぐくむ分野です。そこには理屈を超えたものがあると私は思っています。
理屈を超えているからこそ、儲からないのに農業に従事しているのだと思いますよ。
そして、彼らの善意に、私達消費者はどっぷりと甘えているような気もします。理屈は、その甘えの土台があって初めてこねられるものだと思います。
もちろん、それを一時でも無視しないと、大局的な経済学というのも語ることはできないのも事実です。ですから、池田先生の語る言葉にはもちろん尊敬もし納得もしています。
ただ、一応、私達は生きてる生命をぶっ殺して口に入れているわけで、そのことは忘れない方が健全かな、と思ったりしています。
だって、すべて理屈で語ってしまったら、将来はオソロシーことになっちまいますよ。子作りですら、より有能なDNAを求めて人口受精で増やそうなんてことになっちまいます。そうなったら、日本人は全員、イチローとハンカチ王子の子供になってしまいますよ・・・。
・・・いきなり飛躍してスミマセン。
来たるべき世界大戦や世界凶作に備えて、日本国内に篭城しようと考えている人に、何を言っても無駄だと思いますよ。まさに宗教じみた終末論です。
民主党の小沢代表も、先ごろ「農業は通常の産業と考えてはいけない」なんて言ってましたね。
結局選挙なんて、合理的な主張をするよりも、不合理な不安感に訴えて、バラまきを約束する方が票になると言うことです。
大体「文化」なんて言葉が出てくること自体、論理的整合性が破綻した証拠ですね。「農業は文化」「音楽は文化」「漫画も文化」「道路も文化」「電波も文化」…だから守らなければならないと。既得権益者にとっては、非常に便利な言葉です。
もちろんこれは日本だけの傾向ではありません。USでもEUでも「ノイジーマイノリティーがサイレントマジョリティーにタダ乗りする」という代議制民主主義の本質は健在です。
また、農家にとっては国内より外国に売った方が儲かるならそちらに売るはずです。それによって自給率は下がりますが農家は潤います。自由に輸出入ができる以上、自給率は目標設定として間違っており各産業ごとに生産性を高め国際比率を上げる事が重要だと思います。
セブンイレブンの売れ残り飼料化
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070829/11552.html
途上国が発展していけば、農業生産物の輸出量は減少していくと考えます。
食糧について需要と供給の関係で言えば、常に供給が上回っている状態が望ましいと思いますがどんなもんでしょう。石油には市場メカニズムが働いていないような印象ですが、OPECはどのような基準で価格を設定しているんでしょうね。
足りなくなってきた時に政策的に強引に民衆を農業につかせて自給率を高めるのもありなのかもしれませんが。いやなしか。
途上国の支援を視点にするなら、世界人口に対して食糧供給がどのくらい過剰かという議論は必要ですね。現在の段階で食糧輸出国だけで賄えるなら「自給率云々てなんの話やねん」とは言えるかなと。
質の問題は残りますが。安全性なんかもそうですが、個人的には日本向きの食品を扱っているかは気になります。
勘で言ってますが関係なかったらすいませんね。
いや〜やっぱりこういう途上国支援の方法は強引じゃないですか??
エネルギーや食料の調達先を分散しておくことがリスク管理であり、であれば農業国との貿易協定をきちんと行うことが優先課題では。エネルギーにしろ、食料にしろ、値段は急激に変化するものではなく、時間軸があります。ある日突然食料が買えなくなるということは考えられず、徐々に高くなり、比購買力から食料が変えなくなれば作ればよいだけだと思うのですが。
農業保護政策の大義名分が「食料自給率を上げるため」という論理がわかりません、同じように「欧米では・・・」というのも論理的な意味がないと思うのですが。
経済封鎖を心配すると痛くもない腹を探られる様な気がするのは杞憂でしょうか?
宗教はだれでも持ってますよ。日本人は自覚してないだけで。論理的整合性を優先するのも宗教のひとつです。すべてが論理的整合性で語れるわけないですよ。日本人は高学歴の人間でもなぜかこのことに気づかない人が多いので人文系がバカにされます。もうちょっと神学や哲学の勉強をしてもらえませんか。
あなたは保守や改革とかではなくて人をバカにしたいだけなんですか?そういう人は一番迷惑ですが。
日本では、マルクスも市場メカニズムもその時々の空気によって全て宗教的信念化してしまう。極論だけが純粋だと持ち上げられ、痛い目に遭って「騙された」以下ループ、というのがこれまでのパターン。最近のミニイベントは円売りが宗教的信念でFXやった人が急激な円高を有り得ないことのように茫然自失したことかな。所詮マッカーサーの言ったようにいつまでも小学生なんですよ。
私の田舎も未だに光回線ないんで8MのADSLです。でも人口が少なくてADSL加入者数も少ないので、8Mでも実効速度はけっこう速いんです。これって田舎ならではのメリットですよ。
しかし、今回の参院選での農協代表が40万票あまりしか集められないと言う結果になり、圧力団体としての力が減少している事が証明されてしまいましたので、政策が変更される可能性はあります。
さて、日曜日の日経新聞では1面に「揺らぐ食」として我が国の農水産物の買い負けが紹介されています。
紙面では、新興国の人口増加などにより安全な食品の量の確保が難しくなってきた事と国産の鶏の取り組みが紹介されています。
また、化石燃料の枯渇と地球温暖化対策の取り組みとしてバイオエタノールの活用へ米国などが舵を切り始めました。
その面での穀物需要も増大しており、例えばトウモロコシ価格は、2007年には前年比で約2倍に上昇しています。
お金さえあれば食が調達出来る時代では無くなりつつあるのかも知れません。
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/012.html
カロリーベースで40%…穀物自給率が低いのって畜産用の飼料が足りないって意味ですかね? 平成17年度の主要穀物自給率自体は60%なのに穀物自給率は28%となっています。
(畜産物については、国産であっても飼料を自給している部分しかカロリーベースの自給率には算入しない…という記事は見たのですがきっちり確認できませんでした。)
カロリーベースで見た場合、野菜や果実などは重量は一緒でも穀物に比べてカロリーが低いので、40%の自給率と言われて低いと直結してしまうのは錯覚ではないかな? と不安を覚えます。
また、肉類もカロリーが高いですね。
肉類は国民一人当たりの消費量は年々順調に消費量が伸びきていき、平成5〜6年くらいに一気に輸入量が増えて平成12年まで上昇しています。
もちろん牛肉の生産量自体も確かに下がっているので自給率が下がったとは言えると思います(ピーク時(平成6年)に比べて国産で15%程度減)。
平成13年頃から牛肉ががくんと落ちて、変わりに豚肉の輸入量が上がったのは狂牛病の影響かもしれませんね。それでも牛肉自体は平成元年と同じレベルの生産量があるようですが。
自給力の低下は単に生産性の低下だけでなく、米からパンへの以降と肉食の増加の影響が多いと思われますがどうでしょうか
>USでもEUでも「ノイジーマイノリティーがサイレントマジョリティーにタダ乗りする」という代議制民主主義の本質は健在です。
アメリカの農業はまさにこれですね、わずかの富裕な大農家が政治家を動かし、国民の富を自分の懐に入れる。民主主義とは関係ないでしょうが・・・腐敗は政治の本質だから。
食の確保は必ずしも自給率を上げることとは思っていませんが、価格的な競争力を上げることは日本の農業の与えられた条件からみると非現実的だと思いますよ。第一日本でステープルフードの国際競争なんて無理ですよ。
それに、WTOは第三世界の自立を助けることはその役割ではなりません。
何のための自由貿易協定でしょう。多国籍企業が国家間の壁に煩わされることなく、自由な振る舞いが出来るよう追求するプロパガンダ組織がWTOではないですかね。第三世界の自立と農業補助金とはまた別の問題、少なくとも日本は輸出補助金は出していませんから、アメリカの農業に比べるとよほど第三世界に優しい。それに、第三世界の農地はほとんどの国で少数大地主のものだから、農業補助金とそこでの零細農家の暮らしとは無関係でしょう。
農業問題は、存続して進化可能な経営主体が複数確立されているなら良い。生産性以前の問題として、まともな経営主体を確立させてほしい。
こういう実態というのも農業政策の抱える矛盾なのでしょうか?もし農業政策との関係があるとしたら、それがどういう影響を与えたのか教えて欲しいのですが。
「趣味」は自分のお金で楽しむもので,補助金を当てにするのはお門違いです.「市場価格という叩き売りで安く買っている消費者」を非難しておりますが,補助金を止めて競争力のない生産者を淘汰すれば,市場価格が上昇して,全うな生産者が補助金無しで生活できるようになりますよ.趣味で作物を生産していただかなくて結構です.(市場価格が上昇すると消費者が困ると反論する方がいらっしゃるかもしれませんが,消費者は補助金を通して間接的に高い買い物をしていることを忘れてはいけません.)
神ならざる身では物事に関する完全な情報を持ち得ないので,議論だけで絶対正確な判断ができないのは当然です.だからといって宗教にたよったり不可知論に陥ることは,中世に逆戻りすることですよ.「百姓やったことのない人間の机上の空論」との意見がありますが,百姓をやったことのない人間だからこそ客観的な議論が可能になることもあります.「人文系がバカにされます」との意見がありますが,人文系全体がバカにされるのではなく,論理的・合理的議論を忌避して不可知論や相対主義に逃げ込む人文系だけがバカにされるのですよ.議論を否定する人たちは,為政者が何等の合理的根拠なしに政策を実行することを承認するのですか.
かつて工業化によって優れた製品を海外に輸出してきましたが、そこには製品を輸送する道路整備や港湾整備という社会インフラがあってのことです。農業でいう社会インフラ整備についての投資としての財政支出が行われべきではないでしょうか?農業も必要な産業
なので、その育成を自給率確保の視点において、ある水準で国が行うことにして欲しいです。バラマキ支出は御免ですね。
・価格は高いけどリスクがコントロールできる国内産
結局、このどちらを望むのかという話ではないでしょうか。海外産ではいくら検疫したところで農薬等のリスクをほとんどコントロールできない。リスクを全面的に国民に押しつけることになります。その害悪は数百年後になって明らかになるかもしれない。
ばらまき農政を支持するわけではありませんが、こと食糧については自給率を上げる方向で政策をうつべきでしょう。また、国民はそのために高い金を払うべきです。
工業品なら市場メカニズムでいいんですよ。しかし、食は違う。食糧品は人間の遺伝子にさえ影響しかねないわけで、国家百年の計として海外依存を忌避すべきです。
>まさに宗教じみた終末論です。
農業に補助金を出すのが現状では問題があるってゆーところまでは理解できる。
いちばんわかんないのが何で自給率の高い先進諸国を差し置いて、日本が自給率をこれ以上減らさなきゃいけないの?ってこと。
後進国を助けるためになら、自給率の高いところがもっと努力するべきだよねぇ。
農業にたくさんの問題があるとして、それが自給率を減らしてもいい理由に結びつくのは絶対ヘンだよ。
それもまた合理性追求の宗教じみてくるんじゃない?
宗教じみて言うなら、自給率を減らすってことは、農家も農村も畑も田んぼも、突き詰めていけば、そこに集まる虫や鳥も、祭りや言い伝えも、下手すると、鎮守の森や天皇家まで失ってしまいそーな恐怖を感じる。
自然への敬意を忘れて、合理性だけを求めるんなら、中国みたいに自然崩壊ってなっちゃうんじゃないの?
どんな形の兼業農家があるのか、いまいちわからないけど、天災に襲われても兼業が保険になるならいい考えだと思うんだけど。
自分で食う飯ぐらい自分で確保したほうがいいと思うんですけどね。
奴隷(他国の安い労働力)をあてにして自国での農産物の生産性向上をおろそかにしていたらいずれ痛い目にあうでしょう。
色んな人が幾ら論理的に説得しても、「論理だけが全てではない」と思考停止されてはやってられません。
結局、農業補助賛成派はまず結論ありきなんじゃないでしょうか。
農業だけは神聖にして犯してはならないもの。
他の産業は自己の利益のために行っているが、農業は国民のためにやっていることだから感謝しろと。
こういう傲慢な勘違いが出てくるのは、グローバリズムに対する漠然とした不安や、潜在的なコンプレックスのなせる業なんでしょうか。
当ブログで議論するからには、経済学の基本的な考え方くらいは理解してからにして欲しいですね。
大体、宗教と理論(科学や経済学)の区別がつかない人が多くて困ります。
アメリカにも「学校では進化論だけでなく、神による創造説も教えるべきだ」なんて主張している人もいますが、こうした神がかった人たちが、同じく神がかったブッシュを大統領に選出し、イラク戦争という暴挙に駆り立てるのです。
同じく、宗教指導者という長老が、社会のルールを決めるようなどこかの国では、紛争と貧困しかありません。
まあ、こんなことを書くとまたノイズが増えるだけかもしれませんが、一度はっきりさせた方が良いかと思いました。
家族性がんってのは、動物でも、人間でも、何十種類も確認されていますが、発がん性物質で、家族性がんができたなんて話はまだない。発ガンは1代限りです。
ですから、中国産野菜にどんなに毒が入っていても、子供には影響ありません。卵子、精子、胎児段階では影響があるかもしれませんが、その次にまでは影響は出ない。
わかりやすい例を挙げると、広島長崎で被爆した人からはたくさんの悪性腫瘍が発生しましたが、胎内被爆でない限り、被爆者の子供には特に被爆の影響はありませんでした。
「顔の見える」生産者だから、信頼性も抜群。さぞやおいしくて安全な食料を供給してくれることでしょう。
年間、数万円で安心が買えるなら安いものです。
素人が農業を始めてみても、収穫量は玄人の1/3程度にしかならない。
北朝鮮の年中行事のような食糧難は、農業の技術が散逸してしまった結果だと聞く。
アフリカの食糧難の国に対してアメリカは、虫が食べたら死んでしまう遺伝子組み換え作物しか売らないらしい。
安全面や衛生面を市場主義に任せると、ろくなことにならない。
カネの使い方は考える必要があるが。
いずれにしろ国際政治を甘く見るなかれ。
どうやらかなり基本的な話からせざるを得ないようですね。
農業自由化は日本の自給率を下げるために導入するのではありません。
下がるか上がるかは、消費者のニーズと生産者の取り組みによって決まります。
また、発展途上国を助けるために自由化するのでもありません。
どんなものをいくらで買うかはこちらの自由なのですから。
それと、「食料は安定供給されるべきだから、市場経済に任せてはいけない」と思っている人がいるようですが、むしろ逆です。
あらゆる物の供給・価格・品質を安定させようと思えば、市場メカニズムに委ねるしかないのです。
需要は常に変化しますし、食料の場合、供給も気象条件の影響を受けます。その時々の需要に対して、最適な生産者が供給するには、市場(それも出来るだけ大きな)が必要なのです。
ですから、日本が行うべきは市場を閉ざすことではなく、可能な限り多くの国と自由貿易協定を結ぶことだと思います。
国家が農業生産を統制し、国民を食べさせていくなんて事は不可能なんです。それが出来るのなら、旧共産圏は破綻していません。
生産地と消費地を限定するほどリスキーなことはありません。
いつでも誰にでも優しく働くなんて仕組みはこの世にはありません。(もしあったら教えて欲しいですね)
しかしそれでも、市場メカニズムなら、あるところで偏りが起きたらそれを是正する方向に働きます。
統制経済では何か問題が起きると半永久的に改善しません。
そのとおりですよ。上のコメントで私が提案したのは反語的意味です。みんなが、特定農家、特定産地と独占供給契約して、そこがたまたま凶作になったらどうするんですか?隣の農地の産物は、別の消費者に独占供給されますから、分けてくれません。
日本国内を単一マーケットとして、外国と隔離しても、日本全体が凶作になったら(そういう年はよくある)、国外から輸入せざるをえないのですが、すべての国が、自国の農産物を自国向けに優先して、マーケットを閉ざしてしまったら、それもできない。
世界中で食料を貿易して、市場で分配していれば、リスクを最小に抑えられるんです。
まず、国語。随筆では、反近代の旗を振り農村の素晴らしさを称える保守派の文章だらけ。論説文では工業化に対する批判を垂れ流すポストモダンの文章だらけです。
社会が、これがまたひどい。食糧自給率の話はもちろん出てきます。それより問題なのは、「地理」を名目として子どもたちに日本の農業に対する愛着心を植えつけていくやり方です。それぞれの地域にどんな銀行が支配的であるのかという教育はなされずに、なぜかどんな作物が栽培されているのかということだけは教え込む。これは単純に偏りだと思います。その一方で、じゃあキウイフルーツがどこから輸入されているのかということは教えません。
結論を言えば、こういう日本人の農業信仰には、義務教育による洗脳ということもある程度寄与してきたのではないかと思うわけです。
これは正しい。
>役に立たない開発援助よりも、先進国が協調して農業保護を廃絶するほうが途上国にとってはるかに有効だ
これも100%正しいけど書生論ですね。
石油の方が大事とはいっても食料が戦略的に重要でない訳がなく、アメリカや欧州が輸出補助金を手放す訳がない。彼らにとってはアフリカでどれだけ人が苦しもうが知った事ではないでしょ。
もう一つ注意しておく点は、
自給率(カロリー)=国内産農産物総カロリー/国内消費農産物総カロリーで、分母のかなりは、牛や豚や鶏が食べている。だから、それを止めて肉を輸入すればかなり自給率は上がる。そして、日本農業はますます衰退する。一方、日本農業の生きる道は生産性向上(例えば果樹や野菜の高級品化)だが、そうすると自給率はもっと下がる。つまり、好ましい政策と自給率は関係ない。論じるべきは農業政策で、自給率は単なる結果。
食糧も輸入に頼れば経済封鎖という外交手段として成り立ちます。
輸入先の分散でカバーするつもりらしいが、世界の人口が増えつづける中、それがどこまで通用するのか見ものです。
P.S. 先のコメントがはねられたようなので、このコメントも載らないかもしれないですね。どの辺が気に入らなかったんですか?
広く議論を喚起するために、わざと、とんでもないことを言い出したものとばかり思っていた。
しかし、どうやら本気のようで、びっくり仰天。
昭和20年前後に、食料を手に入れることがいかにむつかしいか、私は身にしみて経験した。
そこで学んだことは、次の4つ。
1.食料はかなりの量を備蓄しておくこと。
2.国内の農地を確保し、土を肥沃にしておくこと。
3.国内の農家を保護し、大切にすること。
4.優良な食料輸入先を確保し、友好信頼関係を保っ ておくこと。
食料と石油を同列にあつかうのは間違いだと思う。
本当の食料不足、飢餓とはどんなものかをよく学んでほしい。
実際に農作物を育ててみること、それができなければ、せめて農作業を、実地に、じっくり目で見て下さい。
60件のコメントを読ませて頂きました。食料をスーパーやコンビニで買って生活している方々の御意見と承ります。
「五穀豊穣」が読めない人も多い時代なのです。米・麦・粟・豆・黍(または稗)。
この内、自給できるのは米だけです。良くも悪しくも補助金政策のお陰です。(かといって、現農業政策が良いとは言いません。誤解なき様)
ましてや、菜種・護摩などに至っては国産は限りなくゼロです。
おいしい落花生が少なくなったと思いませんか?
自家用にはかなりの数量が栽培(収穫)されていますが、とても販売には結びつきません。理由は?・・
脱粒機・乾燥設備など収穫調整機器が壊れて使えなくなったからです。間もなく、地方の炒り屋さんも廃業するでしょう(機器&後継者不足)
生産者の減少=機器メーカーの廃業=技術者の離散
今の農家は機械無しでは売るほど作れません。
古来、落花生は莚乾し乾燥が主流でした。(むしろぼし)稲作の変化によって莚乾しという手段そのものがなくなり、コンバインの普及で稲藁(わら)さえも貴重品となってきました。
護摩も同様です。
「旨いもんにはお金を出します・・・?」
それは都市住民の負け惜しみです。おいしい本物を知らないから言えるのです。
生産・流通に乗っかって来ない物は「お金」では買えないのです。農民や兼業農家を国賊扱いをして来た皆さん!。しっぺ返しがもう始まっているのですよ。
農業は複合産業なのです、食料生産技術が消滅してもいいのですか?。
「食は命」なのです「グルメ」とは異なるものだと思ってる世代から・・・・。
日本でお年寄りが若者からあまり尊敬されないのが分かる気がします。マナーとか愛国心などと言っている人は高齢者の中に一番多いと聞きますが、その愛国者たちが、若者から搾り取っているというわけですから、皮肉なものです。
そろそろ若年層の人たちももう少し怒っていいころなのかなとは思います。世代会計を見てください、ひどいものですよ。
ご興味のある方は御読み下さい。
日本の農業を切り捨てて途上国から食糧を輸入に切り替えるなら、上記の不安材料を払拭できるだけの説明をしてください。
昭和20年前後であっても日本が金持ちであったとすれば飢えることはなかったはずです.政策を間違えて日本が破産すれば,現在でも日本は一部の途上国のように飢餓に襲われますよ.
アメリカ人は日本人の基準からするとまずいものを食べていて平気ですが,アメリカ人でも金持ちはおいしいものを食べていますよ.「おいしい本物」はそれに価値を認める人が高いお金を出して食べるものです.「おいしい本物」の生産者は,それを購買する人たちを自分たちで開拓すべきで,補助金で維持しようとするのは依存心の現われです.
日本の場合,食料生産技術を保持する農業人口はしばらく減少するでしょうが,それが消滅することは考えられません.世界的に食料が逼迫すれば,日本の農業の国際競争力が上昇し,農業も回復するでしょう.
外交と農業を絡めて意見する人によくある論説ですけれど、逆に輸入に頼ってるものの中で経済封鎖という外交手段として成り立たないものってそんなにいっぱいありますでしょうか?
石油だろうが鉄鉱石だろうが供給を断たれたら生活が成り立たなくなるかと思います。
また終戦直後に発生した食料不足は国内農業の保護によって再発防止を図ることは出来ないかと思います。米に関して言えば昭和20年は台風や物資不足の影響で記録的な凶作となった年であって、寧ろ国内生産にのみ頼る事の危険性の証左になるかと思います。
食料自給率について言えば、仮に食料自給率が100%を超えたとして外交的圧力に対してそれほど有効になるでしょうか?そもそも石油の供給が断たれれば、仮に需要を満たすだけの食料生産が国内で確保できても、それを消費者の下に届けることが出来ずやはり飢餓が発生するでしょう。食料は作るだけでは意味がありません。
「本当に」日本の食料品輸入が経済封鎖によって不可能になっているような孤立した外交状態では、同様に石油も輸入できなくなっているかと思います。故にその状況では数字上自給率100%の農業生産があっても恐らく意味はないでしょう。
>落花生
良くわからないのですが柿の種と同梱されて売っているピーナッツは結構美味しいと思うのですがあれではだめなのでしょうか?美味しい落花生というのはどちらかといえば嗜好品であって、米と比較の対象にはならないと思います。
農業にしろ、石油にしろ、或いは他のあらゆる産業(工業・エンターテイメント諸々)にしろ、いずれも人間が生きていくために、そして人生を楽しむためには必要なものであって、農業だけを特別扱いした論説は違和感があります。
和食、中華、フレンチ、イタリアン、インド、メキシカンetc。。
しかも、本物志向で本場から食材を輸入している。
要するに贅沢。
更に、肉を食わなくても人間は生きていける。穀類と豆類、野菜・根菜類があれば大丈夫ではないか。この中で問題は自給率が5〜6%の豆類のみ。同じく自給率の低い肉類とあいまってタンパク質の確保は心もとない気もするが、豆類であれば途上国等との取引で十分な量を確保することも可能かも知れない。飼料も同じ。
すなわち、安全保障の観点からすると40%というみかけの数字より意外にしっかりしているのではないだろうか。
一応断っておくが、コメや野菜の自給率まで下げてもいいとまでは思っていない。
石油と食糧の問題を一緒にして議論しても意味はないかと。
食糧は食糧、石油は石油で問題対処の方法が違います。
石油が入ってこないから、食糧の問題は解決しなくてもいい事にはなりません。
いつから補助金がたっぷり農業に使われてることになったんだよ。事実に反する思いこみの話は止めてくれよ!!!まちがった前提で話をしても意味がない。
世代間問題だなんてどこから導き出したんだ。
いったい、いくら農家が補助金を貰ってるの?日本の農政のシステムは個々の農家を助けるようなシステムにはなっていないんだけど。あなたが羨むほど農家は恵まれていないよ。
それに農業がそんなにおいしいなら、もっとたくさんの人が農業をやってるよ。それが市場というものだろ。市場からの退場ね。山間の畑や田んぼはずっと前に放棄されてるし、棚田も日本から無くなるんだろうな。
それから農業が趣味と俺が言ったのは経済的なモチベーションではないところで農業をやってると言うこと。金を稼ぎ生活のためには農業はもうほとんど無理だろう。最低賃金で工場に働きに行った方が生産性(現金収入)は高い。
農政の問題は農業を助けるふりをして、農家を食い物にしたことが最大の問題だろう。必要のない農機具を売りつけ、農家を潰すために金を貸し込む。勝ち目の無い大規模化、立派すぎる圃場整備。農協の畜産指導なんて典型。
農家の生産や生活を助ければよかったんだけど、農政は農協や利権団体のためにあった側面が大きいからおかしいんだよ。だから、自民票があったんだけど、もう永遠に無いね、構造改革のおかげで。
それに市場経済やら競争が好きみたいだけど、生産性が高い商売って市場競争が制限されてるものだけだろ。だから農業の生産性を上げるには競争を制限するだけで好い、簡単なことだ。
それに日本で市場経済に農業をまかすということは日本では農業はやらないと言うことだよ。経済的なインセンティブがないからね。
もしステープルフードの日本での生産が成り立つという論拠がれば是非教えて欲しい。それがあればそれはそれですごいことだ。
そして食べ物はまだしばらく金がある限り買えるだろうし、ここ数十年は世界的には十分の生産量を上げてきたからね。すぐに飢えることはないだろう。
レトルトパック、缶詰は、10年以上持つように作れます。3年分ぐらい作って保存しておけばいいのではないですか。あと、お米とかも。
いくらコストがかかるのか私には計算できませんが、年間3兆円と言うことはないでしょう。さらに、高い食費も税金みたいなものなので実際にはいくら払っているんでしょうねえ。
もし、今まで食料の輸入が自由さされていて、世界中から安くておいしいもの購入していたとしましょう。急に高くてまずいものを食わされたら国民は怒ると思います。でも、長い時間をかけて作られたシステムなので誰も痛みを感じないです。
ここに、ジャポニカ米という特殊な生産技術を必要とする特殊な味のコメを主食とする特殊な民族がいて、世界の生産量のほぼ100%を国内で消費していた。輸入自由化をしてみたものの他の国では売れないので、収穫したコメの100%を購入する契約で殆ど計画生産に近い体制を引きながら、いつのまにか国内自給率は40%にまで落ちていた。
ところで、うっかりしている間に中国が経済大国として台頭し、某国通貨は暴落。中国人が食べる、世界中で消費されている一般的な長粒米を栽培した方が、将来性や収益面を考えると得になるため、あっさりジャポニカ米の生産は打ち切られてしまった。
もともと高齢者が担っていた国内の農地は荒れ放題。しかたなく長粒米を輸入することになったが、粘りがなくパラパラで、スシを握ることはできなくなってしまった。。
金額ベースでは既に70%の自給率なのに、カロリーベースで自給率を向上させるということは異常な高コストの食料で我慢せよという意味なのでしょうか。それとも「肉は食うな」という意味なのでしょうか。
中学校レベルの公民の知識があれば理解できることも分からないようでは、農家が他の産業に移れないのも当然ですね。
言い換えると、プレイヤーの誰もが合理的な選択をしていない中で一人、他人を信用して合理的な選択をしたプレイヤーが居る。ゲーム理論的には一人負けするパターンじゃなかったでしたっけ?
>年間3兆円と言うことはないでしょう。
保管料込でレトルト主食+レトルト主菜で計300円として…
一日900円*365日で 一人当たり32万8500円/年
32万8500円*1億2000万人= 39兆42 00億円/年
・・・はい終了
農業ばかりが問題視されますが、これはどうですか? これは氷山の一角ですよね
>所得補償をやるなら一定規模以上の専業農家に限定し、米価を含む農産物価格の規制や関税を全廃し、兼業農家を駆逐する必要がある。
家内の実家がまさにそういう兼業農家なのですが、農地を適正な価格で買い上げるか、借りてもらえるのなら、喜んでそうするでしょう。近所の農家も似たような状況です。結局、小規模農家ってそれだけでは食っていけないから、後継者も見つからない、農地の賃貸や売買を自由にするだけで随分違うと思います。小規模農家も民主党の所得保障に賛成はしてないと思います。ちなみに今年は米は余ってるので、大豆を作るように言われ、大豆を作ってるそうです。自分の農地に何を作るかの自由もないのです。元は・・・とれてるといえるのか・・・。
余談ですが、私は当然実家で食べるように作った米を食べますし、野菜も、自分達が食べる分は作ります。
日常そういった物を食べていると、ファミレスのサラダとか・・・なんていうか・・美味い不味いじゃなく味がしません。ドレッシングの味のみ。
だから、もし、実家で米や野菜が作れなくなっても、多分スーパーに売ってある野菜は買わないと思います。もし、農業が自由化されれば、日本の農家は「高くても良い商品」を買ってくれる顧客向けで特化されていくと思います。
第一次産業は日本という国には最早不要と考えることも含めて、根本的な議論が必要な時ではないでしょうか。日本全体が農地のないシンガポールのようになるわけです。だからといって、すぐさま生存が脅かされる訳ではありません。ここ数十年、世界的に農産物は需要を十分に満たしていますから、すぐさま危機になることはないでしょう。当分はお金さえあれば食料は大丈夫でしょう。
日本が米を輸入するとなれば、タイも商品作物としておいしい単粒種を作ることは明らかです。為替レートが大幅に変わらない限り、コスト的にタイの農民と日本の農民とが競争することは不可能です。日本の田んぼをすべて捨て去って、米の生産をタイに託することも選択肢の一つでしょう。米へのコストは下がるはずです。少なくとも短期的には。また、輸出補助金付きの米は勘弁して欲しいけど、ソーシャルセキュリティーの視点からこちらが有利ならこれも選択肢に入るでしょう。
また、大都会への人口の流入は今は激しくありませんが、県内での山間部や僻地では村が存続出来なくなってきています。県庁所在地や中核都市への人口流出はずっとこの間のトレンドです。何百年も掛けて作って、守ってきた、耕作地を経済的尺度にあわないから捨てることも選択肢だし、コストを掛けてでも農業を守り地域社会を維持していくという選択もあると思います。
農業補助金などと問題を矮小化せずに経済的なコスト、社会的なコストともあわせてソーシャルポリシーの一環として考えてほしいと思います。
ここに経済学者である池田さんの経済学的な側面から妙案を頂けると最高だなあ。農業を廃止、それとも経済的な合理性を無視しても農業を維持していくか。どちらにしても悩ましい問題ですね。
国全体として、どちらがお得か、短期、長期的な経済的並びに社会的合理性をいま明白にすることは興味深いことと思います。
農政で無駄遣いが発生してよーと、グローバリゼーションが阻害されてよーと、これが日本の農業の現実だよね。
サラリーマンの場合は、いつリストラされても良いように常に転職先を確保しておくべきだということになるのでしょうかwww。さて、農業の場合ですね。普段取引が無い国からでも、緊急時には食料を輸入できるようなルートを確保するということでしょうか。例えば、日本国内でコメが不作になることを予測すると、急遽、タイに日本向けの米の生産量を「今年だけ」増やすように依頼するとか。増産が間に合うかどうかが疑問ですが、そもそも勝手すぎますよね。それとも日本人はコメやソバといった独自のものを食べずに、コムギやトウモロコシやジャガイモのような生産量の多いものを主食にするよう、食文化を改める必要があるということでしょうか。これならどこかが不作になっても他所でカバーできますが。
また、「間違った農業政策が日本の農業の生産性を奪っている」が、本来の問題だったはずです。ここから導かれる疑問は、「農業政策を改めれば日本の農業の生産性は十分に改善されるか」だと思います。まずはこれを議論すべきではないでしょうか。それで、十分に改善できないとなれば、そこで、「経済効率を犠牲にしてでも自給率を高める必要があるか」という議論が出てくると思います。それとも日本は加工貿易が得意なのだから、加工貿易だけやってれば良いということでしょうか。モノカルチャーですね。
人口増加、(主に北アメリカの)化石水の枯渇、石油の枯渇による農作物起源燃料といった、食糧危機への布石が既に沢山予想できます。
こういった状況になると、いくら金を出しても輸入などままならない状況は十分考えられるでしょう。
ただ、こういった状況に陥れば、当然自給率は自然と上がるでしょうね。
問題は、輸入がストップしてから、国内の農業が立ち上がるまでの食料備蓄と、(食糧危機時には石油も枯渇している可能性が高いため農業機器や化学肥料・農薬が十分には使えないので)単位面積当たりの生産力を落とさないような基礎研究でしょう。
また、水資源の確保もそういう意味では重要ですね。
(現状の輸入穀物全量を国内で全部まかなうには、土地も水も足りないでしょう)
>サラリーマンの場合は、いつリストラされても良いように常に転職先を確保しておくべきだということになるのでしょうかwww。
ちょっと気のきいたサラリーマンならあたりまえにやっていることだと思いますが。。。(呆
その現状に対し、「兼業農家はガン」という表現は死人を罵倒するだけである。
また、先進国では、所得保障が基本系だが、日本では買い取り価格補助が基本であり(これは日本人の所得保障=貧しい=外面が悪くなるという性質による)、買い取り価格補助は調整しやすいが故に時の政府の意思で簡単に削減されて今にいたる。
純粋に、何の本質的価値も生み出さないデスクワークよりも、額に汗かく仕事が徐々に減り、豊穣という言葉の意味を知る人がどんどん少なくなっていくのは本当に寂しい。
職業に貴賎はなく,知的労働も肉体労働もともに価値のある行為です.知的労働を貶めると原始共産制度でさえ維持できなくなります(ホモサピエンスが絶滅せざるを得なくなること).
兼業農家自体を貶める発言は今まででておりません.批判されているのは国からの補助金を当然の如く考えている兼業農家だけです.
現世はユートピアではなく,人類は多数の国家に分かれてそれぞれの国益を追求しております.「人類皆兄弟」という宗教を信仰して,世界の平均値の生活水準に甘んじることができる人はそれでいいのですが,現在より大幅に生活水準が低下する事態に耐えられないわれわれ凡人を巻き添えにしないで下さい.(summer 様へ)
具体的に誰のことですか?
>現在より大幅に生活水準が低下する事態に耐えられない
どういう根拠があるのですか?
あなたも所詮神学論者。
という「見物してた人」もいらっしゃいます。
あの中国産ピーナツしか御存知ないのでしょう。
もう本物は駆逐され流通に乗るほど作られていないのです。それが小泉・竹中のグローバリズム方式です。
私が言いいたかったのは、農産物は生産する人の熱意と技術が継承されて行かないと確保しにくいと言う事だったんですがねえ。農業補助金の殆んどは農業土木と施設の建設費に消えていってます。農家は個人的にはもらってませんよ。お米1俵につき70円の補助金を均等にもらえたのは細川内閣直後の1回だけです(自民党がびっくりして個別補償に動いた)よね。山田さん!
農家が「一昨日収穫した青いトマト」を店先で赤くなってから買って食べている人達に食品の本物の味を語ろうとした私が未熟でした。
お米が不足したら、ポップコーンで生活して下さい。
この話「野分権六」さんなら通じるとおもうのですがねえ。
食の欧米化や外部化、消費者の低価格志向など
国産の牛を食べると、自給率が低下するという話はあまり知られていない話だと思います。
WTO違反が問われる「黄色の政策」か、WTO違反が問われない「青の政策」かについての分岐点は、生産制限的な支払いであるかどうかによります。
生産制限的であれば、青の政策、生産制限的でなければ、黄色の政策に分類されます。
つまり、しがないサラリーマンのいわれる「(2)生産促進の補助金」は、葉色の政策に分類されるというわけですね。
民主党さんの戸別所得補償政策は、「全販売農家を対象とする」の一点において、生産制限的でないとみなされ、WTOにおいては、黄色の政策とみなされます。
政府が施行しようとしている「品目的横断政策」の「げた」部分の一部である「年々の生産量等に基づく支払い」も、黄色の政策といえます。
また、おっしゃる
「民主党の主張は、WTO農業協定で認められている補助金枠内で上記の(2).1)の方式で、戸別所得保障することです。」
の部分についてですが、これは、まさに、この秋から、ドーハラウンドにおいて、各国が削減目標にしようとする総合AMSの話であって、これについては、一昨年12月18日の香港でのWTOでの最終合意閣僚宣言において、「青の政策部分と、デミニミス部分の合計が、全体のAMSの削減額よりも、多くなることはできない」として、WTO加盟諸国が、実際の農業補助減額金額をすくなくするために、異なったカテゴリーの元で、既存の補助金を分類し直す(reclassify subsidies)ことを、困難にさせるようになっています。
したがって、総合AMSの削減部分が、再び、黄色の政策として使うことはできないわけです。
つまり、戸別所得保障政策が、全販売農家を対象にした、生産制限的でない黄色の政策であるかぎり、AMSの削減分は、青の政策には使えるが、黄色の政策には使えない、ということになります。
なお、この問題は、技術的な問題を多く含んでいるため、下記の私のブログも、ご参照賜りますれば幸いです。
「小沢民主党が掲げる個別(戸別)所得補償制度は、貿易歪曲的補助金ではないのか?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=653
「「WTO交渉で、ファルコナー交渉議長からモダリティー合意案提示」」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=757
「民主党参議院議員候補者のブログの中の気になる表現」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=756
「アメリカ下院を通過した2007年農業法のポイント」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=763
この話題から撤退しようと考えていたのですが,「あなたも所詮神学論者」と言われたからには反論権を行使せざるを得ません.
>>国からの補助金を当然の如く考えている兼業農家
>具体的に誰のことですか?
山田先生のブログをもう一度読んでください.この論述に反対して兼業農家に対する補助金を正当化する主張をしている人たちの象徴として表現したまでです.
>>現在より大幅に生活水準が低下する事態に耐えられない
>どういう根拠があるのですか?
日本が移民を自由化した場合,日本の生活水準が中国の水準に近づくまで中国人が流入し,日本は多数派の中国人に乗っ取られることになるでしょう.
ここまで書いてきて,この種の議論に付き合うことにむなしさを感じています.
ふくろうさんは読み間違っただけですぜ。
引用をつけないとわかりにくいというだけです。
話題が変わってることに気づかないのです。
私もふくろうさんと同じ感想を持ちました。
よく見たら移民の話ですね。
むなしさを感じずにちょっとずつやっていきましょうや。分野の壁は意外と硬い。簡単に理解されるわけないので。
農産物以外の物なら生産する人の熱意と技術が継承されなくても確保は容易いのでしょうか?職人の技術継承に関する問題なんてあらゆる産業について語られているものだと思うのですけれど。こういうエゴイスティックな農業賛美は結構不気味です。熱意と技術が大切という点で農業以外の産業も農業と何ら変わる所はないですし、それを維持するためにどの産業でも努力しているわけです。
本物の味云々の話は、まるで美味しんぼを読んでいるような感じですが・・・。
>農家が「一昨日収穫した青いトマト」を店先で赤くなってから買って食べている人達に食品の本物の味を語ろうとした私が未熟でした。
>お米が不足したら、ポップコーンで生活して下さい。
米(を含む食料品)が不足しないためには供給先を広く諸外国にも確保しておくべき(そのために貿易を自由化すべき)と言う話なのでは?
外国製品の味が劣るとすれば、金を出してでももっと良い者をという層は高級な本物を買えばいい話です。高級な本物を生産するのにかかるコストが、その本物の味によって得られる満足感を上回るようならその食料品は市場から消えていく、というだけです。少なくてもあなたの言う通り「本物の落花生」が流通から消えたのだとすれば、「それは問題だ、もっと高い金を払っても買うぞ」と言う人が消えつつある時期にあまりいなかったのでしょう。一方でいつぞやのタイ米の緊急輸入時の大騒ぎを見ると、米が「本物の落花生」なる物と同じ経過を辿って消えるとは思えません。大多数の人にとって米と落花生の重要性は全く異なるわけです。
そして野分権六さんがおっしゃるような終戦直後の食糧不足が再現したような状況が仮に訪れたとしたら、食料の味が本物だ偽物だと騒ぎ立てるほど余裕のある人は多分それほどいないでしょう。
それにしても自分は本物の味を知っている、あなたはバカ的な態度で何を食べるべきかを他人に云々する感覚はちょっと理解し難いです。何を食べて満足しようと人それぞれですよ。
神学論争と言うよりも、果たしてあなたの信じている補助金があるの?価格統制と輸入制限はある種のものにはありますが、無いモノを廃止しろといってもねえ。それから上のヤン坊さんがお米1俵につき70円の補助金とおっしゃってますが、1000平米でのお米の生産にロリポップ10個か・・・これこそ神学論で語るしかないね。
>日本が移民を自由化した場合,日本の生活水準が中国の水準に近づくまで中国人が流入し,日本は多数派の中国人に乗っ取られることになるでしょう.
これが知的労働者を貶めているとは思えませんが、生産物、成果には国籍はありませんからね。安く生産できて、市場経済的に考えると極めてよろしいように思えます。同一の成果を上げる限り、中国人と日本人と報酬がおなじことは当然です。日本のホワイトカラーの生産性は低いと言われてますからね(プロパガンダの一種)。
また、こういう状況になれば農業も国際競争力を手に入れるかもしれません。
すぐ上の人
>米(を含む食料品)が不足しないためには供給先を広く諸外国にも確保しておくべき(そのために貿易を自由化すべき)と言う話なのでは?
違う違う、農業は国お荷物だから、さっさと廃止して、輸入だけにしろということです。輸入障壁があるものは限られた品目だけですよ。
農産物とそのほかの商品の違いは明らかですよ。農産物は文字通りの意味で生き物です。マニュアルが通用しない場面が桁違いに多いんですよ。頼むから何年か農業やってから話をしてくださいよ。年によって、土地によって、苗によって、天気によってやるべきことはどんどん変わるんです。机上の空論はやめていただきたい。
輸入関税があると認識しています。
また、食料を輸入する国があるように、
輸出する国があります。
輸出競争力を持たない産業が衰退するのは当然のこととして、
いかに競争力を持たせるのか、商材として宣伝するのか、
その視点が現在の農政に乏しいと感じるのが
土に触れたこともないホワイトカラーの私見です。
現在の経済規模、人口は、現時点までの政策、経済活動の結果であって、自然(じねん)のものではありません。
食料自給率に拘るのであれば、鎖国政策を行っていた江戸時代程度の産業、生活水準を念頭に置くべきでしょう。
ただ現代ではそんな共同体が自立できるわけもなく、
経済植民地化、もしくは土地を追われ、亡国の民となるだけでしょうけれど。
生産者の立場でなく一消費者として言えば、この関税は、農作物・畜産関係を例にすれば、
・お米1kgあたり341円
・豚肉1kgあたり681円
・牛肉は50%課税
となっているようです。(金額・税率の高いものを例示)
関税率
http://www.customs.go.jp/tariff/2004/index.htm
消費者は、国内の畜産農業保護政策により、高い商品を購入することになっています。保護政策はどの国でも行っていることだし、WTO協定範囲内での運用で、特に日本が非難の対象となることではありませんが、この段階ですでに消費者は保護政策の費用を購入価格により負担しています。さらに補助金としてバラマキ財源を、税で負担するという2重負担といえます。こう考えると、高齢化社会における年金生活者の食料支出の負担は、保護政策のもと重負担であるかもしれないと思ったりします。
他の産業がどれだけ苦労してプロセスを「マニュアル」化しているのか、理解してから話をしてくださいよ。
農業礼賛もここまでくると正直キモいです。
そうですよね、農業に携わる人たちは、いったい何をやってきたんだ....といいたげな感じですね。恐らく、これからも状況はさほど変わらないと思います。農業とはそういうものです。自然というものを理解しないとその訳は理解できないでしょうね。
それに、第2次、第3次産業は農業と同じレベルの国際競争はないよ、だからWTOは多国籍企業の利益を代弁でき、かろうじて競争できる農業においての補助金に第三世界が反対するわけだ。発展途上国(に限らないけど)の富を収奪するのもWTOの目的のひとつだからね、WTOに正当性があるとは思えないね。彼らは彼らの都合で動くのは当然だけどね。
また、食の安全性も市場経済、コスト至上主義の視点から考えると無意味でしょう、安全性で金を取れるなら別ですが、金にならないなら安全性に拘る必要はないはず、利益至上主義だもの。なにかあったら、市場が調整してくれるはずです。
これは税率にすると490%にあたるそうです。これを支払って輸入されたのは2001年度でわずか69トン。
この他、輸入を義務付けられたミニマムアクセスが76万トンありますが、これについても420%の税率に相当する価格差をつけて販売しています。
http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/data/bun153318.pdf
内外価格差が5倍とすると、年間に国民が負担している額は、だいたい3兆円くらいという計算でしょう。
安全性のためなら、この負担もかまわないという人へ。そう言う人は今と同じ価格で日本産のコメを買えばよいでしょう。何も文句はないはずです。そう言う人が本当に多いなら、日本の米作も(減るでしょうが)生き残るはずです。
他の人が安くコメを手に入れる権利を奪う理由がわからない。
よく考えてみれば、資本の充実した企業では超一流の頭脳がプロセスを設計しているからこそ
例えば半導体のような確率的な分散の大きい製品(半導体生産における生産環境管理の難しさは
農業の比ではない。全く同じダイ、同じ湿度、同じ環境から全く異なる周波数耐性の製品が
出来上がってしまう)であっても産業として成り立たせることが可能なのだということがわかる。
所詮末端の「ライン」に過ぎない知的レベルしか持ち得ない農業従事者にこのようなプロセス設計を
行わせる方が間違っているということなのだろう。このコメント欄における「農業の神格化」は
その証左ではなかろうか。農業の大規模法人による近代化を願ってやまない。
>半導体生産における生産環境管理の難しさは農業の比ではない。全く同じダイ、同じ湿度、同じ環境から全く異なる周波数耐性の製品が出来上がってしまう
工場や実験室の中でなら、努力して同質の環境にできるんだろうけど、気候なんてを完全管理できないでしょ。
そこまでゆーなら気候を管理してみてよ。
神様じゃあるまいし、バカバカしーったら。
もう既に上の方で言いたい事は言われていますが・・・。私が同じだと言ったのは「技術や熱意が失われたら確保が困難」と言う点についてあらゆる産業が同じであると言うことであって、個々の産業の内部で同じプロセスを取っているという事ではなく、農業が他より難しいか簡単かと言う問題でもないのです。
>違う違う、農業は国お荷物だから、さっさと廃止して、輸入だけにしろということです。
別に強制的に廃止する必要はないでしょう。単に「保護」する必要が無いというだけです。付加価値性の強い生産者は生き残っていくでしょうし、変化に対応できない所は潰れるでしょう。他の企業や自営業と同じです。
>また、食の安全性も市場経済、コスト至上主義の視点から考えると無意味でしょう、安全性で金を取れるなら別ですが、金にならないなら安全性に拘る必要はないはず、利益至上主義だもの。
仮にあなたが言うように輸入品には安全性に問題がある(と言う事ですよね?)とすれば、「安全性」に特化することで市場を開拓することは可能でしょう。実際そうして無農薬栽培の米を買う層というのは現時点でも存在するわけですし、あなたが恐れているほどの危険性が輸入品にあるのであれば、その市場は拡大していくでしょう。あなたの言う通り大筋においては市場が調整してくれるでしょう。
もう一つは既に出ているように輸入時のチェックを強力にして危険性のある農産物の輸入をストップすることでしょうか。(一応誤解のないように付記しますが、何があっても市場に対してアクションを起こさないべきだ、と言うことが言いたいわけではありません。)
コメント元の文章が読めてませんね。その文章は、
「気候は管理できないから、生産管理が難しい」
という意見に対して、
「原料や製造環境を完全に管理してすら、製品に激しくバラつきが生じるのが半導体製品というものなのに、なんとか売れる程度に品質管理してしまうのが優れたプロセス管理というものだ」
とおっしゃってるんですよ。
そのことを理解できていない、今の個人農家の技術水準では、光や温度を完全に管理できる屋内栽培をもってすら、まともな品質管理はできないだろうということなんですね。
中々文章で真意を伝えるのは難しい、真意をとっても貰えず、枝葉の部分が注目されてしまいますね。
輸入農産物が安全でないなんて、私は思っていません。ただコストを追求するなら安全性を追求するべきでないと言うことです。また、真意はそこではないんですけどね。しかし安全性を追求するにはコストが掛かりますよ、安全とか無農薬とをうたう”ステッカー”を信じるのなら別ですが、安全性を守るには検証が必ず必要です。そうなると安い農産物を求める消費者には無駄な負担となります。残留農薬なんてまず症状は現れないんだから、安さを追求したら好いと思いますよ。
輸入障壁を取っ払う=壊滅(米、畜産)つうことです。強制的にブルドーザーを田んぼに入れる必要はありません。何もしない=農業廃止ということです。
また、お米の値段にしても今、日本で10kg¥4,5000ぐらいですか?それなら十分お手頃と思うのですけど。私は外国住まいですが、ここでの米の価格はとても作りやすい多穫品種であるカルローズで¥2000/10kgなので、日本のお米がそれの倍ほどならとても魅力的に感じます。ここでは米国産のササニシキなど¥7000ほどします。
なんにしても、米を作ってもたいした金にはならないわけで、1ha(日本では大農家)で150万程度の売り上げですよ。あなたやりたい?私にはこの金額の売り上げしか期待できないなら仕事としてはやりたくないね。米は経済的なインセンティブはとうに失われているんですよ。
これって、民主党が、テロ特措法に反対する理由に国連を持ち出して
いますが、それと同じではないですか?
そもそも、国連にしろ、WTOにしろ、国際機関って信用するに足りるものですか?
ちょっと無邪気に過ぎませんか?
>農業保護を廃絶するほうが途上国にとってはるかに有効だ
正論を言えば、そうかも知れませんね。しかし、市場原理をいうならば、
我々はこれからも途上国とまともに競争なんかしてられないですよ。これからも途上国のままでいてもらいましょうよ。
あー、未だに貿易を「競争」だと思ってる人がいるんですか。
比較優位という言葉くらい勉強しましょうよ。少しは世の中のことがわかりますよ。
あー、わかった。
そっかぁ、貶めたかっただけなんだ。
だって、半導体製品と比較するのが、もともと意味不明だしね。
もー、胡散臭いばっかりのひけらかしはいい加減にすればいいのに。
人品に疑問符つきまくり。
これは、日本の食糧安全保障の考え自体が意味をなさないと否定されているのではなく、そもそも各国間の利害関係から受け入れられていないということです。
WTOは貿易を促進する議論の場で、輸入を阻止する性質の話を提起することがそもそも困難です。また、日本以外の先進国はみな輸出国で、相手国の市場開拓に関心が強い。また、途上国も、輸出したい国が多く、結局世界的に見て、日本のような1億以上の先進国で農業が弱い国がないからです。唯一、韓国や台湾だけが日本と同じ考えを主張してます。
食料の安全保障という言葉も国際的に確立し、定義もあります。ただ、途上国を念頭にした場合が多いのですが。
それから、石油の供給に問題がなくても、食料の不安が生じる事態は想定されます。食料安全保障の問題は、資源の適性配分という経済問題を超えた、日本のような地理的、経済的、社会的条件の国が、どういう食料供給体制を持つかという国家戦略の話です。
経済論議では資源の適性配分を考えるので、日本で採算のあわない農業をやらないでほとんど輸入に頼るべし、というのが答えです。問題はそれでいいかどうかということ。輸出国であるEUも地域資源維持や地域振興という観点で手厚い保護をおこなってます。
食料の供給が影響を受ける形態にも様々なものが想定されるでしょう。いきなりゼロというのは考えにくい
シナリオ。ただ一ついえるのは、現在の国際関係では、極端な場合、日本人が餓えても、幾分の援助はくるものの、親身になって救救ってくれる国はないことです。
自給率だけみて議論するのは如何かなという点には大いに賛成します。まあ、この問題、国民的な議論がもっとあってしかるべきではないでしょうか。
日本の農産物は安全という意見が多く散見されるが、基本的に農薬の使用量は多く、残留農薬の検査も輸入品と比べ杜撰である。
農協による「選果」(流通の合理化と言う観点からすれば選果は重要だが)に合わせるためには農薬を使わざるを得ない。はじかれた青果がまともに流通することはない(例えば漬物屋に驚くほどの安値で卸される)。
また、非効率的な農業資源(土地・人等)の利用をカバーするためにも農薬を必要としてる。
食料自給率の解釈以前に、まずは、「農協というシステム(金融面、流通面)」 「日本の農業の平均的なクオリティ(品質、生産性)」を理解した上で議論を行ってはどうでしょうか?
「選果基準」「水稲種子消毒」について検索して頂けるとよいかと思います。
参考URL
http://oisi-yasai.jugem.jp/?eid=100
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000608631.shtml
(曲がったきゅうり、塩だけの梅干、土鍋ごはんが好きな男より)
こういう農産物の輸出がどうのこうのという話題を見てしまうと、ついつい職業病といいますか…その輸出先の環境を間接的に日本が悪化させている…などと環境問題と関連付けて考えてしまいます。まぁでも日本だけが悪いとは言い切れませんが…。
農産物といえば“野菜や果物”と一般的には考えられがちですが、私たちが食べている肉類に関してはどうでしょうか?家畜が食べている飼料作物については輸入したものがほとんどです。特に霜降りが入った牛はこの飼料作物で育っています。また、牛に限らず他の家畜動物に関してもです。
だからというわけではありませんが、環境の悪化が食糧危機を引き起こす原因の一つとなっていることを生活していくうえで忘れないで欲しいと思います。
輸入元の間違いですか。
すみません間違えてました。
輸入元です。
指摘ありがとうございます。
大賛成
>基本的に農薬の使用量は多く、残留農薬の検査も輸入品と比べ杜撰である。
日本の高温・多湿での農産物の生産では農薬の不使用は技術的に困難
消費者が虫の付いた野菜は買いません
残留農薬も基準以上の農産物は判明時点で撤去されます。残るのは撤去費用と賠償金です。
地球の温暖化が顕著となり、極端な少雨や逆に洪水などの為に、世界の穀倉地帯といわれる地域でも、しばしば不作が発生しています。良質なたんぱく源としての需要の急増の為に、世界の多く漁場では漁獲量、質の低下が言われています。
エネルギーに関しては、有限の資源に対する需要が増加するにつれて、その価格は急増する結果となりました。
食料は再生産が可能ですが単一年度の生産性からいえば、エネルギーと同様に有限の資源です。エネルギーには質を問わなければまだ相当の供給余地がありますが、食料に関してはその不足は自動的に飢餓を意味し、自由貿易、有効関係などは全く約に立たないでしょう。
食料も、エネルギーも共に危機管理が必要なのです。
ただ自由主義経済が理論的で絶対的に正しいと勘違いしている人がいるように見えるので反論というわけではないですが、多少意見を言わせてもらいます。
仮に食糧危機が起こったら、その際には国内で生産すればいいみたいな文章がありましたが、いくらなんでも農業をなめすぎです。農産物の生産には農地・用排水路・頭首工など様々なインフラが必要です。一度放棄したものを必要になったらすぐに再利用できると思わないでください。家庭菜園じゃあるまいし、土があればすぐに農業が出来るわけじゃないんですよ。経済学もいいですがこの手の議論がしたいなら少しは農学も勉強してください。
比較優位説を説いて得意になっている人は学校の教科書に毒されすぎです。あんなものいまだに信じてる人は政策立案寄りのエコノミストぐらいじゃないですか?完全な間違いというわけではないですが、少なくとも途上国にとって良いというのは幻想です。
農産物のような一次産品は商品価値としては低く、重化学工業製品と比べるとその価値には大きく隔たりがあります。比較優位説を真に受けて途上国は農産物のみ、先進国が工業製品のみを生産した場合、確かに生産物の総量及び価値総額自体は確かに最大になり効率的に見えます。
しかし現実には一次産品しか生産しない途上国と重化学工業製品のみを生産する先進国との間には、それまで以上の格差が生じ続けるというのが現在の経済学の定説だったと思いますが…。
行き過ぎた自由主義経済はガチガチの共産主義と同じぐらい危険だと思います。ちなみに社会保障も共産主義の産物じゃないですか?自由主義を妄信する方々はそれすらもいらないというのでしょうか。
ある理論が絶対的に正しいということはありえないし、そう信じる人がいるとすればもはやそれは理論ではなく信仰です。
物理学が古典力学と量子力学など複数の理論で説明されるように、ひとつの理論で全てを語ることが出来ないのが現実です。双方とも極論を語るのではなく、もう少し歩み寄って議論した方が建設的なのではないでしょうか?
食料自給率低下は食糧消費構造の変化が引き起こしたものでしょ?
もともと農地が少なかったわが国では、所得の上昇から国民の生活が豊かになるにつれ国内では賄いきれなくなる。価格の上昇する国内生産物。そして安価な食料を海外に求めていったのは必然。
近年では飽食とまで言われる豊かさの背景には、衰退していく国内農業の存在が有るはずです。その国内農業をいかにして再生していくかを論じるべきです。産業としていかに再生させるかです。
学理の中で遊んでいないで、社会という名の実践でどんなことを行なっていくことができるかを考える必要が有ると思うんですが。。正直分かりません。
すみません、何か方向がずれた発言かもしれないです。
私は、海外の農産物よりも実家から送られてくる自分の家の米と農家の友達がくれた野菜があればそれで十分です。
「元切上げ」が、実行されるかどうかは別として、行なわれた場合、まず中国から日本への輸入価格は急騰
するという事も考えられるんではないか。さらに、中国に限らず多くの新興国成長国が、
その高まった購買力や「通貨」によりますます資源を買いまくる、日本は今以上更に
「買い負けしまくる」
といった事態も勿論、だからといって自分がいわゆる「比較優位の上の方」
なら国内外どこのものがどれだけ高騰しようがその後もさしたる問題も無いかもしれない。ただ、
また他の何人かの方々と同様、「半導体並の品質管理やマニュアル化」にこだわるかの様でもあり
少々恐縮ですが、あの、インテルでさえ最近、「業績先行き見通しは引下げ」てしまってる。
「比較優位」といっても、新興国成長国と称される国々では「最先端ハイテク」より
少し以前の自動車や不動産及びその関連、等々の方がやはり需要は高いという感じもする。
といって、「大画面テレビ」の様なものも一方で大人気なのだが、とはいえ、日本の70年代位が
「世界中であの当時の日本の○○倍に増加し起こり始めてる」という風に理解した方が
よさそうだという気もする。最先端も同時に売れる理由にもなってると思う。が、
やっぱり「日本の数十年前がその当時の○○倍膨れ上がっておきてる」と言う事、そうした
もののほうがやはり売れる、ということだと思う。前述の「買い負け」している産品も
あるいはこれらに含まれるかもしれない。健康志向等もあろうが、先進国だけではなく
新興国でも〜最先端ハイテクもだがそれと共に、いやある意味それ以上に?〜1次産品が
志向されてると。石油レアメタル等の「資源高」など最たるものかもしれない。
特に石油は自動車や不動産はもとより農漁業にも欠かせないものだから。
「比較優位の上の方」であろうと下であろうと、また、先進国だろうとそれ以外の国々であろうと、
富める者、暮していられる者は、関係無くといった感じで存在する。日本も、「世代間の富の格差」
の様な事にもふれられてた様な気がしますが、地方でも、平均以上ぃゃかなり裕福な所はある。
ただ「黙ってる」だけで。また、新興国どころか途上国で、大変な大家族子持ちも家庭でも、
日本では信じられない感じで幸せに暮している一家は沢山存在している様だ。
ちなみに家事労働はGDPには含まれない。今日本の先進性や比較優位についてことさら
言及されるむきは(スイマセン)、昔ミッシェルフーコーという哲学者の言った
「近代のめざめた不安な意識」という言葉をふと思い出させてしまうものもある。
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