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「食糧危機」の本当の原因

今月から、小麦の政府売渡価格が30%引き上げられ、パンやうどんなどの値上げが続いている。この説明として、農水省は「国際的な穀物価格の高騰が原因だ」と説明し、御用評論家は「こういうこともあるから、食糧自給率の引き上げが必要だ」と言っているが、これは本当だろうか。

農水省のホームページによれば、値上げ後の政府売渡価格は銘柄平均で69,120円/tである。この理由として、小麦の国際価格が「本年2月には10ドル/ブッシェルを超えて史上最高値を更新するなど、政府買付価格は大幅に上昇している」と書かれているが、ブッシェルというのは約27kgだから、10ドル/ブッシェルというのはトンあたりに換算すると約37,000円。政府は国際相場の2倍近い価格で売っていることになる。

それでも食料安定供給特別会計が逆鞘になったのは、この原価に25%の関税と、マークアップ(麦等輸入納付金)など約19,000円/tを乗せるためだ(農水省資料)。これによって政府買入価格は65,250円/tになるから、3月までの政府売渡価格53,270円/tを上回る。これが値上げの理由だ。

他方、国産小麦の落札価格は銘柄平均で約43,000円と、輸入小麦を下回った。これは割安に見えるが、実は約100%の補助金を受けているので、原価は国際相場の2.5倍だ。この補助金の原資は、上の麦等輸入納付金だ。つまり国内農家の保護のため、輸入小麦から関税と上納金を取って国内農家に補填していることが、コストアップの原因だ。

要するに今回の政府売渡価格の値上げの原因は、「自給率」を高めるための農業補助金の原資が不足したからなのだ。したがって小麦を安定して低価格で供給するのに必要なのは「食糧安全保障政策」なんかではない。関税と農業補助金を廃止して輸入を自由化すれば、小麦の価格は半分になる。

同じような問題は、国際的な「食糧危機」についても指摘されている。小麦の価格は昨年77%上昇し、米の価格は今年に入って2.4倍にもなった(図)。この原因は中国やインドの食料需要の増加だといわれるが、米の異常な暴騰は輸出国が数量割り当てを実施したためだ。トウモロコシが1.5倍になったのは、欧米諸国がバイオエタノールの増産を決めたことが原因だ。



だから、この問題を解決するのに必要なのは、熱帯雨林を破壊してCO2を倍増させるバイオエタノールの生産をやめ、穀物価格の安い時期に欧米の農家を保護するために設けられた輸出補助金などの農業保護を廃止して穀物価格を引き下げることだ、とEconomist誌は指摘している。
コメント ( 31 ) | Trackback ( 5 )
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コメント
 
 
 
補助金 (DEK)
2008-04-18 15:40:17
高橋がなり氏が農業で色々やろうとしているそうで(僕にはその方法が正しいのかどうかは全く判断しかねますが),ブログに「これまで農業に携わってきた方たちは、いつも「補助金が〜」と口にします。」と書いていたのを思い出しました.
http://www.kf831.com/agrinoneko/?p=37
 
 
 
悪魔ですね (就職氷河期っ子)
2008-04-18 16:41:20
この記事を読んで思ったのが補助金は悪魔の甘言であると言う事です。とにかく、彼等はろくなことしませんね。何かをするのではなく、これらの無駄をやめることが日本の為になると確信しました。
 
 
 
印象操作 (印象操作)
2008-04-18 16:47:16
アメリカの農業は手厚い補助金で只でさえある競争力を中国の圧力から守ってますし補助金が悪だとは思わないと思います。アメリカは自由主義だといいますが、ある産業では矛盾した行動をとってますし問題は農家への補助金の為の価格上昇を国民がどう受けとめるべかと思います。
 
 
 
Unknown (shousiminjp)
2008-04-18 19:06:49
補助金がナゼ悪かといえば市場メカニズムを
ゆがめ、競争を阻害して結果的に保護した対象
まで弱くしてしまうから。
 逆にいえば市場メカニスムを阻害しない補助金
は別に悪ではないということになりますね。

 実情がどうなのかは知りませんが。
 
 
 
農家と原子力産業 (伊藤)
2008-04-18 20:20:09
補助金漬けで官僚の操り人形に成り下がってるという点から、農家と原子力産業はお互い酷似しております。官僚達の操り人形作製方法について自分の考えをたとえ話で記述します。

まず、畑(社会)に撒かれた新しい作物(産業)の種を見つけると、その作物の領有権を法律で確定させます。その後、肥料・消毒のセット(補助金)を畑に与え続けます。頑張って一世代肥料を与え続けると(*ここが重要です)、その畑で育つ2世代目の作物は肥料なしで育つことができなくなります。その結果、その畑の作物自体が肥料を官僚達に求め始めます。つまり、その畑の作物自体が強力な(自分たちとその家族の生存をかけて必死に頑張る)官僚達の応援団となるのです。官僚達はこの力強い応援を理由に自分の権益を確固たるものにします。そして、、、この時既に畑の作物は官僚の操り人形の集団です。

既得権の元には官僚達に魂を売り渡し生活の安定を得た無数の人々がいます。そういう人々の魂にも届く声で、つまり売り渡した魂を奪い返す勇気を与える声で叫ぶことは可能なのだろうか・・・
 
 
 
食料危機 とは? (北風)
2008-04-18 20:32:09
食料が不足したのであれば「食料危機」ですし、高騰して「食料を購買できない層」が発生するのであればそれは問題でしょう。

でも、「食料価格が値上がりすること」は危機であり異常なことなのか?という疑問があります。
端的に言えば、「妥当な価格は何か?」と。

トウモロコシにしても、バイオエタノール絡みで「それが高く売れる」ようになったから生産者からすれば高く売れる作物を増産するわけで、生産者側からすれば作物の価格が安すぎるのも問題ですよね。

「食料危機」とは、現状、食料の価格が「妥当な価格」から大幅に乖離しつつあるということでしょうか?

 
 
 
Unknown (J.T)
2008-04-18 23:53:08
http://www.nagaitosiya.com/a/market.html
上記URLの論文の中で永井俊哉氏が、経済企画庁が発表していた、「豊かさ指数」が99年に廃止されたのは都市より農村の方が豊かになった(農村が都市を搾取している)のを隠すためではないのかと指摘いています。

私もそうとしか思えないのですが、池田氏はこの点について何か内部的な(?)情報は持っておられないでしょうか?
 
 
 
内外価格差縮小 (佐藤秀)
2008-04-19 00:17:40
いずれ国産小麦も鞘寄せして値上がりするでしょうから、その分、補助金は減ると思うんですけど、農水省はその気ないのかなあ。
 
 
 
流通と飢餓 (boondocks)
2008-04-19 01:56:26
大規模な飢餓の発生は流通の不備が原因と論じたのはアマルティアセンでしたか? 高騰とは、どこぞの政府だったり企業だったりが得しようと画策した結果なのでしょうか。
 
 
 
大国の政策が招いた食料危機 (neo)
2008-04-19 10:10:38
「食糧サミット」について
 世界は歪んで崩壊の予兆を見せ始めているのか?
 食料自給率が40%を切る日本はどうやってサバイバルするのか?いや、それより低所得の国々が崩壊する可能性がでてきた、WFPも大変だろう。人権人権とアメリカは言うが、やっていることは生存権の否定ではないか。技術開発やビジョン等ですばらしい国ではあるのだが、ブッシュ以降のアメリカは全く酷い物だ。アメリカの上層部が世界を破滅に導かないように監視する必要がある。
 国連事務総長が、食料サミットを開催するようだが、行き過ぎたグローバリズム、現代の帝国主義、資本主義の暴走を止める術があるのだろうか。投機を止めるトリガは現実の実態(悲惨さ)と理性と民衆の行動だと思う、解決策は科学技術と政治判断の変更による。
 マルサスの罠を持ち出すまでもなく、食料の行き詰まりが人為的に引き起こされているとしか考えられない状態になってしまった。それもアメリカから、原因が発生しているとしか思われないのに。第2次大戦以後、発展と破壊を繰り返してきたアメリカだが、現大統領はさらに世界を破壊するトリガを引いてしまった感がする。
 この問題に対する会議でサミットと言う呼び方には抵抗感があるが、サミット相当諸国はこれらを解決する義務を背負わなくてはならない。

食料危機の発生要因を考えると
 (1)人工の増加に食料の生産性が追いつかない
   (従来は農業技術の改善や新しい耕地の開発でしのいできたが60億の人口は)
 (2)需要増加及び投機的な動きによる価格上昇
   (中国、インド等の需要増加、サブプライム等による株価低迷により投資資金が資源に)
 (3)食料をバイオ燃料として利用することによる生産量の変化
    (米包括エネルギー法」として、アメリカ国内全体でのエタノール使用量を6年間で2倍にするとの政策を提起した。2005年の春)
      『その破壊作用は計り知れない。
      キューバ・カストロ議長は2007年3月、『世界の30億人以上の人々が、飢えと渇きで早すぎる死を運命づけられる』という論評でブッシュが地球温暖化対策と称して進めるバイオエタノール戦略が、とりわけ途上国の食糧危機を拡大し、環境・生態系を破壊する危険を強く非難した。』全くその通りだ。
 (4)地球環境変化、災害等による生産の減少
     (京都議定書に加わらず、その後の削減目標も低い、アメリカ、中国、インド等。中国は環境汚染をさらにまき散らしているし、地球温暖化を止める手段は見当たらない)
 (5)グローバル化による生産作物の変化、実質的な自給率の低下
     (資源の争奪戦は戦いそのもの、資源も資金もない国は収奪されるだけと言うグローバリズムという怪物)
 (6)戦争、内戦等による生産低下
      (イラク、アフガニスタン、アフリカ各国)アメリカによる無益な戦いは続く。
が考えられる。
 少なくともすぐできることは、食料をエネルギーで消費しないことのはずだ。

 アメリカの大統領選挙は現代の7不思議の1つのような気がする。大統領選挙で疲れてしまって人気期間中はろくな事をしないのではないか?
 
 
 
飼料用食料 (北風)
2008-04-19 11:53:45
 食料を有効に使用するという観点から、バイオエタノールが食料のエネルギー化として槍玉にあがっていて、バイオエタノールに問題があるのは確かなのですが、「食料の「エネルギー」化」としては「肉」などの問題もありそちらの方が影響が大きいかと。
 「飼料用」に使われる食料の問題は、飼料用に使われる食料の数量も多く、飼料はほとんどがその動物のエネルギーとなるので、「肉」(魚肉含む)として回収できるのは投入された飼料の数分の一です。
 こちらは以前からも問題になっているはずなのですが。
 
 
 
産業構造変化と農業 (北風)
2008-04-19 13:11:59
結局、食料不足=食料危機に対応するには、
1.食料を増産する
2.食料を有効に活用する
が必要なわけで、1.について生産者が農業を選択するには、農業が儲かる(少なくとも農業が経済的に不利な選択にならない)必要があります。生産者が農業を行わなくなればむしろ食料生産量は減ります。
需要・供給で生産量が減れば価格が上がるのでしょうが、食料に関しては「食料が人口に対して不足で値段がそれに均衡した状態」は望ましくないので、「人口に対して数量が確保されている」状態を保つことを優先させる政策が必要でしょう。

例えば、中国の人件費が数年前と比べて非常に上がっています。工場誘致や施設の建設のため農地が潰されて農村部の収入があがっても、農業従事へのリターンがあがったわけではないです。

経済的にリターンの大きい業種にシフトしていくのは当然としても、世界的にどこかで農業生産を確保していかないとそれは食料不足になります。(一国(日本)であれば、国内で農業へのリターンをあげなくても安い輸入品で賄えばいいのですが、最終的には食料不足→価格高騰→生産量増 でバランスさせる?)

他の途上国についても同様で、コストがかかってでも農業生産量を減らさない、むしろ促進する政策についての対応が必要な事態になりつつある、というのも、現状の食料危機の側面ではないでしょうか?
 
 
 
十年一日 (チュー新井)
2008-04-19 22:08:06
日本のコメ問題について、政治家の近藤元次氏(故人)を採り上げた本があります。

 「コメは政なれど・・・ −ウルグアイ・ラウンド異聞−」 望月迪洋著 オンブック

ウルグアイ・ラウンドでの日本やアメリカ、EUとの交渉に奔走した政治家の足跡を記しています。

日本にも将来を見越して活動した政治家がいたのですが、組織や社会がその努力を生かせないのは、残念なことです。
 
 
 
Unknown (kk)
2008-04-20 04:30:29
東京に住む年金生活者は、裕福な農民に前金を納めているってことですね。でも、全く話題になりませんね。
 
 
 
食糧危機の嘘 (恩田川 鴨次郎)
2008-04-20 11:54:09
日本の食糧自給率40%でどうサバイバルするか?

問題ないと思います。日本もメタボをどう防ぐかなどと栄養過多の病気が増えている現状です。
二重あごやゆるんだ腹をみればわかるが、ホワイトカラーのサラリーマンは基礎代謝に比べ食いすぎ、飲みすぎの状態にある。
自分でも時々やるが、昼を抜けばすぐに減量できるが、やる人は少ない。
人間は餌が数日なくても生きていけるようにできてる、栄養過多については想定外なので身体が対処できず成人病になる。
アメリカ行ったらわかるが、彼らの食糧摂取量は日本お2倍くらいありそう。
彼らのCokeのレギュラーは日本の大よりでかいし、マックもでかい。
映画館のバケツポップコーンなどは驚き以外の何物でもない。また、食べずに捨てる料理の量も相当であきれるほどである。
日本もアメリカもどう体重を減らすかにお金をかけている。
私からみると日本でも量を50%にするのは容易に思える。
先進国は途上国に人口爆発に対してしかるべき措置なり教育を行うべきで、人口爆発を助ける施策をとるべきではない。
 
 
 
補助金カットについて (兼業農家)
2008-04-20 23:10:38
池田先生いつも拝読しております。
「食糧危機」の本当の原因
今回のこの内容は誰もが知っていることなので、特に目新しいものではないのですが、なんかポイントがズレテイルヨウナ気がするのです。(私だけかもしれませんが・・・)
つまり、いくらヤッテモ農業はサラリーマン並みの収入にならないのは何故?
農業の賃金(賃率)はいくらを目安にして固定費費として原価計算をしたら損益分岐点を上回るの?
借金して買った大きな機械が無いと収穫できないけど、その借金を返すだけの収入はどうしたら得られるの?
私は兼業農家です、私自身補助金無しで農業をすれば良いと思うのです。しかし、いくら原価計算しても税務申告で使われるB/SやPLではなく管理会計で決算を行うと真っ赤な赤字になるのです。
私の賃金を無くせば、または税務申告の決算では黒字になるのですが。
それでは生きていけません。
先生はどのような基準で計算しておられるのでしょうか?
先生の言葉の内容からは、実際に現場で働いている人間である私には、空虚さしか伝わってこないのです。
どうか、具体的に変動費や固定費の内訳を示して、賃金の算定基準も示して補助金無しでこれだけできるとお書き願いませんでしょうか。
今日はトラクターで田圃を耕していました。兼業農家には平日は農業以外の仕事、休日や平日の早朝は農作業と休む暇はありません。
私なりに思うのです、日本の農業は2つの選択肢しかないかもしれない。(暴論なので一笑に付してください)
1つは自給率は0%でもいい。
これなら無駄な補助金は要りません。関税も0にしてみんなハッピーです。
もう1つは円を昔の360円に戻す。
これなら関税を引き下げても国内の農家は十分食っていけます。
今の問題は補助金が財政を圧迫することと関税障壁が高く海外の国も消費者も恩恵が受けられないこと、そして農家が食っていけず膨大な借金を抱えていることです。みんな不幸です。
先生どうすればよいのですか?
 
 
 
農産物は輸入に頼るのが吉 (ごはん派)
2008-04-21 01:15:33
各コメント、つっこみどころが多いんですが、
特にこの方>恩田川 鴨次郎
さんのコメントにいろいろおかしいところが。

・まず、現在日本は食糧危機ではない
・栄養過多の問題と食糧確保の問題は全く別
・40%というのは現在の日本の食糧自給率なのだろうが、
それでサバイバルをする理由は全くない
・途上国の人口爆発は政府が荷担しているものではない

わたし個人としては、国の基幹とする意味での食糧自給率の上昇政策は
意味がないことが多く、無駄だらけだと思いますし、政治家がみずからの
支持基盤である農家のご機嫌をうかがっているように見えます。

海洋国家ですから、経済活動として食糧を輸入していますし、
ただでさえ領土も狭く山がち。それに加えて共同体システムの農業は
もうとっくに崩壊しているのにも関わらず、人的、地理的要因で
集約もままならないから、大陸の農業国に比べて圧倒的に
農産物にコストがかかる。日本に食糧の大量生産は無理です。
国際的な食糧問題には詳しくありませんが、国内の事情だけを考えても
自給率を上昇させるのは得策ではありませんね。

兼業農家さんのコメントを見ていると、現在の日本の農業が
置かれた状況が切実に伝わってくるようです。
 
 
 
Unknown (田舎者)
2008-04-21 02:18:40
日本で農業はするな、成り立たないという事です。みんなの大迷惑だということです。農民は官僚と一緒で税金を食いつぶしてるという事です。
どうすればいいかは明らかです仕事を変えなさいということです。
自給率0でなにが困るんでしょう?
 
 
 
ビフテキ食って食糧危機? (環境研)
2008-04-21 11:52:09
昔、晩年の東畑精一氏の話を聞いたことがありました。曰く「ビフテキ食べて、なにが食糧危機ですか。」
所得水準の上昇による肉食増加が飼料穀物の価格上昇を招き、それを食糧危機と同一視することを皮肉ったのです。食料価格が上がると、必ず自給率向上の掛け声が聞こえてくるが、ピントはずれの議論(わざとピントをはずした議論)が多いと感じます。本当に日本の食糧危機を心配するなら、(国内に比べ)安い食料を大量輸入しそれを備蓄するのが正しいし、逆に輸入価格上昇は自給率向上の観点からは、歓迎すべきことでしょう。
むしろ、最近の食糧問題の根っこには、誤った環境観があると思います。植物が地上に現れて3億年、現在の地球上の植物マスはほぼ均衡しています。それをエネルギーにしたら食料にしわ寄せが行くのは当たり前です。太陽光発電も同じです。局所的には結構ですが大規模にやったら、バイオ燃料とおなじく食糧危機を招きます。植物資源は「地球にやさしい」とは決していえないと思います。それは現代人の単なる思い込みにすぎません。
 
 
 
Unknown (雑種犬)
2008-05-05 19:54:29
こういう意見もありますね。
「食糧自給率向上の課題と展望」鈴木宣弘(NHK視点論点)
http://video.google.com/videoplay?docid=-1035656224692739181
 
 
 
御用学者 (池田信夫)
2008-05-05 20:39:28
東大農学部の「農業経済学」は、こういう御用学者が継承している講座です。私が昔、米の自由化について討論番組をつくったときも、経済学者で反対派は東大農学部しかいなかった。こういう手合いは、農水省の補助金を擁護するための研究補助金で食っているのだから、それを擁護するのは当然です。
 
 
 
稚拙なコメですみません (clannad999)
2008-05-23 09:22:02
補助金をもらう側と払う側で癒着が生じるのは必要悪として考え、食料増産のためには致し方ないと思います。私も国から補助金をもらって仕事をしてましたし・・・。そのために天下りの人間が甘い汁をするのは黙認。あと、日本の食料受給率うんぬんは、残飯分を食べる分に回せばいいでしょう。日本が外貨があるから、すぐにモノが輸入出来る環境にあるから、食糧危機といってもまだまし。外貨がない最貧国なんかと比べたら恵まれてる。もっとそのような国に配慮した国際的な取り組みが必要。
 
 
 
Unknown (晴耕雨読)
2008-05-23 09:32:15
ある物の摂取不足になると、人はこんな風になるのか、或いは摂取し過ぎか、池田さん、田舎者さん。
 
 
 
Unknown (舎利子)
2008-05-23 09:46:07
 最後にご紹介になったエコノミスト誌の記事についてコメントします。
 バイオ燃料の増産が、「熱帯雨林を破壊してCO2を倍増させる」という結果は、最初から分かりきった話でした。本来は、砂漠の緑化等で増えた耕地で収穫された穀物のみをバイオ燃料に充てるという国際的な枠組みを作って初めて有効な手法だったのです。
こうして、バイオ燃料のマイナスの面を表面化させ「バイオエタノールの生産をやめるべきだ」という主張につなげたのも、石油利権を握る欧米の雲の上の方々の戦略の一環なのでしょう。

 また、輸出補助金などの農業保護を廃止した場合、輸入穀物の小売価格は下がりますが、穀物生産量は、補助金がなくなった生産コストの高い国の生産が落ち込む分減少してしまいます(生産コストの安い国では、こうしたこととは無関係にどんどん増産されており環境破壊が進んでいます)。
 食料資源のパイ自体が小さくなることは、人類全体にとっては明かにマイナスで、このしわ寄せが購買能力の低い途上国の人々にくることは明らかです。
 また、将来のさらなる食糧不足を想定した場合、食料自給率の低い日本のような国がさらなる自給率の低下を促すような政策を取ることは、きわめてリスキーな選択であり、とても賛成する気にはなれません。
 
 
 
Unknown (takii)
2008-05-23 21:14:27
This is interesting news because I am studying about Water Management Engineering in Europe, and obviously the food and agricultural demand affect the policy for water management.

I want to say as Engineer that there are always risks which can't be controlled, but can be evaluated how big the risks are.

Politics, Economy, Nature always has something not expectable. That's our job access those properly and give warning to the society.

Proper understanding of problem promote proper decision of politicans, I think

As for the food crisis of today, the political decision of Western countries seems to cause high food price.

On the other hand, if the increase of population stops in Inidia or China, then food prices going down drastically, I expect.

Subsidiary for agriculture to increase self-sufficiency ratio is reasonable for economical view point.

Stability of food supply in developed country reduce the vulnerability in developing country, which is ethically important, I think.

Thank you for your concern to my comment.
 
 
 
関税が低すぎる (tanakahirohito)
2008-07-01 19:42:12
財務省のホームページによると、関税率はkgあたり65円ないしは55円のようです。通常の関税率として計算しなおすと250%程度になるようです。
たとえば、http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/131/2.htm
をご覧ください
小麦粉であれば、暫定税率は25%のようですが。
 
 
 
関税についての続き (Unknown)
2008-07-01 20:39:16
途中で送信されてしまったようですが。
新食糧法34条・45条により、政府経由の輸入に関しては関税はかかっていないはずです。
政府経由外の輸入にかなり高い関税をかけ、国内農業の保護をもくろんでいるのが実情のようです
 
 
 
きちんと理解してないとは思うのですが (Unknown)
2008-07-01 23:34:48
都市部で国産の食材だけで一月生活しようと思ったら10万ぐらいかかります。
国産の野菜は高額なものがい多いです。なのに日本の農家の方々が経済的に厳しいって何?
 
 
 
うーん (某米農家)
2008-07-09 00:36:35
国産食材だけで1ヶ月10万って・・・
ALL有機野菜ですか?

ぶっちゃけ、ウチは専業農家ですが生活厳しいですよ
そして農産物の農家からの売り渡し価格は、安すぎるとおもいます。このままでは再生産できなくなるラインまで来ています。
施設野菜なんかでは、重油の高騰で暖房費と出荷額がトントンとか・・・
資材費や労働費も出ないほどだとか。
都市部での価格が高いのは、生産者から消費者の手に渡るまでに、卸、中卸、小売といろいろな業者の手を介しているからというのもあるでしょう。

 
 
 
自給率と農家 (s)
2008-10-22 02:26:05
基本的に補助金制度が農家を本当に救うのであれば賛成。
救わないのであれば反対です。

自給率に拘るよりも、まずやるべきは日本の農業システムの再構築・改革でしょうか。
農協を解体するとか、今の農業システムを大幅に改めなければ日本の農業の再生は無いと思いますので。
農家が一般の職業よりも儲かる職業にしなければならない。と思います。

食糧安保上、ある程度の自給は当然必要と思いますが、無駄金は全て排除して欲しいですね。

自給率が低い国としてはシンガポールが有名ですが、水も自給率低く、マレーシアから輸入。
マレーシアとの協定が切れる2011年に、マレーシアが水の代金を100倍値上げするとの話
食糧もですが、相手に価格決定権があるとロクな事が無く言いなりなので問題が大きいと思います。

他には割り箸の話もですが。
(安い中国製に頼って、国内割り箸産業が完全に崩壊した後、中国側が値段を10倍上げてきて、受け入れざるを得なかった事件。結局10倍の値段だと国産割り箸と同じ価格でした…)

安易に食糧全部輸入と言ってるのは危険。
但し、自給率上げろと無駄金ばらまきまくるだけなのは愚の骨頂。真に農家を救う策を講じて、結果自給率を上げる道を進んで頂きたいモノですが…
 
 
 
食糧危機は、もう回避不能 (地下水)
2008-11-12 20:31:24
 こんにちは。
 現在、森林、サンゴ礁、氷河、地下水、棚氷、生物種、漁獲量、一人当たりの耕地面積などが減少しています。
 食糧危機、石油枯渇、砂漠の拡大、海浜の大都市圏の水没なども、ほぼ回避不可能の様です。
 2030年頃の、石油の減産、地下水の減産あたりから、大変な事になる様です。(^^;;;
 レスター・ブラウン博士によると、数十億本の樹を植える必要があるそうです。
 びわ、みかん、ポンカン、ツブラジイ、スダジイなどの育苗をはじめました。大きくなるかなぁ。大きくなっても植えかえる所がまだないですけど。(^^;;;
 
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