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成長する音楽産業

違法ダウンロードのおかげでレコード産業は衰退していると主張しているが、ワーナー・ミュージックのブロンフマン会長によれば、「音楽産業は成長している」という。北米のコンサートの売り上げは2000年の17億ドルから昨年は31億ドルと倍増し、ミュージシャンの収入源の2/3はコンサートになった。

これは明らかに、オンライン配信によって音楽にふれる機会が増えたためだろう。今週プリンスは、次のアルバム"Planet Earth"をMail on Sunday紙で無料配布すると発表した。世界でもっとも稼ぐミュージシャンである彼にとっても、コンサートが最大の収入源であり、CDはもはやプロモーションの手段なのだ。

音楽は、もともと生で聴衆のために音楽家が演奏する「経験」を提供するサービスだった。CDというパッケージは、その代用品にすぎない。これからは、人々がステージやオンラインで演奏を聞く自然な形に戻るのかもしれない。
コメント ( 36 ) | Trackback ( 5 )
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コメント
 
 
 
巡り巡って振り出しに (blog49)
2007-07-06 09:08:10
興味の起点はまず触れることだと思うのです。ダウンロードとはいえ、それは能動的な行為であり、能動的な行為を喚起できた時点で、次のステップのへの喚起につながるのでしょう。巡り巡って振り出しに・・・原点返りで・・・「生で見たい、聞きたい」が発生する。
WEBで見ると本を買いたくなる。話を聞きたくなる。そういう圧倒的機会をロングテールで与えている意味で、このことは大きな意味を見出せなかったものに誰かが意味を与えるかもとか大言壮語ご勘弁を。
 
 
 
しかも地域に (LMN)
2007-07-06 09:25:22
しかも、「音楽祭」として地域に戻っていく。(熱狂の日、目白バ・ロック・・・)
企業も市民も協賛する。地域の価値も高まる。いいですねえ。
 
 
 
いい流れかと思う (don)
2007-07-06 09:51:15
私の周囲にいる自称音楽通が嘆いていました。テレビの音楽番組で実演家達が口パクや当てフリをしている、これは音楽番組の弊害だ、音楽は生演奏であるべきだ!
この主張に感情論で頷きたい面はあるのですが、生放送ですらない番組(一部例外は除く)に生演奏を要求するのは酷というもの、そもそもテレビという機械を通している時点ですでに視聴者にとって生演奏などありえない。
このように音楽好きを自認する人の常識ですら一段ずれてしまっている感があるので、記事のように一つゆり戻す流れは希望を持ってよいのかもしれません。別にコンサートホールやライブハウス以外で音楽に接するなとまで厳格になるつもりは無いのですが、テレビ放送を指して生演奏か否かを意見してしまう人が出るほど常識が一段ずれていることの違和感もありますね。
 
 
 
個々人の価値感 (田中健)
2007-07-06 10:24:57
音楽の(違法な)コピーはレコード業界の売り上げが好調だった時代から横行していたわけで…

カセットテープだと手間がかかる上に音質が劣化するから違法コピーOKで、
CDからデジタル抽出した違法コピーはNGという節操の無さが消費者の反感をかっているんですよね。

こういう言い方は好きではないのですが、
いまの日本の政治家には「大義」が無さ過ぎると思います。
 
 
 
ポピュラーミュージック (Sugar Pie Guy)
2007-07-06 10:39:21
音楽が巨大ビジネスとなり音楽家よりも圧倒的多数の人々がそれで収入を得ている状況。
一頃、サザンやユーミンのアルバムが音楽会社のボーナスの源泉だと言われていました。
こうした人々個人には何の罪もなく、むしろ音楽が好きで就業した方だと思うのですが、やはり時代の流れは食い止められないと思っています。
またそれが音楽にかってのパワーを取り戻させることを期待しています。
リバプールで4人の若者が集まってバンドをはじめたとき、スーパースターになろうとは思っていなかった。ただ音楽を創りたかったんだと思います。

ところでポピュラーミュージックにとってスタジオ録音とライブは全く別物です。
どちらが良いという比較論は無意味ですが、一般に博打的要素の強いライブは音楽鑑賞にはリスクが高い。
そのミュージシャンの真価はやはり作品として提示されたスタジオ録音で判断すべきです。
その点で、不安定な生より口パクのほうが品質が安定しているのですが、心情的に「観て損した」と思うのはどうしてでしょうね(笑)。
 
 
 
Unknown (tmks)
2007-07-06 12:04:51
私の好きな某演奏家は、コンサート会場でCDを買ってくれたお客さん全員に、終演後丁寧にサインを書いています。一枚一枚。しかも、すでにお客さんがほとんど帰ってしまった状態でも、残ってサインを書き続けています!
固定ファンは離れず、しかも新たな固定ファンを増やしています。全国津々浦々を回っているので尚更のこと。
こうやって売り上げたCDの枚数はオリコンにカウントされないんでしょうね。
 
 
 
あえて別の視点 (庵野雲)
2007-07-06 12:17:04
数年前からデヴィッド・ボウイが、「違法ダウンロードは止められず、ミュージシャンはライブで稼ぐようになるだろう。その際、本物のライブを提供してきた70年代のアーティストが有利になる」とのたまってましたが、まさに先見の明ありでした。

ただ、気がかりなのは金目当ての再結成コンサートの多さ。高額のチケット代を払うのは懐古趣味のおじさんおばさん達で、それが音楽産業を支えているのだとすれば、どうなのかと。若い観客と若いアーティストが出会う基盤の方は大丈夫なのだろうか。早い話しが、テレビの音楽番組ですよね。
 
 
 
Unknown (PK)
2007-07-06 12:35:28
音楽需要と供給がどこに生まれるかという問題は、個人的に強い興味を持っていて、これはおそらく、社会的移動の産物だろうというのが私の考えです。日本の音楽産業が急激に成長して多くの曲を生み出したのは高度成長の国民大移動の時でした。アメリカは、常に移民の国あり、出身国ごとの各移民数も大きく、需要と供給が産業として成り立つ規模だったと思います。(これが日本の日系人になると、供給はありえても、需要は日本国内では足りない。従って、母国に需要を見出す必要があります)
EUでも東欧の方が音楽産業が隆盛だということです。
大学に入るために上京をするという場合も、毎年一定の需要供給が生まれます。
しかし、日本は成長に伴う大移動を終えた国なので、これからは音楽産業は厳しいだろうと思います。可能性があるとすれば、外国人移民が各々出身国ごとに100万程度サイズをもって複数存在すれば、産業がなりたつ状況が生まれるだろうと思います。
 
 
 
Unknown (iseheijoro)
2007-07-06 13:29:33
1978頃、ニューヨークに住んでいた時代、ジョンレノン・ヨーコ夫妻と交際があった。前後のビル(ダコタ)に住んでたため、通路から人目につかず行き来できた。トランペットの日野さん、弟でドラマーのトコちゃんとは一緒に仕事もした。日活の石原裕次郎がドラムを出来ないので、トコちゃんが、カーテンの後でたたいたそうですわ。NYでは、クラブで一晩中たたいても、2ドルの夜もあった。「2ドルだよう、2ドル」なんて笑って言ってました。彼ら苦労していた。モトヒコさんは、癌で亡くなりましたね。

ところで、この音楽エントリは平和で良いのですが、3週間後の参議員選挙のゆくえに国民の69%が関心がある。慰安婦問題も放ってはおけない。王毅在日大使の原爆容認論は許せないでしょう? こういう発言は「控えろ」なんだ。こういう報道はアメリカの特派員はワシントンに伝えっていない。だから、ぺロシらでも、正確な日中関係は分からないのですね。私は、今、ぺロシに説得文を書いている。月曜日には脱稿したいと思う。

今日のアメリカは中国食品(大豆油・乾物・玩具・練り歯磨き)などの中毒で大騒ぎ。中華料理店(反日的華僑多し)が大打撃を受けるとのことです。チャイナ・フィーバーはこうした衛生面から終了する。白人は生理的に中国の食文化を嫌い、中国そのものを疑っている。私ら夫婦は、2回中国を旅行した。RACIST では絶対にないが、好き嫌いという感情は、FREEDOM の一部でしょうね。伊勢 ルイジアナ
 
 
 
貧乏な僕が来ましたよ (覘く者)
2007-07-06 14:24:44
CDなどが安くなり「楽しむこと」のコストが下がるのはいいことですよ。下流を救うのは社会主義者が好む規制や格差是正よりも、できるかぎり自由な社会であり市場ではないですかね。
 
 
 
Unknown (eternalwind)
2007-07-06 14:51:26
>違法ダウンロードのおかげでレコード産業は衰退していると主張しているが

冒頭の文章主語抜けてませんか?カスラック?日本のレコード会社?
 
 
 
丸山茂雄 (アナザーコフィン)
2007-07-06 17:02:03
元SME、現247musicの丸山茂雄さんも
「人は感動に金を払う。情報には払わない」
とおっしゃってました。
アーティストは演奏してお金を稼げばいいそうです。

私の感覚だとネットでの音楽配信は、
HMVなどの試聴コーナーを自宅でやってるような
感じですね。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-06 17:30:25
さすがプリンスは自信ありなんですね。
彼のコンサートに2回行きましたが、楽曲のよさだけでなく、生歌の凄さは、まさに感動的で、こんなに凄い声の人が本当にいるんだ、、、、と思いました。
激しく動きながらあの演奏、あの歌声。

天才ですよーー!
 
 
 
unknown (unknown)
2007-07-06 18:57:45
> 高額のチケット代を払うのは懐古趣味のおじさんおばさん達で、

悪うございました。一言謂わせていただければ私どもが中高生の時はカセットテープすらなく、当時シングル盤(45RPM)は290円から330円、LPアルバム(33.3RPM)に至っては1800円〜2200円という当時の親の所得と比較すれば異常に高いゼイタク品でした。おまけに当時も今も地方都市であることは同じで、「ライブ」なんてカネ持ち金魚のウンコとして連なって京都まで出るしかなかったんです。その間の経済発展を思えば「高額」とは言い切れないように思います。
 著作複製権の規制強化にはもちろん反対ですが、「音楽は儲かる」という神話を、結果として作ってしまった我々1950年代組は、はたして責任があるのかないのか複雑な心境ではあります。
 
 
 
Unknown (don)
2007-07-06 19:01:57
>こうやって売り上げたCDの枚数はオリコンにカウントされないんでしょうね。

CD製作後、卸した段階でかなりどんぶり勘定な販売数を計上するシステムだったはず。
どこかのヒットチャート常連なんかは初回生産量を多めにして事務所がどんな方法でも捌いてしまう、と。そうすれば卸したCD数は「オリコン的売り上げ」に計上されてランキング換算され、無理したもんだから周りまわって中古市場でだぶつく…
こんな感じの噂というか週刊誌ネタを耳にしたことがありますが真偽の程は??
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-06 21:36:10
アーティストに関しては神話化された話ばかりですね。ビッグネームだして納得させようと言うコメントがやたらと多いなぁ。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-06 21:38:44
生の口パクが見れてそれでいいんじゃぁない?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-06 21:44:06
ライトリスナーは楽して儲けようとばかりしようとする。だから供給側もコンビニ化する。

昔はすごかった論もなんだかなぁ。
 
 
 
cdもtv番組と同じく (grid)
2007-07-06 22:00:21
生活必需品ではないので、買う買わないの基準は個人の嗜好で決定されると思います。
とあるスポーツ好きで、p2ptvでも見られるのですが、公式サイトから購入してライブで試聴してます。(最近見てないのでわからないのですがtvantsなんてまだ存在してるのでしょうか?)
音楽もcdだけで食べて行ける人は違法ダウンロードなど痛くも痒くもないでしょうし。
作り手や供給側が昔ながらの方法でやっていると無理でしょう。時代に合わせて行かないと。
ライブが嫌でレコードにツアーをさせてから数倍楽曲の質が向上した(購入価値も上がったと思う)ビートルズを抱えるemiが多分違法ダウンロードでの被害が多い大手の一つだと思うが、そこがdrmフリーを始めたのだから興味深いです。emiは公式に独占的にビートルズを供給できる。違法ダウンロードは段階を踏んだ価格破壊もせずこれをいきなりゼロにしてしまう。独裁者に蜂起する民衆のように(でもちょっとアナーキーかな。いやレコードを貸してくれるお友達をワールドワイドに見つけ易くなっただけか)それでも公式供給者は公式な需要に応え、それを拡大して行くのがお仕事ですから今回のプリンスのやり方も時代に合わせた試験的な方法の一つでいいのではないかと。
それにしてもプリンスがまだ現役だったとは。ポリスの再結成といい不毛の80年代組の数少ない成功者がライブ活動とは、ちと痛々しい。
ポリスには是非ともインドで再び金持ち優遇ライブで貧困層無料入場を実現してもらいたいものだ。)90年代はオフスプリングとレッチリで腹一杯の40でした。
 
 
 
Unknown (kaiunnjinn)
2007-07-06 22:47:22
オリコンは実売枚数でなく出荷枚数というのが業界の通説ですよね。
別にそれは全然OKだと思うのですが(今更誰もオリコンを絶対視なんかしてないし)、なにを狂ったがオリコンはその事について雑誌にコメントしただけのフリージャーナリストを訴えてます。
こういう余裕の無さは、日本の音楽業界の元気無さを象徴しているかのようで残念です。業界に入る時点では流行の最先端を走っていたであろう連中が、今やあの手この手で先頭を走ろうとする人間の足を引っ張ろうとしている。
you tubeを見ていても、universalレーベルなんか自らpvをupしているのに、日本の音楽会社は削除に血眼になっている。アメリカ人は底が浅いので大嫌いですが、こういう大胆は羨ましいし、省みて日本人のダメさ加減を思い知らされます。

 
 
 
明白です (Sugar Pie Guy)
2007-07-06 22:58:14
>昔はすごかった論もなんだかなぁ。

私が専門としてるアフロ・アメリカンのR&B(ブルース、ゴスペル、ソウル)に関して言えば明白です。
トップは変わらないんですよ。
現在のR.ケリーはマービン・ゲイを越えている。サム・クックと並ぶ天才。
問題は裾野の広がりなんです。なにが売れるかの方法論が確立していなかった60〜70年代には多種多様なスタイルがあり得た。
それが「これが売れる」→「これしか売れない」という手法がなまじっか精錬されたために、なにもかもが同じ方向を向いてしまった。

私の専門分野に限ってですが「昔は良かった---は懐古主義だ」という意見は、単に満遍なく聴いていない怠慢を誇示しているだけです。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-06 23:47:01
>60〜70年代には多種多様なスタイルがあり得た。

これが昔はよかった論です。今はあり得ない?そんな馬鹿な。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-07 02:19:54
一時はDJに仕事を奪われたが、今はサンプラーのフレーズをミュージシャンがコピーしています。CDではサンプラー、ライブでは生演奏と言う具合に。ミュージシャンがサンプラーの代用品と言うことになる。

また、リスナーはアルバム単位ではなく曲単位で買えるようになった。余分な曲を買わずにすむようなった。

結果、CDは売れず、ライブ収入は増える。
 
 
 
スタイル論はこれにて (Sugar)
2007-07-07 11:18:33
> これが昔はよかった論です。今はあり得ない?そんな馬鹿な。

私が言いたいのは、ミュージシャンの多様性ではありません。
市場に提供される商品に多様性がないという現状です。
これは誰が悪いという犯人探しじゃありません。

簡単に言えば1960年代のヒットチャートには映画音楽や環境音楽がトップ10に入ってきた。
聴くほうもジャンルやカテゴライズという障壁を作っていなかった。

あと誤解されるといけないので、再度念を押しておきますが、多様性は失われたものの、現在の売れているもの(R.ケリー、アリーシャ・キース、アンソニー・ハミルトン---etc)のアルバム単位の充実度は素晴らしいものです。

昔はよかった、今は駄目というスタンスも音楽に対する怠慢だと思っています。
 
 
 
Unknown (44)
2007-07-07 12:32:31
>音楽は、もともと生で聴衆のために音楽家が演奏する「経験」を提供するサービスだった。CDというパッケージは、その代用品にすぎない。

ポップミュージックの深化と爆発的な大衆化は複製技術と録音技術の進化無しには語れません。当時からレコード製作が代用品で収入に繋がらなかったならば、ビートルズの「サージェントペッパーズ」とそれ以降のロックミュージックの展開もそれが地球の裏側にまで届く事もなかったでしょう。
もちろんそれの行き過ぎが批判されライブ中心主義への回帰が何度も主張され新たなムーブメントもおこったのですがあくまでもそれは音楽主義的な主張であって無料聴取を正当化する物とは似て非なる物に思えてなりません。


 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-07 12:50:40
>市場に提供される商品に多様性がないという現状です。

これはR&Bじゃないからといって聞きもしないから多様性がないと感じるのでは。現実に多様な音楽があるんだから。と私は思うのです。
 
 
 
生産者から消費者へ (kiki)
2007-07-07 14:16:02
ネットを使用しての作品の無料配布は、中間の流通をカットしたり、忘れかけていたアーティストに再び関心を向ける効果はありそうですね。とにかく、新しいビジネスのあり方かもしれませんね。
 
 
 
マイケル・ジャクソン擁護論 (kiki)
2007-07-07 15:11:21
音楽業界の多様性は、厳然と存在すると思いますが、ウルトラ・スマッシュヒットを生産し続けるのが、CD業界の方法論となり、そのほかの作品は軽視され、積極的に対応しなくなったのも、事実でしょう。ネットが、そのビジネススタイルを変更させていくなら、消費者としては、歓迎すべきでしょう。
ところで、黒人音楽にかぎれば、マイケル・ジャクソン以前は、ビジネス的には、モータウンの成功も、インディーズ的な規模のもので、彼の登場によって、メージャーレーベルが、黒人アーティストが、巨大な白人市場で通用することに気づきます。彼のアルバムは、瞬く間に1000万枚以上の売り上げとなりました。最近では、奇矯さばかりが喧伝される彼ですが、MV awardの際に、プロたちの前で演じたパフォーマンスは、まさに芸術と言えるほどの完成度を持った至芸でした。その最後の決めのポーズで、彼の顔の色はかなり白いものでしたが、そのパフォーマンスの世紀末の耽美主義的雰囲気の中では、確かにもう少し白いほうが、釣り合っていたようにも感じました。
人種的偏見や彼の異常な性癖と絡めて、彼の容貌の変遷を揶揄する風潮がありますが、複合的な要素(人種的コンプレックス等)やことの是非を抜きにして、彼はおそらく、芸術家として、容貌に手を加えていったのだと推察しています。それは、初めて正面から白人市場に躍り出たアーティストの受けた市場からの圧力であり、彼の、市場に対する過剰適応の結果でありました。
1999年のスリーキングスというハリウッド映画(ジョージ・クルー二ー主演>の中で、既に湾岸戦争は終結していましたが、フセインの隠した黄金をくすねようとして、イラク軍の士官に拘束され、電流による拷問を受けそうになった主人公の仲間の兵士が、イラクの士官から、思わぬ詰問を受けます。”お前たちは、マイケル・ジャクソンの顔に一体何をしたのか?”と、
なかなか、薀蓄のあるせりふですね。アメリカ社会に対する直截的な風刺です。その兵士が、返答に窮したのはしかたありませんが、彼はシンプルに”それは、市場の圧力だ” と答えるべきでした・・・・・・。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-07-08 01:57:14
マイケル・ジャクソンは、黒人が白人ポップスをやってるだけです。勘違いしないように。
 
 
 
マイケル・ジャクソン批判 (kiki)
2007-07-08 09:39:28
ご指摘の点について、別に反対するつもりはありません。マイケルの音楽が好きでも、ファンでもありません。成長する音楽産業の一時代を,素描してみたかっただけです。舌足らずは、御容赦のほどを・・・・・。 ちなみに、マイケルは天才だが音楽は、たいしたことない とか あるファンの前で、軽口をたたいて、軽い顰蹙を買ったことがあり、 その場面では、ちょっとした失敗だっと、いまでも反省しております。
 
 
 
本題 (yy)
2007-07-08 13:16:32
なんだか、本題からずれてるようですが。

今回のプリンスの試みは、そういった商業的音楽や
売上げ重視、ヒットチャート重視といった、本来音楽を語る上でオマケであったはずの要素が、最終目的になりつつある現代に向けた、アンチテーゼでもあると思います。
無料で配布するという事は、それらに関わる事が無くなるからです。
 
 
 
日本でも音楽産業は拡大 (猫又大魔王)
2007-07-10 23:17:06
烏賀陽弘道さんも、日本の音楽産業について、実際には拡大しているのだと論じています。

CD販売やレコード店は確かに苦しいけれど、音楽配信がCDを圧迫している事実は全然なくて、データ配信は音楽流通の9%以下、しかもそのほとんどは着メロ着うたで、iTMSなんかは1%に過ぎない。カラオケ店は一万近くあり、レコード店の6倍くらい。JASRACの扱う音楽著作権料はこの10年で940億円から1100億円以上になった。ぴあ総研によるとコンサートのマーケットも1200億円以上だというんです。

自分でも確かに、CD、特にメジャーレーベルのを買うことは激減しましたね。ポピュラーものはネット通販でインディレーベルを買ってばかり。クラシックだと曲を知るだけなら、かなりマイナーなものもNAXOSで手に入ります。ちょっと聞いてみようと思うものはiTMS(NHKが録音した志ん生や柳橋が気軽に購入できて便利です)。でも、なんといっても生を聞く/見る機会が増えました。ちょっとした距離ならバイク+ETCでひとっ飛びです。やっぱり生が一番!

烏賀陽弘道さんはまた、日本の音楽産業がコンテンツ産業として「パラダイス鎖国」(と直接表現はしていませんが)になっているとも指摘しています。一番国際的に流通しているのはゲーム音楽だと。

(出典: 全日本合唱連盟「ハーモニー」2007年春号、pp.5-12)
 
 
 
新聞 vs ネット (夜の来訪者)
2007-07-13 02:40:58
(yy)さんの本題に同意。
プリンスは結婚してイタイくらいに変わったけど
そういう感覚は実にプリンス的であると思いました。
>>アンチテーゼでもあると思います。

そうだよね、特にネット界隈へのw
だから、新聞にくっ付けてるw
 
 
 
本題に即して (kiki)
2007-07-14 11:33:24
ミュージシャンの側からばかりではなく、業界全体の利益に関しても、新しい営業の手法は模索されるべきでしょう。
若者を、より音楽づけにして、音楽ファン層を拡大すること。可処分所得のうち、音楽に振り向ける比率を高めさせること。
音楽に疎遠になりつつある、かつての音楽ファンの嗜好を、音楽に再帰させること。
等のために、音楽に対するアクセスの簡素化を図ることは、業界にとって大いなる利益となる可能性があるのでは?
I=POD や フリーにアクセスできる音楽媒体が増えることで、かつて音楽ファンだった層が、音楽に回帰している現象は、間違いなく進行しつつあるように感じております。
だがしかし、業界の取り組みとなると、ゲームの理論や **均衡とかが関与して、容易ならざる事態なのかもしれませんが・・・・・。
 
 
 
業態は変貌するのか? (kiki)
2007-07-14 22:22:43
音楽業界からの販売方法の変革は、期待できないでしょう。既得権益の温かい壁を、自ら打ち破るとは、想像することさえ難しい。
新たな波は、ミュージシャンの側からか、新たな記録媒体を握る第三者によって成されるでしょう。
ミュージシャン側からの変革は、結局のところ、マスターディスクの権利を保有できる位の強力なスーパースターか、販路に乗らないほどの無名なアーティストでなければ、新しいアクションを興すことは困難です。しかしながら、そのようなアクションは、業界全体からすると、ごく一部の現象で、決して業界全体を鳴動させるほどの、ビッグウェーブとなるかは疑問です。
日本国内から、ジョブスに匹敵するほどの、横紙破りの嫌われキャラが登場するか、無名なミュージシャンのなかから、歴史を変革するほどのブラックスワンが複数たち現れる事が期待されます。(或いは、外圧かも)
著作物においても、同様に 大家かベストセラー作家か、全く無名の作家が、新しい販路に参入する資格を有しています。
奇跡的な現象を期待しなければならない訳ですが、私は大いなる幻影を持って、稀有なる才能の出現を待望したいと思います。ビッグウェーブが浜に打ち寄せ、無邪気な新時代の子供の顔に塩水を散らす、きらびやかな瞬間を、再び取り戻したい・・・・・・・。
 
 
 
自然 (denden)
2007-09-24 21:24:16
>これからは、人々がステージやオンラインで演奏を聞く自然な形に戻るのかもしれない。
 オンラインで演奏を聞くことを「自然な形に戻る」というのは不思議な表現ですね(学問的には当たり前?)。
 個人的にはCD購入よりコンサートにお金を費やしている人間ですが、CDを聞くことは生活の身近にある「自然」なことで、コンサートは「特別な時間」という意識で接しています。オンラインはCDに聞くことの方に近い感覚です。
 プリンスはyoutubeに、ものすごくかみついているようですね。
 
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