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貨幣の廃止?
2009-06-24
/
Economics
Times Online
によれば、デフレにともなうマイナス金利の問題を解決する方法として、現金を廃止する改革案が日本で検討されているそうだ。私は聞いたことがないが・・・
これは当ブログでも何度か紹介した
ゲゼル
の「スタンプ貨幣」をさらに過激にし、硬貨や紙幣を廃止して、すべて電子マネーに替えるというものだ。こうすれば、中央銀行が電子マネーにマイナス金利をつけることも自由自在になる。それがもっとも容易なのは、6種類も電子マネーの普及している日本だという。似たような案は
岩村充氏
も提案しており、技術的にも法的にも不可能ではないらしい。ただ現在のデフレに対する対策としては間に合わないだろう。
コメント (
15
)
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Trackback (
4
)
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コメント
面白い見立てですね
(
knutberlin
)
2009-06-24 22:32:27
上場証券の電子化がありましたし、お金のほうも、政府の管理を徹底させることを考えて、電子マネー化を進めていたのでしょうか(さほど必要性は高くないし、海外に移転できる技術でもないのに、国をあげてやっているので不思議に思っていましたが)?!
もし冗談でないなら、日本の国民も哀れですね。虎の子の金融資産を、だめな投信とかのハイリスク ローアオード商品につぎこまされ、いわば税金と銀行への補助金を払わされたあげく、次はこれですか。海外に資産逃亡するしかないように思えます。
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2009-06-24 23:29:04
ほんとなら素晴らしいことだ。
(1)預金に課税して、現金に逃げた分は現金を増やす
(2)現金を廃止して、預金に課税する
どっちかしか無いですね。
経済学は成長局面しか扱わないから、貨幣の中立性だの、インタゲだの矛盾した解決策が出てくる。
経済が減速したり、マイナス成長になるときは、金利もマイナスにならないといけない。
世界史ではじめてのことだから、実践あるのみですね。少しづつ漸進的に進んでみるしかない。
消費税も漸進的に上げるべきだ。
刺し違える覚悟で
(
yasu
)
2009-06-24 23:43:41
こうなったら、死なばもろとも、ついでに、国民総背番号制を導入、電子マネーはもちろんIDカードと一体型、、企業にもIDナンバー導入で、悪徳政治家と暴力団の資金を徹底的に洗いましょう。どうせ、庶民に浮き目はないのだから。
Unknown
(
Unknown
)
2009-06-24 23:50:41
マイナス金利はどうしても物への逃避っていうのが。
ハイエクの『denationalisation of money』、日本語では『貨幣発行自由化論』っていうのが電子マネーと合わさればうまくいくような気もしますが、なんせ徴税権や国家権力についてかかれてないってのが不安です。
ただでおとせます↓
http://www.iea.org.uk/record.jsp?type=book&ID=431
Unknown
(
kk8n53m
)
2009-06-25 00:43:28
電子マネー設備を義務化すると、必然的に小売業者のcustomer royalty programと国家貨幣の連動が桁外れに敏感になるので、かなりの変化が起きるでしょうね。私は賛成です。
Unknown
(
kk8n53m
)
2009-06-25 00:57:49
連投ですみませんが、この戸籍的な電子マネー口座の所持を若干義務付けることによって、paypalやクレジットカードインフラと関連付けられれば、インターネット上におけるコンテンツ決済の利便性は飛躍的に上がるでしょうね。
貨幣の交換機能
(
x-accountant
)
2009-06-25 01:22:00
これからは、物々交換がトレンディになるということでしょうか。
というか、マイナスの金利をつけた瞬間にハイパーインフレとかならないんですかね?
Unknown
(
Disequilibrium
)
2009-06-25 03:58:06
現金が廃止されるのは時間の問題だとしても、
デフレ万歳の日本では、マイナス金利はなさそうな気がしますね。
もちろんできるならやればいいし、少なくとも、錆び付いた経済の車輪を再び回転させることはできると思います。
庶民は「虎の子の金融資産」なんていうほど立派なものは持っていないし、社会にとって最重要の「子育て世代」は、金融資産がマイナスの場合さえあるので、資産が減るからどうこう言うのはただのエゴです。
それに、資産に頼った社会というのはあまりにも後ろ向きです。
蛇足
(
池田信夫
)
2009-06-25 11:05:15
意味もわからずコメントしてくる人が多いので言っておきますが、ここで提案しているのは、自然利子率がマイナスになった場合に、市場金利がそれを上回らないようにするために現金に課税する手段です。金利をいつもマイナスにしろとか馬鹿なことをいっているのではない。
現金に課税?
(
姫
)
2009-06-27 01:10:20
庶民なので「現金に課税」という状況が見えないです
貨幣廃止もよく分からないです
要は「お札」「コイン」が無くなるという事でしょうか?
無くなったら決済主流はクレジットカードとデビットカード、edy他電子マネー等
金融機関を介した決済のみということでしょうか?
多分そんな事したら、大混乱になると思うのですけど
・・・
決済金額からすれば現金決済なんて微々たるものかもしれません
しかし、微々たる決済は庶民の生活の大部分の決済だったりします
(現金以外の決済も普及してますが完全に置き換えるにはいたってないです、「いざとなったら現金」が主流です)
その場合、政府の経済政策を信頼出来るだろうか?
(
島崎丈太
)
2009-06-27 12:38:09
現金というのは、現物/物質である「貨幣」と、その貨幣と完全に兌換出来る(筈の)「紙幣」に連なっていて、最悪の事態(=日本円がハイパーインフレで紙屑化)には、10円玉を沢山入手して潰して銅地金化、1円玉を沢山入手してアルミ地金にする、なんてことも出来る訳ですよね。(合法・違法は別として)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?&oldid=26250981
つまり、今の「現金」は、若干なりとも、日本円という通貨を発行している政府が政策を誤ったり、意図的に経済政策を不利益なものに転換しようとしたりしても、為政者にとって物理的に簡単でない、つまり末端の人民がそこから逃れる術が僅かながら残されていると理解しているのですが、電子化され記号化された「現金」というものは、お上の意向でどうとでも操作出来るシステム上のデータでしかないので、どうも余り気分が良くないです。
正直言って、今の日本政府が国益に沿った政策を取っているか、といえばそうとは思えない米国への追従行動があるように思えますので、私の感触で言えば、現金の廃止に関しては、マイナス金利の是非は別として、注意深く検討すべきだと思います。
re:その場合、政府の経済政策を信頼出来るだろうか?
(
Unknown
)
2009-06-27 16:09:19
>末端の人民がそこから逃れる術が僅かながら残されていると理解しているのですが、電子化され記号化された「現金」というものは、お上の意向でどうとでも操作出来るシステム上のデータでしかない
まあ、通貨というものはそういうものでしょう。本来的に記号に過ぎないのですから、貨幣の物質としての価値など持ち出しても殆ど意味はない。
その点、電子マネーの類いは、物質としての価値のない、より純粋な通貨であって、技術的な問題さえ解決できれば、こちらの方が遥かに優れていると思います。現に高額の決済は預金通貨という一種の電子マネーによる銀行口座間決済をする場合が殆どです。
通貨の信用にともなうリスクを避けるためなら、現金以外のものへ資産を分散すれば済むことです。不動産、金、商品、株、etc.
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2009-06-27 21:11:23
貨幣には、外部貨幣と内部貨幣があります。
前者は日銀券等、後者は預金通貨です。
バランスシート上で解釈すると、
前者は借方のお金、後者は貸方のお金です。
お金は、形式的には負債ですが、
外部貨幣・日銀券・借方のお金は、日銀から、市場で等価のものと交換することで出現するものです。
日銀券は日銀の負債ですが、実際には、信用のおけるものに一般通用性を強制的に与えているのが本質です。
内部貨幣は、企業への融資など運用に見合うお金を調達する時に生まれます。ですから、本来は、企業が倒産すれば預金は失われるという性質を持っています。
現金の廃止の場合には、セブン銀行のような決済専門銀行が複数あるというような感じになると思います
Re: 貨幣の廃止?
(
zaizeno
)
2009-06-28 00:20:28
これは、要するに、資産課税(というか預金課税というかキャッシュ課税というか)によって負の金利を実現しようとしても銀行預金に課税するとタンス預金が増えるだけで実効性に乏しい(タンス預金には課税できない)という問題への解決策、ということなわけですね。
本質的には電子マネーによってスタンプ貨幣を実現するのに等しいということになりますでしょうか。
なるほど、これなら現金への課税によってマイナスの金利が実現するわけですね。
考えられる問題点としては、技術的な面と、大災害などで社会が大混乱した場合の対応あたりでしょうが、既に電子マネーの類がこれだけ普及している点などを考えると、実はその日は意外と近いのかも知れませんね。
その際は税制や社会保障制度の簡素化も実現しやすくなりそうです。負の所得税なども非常に現実的に見えてきます。
金貨・銀貨の時代があった
(
島崎丈太
)
2009-06-28 10:31:30
Unknownさん、コメントありがとうございます。
> まあ、通貨というものはそういうものでしょう。
> 本来的に記号に過ぎないのですから、貨幣の
> 物質としての価値など持ち出しても殆ど意味はない。
多分、私とUnknownさんの関心を持っている部分が食い違っているからだと思うのですが、私にとっての通貨とは、為政者が使用を強制する「記号」ではなく、末端利用者が共通して受け入れる意図を持ちえる「共通基盤」だと思っています。 多くの場合、それは金貨や銀貨ですね。
調べてみると、案外最近(1988年)まで、日本でも金貨が正貨として存在していた、ということです。
http://bit.ly/dRb61
その場合、物質としての「金(きん)」の価値と、通貨は、ほぼ一致していて、金を価値基準として受け入れる多くの人々(多分、世界的に)にとって、受け入れられるモノサシだったと思うのです。
為政者(のみ)が利率や発行高を制御出来る記号体系に経済活動の全てを依拠する、というのはどうも不安感があるのです。
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もし冗談でないなら、日本の国民も哀れですね。虎の子の金融資産を、だめな投信とかのハイリスク ローアオード商品につぎこまされ、いわば税金と銀行への補助金を払わされたあげく、次はこれですか。海外に資産逃亡するしかないように思えます。
(1)預金に課税して、現金に逃げた分は現金を増やす
(2)現金を廃止して、預金に課税する
どっちかしか無いですね。
経済学は成長局面しか扱わないから、貨幣の中立性だの、インタゲだの矛盾した解決策が出てくる。
経済が減速したり、マイナス成長になるときは、金利もマイナスにならないといけない。
世界史ではじめてのことだから、実践あるのみですね。少しづつ漸進的に進んでみるしかない。
消費税も漸進的に上げるべきだ。
ハイエクの『denationalisation of money』、日本語では『貨幣発行自由化論』っていうのが電子マネーと合わさればうまくいくような気もしますが、なんせ徴税権や国家権力についてかかれてないってのが不安です。
ただでおとせます↓
http://www.iea.org.uk/record.jsp?type=book&ID=431
というか、マイナスの金利をつけた瞬間にハイパーインフレとかならないんですかね?
デフレ万歳の日本では、マイナス金利はなさそうな気がしますね。
もちろんできるならやればいいし、少なくとも、錆び付いた経済の車輪を再び回転させることはできると思います。
庶民は「虎の子の金融資産」なんていうほど立派なものは持っていないし、社会にとって最重要の「子育て世代」は、金融資産がマイナスの場合さえあるので、資産が減るからどうこう言うのはただのエゴです。
それに、資産に頼った社会というのはあまりにも後ろ向きです。
貨幣廃止もよく分からないです
要は「お札」「コイン」が無くなるという事でしょうか?
無くなったら決済主流はクレジットカードとデビットカード、edy他電子マネー等
金融機関を介した決済のみということでしょうか?
多分そんな事したら、大混乱になると思うのですけど
・・・
決済金額からすれば現金決済なんて微々たるものかもしれません
しかし、微々たる決済は庶民の生活の大部分の決済だったりします
(現金以外の決済も普及してますが完全に置き換えるにはいたってないです、「いざとなったら現金」が主流です)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?&oldid=26250981
つまり、今の「現金」は、若干なりとも、日本円という通貨を発行している政府が政策を誤ったり、意図的に経済政策を不利益なものに転換しようとしたりしても、為政者にとって物理的に簡単でない、つまり末端の人民がそこから逃れる術が僅かながら残されていると理解しているのですが、電子化され記号化された「現金」というものは、お上の意向でどうとでも操作出来るシステム上のデータでしかないので、どうも余り気分が良くないです。
正直言って、今の日本政府が国益に沿った政策を取っているか、といえばそうとは思えない米国への追従行動があるように思えますので、私の感触で言えば、現金の廃止に関しては、マイナス金利の是非は別として、注意深く検討すべきだと思います。
まあ、通貨というものはそういうものでしょう。本来的に記号に過ぎないのですから、貨幣の物質としての価値など持ち出しても殆ど意味はない。
その点、電子マネーの類いは、物質としての価値のない、より純粋な通貨であって、技術的な問題さえ解決できれば、こちらの方が遥かに優れていると思います。現に高額の決済は預金通貨という一種の電子マネーによる銀行口座間決済をする場合が殆どです。
通貨の信用にともなうリスクを避けるためなら、現金以外のものへ資産を分散すれば済むことです。不動産、金、商品、株、etc.
前者は日銀券等、後者は預金通貨です。
バランスシート上で解釈すると、
前者は借方のお金、後者は貸方のお金です。
お金は、形式的には負債ですが、
外部貨幣・日銀券・借方のお金は、日銀から、市場で等価のものと交換することで出現するものです。
日銀券は日銀の負債ですが、実際には、信用のおけるものに一般通用性を強制的に与えているのが本質です。
内部貨幣は、企業への融資など運用に見合うお金を調達する時に生まれます。ですから、本来は、企業が倒産すれば預金は失われるという性質を持っています。
現金の廃止の場合には、セブン銀行のような決済専門銀行が複数あるというような感じになると思います
本質的には電子マネーによってスタンプ貨幣を実現するのに等しいということになりますでしょうか。
なるほど、これなら現金への課税によってマイナスの金利が実現するわけですね。
考えられる問題点としては、技術的な面と、大災害などで社会が大混乱した場合の対応あたりでしょうが、既に電子マネーの類がこれだけ普及している点などを考えると、実はその日は意外と近いのかも知れませんね。
その際は税制や社会保障制度の簡素化も実現しやすくなりそうです。負の所得税なども非常に現実的に見えてきます。
> まあ、通貨というものはそういうものでしょう。
> 本来的に記号に過ぎないのですから、貨幣の
> 物質としての価値など持ち出しても殆ど意味はない。
多分、私とUnknownさんの関心を持っている部分が食い違っているからだと思うのですが、私にとっての通貨とは、為政者が使用を強制する「記号」ではなく、末端利用者が共通して受け入れる意図を持ちえる「共通基盤」だと思っています。 多くの場合、それは金貨や銀貨ですね。
調べてみると、案外最近(1988年)まで、日本でも金貨が正貨として存在していた、ということです。
http://bit.ly/dRb61
その場合、物質としての「金(きん)」の価値と、通貨は、ほぼ一致していて、金を価値基準として受け入れる多くの人々(多分、世界的に)にとって、受け入れられるモノサシだったと思うのです。
為政者(のみ)が利率や発行高を制御出来る記号体系に経済活動の全てを依拠する、というのはどうも不安感があるのです。
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