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URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
映像ダウンロード
2006-09-18
/
IT
アマゾンの
Unbox
に続いて、アップルがiTunes Storeで映像のダウンロード配信を開始し、NBCもNBBC(National Broadband Company)という名称でGoogle Videoと同様のシンディケーション・サービスを開始すると発表した。どれも日本からは使えないが、
ワシントン・ポスト
によると、まだ実用の域には達していないようだ。
アマゾンのラインナップは1000本ぐらいあるが、値段はDVDとほとんど同じで、画質はDVDより少し落ちる。ダウンロードするには、専用のソフトウェアが必要で、DVDにコピーすることはできない。またファイルサイズが大きいため、45分の番組をダウンロードするのにDSLでも2時間近くかかる。
アップルでダウンロードできるのは、ディズニーを中心に70本だけで、値段は同じぐらい。音楽と同じiTunesでダウンロードできるが、やはりDVDにはコピーできない(もちろんiPodにはできる)。ファイルサイズはアマゾンの半分ぐらいだが、それでもダウンロードに30分以上かかる。こういう問題は、アクセス系だけ太くなってもだめで、やはり
P2P
のような合理的なアーキテクチャが必要だろう。
この分野には何年も前から同様のサービスがいくつもあり、どれも成功していないが、アマゾンやアップルのようなメジャー・プレイヤーが出てきたことは重要だ。彼らが日本でも同様のサービスを始めることは確実だから、日本のテレビ局がいつまでもインターネットを拒否していると、音楽配信のようにアップルのひとり勝ちになるかもしれない。
同じようなことは、娯楽産業の歴史では何度も起こっている。テレビが登場したころ、日本の映画会社は
「五社協定」
でテレビをボイコットした結果、最大の市場を失って衰退した。他方ハリウッドも、最初はテレビを拒否したが、60年代からディズニーがテレビ番組で大成功し、これを見て他社もテレビを新しい販路として利用し始めた。特に1970年にFCCが
「フィンシン・ルール」
でテレビ局に外部調達を義務づけたことで、番組のシンディケーションが大きな市場になったのである。
娯楽産業のカルテル体質は、どこの国でも同じだが、アメリカでは抜け駆けしたほうが得だとわかるとカルテルが崩れ、むしろ新しいメディアに先を争って進出するようになる。これに対して、日本は横並び体質が強く、ボロボロになって古いプレイヤーが退場しないと体質が変わらない。このままでは、せっかくブロードバンドのインフラは世界に先駆けて整ったのに、それを使ったサービスではアメリカに先を越されそうだ。
コメント (
12
)
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1
)
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論文捏造
Google.orgは社会...
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コメント
P2Pも良いけれど
(
猪口冷斗
)
2006-09-18 06:54:42
3月7日付「インターネット中立性」の本文ではISPを従量制にするなどをご提案されておりますが、その様なシステムでP2Pは成立するんですか?
?
(
池田信夫
)
2006-09-18 10:37:57
従量制とP2Pは無関係ですよ。E2Eの元祖であるDavid Clarkは、前から従量制を提唱しています。
Re:P2P
(
猪口冷斗
)
2006-09-18 15:58:45
確かに技術論でいえば無関係ですけど、分散処理にP2Pを使うのであれば、第三者のために従量課金に従う利用者は居ないと思いますけどね。
仮に事業者がサーバーを分散するだけなら、もはやP2Pとは言い難くなり、利用者から見れば単なるClient/Serverだと思いますが。
猪口さんへ
(
平宮康広
)
2006-09-18 17:04:12
P2Pはトラヒック分散になります。事業者がサーバを分散配置することによる効用もあるでしょうが、それとは無関係にトラヒックを分散させることができます。うまくやれば、事実上のマルチキャストとして利用することもできるでしょう。
しかし加入者線の上りの帯域がネックになってしまう可能性はありますね。その意味で、ADSLはもうダメなんだろうとは思いますが、PONなんかもダメなんじゃないかと、個人的にそう考えます。
平宮様
(
猪口冷斗
)
2006-09-19 11:39:01
本文の論旨とあまり関係ないので引っ張るつもりは無かったのですが、どうも私の趣旨が伝わって無さそうなのでコメントします。
P2Pがトラフィック分散に役立つのは自明です。
しかしISP利用料が従量制(トラフィック量で課金)ですと、一つのpeerから見れば他人のために通信料を負担することになりますよね。
P2Pは固定料金だからこそ成立すると単純に思っているわけです。
池田先生はこれを無関係と言っていますが、もし私なら絶対行いません。
だってISPから自分の利用分に関係なく膨大な請求が来るかもしれませんので怖すぎます。
従量課金は論外ですよ
(
平宮康広
)
2006-09-19 16:26:09
> しかしISP利用料が従量制(トラフィック量で課金)ですと、一つのpeerから見れば他人のために通信料を負担することになりますよね。
それは、おっしゃる通りです。池田さんは、たんに他人の考えを披露したにすぎないと思いますよ。
P2Pは探索技術の延長線上で登場してきた技術であると見るのが妥当でしょう。ふつう、最寄のホストと通信することになりますから、当然、トラヒックは分散化されます。規模が大きくなればなるほど効用は高まると思います。
僕がむかつくのは、インターネットをよく知っているだとか、インターネットのプロだとか自称している連中が、P2Pのせいでバックボーンの帯域が逼迫しているだのと言っているということです。問題にしなければならないのはむしろそちらのほうでしょうね。
平宮様
(
猪口冷斗
)
2006-09-20 18:09:25
やはり私の論旨が伝わっておりません。
インターネットただ乗り論(インフラただ乗り論)には池田さんも平宮さんも批判的ですよね。
解決策としてISPユーザーに応分の負担を求めることをお二方とも提唱しております。
つまりISPを利用する一般ユーザーは将来的に従量制ならざるを得ないわけです。
ところが映像コンテンツの配信にP2P技術を使えばトラフィックを分散できるとも主張されております。これは正しいのですが、一般ユーザーがトラフィック量による従量課金を受けるとP2Pに協力する人は居ないということですよ。
この辺に矛盾を感じたのでコメントさせて頂いたわけです。
ちがうでしょう
(
平宮康広
)
2006-09-20 18:43:08
> インターネットただ乗り論(インフラただ乗り論)には池田さんも平宮さんも批判的ですよね。
批判的というよりも、馬鹿げているさえ思っています。「ただ乗り論」などというものは、インターネットのプロを自称していながら、そのくせブロードバンドに無知な古い世代の技術者の戯言ですよ。そんな連中にはさっさとリタイアしてほしいですね。
> 解決策としてISPユーザーに応分の負担を求めることをお二方とも提唱しております。つまりISPを利用する一般ユーザーは将来的に従量制ならざるを得ないわけです。
ISPユーザに負担を求めるとしても、それが従量課金につながるというのは早計だと思いますよ。シンプルに、加入者線の帯域を調整してもいいわけです。既存キャリアががっちり押さえているため、ISPは加入者線を思うように利用することができないというのであれば、そこを強く主張すべきです。なのにコンテンツプロバイダ等を非難したりしているわけですから、いったいどこを向いてものを言っているのだと言いたくなりますね。
> ところが映像コンテンツの配信にP2P技術を使えばトラフィックを分散できるとも主張されております。これは正しいのですが、一般ユーザーがトラフィック量による従量課金を受けるとP2Pに協力する人は居ないということですよ。
P2Pは、アクセス網も中継網と同様にみんなで帯域を共有するという思想を持たないとなかなかやれないでしょう。そして問題なのは、ユーザは比較的容易にそのような思想を持つことができるのに、ISPがなかなか持てないでいるということです。
ISPは、これまで中継網にこだわりを持つことはあっても、アクセス網はもっぱら他人任せにしていたように思います。私は、これはISPの怠慢だと考えます。ブロードバンドの時代は、ISPはアクセス網に対しても責任を担う努力をしなければならない。それを放棄している連中が「ただ乗り論」を言っている、そんなふうに認識してますね。
なるほど
(
猪口冷斗
)
2006-09-20 21:39:36
帯域の共有思想ですか。
理念は立派ですが、設備増強やIX接続料など誰が金を出すのかという現実的問題が有ろうかと。
実際に以下のような記事がありました。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200609140007a.nwc
ISP自身がコンテンツプロバイダのキャッシュ化を図れば、かなり解決するのかな?
何か勘違いしてませんか?
(
平宮康広
)
2006-09-21 17:44:36
> 帯域の共有思想ですか。理念は立派ですが、設備増強やIX接続料など誰が金を出すのかという現実的問題が有ろうかと。
中継網の帯域はすでに共有化されているわけですから、それをアクセス網にまで広げるというだけの思想ですよ。思想の拡大は他の業界ではふつうに行われていることのように思います。さほど立派な理念でもないでしょう。
それと、アクセス網の帯域を共有化する場面で設備増強やIX接続料にコスト増が派生するのですか?
> 実際に以下のような記事がありました。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200609140007a.nwc
ブロードバンドに無知な古い時代の古い頭のインターネット屋の戯言だと思います。アクセス網に対する責任を担おうとしない怠慢な連中ほど、バカの一つ覚えみたいに「バックボーンが、バックボーンが」と言ってますからねw
> ISP自身がコンテンツプロバイダのキャッシュ化を図れば、かなり解決するのかな?
これからのISPはどうあるべきかということについて言えば、ヒントをひとつ差し上げましょう。僕の知人に、「帯域販売がレイヤー2ビジネス、トラヒック販売がレイヤー3ビジネスだ」と豪語しているバカがひとりいます。しかし帯域はほとんどレイヤー1で決まってしまいます。
勘違い?
(
猪口冷斗
)
2006-09-21 21:08:26
勘違いはしているかも知れませんけどね。
アクセス網の帯域共有化というものがいまいち理解できないのです。
帯域の共有化というとベスト・エフォートとかPONくらいしか思い当たりませんし… 所詮その程度の知識ですので。
それでも何となく分かってきたようです。
要するに、P2Pは単一ISP内のユーザー間で通信する機会が大きくなるから、IXなどの中継網に負担が生じにくくなるものと理解しています。
ところで、「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」なるものが最終報告書を公表しております。(9月15日付け)
インフラただ乗り論に関しては77ページで一刀両断に切って捨てていますね。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060915_5.html
ブロードバンド時代なのですよ
(
平宮康広
)
2006-09-21 22:16:53
> 要するに、P2Pは単一ISP内のユーザー間で通信する機会が大きくなるから、IXなどの中継網に負担が生じにくくなるものと理解しています。
トラヒックが分散化すればそうなります。ついでに言いますが、ブロードバンド時代にIXがはたす役割は小さいと思いますよ。むしろプライベートピアリングを積極的に推進すべきです。地域IXなど私に言わせれば馬鹿げた箱物行政の一環でしかない。古い時代の古い頭のインターネット屋には、インターネットがブロードバンド化することによって生じたパラダイムシフトを理解することができないのでしょう。
> インフラただ乗り論に関しては77ページで一刀両断に切って捨てていますね。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060915_5.html
コンテンツプロバイダ等は、契約したISPにはちゃんとお金を支払ってます。それを「ただ乗り」などと言うほうがおかしい。
コメントを投稿する
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
現在、トラックバックを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
仮に事業者がサーバーを分散するだけなら、もはやP2Pとは言い難くなり、利用者から見れば単なるClient/Serverだと思いますが。
しかし加入者線の上りの帯域がネックになってしまう可能性はありますね。その意味で、ADSLはもうダメなんだろうとは思いますが、PONなんかもダメなんじゃないかと、個人的にそう考えます。
P2Pがトラフィック分散に役立つのは自明です。
しかしISP利用料が従量制(トラフィック量で課金)ですと、一つのpeerから見れば他人のために通信料を負担することになりますよね。
P2Pは固定料金だからこそ成立すると単純に思っているわけです。
池田先生はこれを無関係と言っていますが、もし私なら絶対行いません。
だってISPから自分の利用分に関係なく膨大な請求が来るかもしれませんので怖すぎます。
それは、おっしゃる通りです。池田さんは、たんに他人の考えを披露したにすぎないと思いますよ。
P2Pは探索技術の延長線上で登場してきた技術であると見るのが妥当でしょう。ふつう、最寄のホストと通信することになりますから、当然、トラヒックは分散化されます。規模が大きくなればなるほど効用は高まると思います。
僕がむかつくのは、インターネットをよく知っているだとか、インターネットのプロだとか自称している連中が、P2Pのせいでバックボーンの帯域が逼迫しているだのと言っているということです。問題にしなければならないのはむしろそちらのほうでしょうね。
インターネットただ乗り論(インフラただ乗り論)には池田さんも平宮さんも批判的ですよね。
解決策としてISPユーザーに応分の負担を求めることをお二方とも提唱しております。
つまりISPを利用する一般ユーザーは将来的に従量制ならざるを得ないわけです。
ところが映像コンテンツの配信にP2P技術を使えばトラフィックを分散できるとも主張されております。これは正しいのですが、一般ユーザーがトラフィック量による従量課金を受けるとP2Pに協力する人は居ないということですよ。
この辺に矛盾を感じたのでコメントさせて頂いたわけです。
批判的というよりも、馬鹿げているさえ思っています。「ただ乗り論」などというものは、インターネットのプロを自称していながら、そのくせブロードバンドに無知な古い世代の技術者の戯言ですよ。そんな連中にはさっさとリタイアしてほしいですね。
> 解決策としてISPユーザーに応分の負担を求めることをお二方とも提唱しております。つまりISPを利用する一般ユーザーは将来的に従量制ならざるを得ないわけです。
ISPユーザに負担を求めるとしても、それが従量課金につながるというのは早計だと思いますよ。シンプルに、加入者線の帯域を調整してもいいわけです。既存キャリアががっちり押さえているため、ISPは加入者線を思うように利用することができないというのであれば、そこを強く主張すべきです。なのにコンテンツプロバイダ等を非難したりしているわけですから、いったいどこを向いてものを言っているのだと言いたくなりますね。
> ところが映像コンテンツの配信にP2P技術を使えばトラフィックを分散できるとも主張されております。これは正しいのですが、一般ユーザーがトラフィック量による従量課金を受けるとP2Pに協力する人は居ないということですよ。
P2Pは、アクセス網も中継網と同様にみんなで帯域を共有するという思想を持たないとなかなかやれないでしょう。そして問題なのは、ユーザは比較的容易にそのような思想を持つことができるのに、ISPがなかなか持てないでいるということです。
ISPは、これまで中継網にこだわりを持つことはあっても、アクセス網はもっぱら他人任せにしていたように思います。私は、これはISPの怠慢だと考えます。ブロードバンドの時代は、ISPはアクセス網に対しても責任を担う努力をしなければならない。それを放棄している連中が「ただ乗り論」を言っている、そんなふうに認識してますね。
理念は立派ですが、設備増強やIX接続料など誰が金を出すのかという現実的問題が有ろうかと。
実際に以下のような記事がありました。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200609140007a.nwc
ISP自身がコンテンツプロバイダのキャッシュ化を図れば、かなり解決するのかな?
中継網の帯域はすでに共有化されているわけですから、それをアクセス網にまで広げるというだけの思想ですよ。思想の拡大は他の業界ではふつうに行われていることのように思います。さほど立派な理念でもないでしょう。
それと、アクセス網の帯域を共有化する場面で設備増強やIX接続料にコスト増が派生するのですか?
> 実際に以下のような記事がありました。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200609140007a.nwc
ブロードバンドに無知な古い時代の古い頭のインターネット屋の戯言だと思います。アクセス網に対する責任を担おうとしない怠慢な連中ほど、バカの一つ覚えみたいに「バックボーンが、バックボーンが」と言ってますからねw
> ISP自身がコンテンツプロバイダのキャッシュ化を図れば、かなり解決するのかな?
これからのISPはどうあるべきかということについて言えば、ヒントをひとつ差し上げましょう。僕の知人に、「帯域販売がレイヤー2ビジネス、トラヒック販売がレイヤー3ビジネスだ」と豪語しているバカがひとりいます。しかし帯域はほとんどレイヤー1で決まってしまいます。
アクセス網の帯域共有化というものがいまいち理解できないのです。
帯域の共有化というとベスト・エフォートとかPONくらいしか思い当たりませんし… 所詮その程度の知識ですので。
それでも何となく分かってきたようです。
要するに、P2Pは単一ISP内のユーザー間で通信する機会が大きくなるから、IXなどの中継網に負担が生じにくくなるものと理解しています。
ところで、「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」なるものが最終報告書を公表しております。(9月15日付け)
インフラただ乗り論に関しては77ページで一刀両断に切って捨てていますね。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060915_5.html
トラヒックが分散化すればそうなります。ついでに言いますが、ブロードバンド時代にIXがはたす役割は小さいと思いますよ。むしろプライベートピアリングを積極的に推進すべきです。地域IXなど私に言わせれば馬鹿げた箱物行政の一環でしかない。古い時代の古い頭のインターネット屋には、インターネットがブロードバンド化することによって生じたパラダイムシフトを理解することができないのでしょう。
> インフラただ乗り論に関しては77ページで一刀両断に切って捨てていますね。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060915_5.html
コンテンツプロバイダ等は、契約したISPにはちゃんとお金を支払ってます。それを「ただ乗り」などと言うほうがおかしい。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
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