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著作権法を文化庁にまかせていいのか

前の記事でお知らせしたように、ダウンロード違法化についてのシンポジウムに私も出ることになった。法律論は、別途出席する予定の法律家がやってくれると思うので、私は経済学の立場から今回の問題を考えてみたい。

まず基本的な問題は、日本レコード協会などのいう「違法着うたによる被害が深刻だ」という今回の改正の前提とされる事実が、今まで一度も定量的に証明されたことがないということだ。ダウンロードして試聴して、CDを買うケースもあるだろうし、コンサートに行くケースもあるし、アルバムを買う(あるいは有料ダウンロードする)ケースもある。この場合、消費者も音楽家も利益を得る。他方、買うつもりだった人が違法ダウンロードで代替した場合は、レコード会社は機会損失をこうむる。したがってレコ協の主張が成立するためには、

違法ダウンロードによる音楽家と企業の機会損失>音楽が広く聞かれることによる消費者の効用と音楽家の利益(*)

という不等式が成り立つことを実証データで証明しなければならない。しかし前にも書いたように、経済学の実証研究では、これは証明されていないのである。特に、(*)式の両辺に音楽家が入っていることに注意してほしい。彼らにとっては、利益と損失のどちらが大きいかは先験的にはわからない。実証研究でも示されているように、マイナーな音楽家にとっては利益のほうが大きい可能性が高い。

今回の改正では、「情を知って」という条件や刑事罰は課さないという妥協もはかられているが、小倉秀夫氏も指摘するように、文化庁のねらいは、従来の違法複製機器を売る業者を取り締まることから一歩進んで、個人の私的複製も取り締まることにある。したがって単なる違法化では個人の自宅に踏み込むこともできないので、刑事罰を課して警察が強制捜査する方向に強化されるおそれが強い。

こうした違法化が社会的に与える萎縮効果は、実際の被害よりもはるかに大きいというのが、最近の行動経済学の教えるところだ。それは世界の証券市場の1.4%にすぎないサブプライムローンが、全世界をゆるがす金融危機に発展したことでもわかる。「ダウンロード違法化」と聞いただけで、コンプライアンスにうるさい企業は、オフィスからYouTubeなどへのアクセスをブロックするだろう。そしてこういう新しいビジネスの市場が萎縮することによって、新しい企業も出てこなくなる。

文化庁はこれまでも、同じような失敗を繰り返してきた。検索のインデックスをつけることを著作権法違反としたため、日本に検索サーバを置くことはできない。世界でも先駆的なP2PソフトウェアWinnyの開発者を逮捕したことで、日本のP2P技術は致命的な打撃を受けた。こうした萎縮効果による機会損失は、Googleの時価総額だけを考えても20兆円。日本のレコード業界全体の売り上げの40年分だ。こうした経済効果を計算に入れれば、(*)式の不等号は、むしろ左辺<<右辺になっていると考えられる。

当ブログで何度も書いてきたように、日本経済が長期衰退に入った最大の原因は、90年代に退場すべきだったゾンビ企業に多額の国費を投入して延命する一方、過剰規制によってイノベーションや起業家精神を殺してきたことにある。著作権の過剰保護が情報産業のボトルネックになっているという認識は、経済財政諮問会議にも経産省にも、知的財産戦略本部にさえある。そういう日本経済についての視野もITの知識もなく、声の大きい業界団体(それは天下り先でもある)の話ばかり聞いて権利強化を急ぐ文化庁に著作権法を所管させていていいのか、という問題もシンポジウムでは考えたい。

追記:民主党の川内議員も動き出したようだ。ぜひシンポジウムにも出ていただきたい。国会情勢も知らないで、「MIAUは何故、失敗したのか」などと語る半可通もいるようだが、まだ勝負はついていない。

追記2:コメントで指摘を受け、小倉氏の引用の部分を訂正した。
コメント ( 30 ) | Trackback ( 3 )
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コメント
 
 
 
補足 (池田信夫)
2007-12-22 14:59:33
「どこの役所にまかせても同じだ」という議論があるけど、それは間違い。たとえばレコ協は、経産省にも陳情に行くけど、何百もある圧力団体の一つで、ほとんど相手にされない。それに対して、文化庁なんてもともと寺とか神社ぐらいしかつきあってないから、数少ない圧力団体であるレコ協やJASRACの影響力は圧倒的に大きい。

霞ヶ関に住んでみればわかりますが、官僚の仕事のかなりの部分は、毎日やってくる圧力団体に対応することです。農水省なんて1日中、正門の前で集会が開かれて怒号が響いている。官僚も減点主義だから、こういうnoisy minorityともめたくないので、彼らの圧力は、いかに非論理的であっても意外に大きいのです。
 
 
 
無知 (池田信夫)
2007-12-22 16:12:46
法案が閣議決定もされてないうちから「MIAUは何故、失敗したのか」などと得々と語っている無知な人物もいるようだ:

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/12/miau_f277.html

彼は、衆参がねじれて法律が1本も通っていないという事実も知らないらしい。テロ特措法でさえ3ヶ月ももめてるんだから、こんな法案は対決法案になったとたんに自民党はあきらめるだろう。文化庁なんて、利権としてはわずかなものだ。
 
 
 
文化鎖国 (文化鎖国)
2007-12-22 16:20:01
既存の企業の不透明な利益を守ることによって失われた10年どころか負け戦は勘弁して欲しいところです。やはりユーザーがいっせいに不買運動をおこすしかないですよ。そうしないとやつらは頭を冷やすつもりもない。
 
 
 
Unknown (napsucks)
2007-12-22 16:33:24
彼の記事はいわゆる「釣り記事」ではないでしょうか。blogが荒れたときに「ここはずいぶん荒れていますね」「炎上記念カキコ」などと書き込んで炎上をむりやり認定させてしまうのと同じように、「MIAUは失敗」と公言することで失敗を印象付けようとしている、あるいは反対派を煽り立てようとしているのだと思います。
 
 
 
Unknown (李某)
2007-12-22 16:54:16
思えば、今日の国内市場の異常な冷え込みも、貪欲の罪を犯し続ける企業家への劫罰のように見えます。

悔い改めるまで永遠に日本経済を焼き焦がす煉獄の業火

神の見えざる手はなにも相場を決めるだけが仕事ではないでしょう。
 
 
 
文化庁 (通りすがり)
2007-12-22 17:05:05
文化庁の横暴を阻止するために是非頑張ってください。彼らの感覚は一般人の常識からは外れすぎです。

↓のブログを書いている人を是非シンポジウムに呼んで欲しいです!

http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/
 
 
 
日本も中国みたいになるのかな (江戸川アダモ)
2007-12-22 17:33:20
「今さら」の話なら申し訳ないのですが、検索サイトがWEBページのインデックスを作るのは違法なんですか?GoogleもYahooも日本では違法?であれば、サーバーを海外に置くだけで摘発を回避出来るんですかね。

あと本題については、その「萎縮効果」を文化庁は狙ってるんだと思いますよ。そのうち「文化庁認定」マークを発行してそれが無いサイトにアクセスしたら「悪意があった」と見なされてしまうかも知れません。彼らにとっては日本経済なんて、自分たちの体裁と天下り先の確保に比べたら、実にどうでも良い事なんでしょう。

これを回避するには、我々もノイジーになるしかないのかな?何なら文化庁の前で「ダウンロード違法化に反対!」と怒号をあげましょうか(^^;
もっとも、国会が捻れているのだからその必要は無いかもしれません。民主党は地方へのばら撒きで得票するのではなく、こういう話で反対に回ればもっと広く人気が出ると思うのですが。
 
 
 
Unknown (マシュマロ)
2007-12-22 19:06:39
>レコ協は、経産省にも陳情に行くけど、
>何百もある圧力団体の一つで、
>ほとんど相手にされない

レコード輸入権の時に、経済産業省が大きな力を発揮したという事をお忘れなのでしょうか。

レコード協会に大きな影響力がないというのなら、レコード輸入権を経済産業省が通したのは何故なのでしょうか。

説得力があまり感じられません。
 
 
 
ネットのキーポイントを塞ぐ文化庁は (UT)
2007-12-22 19:27:24
通りすがりさんがリンクを貼った人は欲しい人材ですね。

検索エンジンの件やP2Pの件などは本当に文化庁がインターネット技術の革新の道を破壊し国益に反する巨悪を行った役所としか思えません。そして今回のことも知ってか知らずか正に日本のインターネット・情報技術革新を根底から締め付ける方向性です。頭が悪いのか、それとも狙ってやっているのか?いずれにせよこれだけ詭弁を弄することで国益に反している文化庁は社会保険庁同様に存在意義から問い直すべきですね。
 
 
 
Re:文化鎖国 (猫又大魔王)
2007-12-22 19:41:53
不買運動の結果売れ行きが落ちたら、きっとますますネットの害を強調しますよ>業界(笑)

以前他のスレで業界側唯一の発言者として論陣を張られた福田さんにこそ参加して欲しい会合ですね。

有能な著作者がフォスターのようにのたれ死にすることは問題ですが、さりとてダウンロード違法化には副作用がありすぎます。どこかで「許せる」解を選ばなければなりません。多分、この件に「正しい」解はなくて、国民がどういう文化のあり方を欲しているかが試されるのでしょう。

(どちらかというと、著作者の生活を守るには、人生を捨てるリスクを冒さなくても余暇時間に著作活動ができる程度のセイフティネットや景気の改善、十分な労働市場を用意することの方が大事じゃないかとも思います)
 
 
 
心配 (juna)
2007-12-22 20:00:56
> 文化庁なんて、利権としてはわずかなものだ。
だとすると、野党側が本気になって対決してくれるのかが気に掛かります。

他に自分達に出来そうな事と言えば、文化鎖国さんの仰るような不買運動くらいしか思いつきませんが、自分の好きな物を守る為にその好きな物を自ら遠ざけなければならないと言うのは悲し過ぎです・・・。
 
 
 
バカはお断り (池田信夫)
2007-12-22 20:26:45
>レコード輸入権の時に、経済産業省が大きな力を発揮したという事をお忘れなのでしょうか。

そのとき私は、経産省の外郭の職員だったんだよ。経産省は文化庁に著作権法改正を認める代わり、公取に再販から外させるという取引をして失敗したの。

こういうバカなコメントは、今後は削除します。
 
 
 
いつものイナゴです (田中健)
2007-12-22 20:29:27
どうせこれも結論ありきで結局規制するんでしょう

その結果(ありえないとは思いますが)音楽業界の売り上げが好転すれば大々的に成功をアピール、
悪化したらあらためて議論すればいいや、程度にしか考えていないんでしょう

先生のおっしゃるとおり、文化庁の役人が音楽業界の現状を把握できているとは到底思えないですし、今までの失敗例を見ても今回いきなり改善するとは思えないですし、ほんと役人はアテにならないですね
 
 
 
検索エンジン (池田信夫)
2007-12-22 20:46:19
これについては「日の丸検索エンジン」を政府がつくりながら、それが国内に置けないのでは格好がつかないので、さすがに改正するようです。このプロジェクトの唯一の(そしてたぶん最後の)成果ですね。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-12-22 21:00:19
先生,政治の世界に出てください
投票します
先生は評論化ではないはずです
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-12-22 21:14:54
>>今回の改正では、「情を知って」という条件や刑事罰は課さないという妥協もはかられているが、小倉秀夫氏も指摘するように、本当のねらいは個々のユーザーではなく、違法ダウンロード機器を売る業者を取り締まることにある。したがって単なる違法化では大した効果がないので、刑事罰を課す方向に強化されるおそれが強い。

リンク先(小倉秀夫氏のエントリ)とはズレた内容になっていますが、手違いでしょうか?
 
 
 
ありがとう (池田信夫)
2007-12-22 22:06:11
小倉氏の文章を誤読していました。本文を訂正しました。
 
 
 
三流官庁の悲しみ (池田信夫)
2007-12-22 22:45:23
私の経験では、霞ヶ関といっても、昔の大蔵省や通産省のような一流官庁と、それ以外の三流官庁の人材の質には大きなギャップがあり、「二流官庁」はありません。それは就職偏差値で、三流官庁よりも一流企業のほうが高いからです。

だから一流官庁の官僚はメディアともうまく情報交換ができるんだけど、三流官庁は政策に自信がないから、建前論で逃げるばかりで、非常に取材しにくい。今回も、実質的な政策の効果を議論しないで形式的な法律論で逃げ回る文化庁には、私の質問から逃げ回る天下り役人と共通の、三流官庁の体質を感じますね。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-12-22 23:26:37
ユーザーの心理という面に関するものですが、「著作権意識」というのを調査したものがあるようです。大学院生の行った調査ということで、どの程度信用できるのか分かりませんが、試みとしては面白いと思います。
http://blog.goo.ne.jp/switch1860/e/6396499eb21551ac750304ae7d7573eb
 
 
 
消えた市場 (Unknown)
2007-12-22 23:40:21
その昔MIDIと言うものがありました。パソコンで音楽をやるための規格ですが、ジャスラックが著作権を盾にHPで半分自作の音楽(打ち込みは本人。曲は著作権者)を流しているところに、片っ端から警告文を送りつけてこの音楽市場が壊滅しました。

秋葉原に今と昔何が変わったかと言えば楽器関係(PCで扱う楽器)です。見事に市場ごと消えて無くなりました。約10年前に盛り上がったMIDI市場が消えて無くなりました。今はPCの性能が上がってMIDI規格ではなくDAWに変わりましたが市場は小さくなっています。

言いがかりかもしれません。時代的に一時流行っただけかもしれません。携帯電話に取られたのかもしれません。統計を取っていませんから。ただ萎縮効果は確かにありました。

プロもアマのとき必死にコピー(真似る)をして上手くなった世界なのに部外者が法を盾に土足で荒らしていった気がします。音楽を生まれる土壌は無数のアマチュアに支えられているのに。

以上
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-12-23 00:47:42
>バカはお断り (池田信夫)

こういう言い方は、良くないと思います。
私は、池田先生の分かりやすい文章が好きで、毎日このブログを読んでいます。しかし、バカという言葉を読むと、池田先生の品格が下がってしまうように感じられます。
だから、池田先生が、荒しの書き込みにイライラすればするほど、相手の思うつぼだと思います。
有名税だと思って、華麗にスルーした方がよいと思います。
今後も、池田先生のご活躍を期待しております。
 
 
 
すいませんね (池田信夫)
2007-12-23 01:43:34
このごろ毎日、50以上コメントが来て、その半分がスパム。gooもちゃんとブロックしてよ。おまけに残りのコメントのかなりの部分がこの手の**な投稿なので・・・

今後は相手にしないで、黙って消します。
 
 
 
P2Pは必要だが金子勇は必要ない (Inoue)
2007-12-23 04:28:22
>世界でも先駆的なP2PソフトウェアWinnyの開発者を逮捕したことで、日本のP2P技術は致命的な打撃を受けた。

 P2Pが必要で有望な技術であることは肯定しますよ。しかし、金子勇の採った行動は、明らかにWinnyの違法性を意識していたと思います。
・匿名で自作ソフトを配布する(画期的なソフトならなぜ自分の名前を宣伝しないのか?)
・巧妙な発信者匿名化機能(匿名化は摘発を防ぐための機能です。発信者を匿名化しないP2Pソフトもあります)
・違法な情報が流れた場合の流通停止機能がない(バックドアを仕込んでおけば何とかなるんじゃないのか?)
 これだけ胡散臭いことをしておいて、
「私は、Winnyの公開については「違法なファイルのやりとりをしないでください」と言い続けてきました」
とコメントされても、到底信じられない。
 
 
 
Re: [有名税 (海外移住予備軍)
2007-12-23 09:55:22
私は法学・経営学を修め、企業の経営企画部門で働くものですが、経済学的アプローチは説明が綺麗にできることが多く好んで使います(経済学科で教えてもいましたし)。その視点からは本ブログが私の関心領域に与える示唆はあまりにも大きく、重宝しております。文章のわかりやすさもピカイチで、第三者への説明の仕方への非常に参考にもなります。
一方で、池田さんの批判を重ねている**どもは、自分の勉強不足を棚に上げ、議論の目的や効用を無視したものが多く、非論理的な頭のおかしい議論をやっていても、ネット上のマナーという義務を果たさず、羞恥心なく発言権を振りかざす権利主張ばかりです。
ですから、そういう**どもの思う壺に陥っておられる現状は決して生産的とはいえません。私もこういうバックグラウンドだから、GRIPSのような機関の存在を元々疑問視していたので、くだらない書き込みをしてしまいました。少し反省しています。あの手合いが10年後には日本から葬り去られてくれれば私のHNも変わるでしょう(笑)。
今後ますます有名になられると思いますし、そう期待しておりますので、来年はクールな池田先生を期待しております。少し早いですが、年末のご挨拶までに。
 
 
 
防衛策w (comap)
2007-12-23 13:51:12
>こうした萎縮効果による機会損失は、Googleの時価総額だけを考えても20兆円。日本のレコード業界全体の売り上げの40年分だ。こうした経済効果を計算に入れれば、(*)式の不等号は、むしろ左辺<<右辺になっていると考えられる。

国民がものすごいエネルギーを使って警鐘を鳴らしても勝手にどんどん進めちゃって、その後言われたとおりの最低結果が国益を削ぐ、となるアホパターン。これをかなり避けられない構造があるわけです(泣 ここは問題の領域丸ごと日本経済の部分枠に収める工夫をして、とばっちりが基幹産業側に連鎖しないようにするという経済上の防衛策が必要じゃないんでしょうか? 別に音楽産業なんて今の何分の一かに縮小しても問題ないわけですが、それが他の産業分野に影響を与えることが怖いわけですよね。

小倉先生のご指摘について。
そこまでやるかと思われる人もいるかもしれませんが、いざという時、法解釈的に可能となればやるんですよね。JASRAC著作権使用料支払いのトラブルで、2件逮捕事件が起こってますし、逮捕まで至らぬまでも百万円単位の高額使用料を突きつけられて死活問題抱えているなんてことはざらにあるわけです。JASRACの料金算定なんてもし経産省が管轄なら認可通る分けない妄想の産物ですね。そんなものに文化庁は認可(承認)バンバン出しちゃうわけです。

文化事業に関して文化庁が三流という思いは個人的に無いんですが、経済に関しては三流どころか一般人以下じゃないですかね? だって、一般人に指摘されるまで、音楽著作権使用料が公共料金に当たることすら理解してなかったわけですよ(超汗 その認識で国民生活を左右する認可を出してきてるわけです。管轄、経産省に移すべきじゃないですか? 政府もこの問題それなりに厳しく考えないとまずい気がします。文化立国云々という妄想以前に、「著作権法違反のかどで零細バーの70歳超えた老人を月7万円で支払いさせようとした挙句一ヶ月牢にぶちこんだ国」という実績で全世界に知られる状況です。

 
 
 
Unknown (ワロス)
2007-12-23 18:21:21
日本の諸制度は「強いもの」を全力で助け、「変化するもの、変化しようとするもの」を力で潰す。

結果は図体だけデカくて内弁慶の利益率の低い企業を量産しただけだ。その屑企業があらゆる手段を使って新興企業をぶっ潰す。違法な手段を使っても国民が騒がない限り官僚も政治家も金・物・天下り先を貰って見て見ぬふり。

このままだと日本はずるずる落ちていく。もう残り時間は少ない。にもかかわらず政治家も官僚も企業家も含めて国民全体に危機感がない。私は恐ろしい…。
 
 
 
杓子定規 (Unknown)
2007-12-23 22:33:38
そういえば、石油関係(ガソリン以外の燃料だったと思います)も潰しましたね。脱税で。今になってバイオ燃料と言っていますが先駆者は10年も前にやっていたのに。アニマルスピリッツをつぶし飼い慣らす。
 
 
 
ガイアックスはバイオ燃料ではない (Inoue)
2007-12-24 02:01:51
 ガイアックスは、ガソリンに天然ガス由来のアルコールを混ぜて、揮発油税を払わないで済むようにした燃料でしかなく、発泡酒みたいなものです。化石燃料の節約にはなってない。
 アメリカが大々的に作っている、コーンスターチを原料とするメタノールも、製造に必要なエネルギーを化石燃料換算すると、決して化石燃料の節約になってないそうです。

 そもそも、炭酸ガス削減が必要かどうか疑問だ、というのが池田教授のスタンスじゃなかったですか?
 
 
 
面白話しー特許の新制度 (就職氷河期っ子)
2007-12-24 21:46:45
池田教授が興味を示しそうなニュースを耳にしました。
その内容はと申しますと、特許庁が情報処理技術に冠する審査に大企業を交える事です。その建前は、「審査官が最新テクノロジーに疎いから、技術に詳しい人とともに審査をする」と言う事ですが、この意図はゾンビ企業とともに公に知的財産を盗むつもりだというのが丸見えです。
情報処理技術は以前から、特許庁が全てを公開するので、盗まれるから特許は意味が無いと言う事は、業界内では有名な話しでした。もちろん、審査官が無知なのもよく知られた話でしたが、その審査官の無知を武器に、あからさまに大企業に盗ませると言う事に、私は腹を抱えて笑ってしまいました。
この件からも明らかなように、この国は知的財産を間下に取り扱うつもりが始めから無いのでしょう。
 
 
 
ご指摘ありがとうございます (Unknown)
2007-12-25 03:15:15
>ガイアックスはバイオ燃料ではない

そうでしたか。ご指摘ありがとうございます。税金逃れはどこもやるのですね。
 
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