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BaiduがGoogleを抜く方法
2008-01-23 / IT
きょう世界第3位の検索エンジン、Baidu(百度)の日本語サイトの運用が始まり、それに合わせて中国本社のCEO、Robin Li氏が来日した。そのミーティングにまねかれたので行ってみたら、記者会見ではなく、佐々木俊尚氏やDan氏など、おなじみのブロガーばかり10人ほど。ブログから1次情報の出る日が来たのかもしれない。
気の毒な大手メディアのために、とりあえず第一報を提供しておくと、Li氏は39歳。NY州立大学で修士号をとった、絵に描いたようにハンサムな中国の新世代エリートだ。Baiduの中国内シェアは70%、世界市場シェアは5%で、Google、Yahoo!に次ぐ。日本での戦略は、Yahoo!などに対抗するのではなく、「セカンド・サーチエンジン」をねらうという。特徴は「遊ぶ」検索サービスで、動画検索や画像検索に力を入れる。漢字文化圏どうしの強みを生かして、検索精度も上げる。
ただし「キラー・アプリ」のMP3検索は、日本語版にはない。質問も当然そこに集中したが、「日本では日本の著作権法に従う」とのこと。「日本では検索エンジンそのものが違法なんですけど。Yahoo!Japanもgooもサーバをアメリカに置いてるけど、著作権法は属地主義だから、事業所が日本にあると違法ですよ」と私がまぜかえすと、答に困っていた。「日本でうまく行く知恵はないか」というので、私が提案した思いつきは2つ:
(*)もちろん著作権法を厳密に適用すると、検索エンジン自体が違法だが、いくら愚かな日本の警察でも検挙できないだろう。日本の会社はおとがめなしでBaiduだけやったら、国際問題になる。
気の毒な大手メディアのために、とりあえず第一報を提供しておくと、Li氏は39歳。NY州立大学で修士号をとった、絵に描いたようにハンサムな中国の新世代エリートだ。Baiduの中国内シェアは70%、世界市場シェアは5%で、Google、Yahoo!に次ぐ。日本での戦略は、Yahoo!などに対抗するのではなく、「セカンド・サーチエンジン」をねらうという。特徴は「遊ぶ」検索サービスで、動画検索や画像検索に力を入れる。漢字文化圏どうしの強みを生かして、検索精度も上げる。
ただし「キラー・アプリ」のMP3検索は、日本語版にはない。質問も当然そこに集中したが、「日本では日本の著作権法に従う」とのこと。「日本では検索エンジンそのものが違法なんですけど。Yahoo!Japanもgooもサーバをアメリカに置いてるけど、著作権法は属地主義だから、事業所が日本にあると違法ですよ」と私がまぜかえすと、答に困っていた。「日本でうまく行く知恵はないか」というので、私が提案した思いつきは2つ:
- 日本語版でMP3検索サービスを始める:プロバイダ責任制限法で、著作権法違反を指摘されたら削除しなければならないが、ファイルを検索可能にすること自体は合法である(*)。MP3.comも、初期にはDMCAで合法だった。こういうサービスを始めれば、世界中のメディアが注目し、Napsterのように何も広告を出さなくても3000万ユーザーぐらい行くだろう。
- サーバだけでなく、日本向けサービス部門も中国に置いて日本語でMP3検索サービスを始める:これは、今のところ中国では合法だ。最高人民法院まで行ってどうなるかは、中国共産党の意向しだいだが、彼らがこれを合法化すれば、Baiduは愚かな著作権法のもとで営業せざるをえない欧米の検索エンジンに比べて、圧倒的な優位をもつ。権利者は許諾権を放棄する代わり、収益をシェアすればいいのだ(Baiduは現に中国でやっている)。
(*)もちろん著作権法を厳密に適用すると、検索エンジン自体が違法だが、いくら愚かな日本の警察でも検挙できないだろう。日本の会社はおとがめなしでBaiduだけやったら、国際問題になる。
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つぎはぎだらけの脳と心
傲慢な援助
In FED We Trust
倒壊する巨塔―アルカイダと「9・11」への道
Free: The Future of a Radical Price
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ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質
10万年の世界経済史
Macro-economics
思考する言語:「ことばの意味」から人間性に迫る
市場の変相:サブプライム後の「金融適者生存」の法則
The Venturesome Economy
CIA秘録:その誕生から今日まで
スティーブ・ジョブズの流儀
クラウド化する世界
生政治の誕生 ミシェル・フーコー講義集成 8
Gridlock Economy
Against Intellectual Monopoly
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
オークションの人間行動学
地球と一緒に頭も冷やせ!
禁断の市場―フラクタルでみるリスクとリターン
暴走する資本主義
市場リスク 暴落は必然か
The Illusions of Entrepreneur ship
現代の金融政策
資本主義と自由
さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
テロと救済の原理主義
秘密の国 オフショア市場
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
財投改革の経済学
中山信弘:著作権法



Robin Li 氏が SUNY で取得したのは MBA では無いように見受けられます。
まあサービスイン前に”無かった事”にできるほど賢いとは到底思えないし、事後に圧力をかけて潰しにくるのは明白ですよね
まさかダウンロード違法化の動きはこれを見据えてのことだったのかとか思いましたが考えすぎですかね(笑)
ダウンロードも違法なった場合有名無実化する機能になると思います。
さらっと書かれていますが、これは結構革命的な出来事ですね。
結局次のコーナー、コンテンツ製作も中国資本軸で世界展開というのがどう見ても合理的な気がするんで、日本向け特化枠でも稼げそうだし、そうなって行くのかなぁと? 日本向けのコンテンツが中国をキーとして発信されるなんてのも面白いですよね。日本人アーチストもそっちの方が条件いいかもしれないし。
ちょっと下世話ですが、そのへんで興味深い記事が、週刊現代だったかポストだったか出てました。日本の売れっ子AV女優の方々がどうも中国の成功者の方にお会いに行ってるらしいんですねw 記者は憤ってるんですが、でも本人たちは、考えられない優遇でうれしい、らしい。そりぁ同じビジネスなら条件いい方がいいですよね。なんか日本の今後を暗示してるかもなぁと思っちゃいましたです。悪くだけ考えることも無いですけど。
画像検索で、中国国内では検索されない画像が一杯検索されるというので、一時は中国国内で騒然となったという話もありました。
今回は、動画検索の追加と、リニューアルですかね?
正攻法でいっても百度の日本での成功は難しいでしょうから
MP3検索は是非やって欲しいなあ。
彼らにとっては大手メディアではなくアルファブロガーと話をしたがるのは
当たり前のことなのでしょうね。
さて、気の毒な大手メディアはこのチャンス(?)をモノにできるんでしょうか。
検索エンジンによるサイトの表示は、著作権法で禁じる「編集」にあたり、キャッシュは「複製」にあたるので、違法です。アメリカではフェアユースで救済していますが、日本の著作権法(30条)はネガティブリスト方式で、そこに検索エンジンが含まれていないので、助からない。今度の著作権法で対策を講じる方向ですが、あの文化庁に大した期待はできません。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071114/287177/
最初から日本政府に何も期待してない自分に気がついて、ちょっと落ち込みました。
一方日本では、やはり検索エンジンは違法なんですね。で、適用対象かどうかは、サーバの置き場所じゃなくて、日本に法人がある(登記された?)かどうかで決まると。でも、中国に置いたら「日本法人」って言うんでしょうか?そもそも日本法人が必要かどうかもわかりませんが。
それはともかく、日本では「そんな法律を適用したら、ほぼ全員が有罪」という法律を作っておいて、普段は「お目こぼし」しておく。そしてある日、目障りなやつに厳密に適用してしょっ引く、という話がこれまで何度も出ましたが、本件は典型例ですね。
ただ、中国もそういう「人治国家」的な性格は強いですから、海外の著作物をひたすらコピーしている今だから大目に見ていますが、中国国内のコンテンツ産業が育ってきた暁には、突然規制を強化しだすかも知れません。
だから、期待するのは別に中国でも日本でも無くてよい。何処かの小国が、ベルヌ条約無視、「検索エンジン」は明確にOK、ついでにコピー規制も大幅に緩めたら、世界中からIT企業が集まって来るのでは?そればかりか、新興クリエーターも集まりそうです。実に簡単なIT立国ですね。
追伸:「日本の著作権法(30条)はネガティブリスト方式」ではなくて、ポジティブリスト方式の間違いでは?
↓こんなことが実際に起こり始めてますし
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0801/22/news123.html
「あまりに急」「検閲では」――携帯フィルタリングに事業者から不満続出
何故かタックスヘブンのどこかの島やパナマ船籍の舟を思い出しました。移り住まない限り難しいですけど。
日本の刑法は確か日本国籍があれば逮捕出来たはずです(2〜3条)。国内はもちろん誰でも逮捕しますが(外交官除く)。
著作権法の準用規定は刑法でいいのかな。何も書いていないので。
結局どこにいても既得権に優しい政府です。我々の代表者はいない。老人(斜陽産業)のために若者(新興産業)が死んでいく。
MP3検索も日本語版には無いし、日本では「中国」と聞くと何かと敏感に反応してしまう傾向があるように思われます。
引用終わり。良い事を思いつきました。著作権特区を作って、そこでは何でもありにしたら全て解決です。
かつて、日本社会および日本政府に失望して、ソ連や北朝鮮に活路を求めた人々がどのような末路をたどったか。ご存じの通りです。
ここまで来ると、プレッシャーも大きくなって困ります。いま本を2冊も抱えているのですが、ブログのメインテナンスについつい時間をとられて・・・
Baiduなんて、普及しないだろうと思っていましたが、
今後が楽しみになって来ました。
その方向で良いんでしょうかね?
権利者へのリターンはなくても良い?
じゃ、誰が喜んで物を生み出すのか?
ニコニコ動画はその辺のバランスを何とか取ろうと
してるように見えますが・・・。
Baiduが世界のナンバーワンになったとしても、
コンテンツ創造が下火になったら意味無いと思います。
と本文に書いてあるだろ。
中国国内でそんな検索やったら、百度が公安にすぐさま協力して強制収容所行きですね。
記事と関係ありませんが、読んでていろいろ思い出さされました。Li氏と同世代の優秀な若者たちが、あそこで餓死したり射殺されたりしたんですよね。韓国で光州が聖地となったように、いつか彼らの名誉が回復される日がくるのでしょうか。
最初は信じられなかったのですが、どうもそのようですね。解説してる人がいました↓
http://nagablo.seesaa.net/article/29376906.html
刑法施行法27条…なんで著作権法違反と移民法違反なのかよく判りませんが、確かに国外犯に刑法が適用されるようです。ただ、Wikipediaの「著作権の準拠法」によれば、これは「ベルヌ条約5条2項の趣旨(保護国法の原則)に適合しないとの批判がある」との事です。(思わぬところでベルヌ条約が救いの手になるか?)
まあ何にせよ凄い法律ですね。例えて言うなら、アメリカに行って銃を所持したり、オランダでドラッグをやったりした日本人は逮捕するぞってことですよね。
そうすると「コピーライトヘブン」があったとしても、我々はそこでビジネスはできないと。じゃあもう日本国籍を返上し(そんなことできるのか?)逆に、現地の国籍を取得するしかないのかな(笑)
一つのありえるストーリーじゃないかな?
日本の改革でもなく、衰退でもなく、日本の解体です。
「タックスヘイヴン」(tax haven)ですね。ヘイヴン(haven)は「避難所」の意。
一応念のため。
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