日本の最大の構造問題
2009-02-07
カテゴリー: Economics
構造改革を批判する通俗的な議論に、「供給を増やす構造改革は需給ギャップを拡大する」というのがある。たとえば田中秀臣氏はこう書く:
昨年の経済財政白書は、日本経済の内需の弱さの原因をリスクテイクの不足に求めている。この最大の原因は、非効率な金融システムだ。図のように、日本の個人金融資産に占める預金の比率はほぼ半分で、主要国で群を抜いて高い。資産の半分が元本保証で運用されているため、資産構成がローリスク・ローリターンに片寄り、ハイリスクの市場が欠落しているのだ。

さらにその原因は、資本効率の低さだ。アメリカに比べると、日本の上場企業の平均ROEは約5%と、アメリカの半分以下である。つまり小倉さんの思い込みとは逆に、日本では資本家へのリターンがあまりにも低いために投資が低迷し、それが内需を慢性的に不足させているのだ。したがって「需要不足」の最大の原因は、経済財政白書も指摘するように、日本型企業システムの非効率性という構造的な問題だ。
「日本で預金の比率が高いのはリスクのきらいな国民性が原因だ」という説もあるが、同じように保守的だといわれるドイツでさえ、最近は預金の比率は35%に下がっている。ドイツ銀行は、今や世界有数の投資銀行だ。日本の金融が立ち遅れている大きな原因は、90年代に公的資金を投入してゾンビ銀行を延命したことだろう。それが資本効率の低いゾンビ企業を延命し、それが投資を低下させる・・・という悪循環に陥っているのだ。
最近の外需の落ち込みが一時的なものであれば、「需要喚起策」で時間稼ぎしていれば元に戻るかもしれないが、マクロ統計の示すのは逆だ。世界のGDPの2%に及ぶ過剰貯蓄をアメリカの過剰投資が吸収してきたが、その構造は崩壊してしまった。その影響で中国など新興国からの外需も減ったので、日本は貿易赤字に転じた。これが「正常」な水準に近いとすると、よほど抜本的な資本市場の改革をやらないかぎり、日本の「失われた20年」はさらに続くだろう。
雇用流動化論は総需要を喚起しません。総供給側の効率化をすすめるだけです。そのため総需要喚起政策を伴わない総供給の効率化=雇用流動化は、自体を悪化させるだけです(原文ママ)(笑)というしかない。雇用の流動化は、企業が労働者を採用するときのコストを下げて労働需要を高めるための改革なのだが、彼にはこの程度の初歩的な知識もないらしい。いま日本の直面している最大の構造問題も、外需の減少によって経済全体が大きなダメージを受ける脆弱な経済構造を是正するために、投資需要が慢性的に貯蓄を下回っているI-Sバランスを是正することだ。かつてはアメリカに「内需拡大」を迫られたが、今は日本経済の潜在成長率を高めるために内需拡大が必要なのである。
昨年の経済財政白書は、日本経済の内需の弱さの原因をリスクテイクの不足に求めている。この最大の原因は、非効率な金融システムだ。図のように、日本の個人金融資産に占める預金の比率はほぼ半分で、主要国で群を抜いて高い。資産の半分が元本保証で運用されているため、資産構成がローリスク・ローリターンに片寄り、ハイリスクの市場が欠落しているのだ。

「日本で預金の比率が高いのはリスクのきらいな国民性が原因だ」という説もあるが、同じように保守的だといわれるドイツでさえ、最近は預金の比率は35%に下がっている。ドイツ銀行は、今や世界有数の投資銀行だ。日本の金融が立ち遅れている大きな原因は、90年代に公的資金を投入してゾンビ銀行を延命したことだろう。それが資本効率の低いゾンビ企業を延命し、それが投資を低下させる・・・という悪循環に陥っているのだ。
最近の外需の落ち込みが一時的なものであれば、「需要喚起策」で時間稼ぎしていれば元に戻るかもしれないが、マクロ統計の示すのは逆だ。世界のGDPの2%に及ぶ過剰貯蓄をアメリカの過剰投資が吸収してきたが、その構造は崩壊してしまった。その影響で中国など新興国からの外需も減ったので、日本は貿易赤字に転じた。これが「正常」な水準に近いとすると、よほど抜本的な資本市場の改革をやらないかぎり、日本の「失われた20年」はさらに続くだろう。





おっしゃるとおりだと思います。
なぜ田中さんや小倉さんを代表とする知的に劣っているとは思えない人に通じないのでしょうね。
意見が対立するのは歓迎です。
ですが、「新自由主義は人を不幸にする」のようなことを言う人たちは、
なぜ事実や数字に基づいた議論をしないんでしょうね。
小倉さんは、08.02.05のブログで以下のように書く。
「(新自由主義って)理論を美しく見せるために捨象した雑多な条件というのは、理論を現実に適用した場合には捨象できないので、それらの雑多な条件が足を引っ張って理論通りの結論をもたらさないことになってしまいます」
小倉さんが現実に基づくデータを一度でも載せて議論したことがあったでしょうか。
ここまで来ると、頭が悪いか、政治的意図すら感じますね。
とにかくリスク忌避的な指導を行ってきた「昭和モデル」の成功体験を引き摺っているのでしょうか。
このままただでさえジリ貧な手玉を上モデルにこれから全張りするのだとしたら、それこそが最も激越なリスクテイキングであるような・・・私は若い世代である程度ITにも慣れていますから、その賭けはおそらく負けるだろうと思いますが。
小倉先生は頭が悪くないし政治的意図もないでしょう。おそらく,単に統計やデータに基づく経済の議論を回避しているだけです。
投資需要がないわけではないと思います。
年金や郵便貯金など、投資先を探している金融機関はいくらでもあるでしょう。
ただ、問題は投資供給がないこと、投資先がないのです。
大企業はゾンビ化・硬直化し、いかに投資先として魅力がないかを、日本人が一番良く知っていることですし。
中小企業は一部に優良な企業もありますが、ほとんどはヤクザのような経営者が、いい加減に運営していることを、やはり日本人が一番良く知っています。
また、既得権益に守られたゾンビ企業が起業を阻害し、起業に失敗してもセーフティネットがない滑り台社会で、
起業するのはキチガイか詐欺師なのを、同じく日本人が一番良く知っています。
それと、日本の政府・自治体の財政赤字を、ローリスク・ローリターン投資が支えているという現状もあります。
そのお金でノーリターンな投資が行われているので、ある意味帳尻が合ってるのかもしれませんが。
いつも大変興味深く読ませて頂いています。経済学の枠組みに基づき、筋道を明らかにして結論を述べられていることに敬意を表します。(全ての結論に賛同している訳ではありませんが..)
新聞報道やTVのワイドショーなどでの議論を観ていて嫌になるのは、言葉のイメージだけが先行して議論の対象がはっきりしないことです。
今回のテーマの「労働流動化」でも「構造改革」でも、多くの内容を含んでいますが、その中の何を議論の対象としているかが明確にならないと、健全な相互批判 → 事実に基づく議論 → 決定・実行 → 更には事後の検証 が成り立ちません。
対象が不明確では、その行為が失敗に終わった場合でも、いくらでも言い逃れ、議論のすり替えが可能です。
意図的にイメージ先行を狙っているとも思われる事例が多くなっていると感じますが、誠に不幸なことです。
まず、何を議論するのか、その中身を明確にすることが出発点です。
かつて貿易摩擦が問題になったとき、アメリカから内需拡大を求められて「前川レポート」が書かれ、内需拡大が国策になりました。これに対して経済学者の多くは批判的で、小宮隆太郎氏は「経常収支がつねにバランスしている必要はない」と論じました。これは原則論としてはその通りで、アメリカの経常赤字を日本や新興国の経常黒字がファイナンスすることによって、世界のGDPが底上げされていたわけです。
しかしこのインバランスは、長期的には価格メカニズムによって――ドルが下がって他の通貨が上がることで――是正されます。この状態が長期均衡だとすると、そこから上方に乖離したGDPは長期的に維持可能ではない。だから内需拡大は、アメリカのためにではなく日本のために必要なのです。ただ、この場合の内需拡大は、かつてのように「公共投資430兆円」といったバラマキでやるべきではなく、民間の投資機会を増やす改革が大事です。新興国についても、Economist誌がそういう指摘をしています。
http://www.economist.com/finance/displaystory.cfm?story_id=13022067
田中氏は、「冬のソナタ」に経済学を関連して述べた方ですよね。その論理に私も呆れたものです。さて、問題は、彼のような「妥当性のない論者」が社会的な発言権を得ていることだと思います。同様な論者に、茂木健一郎氏、藤原正彦氏、坂東眞理子氏、内田樹氏、梅田望夫氏などが存在する。問題は、「五月蝿いオウムと言い合うことではなく、つまみ出すこと」。そして、「オウムをそこに置いた人達の存在にフォーカスすること」でしょう。さすれば、浅薄なマスコミ者の言論誘導の所作が浮かび上がる…。マスコミの相対的価値が下がる潮流の中で、そのあだ花として愚論者たちは一層はびこっているような気がします。いったいどうすればいいのでしょうか。
サライーマンの多い日本でリスクテイクする起業家が少ないのは今何かと話題の「正社員」は既得権にしがみついてる方が安泰だし、そうでない人はただでさえ雇用にリスクを抱えているのでそれ以上のリスクをとりたがらないからではないでしょうか?
(ちょっと乱暴な理屈ですが...)
最近逮捕者が出たナントカ&Gなんかに投資してしまう投資家(?)はリテラシーの低さの現れですよね。
雇用の流動化は「 間に失業がある 」のが問題。
外需産業が 内需産業と業務提携をして
「 外需産業から内需産業に労働者を異動 」させれば、問題は起こらない。
そして不況の間だけでも 「国や 今までお世話になっていた企業 」が 異動先の企業に補助をする必要がある。
不況時に労働力が余ったり、給料が下がるのは仕方がない。
不況時は「 みんなで助け合う 」事が大事で、
我が身のかわいさに 日本人を使い捨てにし、日本人を不幸にする企業は
たとえトップ企業でも 日本には必要ない。
労働力の安い国に行けばいい。
今は 基本に立ち返り 足腰を鍛える時。
不況時にも赤字にならないようになれば、
好況時にも安心して働ける。
今でも黒字の外需産業は興味がある。
これからも バブルと バブルの崩壊は繰り返します。
悪い時に良い。良い時にはもっと良い
が 長く続けるコツだと思います。
PS.業務拡大時の融資の半分で「 投信の日経ショート(ベア) 」を買っておくのが単純で分かりやすいと思いますが…。
ではでは
雇用の流動化を促進するには、失業という「間の問題」は、セーフティーネット(失業給付金も含まれる)を整備見直せばよい。政府が進めている雇用調整助成金よりも、新規雇用受入助成金なるものに手厚く支援した方が流動性に役立つと思う。
内需についての悪循環はもはや公然、既知の問題だと思っていましたが
政府官僚とかの人たちは未だにそうじゃないと信じ込んでいるのでしょうかね
今朝もニュースでやってましたが
例のかんぽの宿の譲渡問題で結局、白紙撤回とか
最悪なのは売却を差し止めただけで代案等は一切無く、
これでまた年間数十億円の赤字を垂れ流しですね
トヨタやソニーのような世界企業が血を流して負の連鎖を断ち切っているのに
肝心の政府は何をやっているのでしょうか
さらにここにきて郵政民営化の見直しとか
これなんかもう単純に資金目当てですよね
民意を無視して保身ばかり
日本だからクーデターが起こらないというだけしょう
もう今の政府には何も期待できません
ああそれと、私のところだけなのでしょうか
肝心の図の文字が潰れて全然読めません
記事に関係のないTBは削除します。TBは、内容に関連する記事につけてください。
需要喚起も内需拡大も、その呪文を唱えるだけでは埒が明かない。今の政治屋が云うような前時代的な考え方の手術では効果がないと思われるのですが。。。
雇用流動化と投資リターンの向上
または、
雇用流動化と総需要喚起政策
という議論ですね。
貯蓄過剰であれば、総需要喚起策は必要ないということですね。
投資リターンが低いのは、企業に雇用確保や社会保障を負担させていることや、法人税率の高さが問題でしょう。
1.雇用の流動化に加えて
2.社会保障負担を個人と政府に移す
3.大学・大学院を労働者再教育の場へ見直す
4.北欧のように雇用再配分に労働組合が関与
5.投資、研究開発、教育、リストラに対して減税余地を与える
などが考えられます。
日銀の株買い取りだったり時価会計の凍結だったり、
一度破綻した銀行が、また死に体な状態でも生きながらえさせるのでしょう。
東京都の銀行とか、おもしろ銀行がありますが(笑)
政治家がこの辺の仕組みを理解するのは遠い未来でしょうから、
官僚内閣制下におけるゾンビの破壊活動がまだまだ続くのでしょう。
ホラー映画は80分で十分なのに、このホラーは3時間超のダラダラ劇場ですね...
田中秀臣氏の記事を自分も読ませていただきました。その内容は世間をミスリードするマスコミと同じ危険性を持っています。マスコミのような既得権に守られた疑似知的労働者には読み心地がいいかも知れませんが。。。
雇用流動化されるべきは官僚・学者をはじめとした知的エリートであり、パートのおばちゃんの流動化の弊害ばかり叫んでいる田中秀臣氏の記事は的はずれもいいとこです。単なる世間受けねらいの記事と言わざるを得ません。
また、現在の歪んだ雇用流動化政策が正しい唯一の雇用流動化政策だという前提で議論している田中秀臣氏のレベルはマスコミの議論と大して変わりませんし、世間をミスリードします。
日本の様な先進国がイノベーションを効率化するためには雇用流動化は絶対不可欠です。例えば、市場に生じるべき乗測を上手く扱える実用モデルが固体材料の励起子の挙動研究の分野で産まれるかも知れません。雇用の流動化がこの様な知識の分野違いの先端的な知識の結合を可能にします。ちなみに、政策でイノベーションの真似事をしても無意味なことは明らかです。
そもそもエコノミスト・ミシュランとか、三流学者ふぜいが何様かと。。。
円天に出資するとか、俺俺詐欺であっさり騙されて数百万振り込むとか、老人は無駄に金持ってるんですね
庭に埋めておいた3億6千万円を盗まれたとか、どうせ狂言だろうけど
かたや年金も払えない若者がここにいるわけですが
一人当たりで見るとさらによく分かる
他の先進諸国がそれぞれ現金預金200万前後に対し、日本は約3倍の600万くらいある
http://www.shiruporuto.jp/finance/tokei/stat/pdf/data02a.pdf
これらの預金は、普段は馬に自動車を引かせ、使うはずだったガソリンを溜め込んだようなものか
金を使う場がないっていうのもあるけど、単に使い方が分かってないだけなんじゃないの
まるで田舎者の成金だな
老人が金持ちすぎなんですよね。
日本の資産の三分の二、
金融資産に限れば、団塊世代以上で、
八割はこえるといいます。
私としては、日銀が金利抑えて、さらに金を刷りまくるのがベストかなと思います。
円安誘導と、金を死蔵している老人が、
土地や株などに投資するか、消費など回るかもしれませんし、しなかったら、目減りしていくだけです。
そうやって消費圧力をつくるしかないんじゃないですかね。
一太はけっこうまともなこと言っていると思います。
というかなんで日銀はあんなにインフレを嫌うのか、
俺にはよくわかりません。
政府なら自民党の支持母体が老人だから嫌うのはわかるのですが。
「日本の輸出依存度は15%しかないから大したことない」とかいう下らないコメントが来たので、削除しました。その輸出が30%以上減ってるんだから、それだけでGDPは5%減ります。国内の関連産業を含めると、10%マイナスになるという試算もある。
こういうナンセンスなコメントにいちいち答えるのは面倒なので、削除します。答えてほしかったら、礼儀をわきまえてコメントしろ。
Disequilibriumさんのお話、同感です。
優れた中小企業はゾンビ大企業などより余程優れた技術力を持っていますが、それは極々一部の話。それ以外の中小企業は旧態依然としたワンマン体質、第一ムダに数が多すぎるんです。
それら中小企業の戦略は、ゾンビ企業を頂点としたピラミッドに如何に食い込むかです。よって、経営者に求められるものはマネジメント能力や先見性といった事よりも、対外的な「人柄」や押しの強さからくる「顔」の広さと言ったところでしょう。
能力のある企業家であっても、実力で勝負しようと思えば、極限られた自由市場での消耗戦を強いられます。それよりも、先代の地盤を引き継ぐなどして、もたれ合いの輪の中に入った方がよっぽど楽な商売が出来るので、結局若い人もそっちに流れてるのが実情じゃないでしょうか。
このように、巨大ゾンビと多数の小ヤクザ、そしてそれに寄生する政府や自治体が、カネや仕事を回しあっているのが日本経済の実態でしょう。消極的な投資も硬直的な労働市場も、全てはこうした談合システムの一部なので、これだけを自由化してもどこかに歪が生じるだけで、結局元に戻ってしまうのかも。
やっぱり、かつてのロシアのようにトコトン悲惨な状態にならないと、社会主義は崩壊しないんですかね?
ご参考までに。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban_index.html
要は、”米国と並んで外需依存度の低かった日本が低金利による円安によって外需によって成長率を確保していた”ということであり、製造業による設備投資は”外需”をあてにしたものであった、ということです。
しかし、これはリフレ政策にとっては全然間違いではない。彼らは”通貨安によって外需をトリガにする”ということを公言してきたのですから。ついでに言うと、所謂””2次効用”的なものも一部には主張していましたが、昨年前半の資源高によるインフレ下においてコアCPIは全く反応しませんでした。
最近はこれらの主張は無くなりましたが、その代わりに盛んに財政政策に言及するようになっているようです。
>江戸川アダモさん
崩壊すべき社会主義を社会主義と思っていないのかもしれませんよ。
「人に優しい日本的民主主義」なんて白髪ロン毛の生き霊がさまよっているから、死ななきゃ治らないかもしれないですね:(
それにしても本題の「日本の最大の構造問題」はある意味で贅沢な問題だと思いませんか?
金は余っているのに使われないなんて。
貯蓄を悪とは言いませんが、墓場まで持っていけないお金を溜め込んでいても仕方がないのに。
まあテレビ等を見ても「主婦でも出来るリスクテイク!」よりも「今すぐ出来るなんとか節約術!」の企画の方がウケが良い(というか前者のような番組企画は聞いた事がない)ので、備えあれば憂い無し的な心理が根深いのは無視できないように思います。
特に最近の詐欺事件なんか見せられちゃうと余計にね...
投資リターンのない仕事は国営企業にでもやってもらったほうがいい。それに協力する銀行も同罪。経済が固まって停滞して
リターンがなくなれば搾取もなくなるから自由で平等な社会ができるはずですな。
退場した失業者を国営企業で全員受けるか、商売を各人のやり方に任せるかということです。
国営企業をつかうなら人口の何倍かの植民地が必要になります。経営軍事維持費もかなりになります。
というより植民地は採算がとれないでしょう。
日本企業の利益剰余金が多く、それがROEを下げているのは周知の事実です。村上ファンドのねらった会社では、現預金の残高が時価総額を上回っていた。利益剰余金は、会社が資本家から借りている金なので、ほんらい配当しなければならない。そうすれば株主資本の分母が小さくなって、ROEも上がるのです。
共産党のいうように、利益剰余金を労働者に払う理由はない。そもそもどういう理由で払うのか?ボーナス?そんなことをしたら、株主から「資本家の金を勝手に流用するな」と訴訟を起こされるでしょう。労働者は雇用契約で定めた報酬を受け取り、資本家は損しても得してもresidualを取る「残余請求権者」だというのが、資本主義の原則です。法律家の小倉さんが、商法の原則も理解してないのは困ったものです。
「日本はすでに内需国!」って、昔は外需国だったと思ってるんでしょうか。日本の純輸出は、90年代までは1%程度だったんですよ。それが2000年以降、「輸出補助金」で5%にふくらんだのです。今回の危機で、それが「通常」の水準に下がるとすれば、それだけでGDPが4%下がる。
消費支出はそう大きく変わらないので、外需の増加による投資支出が2003年以降の弱い景気回復を支えてきたのです。マクロ経済状況を左右するのはGDP比ではなく、潜在GDPからの乖離(detrended output)のうち輸出の占める比率です。
自民党も民主党も地底人を超えてすでに円天レベルですね。論点は明確なのにバラマキしか考えていない。
素人が少し考えても金融資産を持っている高齢者の新規不動産購入の固定資産をゼロにするとか、投資に限り相続税免除するとか、いくらでもアイデアは出てくるのにね。オイルダラーより強力なこの団塊資産の前で今のマスコミや政府は右も左も高齢者に迎合し完全にタカリの醜態を演じています。
これでは円天とか振り込め詐欺とかわらない。
円天や振込め詐欺よりもタチが悪いですよ
円天等はその不当性を第三者が指摘して罰する事ができますが
政府によるバラマキはそれができません
とんだ民主主義ですね
高齢者の資産を流動化する施策が必要だと思います
円天などの投資詐欺が後を絶たないことからもわかるように、彼らは利殖を求めていないわけではない
でもどうすれば良いのかわからず、下手に手を出すと詐欺にあってしまうので預金に逃げているだけです
魅力ある成長市場も大事ですが、安心できる投資環境も重要だと思います
> ああそれと、私のところだけなのでしょうか
> 肝心の図の文字が潰れて全然読めません
それは、画像処理エンジンの劣悪なInternet Explorerを使っているからです。
試しにFirefoxやOpera、Safariで表示してみると、綺麗に表示されます。