以前の記事でも少し紹介したGregory Clarkの"A Farewell to Alms"を読んでみた。第1章は「16ページでわかる世界経済史」と題されていて、このPDFファイルだけ読んでも概要がわかる。中でもポイントになるのは、下に掲げた「1枚の図でわかる世界経済史」と題した図である。これは紀元前1000年から2000年までのひとりあたり所得を図示したものだが、1800年ごろの産業革命期を境に急速に所得が上がっている。これをどう説明するかが、西欧文化圏が世界を制した原因を考える上で最大の問題である。
アジアの男性は、ある程度財を成すと、あるいは権力を握ると(徳川幕府の安定期でも 清の隆盛期でも、大阪船場の商家でも)、「お妾さん」を囲う物ですから、結果的には多産ですよ(堤康次郎なんか典型ですな)。 「16ページでわかる世界経済史」の中でも、日本については"The samurai in Japan in the Tokugawa era(1603–1868), for example, were ex-warriors given ample hereditary revenues through positions in the state bureaucracy.Despite their wealth they produced on average little more than one son per father."と全然間違った議論をしているし(武士人口は1割ほどで当初から過剰であったし、米本位制から貨幣経済へ移行する中で生活水準は低落傾向にあった)、中国については"They produced more children than the average Chinese, but only modestly so."で控えめながら富裕層の出生率は高いとしている。 むしろアジアの男性は、ある程度財を成すと、生産性が低くなる、という方が適切でしょう。日本でもオーナー経営者一族とか田舎の兼業農家みたいに。 その意味では、財を成しても禁欲的労働によって蓄えられた金は、禁欲であるから浪費されることもなく、再び営利追求のために使われるから合理主義や資本主義が発達したというマックス・ヴェーバーのプロテスタンティズムの〜うんちゃらなんちゃらは、非常に上手い説明だと思います。 産めよ増やせよのキリスト教であることも、ブルジョア階級の出生率の高さを説明する支えになっても否定材料にはならない。
そうだと思います。だが、産業革命というのは人間の生活水準だけでなく、武器までも高度なものとした。核融合が発見されてから、人類は進歩したのか?などと考えてしまう。さらに、次の産業革命は何か? 伊勢
島国、お茶、スコラ学、日食の予言が科学を自立させたのだろうと思います。日本に欠けているのは、スコラ学と日食の予言です。
慰安婦決議は、単にABSURD。BLOW OVERです。もう、FADING OUTしている。もっと大きな問題が起きている。北朝鮮の核・国家指定解除が米朝間でトレードされている。日本人拉致問題をバーゲンにする、ライスとヒル。日本国民の民意を無視すれば、日米軍事経済同盟は崩壊する。この、きな臭い時代でも産業革命は起きるのだろうか? 伊勢
植民地を収奪して得られた富の集積が、インフラの構築に寄与した他、プランテーションからの余剰生産物(砂糖や茶)の販路を国内に求める施策が、結果的には、国内の勤労者の摂取カロリーの増加につながり、人工増加、良質な勤労者の増加を招いた結果、イギリスでの産業革命が花開いたというストーリーもありうるでしょう。
アメリカがいち早く、工業生産を機械化できたのは、労働者の不足が大きな要因としてあげられますね。同様に、ヨーロッパ大陸に比べて、イギリスでの、職能労働者の不足があったのでないかと推測しています。辺境国家としての特徴のひとつとして、比較的に肝要な税制も、寄与していそうです。以上、単なる思いつきで恐縮です。
大いなる飛躍ですが、ネットワークにおける相転移とは、どのような現象となるのでしょうか?
情報量の極大化とアドレスの大数化とハブやコネクターの変質が、相転移への道を予定しているのでしょうか?
布教すること自体が彼らの目的である。
そんな宗教をアジアは持たなかった。
以上、ウィキぺディアより抜粋しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E6%A5%AD%E9%9D%A9%E5%91%BD
つまり市場が先にあって、そこで商売するために大量生産の方法が開発されたということでしょうか。イギリス人は日本人と違ってアグレッシブですね。
アジアの男性は、ある程度財を成すと、あるいは権力を握ると(徳川幕府の安定期でも 清の隆盛期でも、大阪船場の商家でも)、『アジアの男性が多産系でタフな女性を好まない、ついつい庇護したくなるような女性を好む』という趣味趣向の文化的な背景が、大きく影響していると思います。
こればっかりは経済学では説明できないと思います。
「16ページでわかる世界経済史」の中でも、日本については"The samurai in Japan in the Tokugawa era(1603–1868), for example, were ex-warriors given ample hereditary revenues through positions in the state bureaucracy.Despite their wealth they produced on average little more than one son per father."と全然間違った議論をしているし(武士人口は1割ほどで当初から過剰であったし、米本位制から貨幣経済へ移行する中で生活水準は低落傾向にあった)、中国については"They produced more children than the average Chinese, but only modestly so."で控えめながら富裕層の出生率は高いとしている。
むしろアジアの男性は、ある程度財を成すと、生産性が低くなる、という方が適切でしょう。日本でもオーナー経営者一族とか田舎の兼業農家みたいに。
その意味では、財を成しても禁欲的労働によって蓄えられた金は、禁欲であるから浪費されることもなく、再び営利追求のために使われるから合理主義や資本主義が発達したというマックス・ヴェーバーのプロテスタンティズムの〜うんちゃらなんちゃらは、非常に上手い説明だと思います。
産めよ増やせよのキリスト教であることも、ブルジョア階級の出生率の高さを説明する支えになっても否定材料にはならない。
唯物史観よりは、梅棹忠夫の文明の生態史観の方が遥かに良いと思うよ。
植民地をもったって産業革命は起きないよ。スペインポルトガルはどうなるんだ?
政治に取り付かれた資本云々論よりも地理的な政治学や知的な蓄積の方が遥かに重要だ。
キリスト教が重要なのは、宗教が生活を縛り、それゆえに権力を持ち、その権力の源泉として正統性の問題が生まれ、それを聖書をはじめとしたテキストに求めた。それがスコラ学的なテキスト依存の文明を育てた。
そして、島国ゆえに(日本の江戸時代同様に)イギリスで平和が生まれ、特に占星術から星座の観察が行われ、スコラ的分析から日食の予言がなされ、それが非常に多くの国民が目撃することで、政治や宗教から科学の分離が起きた。知的な衝撃が英国で最初に起きたことが重要だと思います。資本の蓄積なんかで、こういうことは起きない。日本では永遠に起きなかった。
かつて韓国と日本の間には経済史的時間で800年の差があったが、同様に日本と欧米の間でも知性史的時間で数百年から1000年の差があると考えた方がよい。
日本でも、江戸時代の宝暦13年(1763年)に5分も欠ける日食の予報に失敗したことが問題とされるくらい、科学的に日食を予測できる天文学が発達していた(日本に天文台ができたのはグリニッジ天文台創設から15年ぐらい後)。
スコラ学もイスラーム哲学のキリスト教的受容という側面は見過ごせないし(スコラ学においてイブン・ルシュドによるアリストテレス「注解」は最重要なテキストのひとつ)、天文学も高度に発達していたが、イスラーム哲学のテキスト依存は産業革命に結びつかなかった。
問題は、多くの国民にスコラ学や日食の予言が新たな宗教ではなく、科学として受容れられたのは何故か?の方が大きく重要と考えます。
その点では、PKさんのおっしゃるように「キリスト教が重要なのは、宗教が生活を縛り、それゆえに権力を持」っていたために、その対立項としての科学がより徹底的に厳密に構築されたという宗教と科学の「闘争」が大事だったと思います。日本のように、江戸時代にはすでに宗教が政治にも科学にも影響を与えられないような宗教の弱い国では、そんな闘争は起こりえない。
国土が戦場にならず、数学者を輩出し、科学や技術への応用がなされて行ったという流れは、仮説として如何でしょう。
核融合(それも小型)が出来てエネルギーがタダになるか?、常温の超伝導あたりが実現できるか。そのあたりが勝負でしょう。
SF小説ではありません。恒星間の探索に人類がいけるようになるまで、発展するか、次の1世紀で決まるはず。それまで、化石燃料はまつかな。
「必要は発明の母」と言いますが、資源豊かな国ではなく、飢えた(しかし知財はある)国で産業革命が起きたのは、割と納得のいく話ではないでしょうか?
核融合(発電)が実用化され、無償に近い金額でエネルギーを生産できるようになったとき、大きな変化が起こると思います。(放射能の問題も解決したとして)
少なくとも、エネルギーに関して中東の化石燃料は要らなくなり、小国がその恩恵を受けることになる。
産業革命は、すべてチープ革命(コストの低減化により、貧者が恩恵を受ける)だと思います。
また同様に、大陸欧州(EU)と中国を比較することもできて、なぜ中国は統一され、欧州はEUに至るまで分裂していたのだろう?という疑問を生む。これは多分、政治支配に必要な言語の表記問題が、漢字の表意性によって情報伝達障害による政治の分裂を乗り越えたのだろうと思う。
少数のひと(前衛)によるクーデターの成功というタイプの 革命もあります。これは相転移とは関係ないでしょう。鎖のひとつの輪が壊れるような感じです。
>超大国による地球支配が強固になるのみで貧しい国が救われるかどうかは疑問です。
「核融合の軍事利用(水爆)のみが実現されている状態」と「核融合の平和利用も実現されている状態」(「も」を読み落とさないでください)とではどちらが「貧しい国のため」になるでしょうか。
数学、物理、化学、生物、どの分野も革命的な思考の変化をもたらした天才がいます。
核融合はもう少し、ひとの理性というか、感性が高度化してから実用化しないと、エントロピーばっか大きくなり、人類は絶滅するかもしれませんね。
新しい哲学(思想)は自由民主主義では、ないような気がします。
槌田エントロピー理論ですか?(これはおそらくトンデモでしょう。bobさんに評価おねがいします)
http://www.sakamura-lab.org/tachibana/first/07minj/vocab.html#tutida自由貿易にも反対
http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss021/tsutida002.htm#014
半導体などは僅かな不純物(10^-9レベル)で物性が大きく変化します。数学的に解析するのは不可能に近いと思いますが、クーデターなどは極少量の不純物による物性の変化と対比出来るのではないかと思います。
温暖化に関する項で書きましたが、地球温暖化の主原因は人間が発生させる熱量が増加したことよりも二酸化炭素などの蓄熱作用を持つ気体が増えたことにより地球という系の外に排出される熱量が減ったことだと考えられています。それぐらい地球という系に入ってくる太陽からの熱量は大きく、人間が発生させる熱量などそれと比べたら誤差程度のものです(現在の人類の年間使用熱量:10^20cal、太陽から1年間に地球に降り注ぐ熱量:10^24cal、つまり人類が発生させる熱量は太陽から地球に降り注ぐ熱量の1万分の1程度)。核融合が現実のものとなったとしても人間の発生させる熱量がすぐに2,3桁というレベルで増加することはないでしょう。なのでエントロピー増加の問題は杞憂であり、温暖化の心配をするほうが現実的だと思います。ただ、もし核融合の実現と平行して人類の使用熱量が数桁増えるような事態になればエントロピー増加の問題も出てきます。しかし、それだけの大量のエネルギー消費が出来る文明なら地球系外である月を生産の拠点とし放熱を地球外で行うようにすることで地球系のエントロピーの増加は抑えるという対処法が取れると思うのでやはり杞憂に過ぎないと思います。
昔、フレッドホイルの本で読んだ記憶がありまう。各技術の本当の怖さは、環境問題よりも、人口問題を解決し、人の数を増やしてしまうことだ。そのような趣旨でした。
そうそう、数量経済史って、宇沢先生は倫理的に批判してましたね。
神から与えられた天職としての自分の職業活動に専念し、富の獲得に関係の無い無駄な消費はせず、隣人愛のためとして、人々に必要な製品やサービスを生み出し、企業を大きくさせていったのです。
これらの活動は結果として資本主義や合理的な考え方の社会を生みましたが、カルヴァンの「思わざる結果」でもあります。
これはアダムスミスの説とは矛盾します。
「由来しています。」は言いすぎです。
過去のことは解釈は出来ても、説明するのは困難じゃないかな。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。