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エコロジーという名の偽善

こんな広告が出ていた:
エプソンは、使用済みカートリッジの回収率を向上し環境活動をより強く推し進めるべく、プリンタの使用済みカートリッジ回収でベルマーク運動に参加いたします。[・・・]これにより、資源の有効活用と廃棄物の減少による地球環境保全を図ることができるだけでなく、教育支援という社会貢献活動への参画を実現します。
エプソンは「環境活動」に熱心らしいから、もっと環境保護に役立つ活動を教えてあげよう。それは回収したカートリッジを「分解・粉砕して再利用」するのではなく、そのままインクを詰め替えて再利用することだ。再生品が「品質を落とす」というなら、自分でやる必要はない。せめて再生カートリッジ・メーカーの仕事を妨害しないことだ。再生品メーカーに対して訴訟を起こす一方でカートリッジを熱心に回収するのは、それが再生品メーカーに渡るのを妨害するのが目的と思われてもしょうがない。

キヤノンも、同じような活動を宣伝している。こういうあからさまな偽善を得々と語る企業の社長が日本経団連の会長になる(しかもそれを経産省が表彰する)のだから、日本の企業の「社会的責任」なるもののお里が知れる。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 2 )
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コメント
 
 
 
再生品はどうかと (sside)
2007-01-21 02:43:28
再生品カートリッジですが、個人的にはあんなのなくなって欲しいですね。
インクは別物が詰められているから、最近の1.5plクラスのノズルが詰まる可能性大です。
また、ノズルに関しては一度詰まれば交換必死で、エコロジーどころかやってることは資源破壊です。
とは言え、かつて電気屋で働いてましたが「では交換インクが原因です」と言える故障は目にしたことがなかったんですが。
プリンタの故障要因は機械部、ノズル、一定期間使用しないことでインク乾燥など、多岐にわたっています。

しかし、交換インクの品質が真っ当に保証されるのであれば、再生品メーカーは少なくとも「当社の商品を利用中に生じたプリンタの故障は当社が保証する」と言っておくべきでしょう。
そうでなければ、品質も保証できない様な商品を売るだけなら、エプソンなりキヤノンの尻馬に乗って「不当に利益を得ている」としても仕方ないのではないかと感じます。

現実には「じゃあ故障した後で再生品インクだけ詰めて再生品メーカーに保証させよう」なんてことが出来るバッドアイディアであることは自明ですが、少なくとも再生品メーカーの説明で品質を保証する文言を見たことはないです。

また、近年のプリンタ売価が安価になっているのも、ベンダがインクでの利益を当て込んだ上での価格設定と考えれば、更に再生品の社会的な意義は弱くなるかと思います。

それにしても、これまで売るときに何度「再生品の品質は保証できませんよ」と言ってきたことか・・・。
さっさとなくなって欲しい代物の一つです。
 
 
 
Re: 再生品はどうかと (池田信夫)
2007-01-21 02:50:31
いやなら買わなきゃいい(あるいは売らなきゃいい)だけのことでしょ。
 
 
 
故障した場合の補償 (Inoue)
2007-01-21 05:20:49
 プリンタやコピー機が壊れた場合の補償を約束している再生トナーメーカもありますよ。ここから買えばいいじゃないですか。
http://www.1toner.net/hosho.html
 トナーに限らず、昔から耐久消費財は、消耗品を「純正品に限る。そうでない限り正常動作は保証しない」とかいって脅してきたものですが、サードパーティを使ってトラブルがおこった試しは、ついぞありません。なぜなら、サードパーティにとっても、品質管理は自社の利益となるからです。
 風俗店のように、作ってすぐに解散するような会社ならいざ知らず、長期にわたって売り上げを維持したいなら、リピータを獲得することは必要不可欠ですので。
 
 
 
地球環境 (猪口冷斗)
2007-01-21 06:55:31
 本文に全面的に賛成します。
 それと地球環境という言葉もあまり好きではないですね。全球凍結しようが全海洋蒸発しようが地球は不滅でしょう。w
 再生品メーカーへの妨害というけれど、ユーザー自身によるインク補充への妨害も止めて欲しいですね。
 もっとも、その様なメーカーのプリンターは買わなければ良いだけの話ですが…
 
 
 
Unknown (安野)
2007-01-21 14:36:52
環境の専門家に言わせても「3つのR」のうち、「リサイクル」は一番効率が悪く、下手すると環境にはマイナス。「リユース(再利用)」の方が良く、「リデュース(そもそもの使用量を減らす)」が一番ということです。再生品の品質が落ちると言うのも、わざわざそういう仕様にしているのでしょう。キャノンは特許で囲い込んでいますが、エプソンはエコリカとの訴訟で特許が認められなかったので、こういう手に出てきたのですね。
経済学的に見れば、使用済みトナーに値段がついたと言うことなので、再生品メーカーがそれ以上の値段をつけられるかどうかということだと思いますが、エコロジー的に見れば、「エコロジーと言う名の偽善」と言うより、むしろわざわざ環境負荷を高めていて、エコロジーでも何でも無いですね。
 
 
 
インクが残っているのに使用不可 (Kuma)
2007-01-21 14:52:44
エプソンのインクジェット用カートリッジはインク残量に関係なくICチップが勝手に判断し、要交換となってしまいます。
地球とポケットのために、リセット用の装置と補充用インクの入手をオススメします。
 
 
 
環境展 (y-tech)
2007-01-21 15:05:34
環境展に行くと、なんでも環境に良い製品になります。
言葉というかコピーの上手さにもう惚れ惚れです。

コストダウンして品質が劣化しても「使用量を減らして環境にやさしく」なります。
スーパーだってコストのためにレジ袋を廃止したいのですが環境が名目です。

「環境にやさしい企業」というイメージだけではビジネスのインセンティブが弱いので別のインセンティブが必要になります。または法令で規制されて嫌々やるのが現状ではないでしょうか?
 
 
 
Unknown (roku)
2007-01-21 15:53:13
環境ISOってのも似てるかも。
会社の紙の量が膨大に増えるだけで・・・
ISOなんて取得しなくてもちゃんとした会社だったらそれでいいと思うんだけどな・・・
 
 
 
もっとひどいのは携帯だ (Unkkown)
2007-01-21 18:31:31
年間に数千万が新しい携帯を買う。

しかし、ほとんどがまだ使える携帯を捨てるか、
引き出しに入れておくだけだ。

携帯会社がリサイクルしているなんて嘘だ。

0.00?gの金は使っているかもしれないが、
そのまま使えるはずの「本体」は解体するのみだ。

携帯会社がなぜメーカーの利益を最優先にして使える電話機を捨て続けるのか疑問だ。
 
 
 
エコロジー (unknown)
2007-01-21 22:31:00
事務機メーカーによるカートリッジの回収の意図は明白で、再生品メーカーへの空カートリッジ流通を阻止すること。また、空カートリッジをそのまま利用してトナーを再充填しないのは、新品のカートリッジを作るほうが回収するよりコストが安いという、身勝手理論からである。この偉大なる消費者を馬鹿にしたビジネスモデルも昨近の世論から、公取も動き出さざるを得ない情勢で時間の問題か?
 
 
 
Unknown (roku)
2007-01-22 02:01:49
>新品のカートリッジを作るほうが回収するよりコストが安いという、身勝手理論からである。

正直、同じ値段だったら再生品を買いますが、新品の方が値段が安かったら・・・自分は間違いなく新品買いますね。
みんなそうじゃないでしょうか?

トナーに関して言えば、昔のビール瓶(今もかな?)みたいに預り賃みたいのを設ければ回収率上がったりして今よりはよくなるんじゃないですかね?

ゴミは確実に減りますし!
 
 
 
カートリッジコスト (Unknown)
2007-01-22 23:33:13
再生品より安く売っても十分儲けが出ても、釣った魚に餌はやらないというのが、ビジネスモデルですから、それを続けるうちに自らも蝕まれる、まさに麻薬的ビジネスだ。
 
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