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[中級経済学事典] 事後の正義
2008-12-15
/
Economics
最近、解雇やリストラのニュースが目立つ。これは不景気が「中期」に入ったとき出てくる定番で、私も昔よく取材した。こういうネタは取材が楽だ。労組がすべてお膳立てしてくれて、「被害者」も顔出しで企業を批判するので、絵になるからだ。特にこういうときは経済部ではなく社会部の記者がやるので、勧善懲悪になりがちだ。
その典型が、
Asahi.com
が「ニュース特集」と銘打って珍しく全文掲載している(紙のほうは抄録)連合の高木会長のインタビューだ。ここでは記者が「派遣法などの規制緩和を許し、不安定雇用を増やした責任は連合にもあるのでは?」と組合員の立場で高木氏を追及し、彼も「強く主張し続けられなかったことについては、ざんげしたい」と同調している。
取材する側は「派遣法などの規制緩和が不安定雇用を増やした」ことを前提にしているが、そういう因果関係を示すデータはどこにあるのか。
当ブログ
で何度も指摘したように、非正規雇用が増えた原因は構造改革ではなく長期不況であり、規制緩和はむしろ平均賃金を下げて労働需要の低下を防ぐ「安全弁」だったのだ。派遣労働の規制を強化したら、平均賃金が上がって完全失業者が増えるだけだ。
このように目先の正義感で規制を強化して市場をゆがめる思考法を、法と経済学で
事後の正義
とよぶ。それ自体は悪いことではないが、不況になっても労働者を解雇できなくなると雇用コストが上がるので、企業は正社員の雇用をますます減らす。それは結局、失業者を増やし、労働者を不幸にするのである。
「資金繰り支援」とか「リフレ」などと称する金融政策の実態も、事後の正義の一種だ。それ自体はいいことのようだが、その結果、古いゾンビ企業が生き延び、新しい企業をクラウディングアウトしてしまう。このように事後的にはつねにインフレ的なバラマキ政策が望ましいという
インフレ・バイアス
があるので、中央銀行の独立性が保障されているのだ。
とはいえ、こういう状況になると事後の正義の誘惑は強い。10年前にも小渕内閣は大量のバラマキをやり、財政赤字を増やして土建屋とゾンビ企業を温存し、日本経済の生産性を決定的に低下させた。麻生内閣も同じ道を歩もうとしている。来年度の当初予算は史上最大の88兆円で、国債の発行額は30兆円をはるかに突破する。
こういうとき左翼的な立場で企業を糾弾する社会部的ポピュリズムは、格好いいし気持ちがいい。目の前の労働者が気の毒な状況にあることも事実だ。しかし雇用規制を強化することが実は彼らのためにならないという経済学のロジックは、新聞でもテレビでも伝わりにくく、「企業寄りだ」と批判を浴びがちだ。せめて当ブログのようなメディアが異議を唱え続けるしかないのだろう。
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コメント
Unknown
(
ぽえぽえ
)
2008-12-15 06:03:03
日本では非正規雇用になったが最後、その後安定した雇用は死ぬまで望めない雰囲気がある。新卒、既卒でも大きな差が出てくる。そういう越えにくい壁があることを踏まえ、雇用者全体ではなく、非正規雇用者の待遇を向上する規制強化が求められるのかなと考えます。正社員と同じ仕事をしている非正規雇用者の不公平感は妥当です。
雇用に関する諸問題の原因は不況はもちろんですが、年齢差別と性差別にもあるような気がしてなりません。35歳過ぎ、特に女性だと求人自体がない。アメリカではこういった差別があまりないので人材の流動が激しい。正社員へのチャンスは年齢、性別にかかわらず存在する。アメリカ型が良いかは別として、35歳過ぎたらほぼ門前払いで正規の労働力とみなされない状況は、少子化が進む日本では余計に理不尽な気がしてなりません。何を雇用規制と捉えるかによりますが、上記のような既成事実を崩すような施策なら歓迎します。
自営でなく、誰かしらに雇用される事で生活を支えざるをえない労働者は、厚遇を求めるのみでなく、企業にとって自分は使い捨てのきく単なる駒なのだ、と割り切って考えないと、終身雇用が普通ではない社会では生きづらい。企業への愛着や忠誠心、自分の仕事への誇りもへったくれもない環境です。
グーグルでさえ非正規雇用者を使って、レイオフを事実上隠しているという噂も絶えない状況をみると、人間どこでも考えることは似たようなものだなと感じます。
事後の正義は勝つ?
(
江戸川アダモ
)
2008-12-15 08:29:06
不況の時に左翼的ポピュリズムが台頭するのは日本に限った話ではないようです。こうした条件反射は、人類のDNAに組み込まれていると言っても良いでしょう
しかし、これは「北風と太陽」レベルの理屈ですから、教育によって充分本能を克服できると思います。「最低賃金をアップすると、若年層の失業率が上がる」と言う事は、8割くらいの経済学者が同意していると、マンキューの教科書にも書いてありました。
ところが、日本の中学・高校の公民のテキストにはそうした内容は見当たらず、逆に「市場の失敗」みたいな話ばかり強調されているように見えます。それにメディアの誘導が加わるのだから、おかしくならない方がおかしい。
しかし、そうした教育スタンスを変えるのは革命でも起きない限り難しいでしょう。現場の教師もそれを「指導」する役人も、反市場主義みたいな人ばかりだから。
ずるいインタビュー
(
文京区の在住
)
2008-12-15 09:08:28
>―派遣法などの規制緩和を許し、不安定雇用を増やした責任は連合にもあるのでは?
>規制緩和を止められなかったという批判は受けざるを得ない。不安定雇用の人を最小限に抑えねばならないという雇用の原則を、強く主張し続けられなかったことについては、ざんげしたい。
派遣や契約の人が一番怒っているのは、正社員との格差・不平等。
不況で企業が弱ることは納得できても、正社員という立場だけで高給を守られている人も多いことに、非正規雇用の人は激怒している。
高度成長の終焉後、終身雇用を前提とした古い大企業型正社員雇用が維持できないことは連合も経営者側もわかっていた。この古い雇用体系を温存する目的で、両者が暗黙の了解で、非正規雇用という調整弁をつくったことは朝日新聞もよく知っているはず。なのに論点が微妙にすりかわっている。
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2008-12-15 09:58:04
マスコミの恥知らずと労働組合の恥知らずgやることはいつも同じ。
弱者を食い物にして、自分達の勢力を強め、やがて「革命」へと持っていくこと。
小泉政権の末期からのマスコミよる政治不能は本当に酷いものだ。
好調な時に、正規と非正規の平等化を進めていれば、もう少し痛みが弱まったかもしれない。
近隣に先進国が無い日本は、米国のもたらす変動に一国で耐えなくてはならない。非正規は必要悪だ。
この三年の労組のやり口を見ていると本当に怒りがこみ上げる
雇用形態
(
boondocks
)
2008-12-15 10:46:10
そもそも、正規・非正規と区別すべきではないのでしょうか。同一労働、同一賃金、同一待遇にすべきでしょう。年金を一元化し、退職金はなくして、そのぶんは年金に充当する。失業保険も充実させて、人材の流動性を確保する。夢物語でしょうか。
失対事業
(
まさき
)
2008-12-15 10:54:54
比較的まずい食事と居心地の悪い住環境を無償で無条件に用意するのと、その原資として公務員の給与を下げる(まあ、今の2/3の待遇でも楽なので辞めないでしょう。尚、解雇してはなりません----他で働かれると困るので)、生活保護への現金支出を減らす、これが究極の失業対策ではないかと思います。
働くことに意味はありません(価値を見出している人々もおられますが)。
自ら働かない、働けない、であっても真面目に働いている人々に比べ、恵まれない生活を保障することが社会の安定の為に国家がなすべき責務と考えております。
あと出しジャンケン
(
tanakac
)
2008-12-15 11:13:13
>派遣労働の規制を強化したら、平均賃金が上がって完全失業者が増える、>不況になっても労働者を解雇できなくなると雇用コストが上がるので、企業は正社員の雇用をますます減らす。それは結局、失業者を増やし、労働者を不幸にする、
それなりの知識があれば、こんな簡単なことが理解できないはずがありません。あとだしジャンケンならぬ事後の正義を振りかざす「朝日」や「連合」などが考えているのは自己の既得権だけで、正義の味方のふりをしているのもそのためです。
そもそも改正貸金法あたりから金融危機が深刻化しました。民放連など労組の看板を掲げている組合員の年収やぼろ儲けしている一部のクレサラ弁護士の報酬にこそ、真実が潜んでいます。
まるで国家ぐるみの「振込詐欺」が進行しているかのようです。
必要悪の解決策
(
ooibi
)
2008-12-15 12:43:19
社会の調整弁として派遣、パート、日雇いは必要とは思います。
でも正規雇用と待遇面で格差是正は絶対必要と思います。
これが国の本当の役割だと思います。
それに中高年ほど早期の再就職が困難です。
高齢化社会を乗り切るためには、
定額給付金のような政策より、失業した派遣社員、失業保険も無い日雇い労働者への厚い支援の政策がが求められるのではないでしょうか?
連合も賞味期限切れ?
(
迎 秀昌
)
2008-12-15 15:40:38
小生は組合運動にも門外漢に過ぎませんが一言、二言。
89年に誕生した連合は、それからの20年あまりは既得権益擁護団体という迷走劇だったようです。
中曽根の行政改革や規制緩和には推進勢力だった民間労組が、官公労と統合したことの帰結だという表現に近い本を読んだことがあります。
民主党のバックに連合がいるというのも、なんだか心もとないし、民主党シンパになれない理由の一つですが。
久米郁男著「労働政治」を小生が誤読しているかもしれませんが。
そもそも労働者を雇うということは、業務上の安全配慮義務なり、それなりの義務を伴うものと思います。
一部を有期雇用で乗り切るというのなら、契約した雇用期間を厳守すべきです。
まさか折角雇っても数日で行方不明に近い止め方をする労働者がいるからお互い様だとは、子供じゃないのだから言わないでしょうね。
連合という組織労働者は多く大企業に属しているだろうし、その正社員は非正規にある意味で守られているだろうし、非正規を直接間接に大企業こそ活用しているのだろう。
その大企業たるものせめて契約も守らないというのは論外という気がします。
多分、有期雇用者でなく、派遣会社との派遣契約を破棄したに過ぎないということなのでしょうかね。
派遣契約には契約解消の条項がびっしり書き込まれていたのでしょう。
零細派遣会社の倒産が続きそうですね。
本来臨時的或いは専門的業務に派遣労働を認めることは推進すべきだし、労働力の活用がなされてきたと思いたい。しかし社会保険制度との連携や派遣労働を管掌する行政機関の不備(労働基準監督署は無関係で、司法警察権もない職業安定部ではとほほ)などもっと本腰を入れて改善すべきではないでしょうか。
事後の正義
(
kensho
)
2008-12-15 16:29:40
改めて考えると、いくつかのエントリで言葉を変えて出てきてたような気がします。
事後的に合理的(パレート効率的)
事前のインセンティブ、コミットメント
合成の誤謬
一段階論理の正義(最近は使いませんね)
…
個人的には、人質事件が起きてしまったら身代金を払うのが事後的には合理的だがしかし…という例え話が理屈としては分かりやすかったです。
たとえ事後的に不合理となっても断固たる措置を取らねば犯罪は横行する。秩序を維持するためにはこの態度(コミットメント)が必要だ、というお話だったように記憶しています。
(その是非は私には何とも判断できませんが…まぁ勉強勉強です…)
ともあれ「事後の正義」、この考え方は非常に役に立ち、勉強になりました。
(しかし事後の正義とだけ言われると、なんか「正義」だから良いことのような気がしますが…用語だからしょうがないか…)
Re:失対事業 (まさき)
(
haha
)
2008-12-15 18:00:18
>生活保護への現金支出を減らす
そういうことをやっても「ホームレス障害者」とか「累犯障害者」が地域の人目につくところに溢れかえるだけで、さらに世の中を陰鬱にするだけです。
r>hahaさん
(
まさき
)
2008-12-15 19:20:55
「現金」支出を減らすということであって支出を減らすなどと述べてはおりません。
従って、そのことにより「さらに世の中を陰鬱にする」というのは貴殿の誤解だと思います。
失業者と同じように、比較的まずい食事と居心地の悪い住環境を無償で現物提供(クーポンでもかまいません)するということです。
このことにより、パチンコやバクチや闇での自動車所有(本来生保者は車をもてないそうですが名義人を変えて所有している方もおられます)での現金支出を防げます。
hahaさん 深読み
(
まさき ひつこいですが
)
2008-12-15 19:49:38
私はゲットー(悪い食住環境)を、正規・不正規を問わず(働く意欲)のある失業者の駆け込み寺として国の責任で作れということを言っているのです。。
が、無償・無条件であればおっしゃられるようにホームレス障害者」とか「累犯障害者」も対象となります。
が、地域の人目につくところに溢れかえるわけではありません。
このような制度は昔からあり、関東の人には理解しにくいかもしれませんが、今でも関西では一般的です。
但し、働く意欲のある方はゲットーは出来るだけ早く出て行けるようにがんばるし、戸籍をここに置くようなことはないので、旧来の部落とは本質的に異なります。
Unknown
(
海運人
)
2008-12-15 21:09:29
先生の自説に強く賛同致します。加えて、先の10年不況時に製造業が単純労働でのコスト切り下げに失敗していれば、今頃ほとんどの工場が中国やベトナム、インドに移転していたことでしょう。
中間財のコモディティ化によるアジア新興国の追い上げで、一気通貫型の日本の製造業の強みなど当の昔に失われているのですが、あほ社会部の白痴記者はそういう最低限の産業界の常識すら分かっていない。IT化が進み海外工場の生産管理や物流も容易になった。
派遣労働の解禁は間違いなく多くの労働者に当座を食いつなぐ猶予を与えました。今日本社会が直面している問題はその先にあるもので、職にあぶれた単純労働者をどうやって別の産業に再就職させ、かつ日本の産業構造を可能な限り世界のニーズに合ったものに変化させていくかのはずです。
愚直な正義感を発揮すれば発揮するほど、弱者を再生産する矛盾にいい加減新聞記者は気付くべきです。この国のメディアは脳味噌がないのではないか。
経営者もクビにすべきでは?
(
boondocks
)
2008-12-15 21:19:50
労働者になる側がクビになる可能性にさらされるならば、経営者もそれ相応に危険にさらされるべきではないのでしょうか? 無能な経営者がしっかりとクビにされる仕組みが日本にあるのかどうか、かなり疑問です。単に労働者の数を減らすだけで経営がうまくいくなら、誰が経営者になっても同じでしょう。池田先生はどうお考えになっているのでしょうか。
労働力調査から
(
kamakura
)
2008-12-16 00:15:02
労働力調査(詳細集計)を見ればわかりますが、2000年から現在までで増えた非正規社員は500万人で、このうち派遣社員の増加分はわずか100万人にすぎません。
つまり非正規社員の増加分の5分の4はパート・アルバイトや契約社員などです。派遣法の緩和が非正規社員を増やしたという主張はここから見ても明らかに誇張されています。
日付明けて昨日
(
starry star
)
2008-12-16 01:46:10
NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシス2 非正規労働者を守れるか」
をたまたま見ました。
こちらは公平に見て朝日の視点よりはマシかなと感じました。現在の社会保障制度は、全て正社員を前提にして作られているシステムであること、非正規の割合はバブル崩壊前後から増えていることもきちんと紹介していましたし。若干流し見だったので曖昧ですが、
「派遣法の改正や規制緩和が全ての元凶だ!」、あるいは左翼的な「企業が全部悪い!」とは少なくとも言ってなかったです。オランダの事例を紹介して建設的な議論もしていました。
労組の偽善ぶり(非正規の味方の振りしながらベア要求したり)、あるいは世代間格差などにも踏み込んで欲しかった気もしますが、さすがにテレビじゃそこまでは無理でしょうか。
でも、単純な勧善懲悪よりは一歩前進したつくりだった感じがします
セイヴィングキャピタリズム
(
たろう
)
2008-12-16 02:54:53
この種の話題を耳にするたびに、ラジャンらの『セイヴィングキャピタリズム』を思い出します。
不況期に弱者と既得権益が結びついて、その結果としての利益は既得権者が得て、弱者が救われないことを本書を読んでぜひ学んでいただきたいです。
ただし、本書は翻訳の質の問題や分量の多さのためかもしれませんが、内容は面白いのに読み疲れるのが少し難点だと思いました。
池田先生も以前のブログで本書を取り上げていましたね。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/c34716f032577797003e179b6669be69
賃金格差
(
kswgoo
)
2008-12-16 03:16:02
私は、派遣で正社員と100パーセント同じ仕事をしているます。でも給料、福利厚生が本当に全然違います。
同じ仕事をやれば、同じ賃金になるはずなのに何が妨げているのでしょうか。
Unknown
(
jayo2008
)
2008-12-16 04:39:14
正規、非正規の雇用区分は、いずれなくなると思います。なぜなら、会社が終身雇用を保証することは、今の時代では空手形みたいなものですから。
>hahaさん 深読み (まさき ひつこいですが)
(
haha
)
2008-12-16 11:24:41
>私はゲットー(悪い食住環境)を、正規・不正規を問わず(働く意欲)のある失業者の駆け込み寺として国の責任で作れということを言っているのです。。
ドヤなら今でもあるけど、ホームレスは嫌がる人多いです。毎日のようにエラソーな役人がやってきて「指導」を入れられるだろうし。誰だって嫌ですよ。駅の地下道で寝ていたほうが気楽かもしれない。
>が、無償・無条件であればおっしゃられるようにホームレス障害者」とか「累犯障害者」も対象となります。
「無償・無条件」って、そもそも生保という権利(無条件の生の元本保証)だって、本来、法的に行使できる人の1割しか使っていないじゃないですか(怒)。それは行政の水際作戦(「北九州おむすび事件」が有名)が大成功を収めた結果です。
>が、地域の人目につくところに溢れかえるわけではありません。
>このような制度は昔からあり、関東の人には理解しにくいかもしれませんが、今でも関西では一般的です。
>但し、働く意欲のある方はゲットーは出来るだけ早く出て行けるようにがんばるし、戸籍をここに置くようなことはないので、旧来の部落とは本質的に異なります。
「頑張りたくても頑張れない」人の最低限をどう守るか。どのような政策をとっても、必ず割食う人々が生じるのは仕方ないとして、これまでの日本って、モノ言わぬ少数弱者にやりたい放題だったわけだから。
生保だって権利のある人の1割しかもらっていないし、障害基礎年金だって、全障害者の5分の1かそこらしか受給していない。
Re:r>hahaさん (まさき)
(
haha
)
2008-12-16 13:25:25
>失業者と同じように、比較的まずい食事と居心地の悪い住環境を無償で現物提供(クーポンでもかまいません)するということです。
生保を受給している日本人の内訳をみると、身よりのない老人や重度障害者の割合が相当に高いことがわかります。現時点でも当方が知っている限り、彼ら(生保受給障害者)の生活は限界ギリギリなのです。これ以上追い詰めると、自殺者がさらに増えるし、最低必要な医療すら受けられない人が増えます。
>このことにより、パチンコやバクチや闇での自動車所有(本来生保者は車をもてないそうですが名義人を変えて所有している方もおられます)での現金支出を防げます。
生保の話になると行政やマスコミがこぞって「不正受給者」の話題を持ち出すのは、誰かの陰謀です。以前に湯浅誠がデータを挙げて説明していたように、日本では「本来、生保を受給する権利を持ちながら、生保をもらっていない人(受給漏れ)」が90%ぐらい存在するとも言われています。つまり現在、生保を受けている人は、本来、法的に受給する権利のある人の一割に過ぎません。
Unknown
(
hahaさんへ まさき
)
2008-12-17 22:25:17
生保受給者は医療費が無料なので一般の方よりも良い治療を受けております(医者のやりたい放題)。従って生保者である限り「最低必要な医療すら受けられない人が増える」ことは絶対ありませんのでご心配は要りません。
また、現在の受給者は約150万人おられ、受給漏れが1350万人もいることはありえないのでこれもご心配要りません。
厚生労働省発表平成19年度社会福祉行政業務報告(福祉行政報告例)結果の概況
尚、上記の記述は枝葉末節(別に生保者のことを特に申し上げていたわけではありませんので---申し上げていたのは全ての国民に無料で最低の食住環境を整えよ)のことですが、ついでに申し上げますと、国民年金受給者の方が金額が少ないというのはいかがなものかとも思います。
スラムとドヤ
(
まさき>hahaさん へ
)
2008-12-17 22:49:05
スラムもドヤも貯蓄がない点では同様ですが、ドヤは比較的高収入、高支出、人の出入りが流動的でありスラムは低収入、低支出、人の出入りが固定的であります。
ここでドヤの発想を持たれると話がおかしくなります(もちろんドヤのスラム化が進行しておりますが)。
ドヤは産業活動が活発な時は日本全国で発生します。
スラムも日本全国にあるとは思いますが、歴史のある由緒正しいスラム(これ以上述べると禁止用語になるので控えますが)は関西独特のものです。
役人はビビッてなかなか入り込めません。
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2008-12-17 23:34:25
生活保護が優遇されているのは、朝日新聞のいうところのアジア的優しさの発露じゃないの?
日本の法は、アジア的優しさで崩れていくのです。
国籍も、人権も、政治も、経済も
RE:Unknown (hahaさんへ まさき)
(
haha
)
2008-12-18 12:29:47
>生保受給者は医療費が無料なので一般の方よりも良い治療を受けております(医者のやりたい放題)。
>従って生保者である限り「最低必要な医療すら受けられない人が増える」ことは絶対ありませんのでご心配は要りません。
>また、現在の受給者は約150万人おられ、受給漏れが1350万人もいることはありえないのでこれもご心配要りません。
>厚生労働省発表平成19年度社会福祉行政業務報告(福祉行政報告例)結果の概況
いったん生保に転落すると、保険証を取り上げられるので、虫歯で歯医者に通うことも大変ですよ。虫歯になる→福祉事務所の担当のケースワーカーに連絡を取る→ケースワーカーは一人で何十件の世帯を担当していることが多いと言われる(何十人の生保者ではなく、何十件の世帯であります。生保は個人でなく世帯単位の制度なので)→ケースワーカーは連絡を受けてはじめて医療券の発行をする→医療券を手渡す→生保者はその医療券を持って医療機関を受診する、という流れになります。手おくれになるって。
福祉事務所のオーバーワークが問題になっていますが、大都市だとたった一人で数十世帯以上の担当になったりする。医療券だけではなく、他の事務処理・相談も山積している。ちなみに現在、日本の医療関係が困っているのが「金がなくて受診せず完全に手おくれになってから運び込まれてくる老人の数の増加」。ここ数年で激増中。
>国民年金受給者の方が金額が少ないというのはいかがなものかとも思います。
法律は違うのですが、生活保護費と国民年金、そして障害基礎年金とは事実上、管理一元化に置かれています。つまり全部、役所が課税台帳と共に把握して、いずれかをもらっていれば受給額が減らされる仕組みです。老人になってから一か月12万(年間140万以下)で全部をやっていくなんて、気が遠くなるほどしんどいですよ。家のリフォームとか永遠に出来ないじゃないですか。レンジが壊れたらどうするんだろう。でもそれが生保老人の経済事情です。
>役人はビビッてなかなか入り込めません。
役人は決してビビらないですよ、その程度で。それじゃなくても日本の役人は「強いものにはへつらい、少数弱者にはとことん強くでる」のがほとんどです。
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雇用に関する諸問題の原因は不況はもちろんですが、年齢差別と性差別にもあるような気がしてなりません。35歳過ぎ、特に女性だと求人自体がない。アメリカではこういった差別があまりないので人材の流動が激しい。正社員へのチャンスは年齢、性別にかかわらず存在する。アメリカ型が良いかは別として、35歳過ぎたらほぼ門前払いで正規の労働力とみなされない状況は、少子化が進む日本では余計に理不尽な気がしてなりません。何を雇用規制と捉えるかによりますが、上記のような既成事実を崩すような施策なら歓迎します。
自営でなく、誰かしらに雇用される事で生活を支えざるをえない労働者は、厚遇を求めるのみでなく、企業にとって自分は使い捨てのきく単なる駒なのだ、と割り切って考えないと、終身雇用が普通ではない社会では生きづらい。企業への愛着や忠誠心、自分の仕事への誇りもへったくれもない環境です。
グーグルでさえ非正規雇用者を使って、レイオフを事実上隠しているという噂も絶えない状況をみると、人間どこでも考えることは似たようなものだなと感じます。
しかし、これは「北風と太陽」レベルの理屈ですから、教育によって充分本能を克服できると思います。「最低賃金をアップすると、若年層の失業率が上がる」と言う事は、8割くらいの経済学者が同意していると、マンキューの教科書にも書いてありました。
ところが、日本の中学・高校の公民のテキストにはそうした内容は見当たらず、逆に「市場の失敗」みたいな話ばかり強調されているように見えます。それにメディアの誘導が加わるのだから、おかしくならない方がおかしい。
しかし、そうした教育スタンスを変えるのは革命でも起きない限り難しいでしょう。現場の教師もそれを「指導」する役人も、反市場主義みたいな人ばかりだから。
>規制緩和を止められなかったという批判は受けざるを得ない。不安定雇用の人を最小限に抑えねばならないという雇用の原則を、強く主張し続けられなかったことについては、ざんげしたい。
派遣や契約の人が一番怒っているのは、正社員との格差・不平等。
不況で企業が弱ることは納得できても、正社員という立場だけで高給を守られている人も多いことに、非正規雇用の人は激怒している。
高度成長の終焉後、終身雇用を前提とした古い大企業型正社員雇用が維持できないことは連合も経営者側もわかっていた。この古い雇用体系を温存する目的で、両者が暗黙の了解で、非正規雇用という調整弁をつくったことは朝日新聞もよく知っているはず。なのに論点が微妙にすりかわっている。
弱者を食い物にして、自分達の勢力を強め、やがて「革命」へと持っていくこと。
小泉政権の末期からのマスコミよる政治不能は本当に酷いものだ。
好調な時に、正規と非正規の平等化を進めていれば、もう少し痛みが弱まったかもしれない。
近隣に先進国が無い日本は、米国のもたらす変動に一国で耐えなくてはならない。非正規は必要悪だ。
この三年の労組のやり口を見ていると本当に怒りがこみ上げる
働くことに意味はありません(価値を見出している人々もおられますが)。
自ら働かない、働けない、であっても真面目に働いている人々に比べ、恵まれない生活を保障することが社会の安定の為に国家がなすべき責務と考えております。
それなりの知識があれば、こんな簡単なことが理解できないはずがありません。あとだしジャンケンならぬ事後の正義を振りかざす「朝日」や「連合」などが考えているのは自己の既得権だけで、正義の味方のふりをしているのもそのためです。
そもそも改正貸金法あたりから金融危機が深刻化しました。民放連など労組の看板を掲げている組合員の年収やぼろ儲けしている一部のクレサラ弁護士の報酬にこそ、真実が潜んでいます。
まるで国家ぐるみの「振込詐欺」が進行しているかのようです。
でも正規雇用と待遇面で格差是正は絶対必要と思います。
これが国の本当の役割だと思います。
それに中高年ほど早期の再就職が困難です。
高齢化社会を乗り切るためには、
定額給付金のような政策より、失業した派遣社員、失業保険も無い日雇い労働者への厚い支援の政策がが求められるのではないでしょうか?
89年に誕生した連合は、それからの20年あまりは既得権益擁護団体という迷走劇だったようです。
中曽根の行政改革や規制緩和には推進勢力だった民間労組が、官公労と統合したことの帰結だという表現に近い本を読んだことがあります。
民主党のバックに連合がいるというのも、なんだか心もとないし、民主党シンパになれない理由の一つですが。
久米郁男著「労働政治」を小生が誤読しているかもしれませんが。
そもそも労働者を雇うということは、業務上の安全配慮義務なり、それなりの義務を伴うものと思います。
一部を有期雇用で乗り切るというのなら、契約した雇用期間を厳守すべきです。
まさか折角雇っても数日で行方不明に近い止め方をする労働者がいるからお互い様だとは、子供じゃないのだから言わないでしょうね。
連合という組織労働者は多く大企業に属しているだろうし、その正社員は非正規にある意味で守られているだろうし、非正規を直接間接に大企業こそ活用しているのだろう。
その大企業たるものせめて契約も守らないというのは論外という気がします。
多分、有期雇用者でなく、派遣会社との派遣契約を破棄したに過ぎないということなのでしょうかね。
派遣契約には契約解消の条項がびっしり書き込まれていたのでしょう。
零細派遣会社の倒産が続きそうですね。
本来臨時的或いは専門的業務に派遣労働を認めることは推進すべきだし、労働力の活用がなされてきたと思いたい。しかし社会保険制度との連携や派遣労働を管掌する行政機関の不備(労働基準監督署は無関係で、司法警察権もない職業安定部ではとほほ)などもっと本腰を入れて改善すべきではないでしょうか。
事後的に合理的(パレート効率的)
事前のインセンティブ、コミットメント
合成の誤謬
一段階論理の正義(最近は使いませんね)
…
個人的には、人質事件が起きてしまったら身代金を払うのが事後的には合理的だがしかし…という例え話が理屈としては分かりやすかったです。
たとえ事後的に不合理となっても断固たる措置を取らねば犯罪は横行する。秩序を維持するためにはこの態度(コミットメント)が必要だ、というお話だったように記憶しています。
(その是非は私には何とも判断できませんが…まぁ勉強勉強です…)
ともあれ「事後の正義」、この考え方は非常に役に立ち、勉強になりました。
(しかし事後の正義とだけ言われると、なんか「正義」だから良いことのような気がしますが…用語だからしょうがないか…)
そういうことをやっても「ホームレス障害者」とか「累犯障害者」が地域の人目につくところに溢れかえるだけで、さらに世の中を陰鬱にするだけです。
従って、そのことにより「さらに世の中を陰鬱にする」というのは貴殿の誤解だと思います。
失業者と同じように、比較的まずい食事と居心地の悪い住環境を無償で現物提供(クーポンでもかまいません)するということです。
このことにより、パチンコやバクチや闇での自動車所有(本来生保者は車をもてないそうですが名義人を変えて所有している方もおられます)での現金支出を防げます。
が、無償・無条件であればおっしゃられるようにホームレス障害者」とか「累犯障害者」も対象となります。
が、地域の人目につくところに溢れかえるわけではありません。
このような制度は昔からあり、関東の人には理解しにくいかもしれませんが、今でも関西では一般的です。
但し、働く意欲のある方はゲットーは出来るだけ早く出て行けるようにがんばるし、戸籍をここに置くようなことはないので、旧来の部落とは本質的に異なります。
中間財のコモディティ化によるアジア新興国の追い上げで、一気通貫型の日本の製造業の強みなど当の昔に失われているのですが、あほ社会部の白痴記者はそういう最低限の産業界の常識すら分かっていない。IT化が進み海外工場の生産管理や物流も容易になった。
派遣労働の解禁は間違いなく多くの労働者に当座を食いつなぐ猶予を与えました。今日本社会が直面している問題はその先にあるもので、職にあぶれた単純労働者をどうやって別の産業に再就職させ、かつ日本の産業構造を可能な限り世界のニーズに合ったものに変化させていくかのはずです。
愚直な正義感を発揮すれば発揮するほど、弱者を再生産する矛盾にいい加減新聞記者は気付くべきです。この国のメディアは脳味噌がないのではないか。
つまり非正規社員の増加分の5分の4はパート・アルバイトや契約社員などです。派遣法の緩和が非正規社員を増やしたという主張はここから見ても明らかに誇張されています。
をたまたま見ました。
こちらは公平に見て朝日の視点よりはマシかなと感じました。現在の社会保障制度は、全て正社員を前提にして作られているシステムであること、非正規の割合はバブル崩壊前後から増えていることもきちんと紹介していましたし。若干流し見だったので曖昧ですが、
「派遣法の改正や規制緩和が全ての元凶だ!」、あるいは左翼的な「企業が全部悪い!」とは少なくとも言ってなかったです。オランダの事例を紹介して建設的な議論もしていました。
労組の偽善ぶり(非正規の味方の振りしながらベア要求したり)、あるいは世代間格差などにも踏み込んで欲しかった気もしますが、さすがにテレビじゃそこまでは無理でしょうか。
でも、単純な勧善懲悪よりは一歩前進したつくりだった感じがします
不況期に弱者と既得権益が結びついて、その結果としての利益は既得権者が得て、弱者が救われないことを本書を読んでぜひ学んでいただきたいです。
ただし、本書は翻訳の質の問題や分量の多さのためかもしれませんが、内容は面白いのに読み疲れるのが少し難点だと思いました。
池田先生も以前のブログで本書を取り上げていましたね。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/c34716f032577797003e179b6669be69
同じ仕事をやれば、同じ賃金になるはずなのに何が妨げているのでしょうか。
ドヤなら今でもあるけど、ホームレスは嫌がる人多いです。毎日のようにエラソーな役人がやってきて「指導」を入れられるだろうし。誰だって嫌ですよ。駅の地下道で寝ていたほうが気楽かもしれない。
>が、無償・無条件であればおっしゃられるようにホームレス障害者」とか「累犯障害者」も対象となります。
「無償・無条件」って、そもそも生保という権利(無条件の生の元本保証)だって、本来、法的に行使できる人の1割しか使っていないじゃないですか(怒)。それは行政の水際作戦(「北九州おむすび事件」が有名)が大成功を収めた結果です。
>が、地域の人目につくところに溢れかえるわけではありません。
>このような制度は昔からあり、関東の人には理解しにくいかもしれませんが、今でも関西では一般的です。
>但し、働く意欲のある方はゲットーは出来るだけ早く出て行けるようにがんばるし、戸籍をここに置くようなことはないので、旧来の部落とは本質的に異なります。
「頑張りたくても頑張れない」人の最低限をどう守るか。どのような政策をとっても、必ず割食う人々が生じるのは仕方ないとして、これまでの日本って、モノ言わぬ少数弱者にやりたい放題だったわけだから。
生保だって権利のある人の1割しかもらっていないし、障害基礎年金だって、全障害者の5分の1かそこらしか受給していない。
>失業者と同じように、比較的まずい食事と居心地の悪い住環境を無償で現物提供(クーポンでもかまいません)するということです。
生保を受給している日本人の内訳をみると、身よりのない老人や重度障害者の割合が相当に高いことがわかります。現時点でも当方が知っている限り、彼ら(生保受給障害者)の生活は限界ギリギリなのです。これ以上追い詰めると、自殺者がさらに増えるし、最低必要な医療すら受けられない人が増えます。
>このことにより、パチンコやバクチや闇での自動車所有(本来生保者は車をもてないそうですが名義人を変えて所有している方もおられます)での現金支出を防げます。
生保の話になると行政やマスコミがこぞって「不正受給者」の話題を持ち出すのは、誰かの陰謀です。以前に湯浅誠がデータを挙げて説明していたように、日本では「本来、生保を受給する権利を持ちながら、生保をもらっていない人(受給漏れ)」が90%ぐらい存在するとも言われています。つまり現在、生保を受けている人は、本来、法的に受給する権利のある人の一割に過ぎません。
また、現在の受給者は約150万人おられ、受給漏れが1350万人もいることはありえないのでこれもご心配要りません。
厚生労働省発表平成19年度社会福祉行政業務報告(福祉行政報告例)結果の概況
尚、上記の記述は枝葉末節(別に生保者のことを特に申し上げていたわけではありませんので---申し上げていたのは全ての国民に無料で最低の食住環境を整えよ)のことですが、ついでに申し上げますと、国民年金受給者の方が金額が少ないというのはいかがなものかとも思います。
ここでドヤの発想を持たれると話がおかしくなります(もちろんドヤのスラム化が進行しておりますが)。
ドヤは産業活動が活発な時は日本全国で発生します。
スラムも日本全国にあるとは思いますが、歴史のある由緒正しいスラム(これ以上述べると禁止用語になるので控えますが)は関西独特のものです。
役人はビビッてなかなか入り込めません。
日本の法は、アジア的優しさで崩れていくのです。
国籍も、人権も、政治も、経済も
>従って生保者である限り「最低必要な医療すら受けられない人が増える」ことは絶対ありませんのでご心配は要りません。
>また、現在の受給者は約150万人おられ、受給漏れが1350万人もいることはありえないのでこれもご心配要りません。
>厚生労働省発表平成19年度社会福祉行政業務報告(福祉行政報告例)結果の概況
いったん生保に転落すると、保険証を取り上げられるので、虫歯で歯医者に通うことも大変ですよ。虫歯になる→福祉事務所の担当のケースワーカーに連絡を取る→ケースワーカーは一人で何十件の世帯を担当していることが多いと言われる(何十人の生保者ではなく、何十件の世帯であります。生保は個人でなく世帯単位の制度なので)→ケースワーカーは連絡を受けてはじめて医療券の発行をする→医療券を手渡す→生保者はその医療券を持って医療機関を受診する、という流れになります。手おくれになるって。
福祉事務所のオーバーワークが問題になっていますが、大都市だとたった一人で数十世帯以上の担当になったりする。医療券だけではなく、他の事務処理・相談も山積している。ちなみに現在、日本の医療関係が困っているのが「金がなくて受診せず完全に手おくれになってから運び込まれてくる老人の数の増加」。ここ数年で激増中。
>国民年金受給者の方が金額が少ないというのはいかがなものかとも思います。
法律は違うのですが、生活保護費と国民年金、そして障害基礎年金とは事実上、管理一元化に置かれています。つまり全部、役所が課税台帳と共に把握して、いずれかをもらっていれば受給額が減らされる仕組みです。老人になってから一か月12万(年間140万以下)で全部をやっていくなんて、気が遠くなるほどしんどいですよ。家のリフォームとか永遠に出来ないじゃないですか。レンジが壊れたらどうするんだろう。でもそれが生保老人の経済事情です。
>役人はビビッてなかなか入り込めません。
役人は決してビビらないですよ、その程度で。それじゃなくても日本の役人は「強いものにはへつらい、少数弱者にはとことん強くでる」のがほとんどです。
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