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エコロジーという宗教
Freeman DysonがNY Review of Booksに、Nordhausの新著とイェール大学で行なわれた国際会議について書いている:
特に今月は「環境月間」とかで、NHKを先頭に、あらゆるメディアで「温暖化教」の大合唱で、うんざりする。ほとんどの視聴者はIPCCのデータも見たことがないから、これだけ世界中で繰り返されると、信じてしまうだろう。トッドもいうように、宗教から脱却するにはリテラシーが必要だが、メディアにリテラシーがないのだから、どうにもならない。せめて図のように昨年から1年半にわたって、観測史上最大の寒冷化が全世界で続いているという事実ぐらい伝えるメディアはないものか。

追記:「温暖化の原因は太陽活動だ」という論文をPhysics Todayに発表した米陸軍の専門家が上院の公聴会で証言し、きのう排出権取引法案は廃案となった。サミットではアメリカががんばって、理性的な議論が行なわれることを期待したい。
Nordhausの分析は、地球が温暖化することを前提にした、環境経済学の第一人者による政策評価である。その結論は、炭素に課税することが地球温暖化に対応する必要十分条件だということで、排出権取引などは非効率な結果をもたらす有害なレトリックである。アメリカでは、まだこういう論争が行なわれているだけましだ。日本では気象学界ばかりか経済学界まで、宇沢弘文氏や佐和隆光氏のような学界の大御所が「環境利権」のボスになって研究費を配分しているため、温暖化説を批判することさえできない。特に宇沢氏は「温暖化で人類が滅亡する」と信じ込み、それに懐疑的なNordhausのような研究者を「アメリカ政府に魂を売った御用学者」と攻撃している。御用学者はどっちだ。
イェール大学の会議では、科学者の賛否両論がわかれている。MITのLindzenは温暖化は起こっていると認めるが、その弊害は誇張されており、人間活動の影響も過大評価されていると主張する。これに対して議長は中立な立場だが、「多数派」を代表するポツダム大学(ドイツ)のRahmstorfは、Lindzenの議論を「世界の気象学者によって否定されたバカ話だ」と一笑に付す。
Rahmsdorfは、科学の歴史を学んだほうがいい。科学的真理は、多数決で決まるものではなく、むしろ多数派の偏見と闘って見出されたのだ。ガリレオは、死ぬまで学界でも世間でも多数派ではなかった。しかしイギリス政府の代表は、「地球温暖化に異論を唱える科学者の意見は無視する」という政府の方針を表明した。彼らは科学に対して、中世のカトリック教会と同じ態度をとっているのだ。
環境保護主義は、現代の宗教になってしまった。それは社会主義に代わる世界的な影響力をもつ世俗的宗教として、子供に教え込まれる。その根本的な考え方は、間違ってはいない。人類が環境を破壊し、多くの生物を絶滅させている現状には、歯止めをかけなければならない。しかし環境問題の中で、地球温暖化は最大の問題でも緊急課題でもない。むしろ環境問題といえば温暖化ばかりに注意が集まることが、他のもっと重要な問題から世論の関心をそらしているのである。
特に今月は「環境月間」とかで、NHKを先頭に、あらゆるメディアで「温暖化教」の大合唱で、うんざりする。ほとんどの視聴者はIPCCのデータも見たことがないから、これだけ世界中で繰り返されると、信じてしまうだろう。トッドもいうように、宗教から脱却するにはリテラシーが必要だが、メディアにリテラシーがないのだから、どうにもならない。せめて図のように昨年から1年半にわたって、観測史上最大の寒冷化が全世界で続いているという事実ぐらい伝えるメディアはないものか。

追記:「温暖化の原因は太陽活動だ」という論文をPhysics Todayに発表した米陸軍の専門家が上院の公聴会で証言し、きのう排出権取引法案は廃案となった。サミットではアメリカががんばって、理性的な議論が行なわれることを期待したい。
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ゲストの学者たちの発言にはまだ「○○という可能性があるということです」という留保が少しはありましたが、素人であるフロアの参加者の発言や表情には、正直言って恐怖すら感じました。
CMがほぼ温暖化がらみでした…ナウシカの内容と掛けてるんでしょうかね?
温暖化は、昔からNHKの大好きなテーマです。政治的に安全で「絵になる」からです。私も1990年に、ラヴロックにインタビューして環境番組をつくりましたが、そのときも「温暖化説は嘘だ」と専門家は言っていました。
当ブログにはNHKの職員も多数アクセスしてくるので言っておくけど、ビデオは永遠に残るんだよ。戦時中の戦意高揚番組をつくった人はもういないけど、この問題については君たちの定年までに大恥をかくリスクを考えて番組をつくったほうがいいと思うよ。
ファイヤーベントが指摘したように、パラダイムもまた、政治的、民主的な理からは逃れられないのでしょう。
いっそ、数億人の餓死者と数兆円の損害を出させてしまって、残念な方々の目を覚ましてもらいましょう。
しかし、彼らのジョークは、最高ですね。
本当に温暖化が嫌なら、アルベドの大きい砂漠を広げればよい。
環境問題と温暖化問題は正反対なものである。
しかしながら、南米のペリト・モレノ氷河が海に流れ出すのを見ても、それが気候変動や温暖化と結びついているとは思いませんでした。この辺りでは昔から氷河は海に流れていたと思われるからです。
NHKが温暖化に関する番組を予告放送するときに度々このペリト・モレノ氷河の氷が海に達して崩壊する場面を映像に使っていますが、この映像は大きな誤解を与えます。
私はそのたびにNHKはこんなことは止めるべきだと思っています。氷河が海に流れて崩壊するのは温暖化とはほとんど関係がないと思うからです。
昨日のような番組でなく、むしろ環境問題について専門家間の意見を戦わせるシンポジウムをテレビでやるべきだと思います。
コペルニクスもあの世で笑っているかもしれませんね。
温室効果ガスではメタンを紹介するけど水蒸気は話題にすらならないし、そもそも温暖化のメカニズム自体を教える講義がありません。決定版的な理論がまだ出ていないのかもしれませんが。
そういえばノーベル賞以降宇沢先生の弟子であるスティグリッツが著作を連発し経済学に少し批判的なスタンスを取っている気がしますが師匠に似たんですかね?
エコバッグ云々は商品生成段階にさかのぼってレジ袋何枚分のエネルギーが生産に必要なのかデータで示すべきです。そうすればどちらがエネルギーコストに優れているか漫然と過ごしている人でも判断できます。
二酸化炭素排出にしても自分の目の前での排出量にこだわる傾向が強すぎますよね。そのクリーンなエネルギーや物を作るとされる精製場で排出される二酸化炭素には驚くほど無頓着です。
ましてや二酸化炭素と温暖化の兼ね合いも世間で好まれている論調に疑わしい部分が多分にある始末です…
大手マスコミ自身の知能の低さもあるのでしょうけど、そのマスコミがさらに大衆を見下して嘘で固めた情報を平気で垂れ流しているから余計にひどくなるのでしょう。
最近の地球温暖化問題の加熱気味の風潮は確かに恐ろしいものがある。クールダウンすべきだ(自ら知ろうとせず、ただ信じようとする人々は)。
そもそも、問題設定が誤っている。地球という環境と私たちの生活、また私たちそのものの存在は不可分だ。温暖化を起こしているのは人間だ。人間は害悪でしかない。といった、自嘲気味、もしくは分裂症気味の精神はバランスを欠いている。
問題は、現在の気象の変化にいかに対応すべきということであるし、その為の対策は温暖化対策として盛んに叫ばれているCO2の削減だけではない。
本当に対策が必要と考えるのならば、自分自身の生活を一人一人ができる範囲で改善することだ。具体的にとれる対策など千差万別だ。(子共でも分かるこの常識がなぜ欠けているのか)
無心になって環境問題を叫んでいるばかりの人々はまず自分自身の頭の中をクールダウンさせるべきである。(NHKにしろどこにしろ、結局、そうは言ってもねえ、くらいに確信犯でやってるんだろうけど。。変わってください)
別のCS(書いちゃうけど、朝日ニュースターの「ニュースにだまされるな」)では、出席していたある研究者が日本の雑誌などが掲載している温暖化狂想曲への疑問記事を指して、何でもいいから反対して目立とうとしているだけで、英語も空気も読めない奴が書いている、などと言ってました。流石に腹が立ったので抗議のメールを出しておきましたが。。。。ちなみに、このチャンネルでは別の番組で温暖化騒動に疑問を呈する説もちゃんと流しておりましたが、その出席者は「ある地上波番組で同じ話をしたら、連絡も無しにその録画は放送されずにお蔵入りになった」と言ってました。
この環境ブーム、ご指摘の他、おかしな点として私が思うのは、2つありますね。
1. 地球に優しいとか地球を守れって何だ
→人類の活動も自然の一部である。従って環境破壊と言っている事も大自然から見れば自然の一部に過ぎない。極論すれば人類が絶滅したって地球は何の変わりもなく太陽の周りを回っているだろうし、太古、巨大な草食恐竜が山を食い尽くしたら恐竜界はそれを環境破壊と言っただろうか。地球がこれまで経験していた環境異変など、温度数度の話ではなく表面全部が火に包まれたり、地表殆どが氷に覆われたりしてきた。それから考えれば人類のしている影響など、たかが知れたもの。つまり、本当に困るのは人類なのだが、それを言いたくないので地球に優しいというフレーズに置き換えている。即ち、自分たちは特別な存在だと自己慢心している人類の姿そのものに他ならない。その前に、我々は地球の上、ほんの薄っぺらい皮一枚の所に置いてもらっているに過ぎないという謙虚な姿勢を持つ事から始めるべきである。
2. ある生物が絶滅するととんでもない事がおきるのか?
→例えば、アメリカ合衆国にはかつてリョコウバトという鳥が空一面を覆うくらい大量にいた。移住してきたヨーロッパ人はそれを片端から狩り、遂に絶滅させたのは良く知られているとおり。オーストラリアや他の地域でも人類が絶滅させた種など珍しくない。で、それで一体どういう「大変動」が起きたというのだろうか。私の知る限りで何も起きていないように思えるのだが。
変なヒューマニズムで生物を弄ぶ事例としては、トキの人工繁殖に莫大な金かけている例もありますね。実際に繁殖に成功して、今のカラスみたいにそこら中にトキが飛び回ったら、今度は駆除するんですかねえ。
温暖化ってどうせ嘘でしょ。
俺なんてずっと冷房25度にしてるし。
久しぶりに良いニュースが飛び込んできましたね。もちろん、追伸の6日に米上院が温暖化対策法案を廃案に追い込んだニュースのことです。
そして日本のマスコミは、日本の全ての政党関係者からコメントを取って、一覧にして発表すべきだと思います。
でもこれで、カーボンオフセット証書発行ビジネスで一儲けを企んで、環境NGOを設立した連中達は、ビジネスの計画見直しを迫られるでしょうね。
ただし、集めるのは常識のある大学の化学と物理の先生のみ。一つ、一つの研究室にメールか電話をし、この温暖化問題は間違いっているという宣言してもらう。
反対や無回答の教授も全てネットで晒す。
テレビでは、物理や化学の先生がほとんど出る事はない。彼らの多くは真実を知っているからだ。そろそろ責任を取らしてもいい頃かもしれない。
でも思うのですが、温暖化してる、温暖化してないという真逆の意見があり、どちらも確定的とはいえないなら、その両方に備えるというのが真っ当な対策だと思います。
だとすると結局リスクを考えれば、温暖化対策は取るべきという結論にならないでしょうか。
欧米諸国にとってみれば、対産油国への牽制と、原油消費抑制への誘導策という意味あいもありそうですが。
それで、最初は'No Regret'な対策を施そうという話だったんですが、ご存知の通り、予想されるリスクをほとんど無限大まで拡張してしまっているので、対策費用が気違いじみた額に増加しています。
年間1兆円を超える対策予算(どこに消えているのだろうか?)、世界のGDP1%を今後毎年対策に、とか、どう考えても狂っているとしか思えないし、誰もちょっと待てよと突っ込まない。
IPCCの第4次報告書の後にこのタガが外れたみたいで、実際IPCCも第3次報告より新しい知見が得られたわけでもないのに、人為的CO2排出が温暖化の原因であると踏み込んだ記述になったというその点のみで、マスコミは従来の「〜と言われている」、「〜の可能性もある」という婉曲な表現を投げ捨てて極論に走り始めました。
すでに、「どっちか判らないから、どっちでもいいように保険かけとくか。」のレベルを越えて政策が走り始めています。この結果の始末は多分、とんでもない数の不幸な民衆の犠牲によって贖われることでしょうが、その時に、このミスリードを起こした、科学者、マスコミ、政治家たちは、獄門にかけられることを覚悟すべきです。逆に、彼らの寿命が尽きる前に、カタストロフが来てくれた方が責任の所在がはっきりする。
未来の子供たちのために?50年後に排出量80%削減なんていういい加減で目茶苦茶な空手形を切っておいて、そのツケに苦しめられるのはその子供たちの世代だと言うことが判らんのかな。その時にはA級戦犯は全部鬼籍入りなんだからいい気なものだと思います。
池田先生もおっしゃるように、そんな不確定要素だらけのものよりも、もっとコストをかけるべき喫緊の世界的課題はいくらでもある。
科学的に温暖化の真偽を議論することと、サミットで話し合われるべき社会的対策を議論することは全くの別問題。
温暖化を防ぐなら、太陽光線を反射する鏡を地表においたり、軌道上に太陽光をさえぎる幕でも作るのが効果的です。
温暖化ガスをいくら規制しても、太陽活動が原因なら何の意味もありません。
有効性の無い対策をいくら積み重ねてもエネルギーと資源の無駄です。
年によって0.5度程度のゆらぎを伴いながら、
単調増加しています。従ってこのデータは現在まで
温暖化してきたという主張と矛盾しないと思います。また将来の寒冷化の議論はノイズが大きいので
現時点では危険だと思います。
一方で、この観測結果は、温暖化は存在するにせよ、そもそも年によるゆらぎの範囲に過ぎず、全く
脅威ではないことを示唆するともいえ、
報道に値する重要事実と思います。
温暖化二酸化炭素原因説については、当然懐疑論があってしかるべきです。ただし、二酸化炭素が原因であるということを、完全に、特に初歩的な議論で否定できると主張されてしまうと、その説の信頼性がかなり心配になります。そんな単純なものではなく、専門家レベルの方が、二酸化炭素に代わる信頼できるシナリオを提案し、息の長い議論と信頼できる数値シミュレーションを積み重ねてはじめて決着する問題であり、現時点では、賛成派も懐疑派の論もまだ説得的ではないと思います。
一方で、温暖化が脅威かどうかについては、非科学的な論調や明確な誤りが多く報道され、宗教的なレベルに達していると言われても仕方がないと思います。科学的に議論の余地のない、この段階での誤りを検証し指摘していくことが非常に効果的と思います。
何のことはない。道路特定財源叩きから地球温暖化対策叩きに変わるだけの話。
たいていの物理学者も化学者も地球のことを知らないし、調べようともしていない。CO2が地球温暖化を引き起こしている、ということを前提にして、CO2の処理などを考えているのがほとんど。 少なくとも、以下のことを先ずは考えるべきだろう。
温暖化問題は、2段階に考えなくてはならない。第1段階は、著しい温暖化が本当に起こっているのかどうかであり、第2段階は、温暖化起こっているとして、その原因は人間が出したCO2なのかどうか、である。
100年以上前の温度が比較されたりしているが、昔の測定温度の精度に問題はないのか?昔の温度測定点の分布と現在の温度測定地点の分布を比較したときに、それらは互いに比較できるのか? 平均の取り方として、算術平均で良いのか? それらの平均は本当に地球の平均温度を表しているのか? 測定点自体の環境変化はないのか? 温暖化が起こっていて、それが不都合だというのならば、いつの時点のどの温度まで冷やせばよいのか(まさか18世紀や19世紀前半のような小氷期に戻せと?)? 温度が上昇することによる良い点はないのか(単に変化を嫌って現状維持を望んでいるだけではないのか)?
昔から地球の温度は、長周期・中周期・短周期で、激しく変動してきたことを知っているか? 縄文時代には、今よりも海面が高く、海岸線が今より内側にあったという縄文海進という言葉を知っているか? 中世のグリーンランドでは、農業と交易をおこなう人が住めるほどの気温だったことを知っているか? 逆に、1万年から2万年前には、海面が今より100m以上低く、その分の海水が陸上に氷床としてあり、カナダなど数千mの氷の下だったことを知っているか? 氷床のボーリングから得られた氷柱の解析から、気温、CO2、その他の要素が長期にわたりほぼ同期して上昇下降していることが分かっているが、その変動の原因は何なのか? 大昔に人為的なCO2の排出と変動は考えられない。 今のCO2の濃度上昇はかつて無いほどの勢いだと言うが、その割りには気温の上昇はそれほどでも無いのは何故なのか?
もしも、地球温暖化の原因が人為的なものではなく自然現象だったとしたとき、その温暖化を人間の力で阻止しようと考える人はいないだろう。
少なくともこれらを自分で調べた上で、気象学者が提示する色々なデータ(たとえばスペクトル)を、物理学者や化学者の目で新たに見直してみて、気象学者が変な解釈をしていないかを検証すべき。色々と見つかるだろう。
そう考えると、省資源に貢献しないという意味でも排出権取引は無意味といってよいでしょうね。
確か、「生物と無生物のあいだ」の著者・福岡伸一氏が言っていたと思いますが、
空気中の炭素の量というのは、他の空気中の成分に比べて極めて微量とのことでした。
だから、炭素が人間の活動で極めて増大したところで、他の成分に比べたら、やはり微々たる量にしかならないとのことです。
なので、炭素が地球温暖化の原因かどうかは疑わしいとのことでした。
(因果関係と相関関係の違いについての話だったと思います。)
そして、科学者もその辺りは知ってても言わないとのこと。
福岡氏自身はエコな考え方には共感する部分もあるので、炭素云々は別にして、大量消費には気を付けているといった話だったと思います。
(私の誤解があるかもしれないので、上記、間違っているかもしれませんが。)
人気なのかどうか知らないですけど。
しかし70年代から、公害対策が進むにつれて、だんだんネタが切れてきます。「魚にPCBが残留している」というNHKの報道で、全国の魚屋が経営危機に追い込まれた騒動などが「過剰報道」の走りで、その後のダイオキシン、酸性雨、環境ホルモンなども、すべてガセネタでした。
そんな中で、80年代後半から「地球温暖化で陸地が水没する」という話が出始め、NHK特集の「地球汚染」というシリーズで、東京都内が2メートル水没するアニメーションを作ったりして、大きな反響を呼びました。私も「暖冬異変」というNHK特集を作らされたのですが、放送直前に寒波が襲ったため、「暖冬・寒波」という訳のわからない番組になりました(今でも私のつくった番組のワースト1)。
それに便乗して「地球・緑の生命体」という番組で、ガイア仮説を紹介したのですが、肝心のラヴロック氏が温暖化説に懐疑的でした。当時もFreeman Dysonに取材したのですが、彼も温暖化説には否定的で、番組としてはむしろ熱帯雨林の乱伐が最大の問題だという結論になりました。これは今でも正しいと思っています。
ところが、このころから環境NGOが温暖化キャンペーンを各国で繰り広げ、国連がそれに押されてIPCCを1988年につくったのが、騒動の始まりでした。これはIntergovernmentalという変な名前がついていることでもわかるように、国連の正式機関ではなく、世界気象機関へのアドバイザーという非公式の組織だったので、各国のいうがままにスタッフを受け入れた結果、組織が2500人にもふくれあがってしまったのです。したがってIPCCのメンバーが多いことは、その権威のあかしではなく、いい加減に人選した烏合の衆である証拠です。特に欧州各国がその政治的立場を強めるために、無関係の科学者まで大量に送り込んだため、「多数決」をとると、すべて欧州の意図に沿って科学的な結論が出ることになったのです。
こうした政治的なデータ操作の極致が、欧州が統合した1990年を基準にする京都議定書です。これによって欧州には大幅な削減枠の「売り物」が生まれました。このトリックに、通産省は気づいていましたが、数の力で押し切られ、おまけに会議を京都で開くという欧州の巧妙な戦術にやられたのです。当時の課長は「議長国でなかったら、徹底的に反対するところだったんだが・・・」と悔やんでいました。
メディアのほうでは、こうした政治的な構図に気づいていたのは、私のように昔からかかわっていた者だけで、大半のジャーナリストは2週間ぐらいの勉強で京都会議に取材に行くので、アル・ゴアの「地球は水没する」などというプレゼンテーションに、だまされてしまったのです。だから当時さわいだ記者は、引っ込みがつかないので騒ぎ続けていますが、若い記者は慎重です。特に欧米メディアは、明らかに押さえた論調に変わっています。あと数年も寒冷化が続けば、何かといえば温暖化が口癖の古舘伊知郎も、「この寒さは温暖化のせい・・・」とはいえなくなるでしょう。10年以内に、このバカ騒ぎは収まると思います。
「気圧の高い地上付近では飽和していても、気圧の低い成層圏では未飽和」
つまり、太陽光が地上を温めた後、地上からの放射による二酸化炭素が吸収可能な波長のエネルギーは全て吸収する事を認めているのである。次の点を反論できれば、証明完了である。
「大気中の温室効果ガスは赤外線を吸収だけでなく射出する物質であり、また、それは地表面から出た赤外線だけでなく大気から射出された赤外線も吸収する。したがって、吸収・射出は1回だけでなく何回もくりかえされることがあり、それによって地上気温に対する温室効果は強められる。1回の吸収について飽和して終わりではない。」
下層大気のような気圧の高いところでは赤外線を吸収して放射をする前に窒素分子や酸素分子などに衝突して熱エネルギーに変化してしまい、再放射することができません。だいたい高度10kmくらいだとほとんど分子衝突で熱エネルギーに変化します。なので、再放射の理論はありえないのです。
なので、計算も何も必要なく、全て分かっている事なのです。
ただ今回この記事についてのコメントの多くを見るにつけ感じるのは、なぜ多くの人が専門家のような考えを持とうと努めるのかということでした。いや、実際に専門的に学ばれている方や、専門家の人がコメントを主にしているのかもしれませんが、私が個人的に想うに、そういったものの権威をあまりにも信じ込んでしまう私たちの傾向そのものにも問題があるように感じます。
例えば、池田氏を初め、多くの方がマスコミ批判、NHK批判を中心にここで記事やコメントを書くと、おおかたの読者の方々は、なんとなく納得して、ああやっぱり温暖化温暖化って騒いでるけど、地球のことなんてどうでもいいんだな、だって分からないんだもん。ってな具合になってしまう危険もあるのではないでしょうか。なんとなくそんな危険も察知してコメントさせていただきました。
上でもコメントさせていただきましたが、こういった規模の問題は本当のところ、だれかが主導することなど不可能なのではないかと考えています。どんな意見も参考にはなりますが、各自の置かれている社会状況の多様性を鑑みると、国や企業、どなたかのリーダーシップによって行動や行為を規定されてしまうと、結局またバランスを欠いてしまうのではないかと。だからこそ、各自自分の立場でモノを考える必要があると思うのです。
これはよく言われる。「みんなで考え、みんで行動しよう」と似て非なるモノです。
追記(今晩放送されたNHKの「ダーウィンが来た」は面白かったですよ。欧州の里山の話だったかな。生物多様性と人間の暮らしについて考えさせられつつ、可愛い動物の映像がたくさん見られて家族で楽しみました)
セッションの概要はこちらです http://earth.jtbcom.co.jp/session/j235.htm
http://earth.jtbcom.co.jp/session/special_sympo.htm
<あらためて思うのは、地球の気候変動に関してはわからないことのほうが、わかっていることよりも多いということだ。私たちは、地球は温暖化に向かっているとの前提で環境問題を論ずる。しかし、地球はむしろ寒冷化に向かっているとの主張は、日本では異端視されるが、海外ではそれなりに注目されていることも知らされた>
http://yoshiko-sakurai.jp/
彼女のような素人でも気づいたのだから、環境省も御用学者も、いつまでもメディアをだまし続けることはできない。いつも朝日の「進歩的」言論に異を唱える産経が、この問題に関してはIPCCに盲従していますが、櫻井氏あたりから変わってくるかもしれない。文春はすでに「異論」の本を出してますから、このへんの「保守派」に期待したいところです。
ただ、CO2の温暖化に対する影響が不明だとしても、化石燃料は有限時間内にいずれ枯渇します。排出権のやりとりよりも、化石燃料枯渇へのシナリオを真剣に考えたほうが現実的だと思います。車は燃料電池等の代替手段があり得ますが、航空産業はどうなるのか?たとえば石油が今のさらに5倍、10倍の価格になった世の中はどうなるのか、等々。これらの問題は温暖化とは無関係に厳然と存在するわけです。
アメリカには是非とも見事な"ちゃぶ台返し"をきめてもらいたい。(笑)
テレビ等では連日のように二酸化炭素が悪者扱いみたいです。テレビをよく見る人ほどその傾向が強く感じます。かなり洗脳されているのでしょう。逆にネットに流れている人ほど冷静にこの問題を捉えているのではないでしょうか。
もはやこの問題は複雑に考えるより単純に考えた方がいいのではないでしょうか。どう対処してもさして気象に変化は起きない。
たかが人間が気象をコントロールできると思っている人がいるかといえば、ほとんどの人が違うと答えるでしょう。予測すらできないのに。だからといって今まで通り好き勝手に生きていけばいいと言うわけではありませんが、問題を誇張して今のように政治問題や経済問題にしてしまうのは本当に馬鹿げています。
よく見て考えましょう。今、環境問題を取り上げている各国首脳や学者などは誰も環境がよくなることを望んではいません。悪化することを望んでいます
いやいや、その燃料=水素をどう手当てするかを考えると、当面、化石燃料に頼らざるを得ません。水から水素を作る時代が来ると言う人が居ますが、それに要する莫大な電力をどうやって手当てするのか?という問いには誰も答えられません。太陽や風力が・・とおっしゃる向きもありますが、今の化石燃料の需要分を自然エネルギーで置き換えるのはどう考えても無理です。自然エネルギーで収まる範囲で生きていけばいい、というロハスな考えだと、とどのつまりは人類を半分くらい強制的に削減するという無茶筋の話になるのです。ナチスもビックリですよ。
水素だのバイオエタノールだのは所詮2次エネルギーですので、1次エネルギーをどうするんだという解答にはなっていないのです。1次エネルギーは作り出せません。そこにある(埋まっている)ポテンシャルを使い尽くしたら泣いても笑ってもお終いです。化石燃料を廃するなら、別のエネルギー資源を「見つけ出す」以外にはないのです。
やりとりで、
「二酸化炭素による光の吸収が現時点ですでに100%だから、さらに二酸化炭素が増えても地表表面の温度が増加しない」という点がわかりません。
たとえ吸収が飽和していても水蒸気を含む温室効果ガスの濃度が増大すれば、例えば以前は地表から10kmで場所ですべて吸収されていたのが、地表から9.99kmですべて吸収されるということが起こると思います。
量子力学を用いた黒体輻射の理論によると、太陽から地表に6000度の光(可視光)の輻射を受け取って、熱に変換したあと宇宙に向けて300度の光(赤外線)として再放射するのと同様、例えば大気が氷点下20度であれば、大気が300Kの赤外線を吸収して、熱に変換したあと250Kの赤外線として放射する、という意味において再放射は起こります。
再放射された赤外線が地表をあたためるエネルギーは、放射体を見込む立体角に比例し、より地表付近でエネルギーの吸収が起これば地表温度は上がる。
よって、吸収が飽和していても、地表温度は上がりうる気がします。
企業は「環境に優しい」という名目で新しい商品を売り、大衆は買い替えることが返って環境を圧迫するかも知れない可能性も考えずに、環境に優しい自分に自己陶酔して無駄な買い替えを行う。そしてそんな大衆を煽るのがスポンサー企業の意向を受けたテレビ局なのではないかと思っています。
CMを見ても環境性能を謳う商品が目に付きます。テレビの環境問題番組に洗脳された消費者は、多少高い商品でも「これは環境に優しい製品なので多少お高くなっています」と言われると、実際にどれだけの効果があるかは判らなくても買ってしまうのです。
ということは・・・あとはCO2の排出権取引が石油の使用量減少に寄与するかどうかですが・・・池田さんもおっしゃってるとおり、炭素税のほうが効率的っぽいですね。
CO2の排出権取引でなくて、石油の使用権取引じゃダメなんですかね。(なんかダメな理由がありそうですけど。)
気候変動があるのは間違いないし、それによって生活が厳しくなる人がいる。化石燃料を使い切る日も刻々と近づいている。そういう被害を最小限にとどめるにはどういう行動が戦略的なのかを考えなくちゃいけないはず。
実に面白いですね。元大学教員さん、いつも情報有難うございます。温暖化論者はこういうことを言わずに、どうして小難しいことばかり言うんでしょうねぇ。
→環境ホルモンもダイオキシンもウソでした。1000万?もうないですよ。
CO2による温暖化を放置していてはいけません。海面上昇と砂漠化で人類は死滅します。排出権取引や温暖化対策に今から真剣に取り組めばまだ間に合います。税収2年分の100兆円はお高い?このままでいいんですか?アジアをはじめ世界中の人たちの模範を示してください。絶滅するかどうかは経済大国で技術大国の日本にかかっているのです。
→排出権取引もCO2による温暖化もウソでした。100兆円?もうないですよ。
そのエコ番に被せて、死亡者数が増えていくことを知らせるテロップのみが時たま現れる不気味さ。公共放送としてちょっとおかしくないですか?この違和感はほんとにヤバい宗教そのものです。
生番組なので普通は臨時ニュースとして「秋葉原事件」に差し替えますよね。その点でも昨日の特番は異常でした。
NHKがユーチューブに本格進出!とあったので気になってのぞいてみたらここに置いてある動画も全部「SAVE THE FUTURE」のキャンペーンのものばかり。http://jp.youtube.com/nhk
そろそろ被害見積もりを立てておいた方が良いのではないでしょうか?
吸収されるエネルギーの量が変わらないわけですから
ガス濃度増大前と同一の大気温分布に変わって平衡状態になります。
問題はCO2による温暖化の影響が過大に表現されていることです。
太陽側など以外の大気温の決定要因は、
1、対流圏上空の温度
2、断熱圧縮
3、水蒸気等を原因とする対流
4、放射過程
とされています。(槌田、明日香の論争)
33℃の上昇(ー18℃と+15℃の差)は1から4の要因によるものです。
ところがそれをすべて、温室効果ガス(水蒸気、CO2等)によるとしているところが過大評価なのです。
West博士「ごめん、31%から70%くらいは温室効果ガスが原因かも」
夜12時から朝6時までは放送しないというのはいかがなんですかね。随分CO2排出量減ると思うけど。
できないはずないですよね、昔やってたし。目的は違うけど。
最近は自動車メーカーもエコを連呼して買い替えを迫っているが・・・車一台作るのに必要な二酸化炭素の量って、膨大ですよ・・・廃棄に必要な量もね。
燃費の良い中古車を買って、エンジンを労わって乗る方がはるかにエコですよ。(公共交通機関の発達した都市部なら、車に乗らない)
地球の創世と共に人類があった訳でもないし、人類が滅んだって、気温が100℃上がったって、マントルへの影響は些細なものだし、地殻が溶けるほどでもない。(海水は蒸発するけどね)
青い星が、せいぜい赤い星になる位の出来事。
(星を観測していて色が変わって、涙流して大騒ぎする人が、この日本にどれだけいるのだろう? とは言え流石に恒星の色が変わったら、間違いなく、恒星に所属する惑星の自然環境は大激変するし、場合によっては重力場の変化で、惑星そのものが砕け散るのだが・・・)
正直に言えば良いのです。
厚かましく、「地球が」なんて問題すりかえるな!
「馬鹿なりに自分可愛さにやってます」って。
二酸化炭素の20倍の温暖化効果がある、メタンガス(家畜や農業でも発生)には、何も騒ぎが起きていないですね。
和訳は正確ですか?
””の範囲は?
こんなものもあります。
http://www.fel.duke.edu/~scafetta/pdf/opinion0308.pdf
何を言いたいのか分りませんが、地上から100m付近で吸収可能な赤外線の90%以上が吸収されます。なので、200mでほぼ100%吸収しているといっても良いでしょう。
>量子力学を用いた黒体輻射の理論によると、太陽から地表に6000度の光(可視光)の輻射を受け取って、熱に変換したあと宇宙に向けて300度の光(赤外線)として再放射する
300度の赤外線とは300Kの物体から出る赤外線ということで宜しいでしょうか?太陽からが一回目の放射と数えるなら、地表の放射は二回目で再放射という表現をしているのでしょうか?それなら、異論ないです。
>例えば大気が氷点下20度であれば、大気が300Kの赤外線を吸収して、熱に変換したあと
気体が赤外線を吸収すると、熱を出すのではなく、運動エネルギーが増大します。そして、分子同士が衝突する事により熱が発生します。そういいたいのですよね?
>250Kの赤外線として放射する、という意味において再放射は起こります。
なんで、赤外線が熱に変換した後、更に赤外線を放射するのか、意味がわからないです。仮に赤外線が再放射しても、熱が出るわけではないので、どっかで熱エネルギーに変換されて、それでおしまいです。
普通に考えて、地球が吸収したエネルギー以上のエネルギーが発生すると思いますか?
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080609AT3S0901209062008.html
http://monden.daa.jp/01tuvalu/02prefix2.html
このサイトでツバルに実際に住んでいる日本人の人が現状を綴っています。
メディアは自分達が主張したいこと以外は報道しないんです。
地球が吸収したエネルギー以上のエネルギーを二酸化炭素は生み出す
(吸収できるエネルギーが全て吸収されている事は認めている)
二酸化炭素地球温暖化説懐疑派の意見
地球が吸収したエネルギー以上のエネルギーを二酸化炭素は生み出さない
物凄い膨大な討論があっても、ポイントはここだけなのです。
話をややこしくするのはやめましょう。そして、化学も物理も知らない人でも、このぐらい分かるはずです。
>なんで、赤外線が熱に変換した後、更に赤外線を放射するのか、
意味がわからないです。
熱に変換したあとのプランク放射の寄与がどの程度かを質問していたのですが、それはありえないまたは無視できるということですね、了解しました。
>二酸化炭素地球温暖化説肯定派の意見
>地球が吸収したエネルギー以上のエネルギーを二酸化炭素は生み出す
世界中の科学者が、エネルギー保存則を破った議論をしているとすれば、これは、地球平面説と同程度にトンデモな議論を展開していることになります。さすがに個人的にはそれはにわかには信じがたいのですが、
最後に勝つのは科学的事実でしょうから、静かに議論を見守りたいと思います。大変有益な情報を提供して
くださり、勉強になりました。ありがとうございました。
懐疑派は福田首相側ですよ。必然的に。エコ信者は民主党の方がいいです。なんですぐ分かるプロパガンダをやるのかが理解できない。
ここはちょっとセンチメンタルにすぎるような。科学の世界でも何が正しいかはだいたい多数決っぽく決まってますし、絶対的な真理なんてものは神のみぞ知るもので、誰にもわかりません。様々な理論と実験などの結果によるエビデンスが積み重ねられ、何となく全体的な合意が形成されていくのが今の科学です。
裸の畑とビニールでカバーした畑の地表の温度は同じなのでしょうか?
温室効果ガスとはビニールだと理解していました。
>原発は、昼と夜で異なる電気の使用量に合せてそう簡単に出力をコントロールできないらしいと聞きました。
あれは欠陥商品だからですね。エンジニアから見ると、出力を制御できないほどダメなものはない。
例えば、ボリュームのないラジオ。止まっているか40km/hでしか走れない自動車。On-Offしかないガスコンロ。
>化石燃料を廃するなら、別のエネルギー資源を「見つけ出す」以外にはないのです。
でも解決にはならないと思う。地球と宇宙との熱収支が会わないと、温暖化するのでは。
二酸化炭素だけでなく大量のエネルギーを内部で発生させたら熱くなる。原発の炉心と同じでは。
日本という国そのものがなくなっているかも知れませんが。
地球温暖化も似たような状況なのかもしれない。
豆ごはんさん、初期投資は大きいが、実装すれば長期的に安定されられる発電装置がありますよ。ハードSFの世界では昔から知られているしくみです。
軌道上に巨大な集光装置を置き、集めた光を地上の受光装置へあてて、そこで蒸気タービンを回して発電する。受光装置は人が住まない砂漠か海上に置けば良い。
>軌道上に太陽光をさえぎる幕でも作るのが効果的です。
ほるほるさん、私も以前に同じアイデアを紹介をしました。もとネタは早川SF文庫の「大暴風」というSFで「地球を冷却する目的で」使われています。
>地球と宇宙との熱収支が会わないと、
へなちょこエンジニアさん、上記に紹介した軌道上から地上の発電設備へ「熱」を送る方法と、軌道上に遮光シールドを展開して地上の温度管理をする方法を組み合わせれば、熱収支を合わせながら安価に電気エネルギーを地上へ供給できると思います。
夏のように昼間の日射量が多ければ、地表も大気もよく暖められ、夜の間の冷却も限度があり、熱帯夜も生じる。一方、冬のように昼間の入射量が少ないと、夜はウンと冷えるし、日中でも真冬日があり得る。日本が夏の時、地球の裏側では冬であり、その逆も成り立つ。ただ、陸地と海の比は暖められ方冷やされ方の違いとして現れる。当然、昼間も地球は熱を宇宙へ放出している。
地球から宇宙への熱の移動過程に大気の気体分子や水滴等があれば、一種の熱容量を有することになり、定常状態として、大気がある一定の平均温度を保ちうる。曇天時に比べて晴天時には、水分子や水蒸気が少なくなり放射冷却と呼ばれる状態になり、ウンと冷える。雨・曇り・晴天の変動、四季の変動等に伴い、地球は、こういう不規則なプロセスを絶えず繰り返して御破算を繰り返し熱を宇宙に捨てている。
大気中の気体分子を、熱エネルギーを得れば運動エネルギーが増加するものとしてとらえ一種の熱伝導物質としてとらえているときはよい。一方、今のCO2の議論のように大気中に0.03%(1万分の3)存在する特定の気体分子が1万分の6になったら大変なことになると言う議論は、大局的にとらえれば、全く持って滑稽。そのCO2は広い波長範囲の中の狭い特定の波長領域(エネルギー領域)の赤外線しか吸収しない。しかも、その0.03%しか存在しないCO2が地表が発するその波長領域のエネルギーの大半をもう既に充分に吸収している。それ以上CO2が増えても、ほとんどは赤外線吸収には関与せずにただただ余るだけのことである。
多原子分子では各振動準位にまとわりつくように回転準位がある。赤外線を吸収して上の準位に励起されてもその回転準位間の分布があり、そのエネルギーは通常その下の回転準位まで低下してからエネルギーを放出する。その結果、放出の仕方は、より長波長の赤外線として、あるいは他の気体との衝突によってその気体にエネルギーを受け渡し運動エネルギーに変換する。より長波長の赤外線として放出されたエネルギーは水蒸気により吸収されるかも知れないが、CO2はもはやそれをほとんど吸収しない。水蒸気は絶えず増減し大局的には海の水と釣り合っている。他の分子、例えば大量にある窒素分子に受け渡された熱エネルギーは、単純に冷たい方向へと移動(伝導や対流等)して最終的に宇宙に捨てられる。
大気中のCO2濃度がかつてない高レベルだと口を尖らせてよく言われるが、地球の歴史が教えるのは、地球大気の組成の歴史がCO2減少の歴史である、ということである。数桁も減少している。大気中のCO2が最終的に固体の石灰岩になったのである。今は相当に低レベルなのであることを知るべきであろう。
こんなことは、大がかりなコンピュータを駆使して複雑な計算をする専門家でなくてもちょっと調べれば大凡考えられることである。むしろ、単純な素人の方が的を得ていることは往々にあることである。
眉間に青筋立てて巷でおこなわれている温暖化防止の議論は、私には、余りにもチマチマした議論に見える。大昔から自然は大きく変動してきたし、それが常態である。地球全体の怪しい平均気温の1度以下の温度変化に何をうろたえているのであろうか。自然の営みのスケールを小さく評価しすぎ、なおかつ人間を大きく評価しすぎて自虐的にオセンチになっている。正義漢ぶって真顔で大変だと言っているが、多くは今時点の変化は嫌だと言って駄々をこねているに過ぎない。地球の歴史を振り返り見れば、もっともっと大規模で過酷な歴史を繰り返し経験してきたことを知るであろう。
そもそも「ヒートアイランド現象」と「温暖化」がごった煮で使われているように思います。
また,化石燃料や資源は有限ですから大事に使いましょう。という話と切り離して欲しいものです。そして地球が相手の話ですから,もっと客観的にそして長いスパンで考えて見る必要があると思います。地球は45億歳の大先輩
まずは高校野球を12-15時に一旦中止してみたら電力のピークカットになって環境によろしいかと思いますよ・・・NHK・アサヒ御中
>温室効果ガスとはビニールだと理解していました。
往復通勤5時間弱なので、返事が遅れました。
裸の畑も、ビニールでカバーした畑も、温室効果ガスの影響で熱エネルギーが発生します。
裸の畑の暖められた空気は天に召されます。
ビニールでカバーした畑は天に召されることができないので、もっと温められます。
温室効果ガスの影響は、共にあります。ビニールでカバーした畑が暖かくなるのは、ビニールで暖かくなった気体を逃がさないからです。
温室効果ガスは、赤外線を熱に変換させる能力はありますが、暖かくなった気体を逃がさない能力はありません。もしくは、熱を逃がさない能力もありません。
山田の中さん、おっしゃる通りです。温暖化プロの方々にこのコメントの感想をきかせてほしいものです。何でもそうですが、複雑なものほど、まずは遠くからの視点で全体を良く見て、それから細部へと入ってゆけば、CO2がどうとかの議論にはならないと思います。
ただ、本当の問題は、学者が国をだまして多額の補助金(税金)を受け取っていることなのです。
学者のほとんどは、真実が分っているはずです。
というよりは、「官・学・メディア・産・政」がグルになって国費タカリの勢力構造を形成しているということではないでしょうか? ときには予算権限を持った官が学を誘導したりして…。
学者も政治家も、利権の構造は似ているというわけですか?
次のワードをグーグルで検索すると、博報堂の提案書が見れます。
「地球温暖化防止大規模 国民運動 関するご提案 site:www.env.go.jp filetype:pdf」
この提案書を読めば、国民がいかに踊らされてきたかよくわかりますw
ちなみに、前年度(先月)までの請負だったらしいですね。というか、サミットありきの計画だったくさいです。(チームマイナス6パーセントのHPも止まっています)
サミット後に温暖化のムーブメントがどうなるのかがたのしみでもあります。
ネットで調べましたが、確かにビニールハウスのビニールの役割をCO2が果たしていると記載しているページは皆無でした。
あまり深く考えずに、CO2は温室効果ガス。温室効果ガスのイメージとしては地球を膜のように覆っているような映像を見た記憶があり、
そのままビニールハウスのイメージの延長で理解した気でいましたが、温室効果ガスではなく、『放熱吸収ガス層』と言ってもらった方が誤解しなくてすんだようです。
温室=ビニールハウスからビニール=CO2層というイメージからやっと抜け出られ、そして皆さんが書いていることの意味が3割程度分かってきたようです。
ありがとう。
>エコという神を考え出したアングロサクソンは商売上手ですね。
なにせ、「変化を抱擁せよ」ですからね。五里霧中見たいな状況になるとワクワクするらしい。彼らのメンタリティでは。
>地球が吸収したエネルギー以上のエネルギーを二酸化>炭素は生み出す
>世界中の科学者が、エネルギー保存則を破った議論を>しているとすれば、これは、地球平面説と同程度にト>ンデモな議論を展開していることになります。
http://www-cger.nies.go.jp/ws/chap6/chap6frame.html
6.1.1で太陽からのエネルギーが235しかないのに、温室効果ガスから324も逆放射されています。
「金星には二酸化炭素を主成分とし、わずかに窒素を含む大気が存在する。大気圧は非常に高く地表で約90気圧ある(地球での水深900mに相当)。膨大な量の二酸化炭素によって温室効果が生じ、地表温度の平均で400℃、上限では 500℃に達する。温室効果のため、金星の地表は太陽により近い水星の表面温度よりも高くなっている。金星は水星と比べ太陽からの距離が倍、太陽光の照射は75% (2660 W/m2) である。金星の自転は非常にゆっくり(自転と公転の回転の向きが逆なので金星の1日はおよそ地球の117日)なものであるが、熱による対流と大気の慣性運動のため、昼でも夜でも地表の温度にそれほどの差はない。大気の上層部の風が4日で金星を一周していることが、金星全体へ熱を分散するのをさらに助けている。
」
改めてみると、おかしなことだらけですね。
まず、太陽定数(地球大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネルギー量)は約1366W/m2でほぼ一定なのに、図では342W/m2しかない。
次に温室効果ガスが熱を生み出すなら、熱は冷たい方向にいくので、地上の方向に向かうわけがない。
地球の表面はビニールハウスのような閉鎖系ではありません。開放系なのです。
その考え方の違いから、あんなデタラメな図ができたのでしょう。
大きな差があります。ただし、「温室効果ガス」としての能力は同じです。金星も地表の温室効果ガスが気体を温めている現象は同じです。
大きな差というのは、CO2というのは、高圧になると、理想気体の状態方程式から大きくずれるのです。
PV=nRTで、理想気体ならそのまま式変形して、
PV/nRT=1ですが、
100気圧くらいの二酸化炭素だと、
PV/nRT=0.1くらいになってしまうのです。
この性質により、金星は灼熱の星であるのです。
逆に圧力を下げていくと、物凄い勢いで温度が下がります。
これは、温室効果ガスの性質とは全く関係のない性質です。
その頃はどんな理由でか、分かってなかったなぁ。
温室効果ガス問題がこんなに社会に迷惑をかけると分かっていたら、教員続けて全力注ぐ価値があったかな…。こんなくだらないウソすぐに消えてなくなると思っていたが…。
一般的に理想気体の圧縮因子Z=pV/nRT=1が100気圧という中間圧力で0.1ぐらいになるのは、この圧力域で分子間引力が有効になるために圧力増加以上に体積減少が大きいのが主因です。圧縮因子の変化を全て温度上昇に帰するのは、ちょっと注意が必要です。
また、高圧ガスが低圧環境に移されて急速に膨張するとき、周りから熱の供給を受ける間もなく膨張してしまう(一種の断熱状態で外に対して仕事をしてしまう)ために、自らが冷えて(自分自身の内部エネルギーを仕事に消費して)しまうというジュール・トムソン効果が現れます。これがエアコンや冷蔵庫の冷却の原理あるいはドライアイスの製作に利用されています。
例えれば、一定の割合で降っているダムの排出口を小さくすると、ダムの水位があがるのを主張している。
これに対して、水は最終的に排出されるのだから排出口にダムの水位をあげる効果はなく、ダムの水位があがっていたとすれば位置エネルギーが増加しているからエネルギー保存に反するからおかしい、というのは有効な反論ではなく、原理的にはそれは正しい主張だが、これこれの理由でその効果は極めて小さい、というべきだと思います。
速度論的な議論をすべきではないでしょうか。
熱平衡状態からの光の放射過程は、標準的には
光の励起モードの数×遷移確率をカノ二カル分布に従い議論すればよいというのはご存知と思います。
空間の回転対称性から、上向きのモードも下向きのモードも厳密に同じ数だけ存在しますから、放射はほぼ等方的におこるはずで、下向き放射がないというのは量子力学に反します。
>まず、太陽定数(地球大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネルギー量)は約1366W/m2でほぼ一定なのに、図では342W/m2しかない。
球の表面積は4πr2でπr2の面に1366W/m2だから、地表面に当たる太陽のエネルギー量は342W/m2で間違っていません。
>速度論的な議論をすべきではないでしょうか。
そうですね。自分でも何かひっかかるものがあって、よく考えてみました。山田の中さんのおかげで、一気に謎が解けたかもしれません。
金星の高圧の二酸化炭素は、分子間引力が働いて、分子の重さが、より重くなり、熱せられた気体が上昇するまでのエネルギーがたまるまで、地表付近で何度も赤外線を吸収して、熱に変換する作業を行っていると考えてみました。
そうすると、地球の気体だって重さがあるわけだから、気体が上昇するまでのエネルギーがたまるまで、地表付近で何度も赤外線を吸収して、熱に変換する作業を行っていると考えることができます。
そう考えてみると、温室効果ガスだから、ビニールハウスのような効果があるわけではなく、気体そのものが、ビニールハウスのような役割を果たしていると考えられます。
この考えは、エネルギー保存の法則に反するわけでもないし、二酸化炭素地球温暖化説を肯定するものでもありません。
>伝導、対流の熱移動は低温側にいきますが、放射はそれとは無関係です。
私の表現が間違っていました。私は、電磁波と熱のエネルギーを一緒の矢印で表現している事に違和感を感じたのです。
私の考えをまとめるとこうなります。
二酸化炭素地球温暖化説肯定派の意見
二酸化炭素が赤外線を吸収することにより生じる熱エネルギー以上の熱エネルギーを二酸化炭素は生み出す。
(吸収できるエネルギーが全て吸収されている事は認めている)
二酸化炭素地球温暖化説懐疑派の意見
二酸化炭素が赤外線を吸収することにより生じる熱エネルギー以上の熱エネルギーを二酸化炭素は生み出さない。
地球のスケールで話をしてややこしくなりましたが、これで私個人的にはすっきりです。
http://www-cger.nies.go.jp/ws/chap6/chap6frame.html
でしょ。Wikipediaじゃないじゃないの。探すだけ時間損した。
この図、大まかにあっていると思いますよ。地中⇔地表外、大気内⇔大気外、地球圏内⇔地球圏外との収支も合っているし。増幅じゃなくて散乱と熱の蓄積の問題でしょう。
大気の厚みの差(金星60km、地球6km)が
金星灼熱の原因であるという近藤邦明さんの説明があります。
T=765−9H T:°K H:km
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/index.htm
二酸化炭素温暖化仮説とエントロピー p6
近藤先生はここから、理論を広げているのですよね?
大気の上層の温度が直線的に下がるのはあたりまえの事です。しかし、それは地表の温度が高い事の証明になりません。
私が言いたいのは、重力に引かれる分子の重さで、地表で気体がどれだけ熱せられるかが決まるのではないかという事です。
金星のように、二酸化炭素が高圧の場合、分子同士が集まって分子の重さが増し、より地表に気体がたまりやすくなるのではないかという事です。
私と近藤先生の意見の違いは、近藤先生は大気圧で温度が変化するというのに対し、私の考えでは、大気の平均分子量が温度の決定に大きく関わるのではないかということです。二酸化炭素という特殊な性質(理想気体と大きくずれる)の気体でなければ、金星の温度はもっと低いのではないかということです。
確かに、深夜営業を自粛すれば、車での深夜の買い物がなくなり週に一度の休日にスーパーでまとめ買いをするだろう。これでガソリン消費が減る。
コンビニが深夜に電気をつけないので、これで電気消費量を使わなくなり、計算上は排出炭素が減る。
でも便利さが減り買いだめが増え我慢して朝まで待つという生活スタイルになる。
ここまで地球温暖化対策が必要なのか?
追伸:そろそろ、新しいエントリーを作ってください。池田ブログでは継続テーマとして地球温暖化を絶えず発信し続けてほしい。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
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