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AIGボーナスのゆくえ
2009-03-18
/
Economics
AIGの巨額ボーナス問題にはオバマ大統領もサマーズNEC委員長も最大限の怒りを表明し、
ガイトナー財務長官
は、ボーナスの返還が追加支援300億ドルの条件になると表明した。これは危険な政策だ。もし返還されず、政府がAIGの破綻に何の対策もとらないと、それによるアメリカ経済の損失はボーナスの数万倍にものぼるだろう。
アメリカのような契約社会で、AIGを救済するときボーナスについての条件を入れなかったのは米政府の手落ちだ。
Economist
誌も指摘するように、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドの事件で、CEOの受け取った70万ポンドの退職金を英政府が取り返せなかった前例があるのだから。
Mankiw
もいうように、1.65億ドルというのは投入される公的資金の0.5%、GDPの0.001%にすぎない。幹部には自発的に返還を求めることにして、金融システム対策はこの問題と無関係に進めるしかない。勧善懲悪の感情が危機管理の大きな障害になる、というのも日本の「失われた10年」の貴重な教訓である。
コメント (
13
)
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1
)
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コメント
コメントについて
(
池田信夫
)
2009-03-18 12:49:46
何度も書いたとおり、当ブログはコメントをなるべく元のまま載せるという方針はとっていません。ノイズは積極的に削除します。特にナンセンスな質問に答えるのは時間の無駄なので削除します。一度削除されたコメントを何度も投稿するIDは、投稿禁止にします。
茅野
(
Unknown
)
2009-03-18 16:33:57
今回はネット上での怒りがすごいらしく、NYTのウェブサイトのコメント欄?などは、ほとんど大統領選ピーク時の書き込みに並ぶ沸騰ぶりだそうです。日本の例を引き合いに出しながら、“resign or commit suicide.” なんてことを議員が言うあたり、ほとんどヒステリックにも見えますね。政府の不手際はあったのですから、一歩風向きが変わると政権にとってもかなり危険な気がします。今のところ議会も世論もAIG攻撃一色らしいが…。
Unknown
(
TGB
)
2009-03-18 18:34:38
山一が廃業したときは「ざまあみろ」って思いました
頭では分かってるんですけどね
感情的正義と経済
(
hiro90@kitami
)
2009-03-18 19:12:11
感情的正義により契約上パフォーマンスを上げたブローカーに成果を支給しない。次々と連鎖的にあたかも魔女狩りのようにキャッシュフローを止めて経済を破壊する。全体主義の興隆時と同じではないか。犯罪であれば立証して有罪にすれば良い。下手なポピュリズムは騒乱を拡大して暴動を惹起しかねない。今や米国政治も乱気流で操舵不能なのか?
Unknown
(
かも
)
2009-03-18 22:23:32
オバマという存在には、何やら、ポピュリズムの臭いがつきまとう。
こんな非常時には、寧ろ嫌われ役に徹して、必要な実務を冷徹に実現する政治家が求められるのに、何かをしてくれる雰囲気だけで政治が動かされてしまうのは、何処でも同じと云うことか。
ヒラリーは、どう見ても軽いし、閣僚も顔が見えない。
悪いときには、悪いことが重なると云うことなのか。
海運人
(
Unknown
)
2009-03-18 22:52:03
JALの西松遥社長が年収が1000万に満たない?ことや社長室がないこと、電車通勤であることを昨年末にCNNが取り上げて、全米から賞賛されたとのことですが、どうも米国は論理をごちゃ混ぜにして責任の所在や物事の本質が見えなくなる、日本の悪しき伝統を真似したいようですね。
経営責任は別個にして改めて問うべきです。オバマさんはどうも悪い方に予想通りの人物なようですね。米国の共和党支持者から彼の評判が一貫して最悪なのも分かる気がします。米国版ノ・ムヒョンといったところでしょうか。
感情としては納得できますが・・・
(
松本孝行
)
2009-03-19 08:56:01
こういうところでつまずいていると、本質を見失うことになってしまいますからね。ボーナスの問題は確かに一個人としてはうらやましいし、税金が注入されているのに多額の収入を得るのはおかしいとは思いますが、それは公的資金の注入時にそういう条項を設けなかった方にもやはり過失があるかと思います。
アメリカ経済がこけると世界もこけるんですから、早く立ち直ってほしいです。世界経済から見ると、ボーナスもらうもらわないは瑣末な問題でもあるわけですし
オバマ批判の傾向
(
Taro
)
2009-03-19 09:18:12
次のように、米国の右派がオバマを叩くのは政治的に当然のことなのですが。
Obama the Efficient Goes to Washington
by John Stossel
http://townhall.com/columnists/JohnStossel/2009/03/04/obama_the_efficient_goes_to_washington
経済危機の歴史を政府による介入の歴史として構成した次の記事などは、リバタリアニズムの主張が強く感じられて興味深いものがあります。
Roots of the Crisis
A History of the Panic of 2008
http://www.freedomworks.org/crisis
この問題理解できない
(
通りすがり
)
2009-03-20 08:25:44
この問題、なぜみんな大騒ぎしているのだろうか?理解できない。本来ビジネス上のリスクを管理し健全な経営を行うべきマネージメント層のスペックが低すぎて、マネージメント出来ないまま長期間放置プレーを行った結果、つけが一気に噴出しましたというだけでしょう。
それをワイドショーネタで国民の不満を発散させて、時間稼ぎしましょう(色々な国で行われる手段ですが。。日本の「小さい泉氏」や中国の反日運動etc)というやつですよね。
経営陣や他の社員や監督官庁は被害から逃れられるからいいが、子会社の300人の人達はたまんないね。
(経営陣や他の使えない幹部社員は楽でいいですよね)
また,CEOがCDSは複雑で作った本人がいなくなるとコントロール出来ないと言うのは多分正しいと想う。(コンピュータのプログラムでコーティングした本人でないと理解するのに時間がかかるのはよく知られていると想う。)間抜けな年寄りを排除し使えるマネージメント層に入れ替えて,人員を残しつつ収束させるしか方法がないと思うが。。。
AIGと千代田生命
(
vabene1112
)
2009-03-20 14:32:26
以前、千代田生命があって、それが破綻した後AIGに吸収された形になりましたね。またそのAIGがこうなるとは・・・。当時、「千代田生命をAIGが救ってくれた」と思ったものですが。
AIGの報酬は、個人的にもらいすぎなんじゃないのと思いましたが、保険会社は相互会社という性質を持つので、出資者である保険者を救うことを第一の課題としないといけないのでは?と思います。
理解不可能
(
それから
)
2009-03-21 14:57:06
ボーナスの総額が小さくても、国民の感情を制御するのも「経済」危機管理の内ではないかと思う。CDSの複雑さを解析するのに、それを作ったものでないとできないというのは確かなのか?
アルゴリズムが分かれば、coding をしたものでなくても解析できるのではないかと思う。その解析をして
定量的、構造的にCDSの現在状況の全体像を明らかにできる人材は高給を支払わないでも多数いるのではないかと思われる。それなりの複雑系ではあるだろうが。
この問題理解できない 2
(
通りすがり
)
2009-03-22 11:36:32
この問題って「国民の感情を制御」の為なのかな?
単純にボロ隠し(AIG経由でGSやML,パリバ等に流れたCDSの解決の為に要された費用$200〜300億から世間の目を背ける為)なのでは?
なんで,金融のミスジャッジを国民の税金で払わにゃいかんの?という疑問を抑える為、スケープゴード作って誤魔化しましょうにしか見えないのですが。。。(日本の納税者もUSの国債購入で一部支払いが回ってきてる様な気が。。)
またCDSは工業製品の様に標準化されておらず、解析に必要な仕様書がなかったり、あっても稚拙な物が多く、解析に時間がかかり、また通常の製品として備えてなければならない処理プロセスがない物が多いと聞いている。(時間をかければ解析できない物はないと想うが、時間が大切なのだと想う)
またはっきり言わせてもらうと現在のCDSは将来的なポテンシャルは認めるが、現状においては欠陥商品の気がする。製品として社会に販売するのにはメンテナンスプロセス等の組み込みが稚拙かコストダウンの為に省かれ、工業製品的に言う安全性に問題のある製品にしか見えない。ここはAIG等のメーカの製造物責任や監督官庁の怠慢をはっきり問うのがまともな処理だと想う。
感情制御とCDS解析
(
それから
)
2009-03-22 15:40:12
「通りすがり」さんへ:
国民の感情制御とは、問題発生以前に制御するという
feedforward制御という意味も含むので、事後処理のみではありません。事前に起こりうべき事態を予測しておくべきものであると(額の大小とは関係なく)。
CDSの解析は当局や関係者の怠慢の処理とは別に、現状
の解析をしていないと、今後の対応に時間がとられるので早急にすべきもので、関係するアルゴリズムの集合と収集可能なデータによって、なされるべきと思われます。いかに大規模で複雑なものでも、解析の手法は情報科学においてはそれなりに取り扱えるものがあります。
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頭では分かってるんですけどね
こんな非常時には、寧ろ嫌われ役に徹して、必要な実務を冷徹に実現する政治家が求められるのに、何かをしてくれる雰囲気だけで政治が動かされてしまうのは、何処でも同じと云うことか。
ヒラリーは、どう見ても軽いし、閣僚も顔が見えない。
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経営責任は別個にして改めて問うべきです。オバマさんはどうも悪い方に予想通りの人物なようですね。米国の共和党支持者から彼の評判が一貫して最悪なのも分かる気がします。米国版ノ・ムヒョンといったところでしょうか。
アメリカ経済がこけると世界もこけるんですから、早く立ち直ってほしいです。世界経済から見ると、ボーナスもらうもらわないは瑣末な問題でもあるわけですし
Obama the Efficient Goes to Washington
by John Stossel
http://townhall.com/columnists/JohnStossel/2009/03/04/obama_the_efficient_goes_to_washington
経済危機の歴史を政府による介入の歴史として構成した次の記事などは、リバタリアニズムの主張が強く感じられて興味深いものがあります。
Roots of the Crisis
A History of the Panic of 2008
http://www.freedomworks.org/crisis
それをワイドショーネタで国民の不満を発散させて、時間稼ぎしましょう(色々な国で行われる手段ですが。。日本の「小さい泉氏」や中国の反日運動etc)というやつですよね。
経営陣や他の社員や監督官庁は被害から逃れられるからいいが、子会社の300人の人達はたまんないね。
(経営陣や他の使えない幹部社員は楽でいいですよね)
また,CEOがCDSは複雑で作った本人がいなくなるとコントロール出来ないと言うのは多分正しいと想う。(コンピュータのプログラムでコーティングした本人でないと理解するのに時間がかかるのはよく知られていると想う。)間抜けな年寄りを排除し使えるマネージメント層に入れ替えて,人員を残しつつ収束させるしか方法がないと思うが。。。
AIGの報酬は、個人的にもらいすぎなんじゃないのと思いましたが、保険会社は相互会社という性質を持つので、出資者である保険者を救うことを第一の課題としないといけないのでは?と思います。
アルゴリズムが分かれば、coding をしたものでなくても解析できるのではないかと思う。その解析をして
定量的、構造的にCDSの現在状況の全体像を明らかにできる人材は高給を支払わないでも多数いるのではないかと思われる。それなりの複雑系ではあるだろうが。
単純にボロ隠し(AIG経由でGSやML,パリバ等に流れたCDSの解決の為に要された費用$200〜300億から世間の目を背ける為)なのでは?
なんで,金融のミスジャッジを国民の税金で払わにゃいかんの?という疑問を抑える為、スケープゴード作って誤魔化しましょうにしか見えないのですが。。。(日本の納税者もUSの国債購入で一部支払いが回ってきてる様な気が。。)
またCDSは工業製品の様に標準化されておらず、解析に必要な仕様書がなかったり、あっても稚拙な物が多く、解析に時間がかかり、また通常の製品として備えてなければならない処理プロセスがない物が多いと聞いている。(時間をかければ解析できない物はないと想うが、時間が大切なのだと想う)
またはっきり言わせてもらうと現在のCDSは将来的なポテンシャルは認めるが、現状においては欠陥商品の気がする。製品として社会に販売するのにはメンテナンスプロセス等の組み込みが稚拙かコストダウンの為に省かれ、工業製品的に言う安全性に問題のある製品にしか見えない。ここはAIG等のメーカの製造物責任や監督官庁の怠慢をはっきり問うのがまともな処理だと想う。
国民の感情制御とは、問題発生以前に制御するという
feedforward制御という意味も含むので、事後処理のみではありません。事前に起こりうべき事態を予測しておくべきものであると(額の大小とは関係なく)。
CDSの解析は当局や関係者の怠慢の処理とは別に、現状
の解析をしていないと、今後の対応に時間がとられるので早急にすべきもので、関係するアルゴリズムの集合と収集可能なデータによって、なされるべきと思われます。いかに大規模で複雑なものでも、解析の手法は情報科学においてはそれなりに取り扱えるものがあります。
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