かぶれの世界(新)

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過ぎたるは及ばざるが如し

2016-10-29 15:42:18 | スポーツ
昨夜から右肩が痛くてよく眠れなかった。夕方ごろから肩に違和感を覚え、寝返りを打つだけで右肩に激痛が走った。痛みには心当たりがあった。昨日午前中のバドミントン練習の後自宅に戻り、よせばいいのに素振りを100本余りやったのが原因だ。素振りと言ってもラケット代りに重さ1kg余りあると思われる杭を使った。

バドミントン・ラケットは100g弱なので、同じように振ると右手や肩の筋肉にはかなりの負担がかかる。その直後に(黄金の30分といわれる)甘い物と牛乳をとると、負担がかかった筋肉がタンパク質を吸収して強化される。この3か月間以上練習を続けて来て、目に見える程肩や腕に筋肉が付いた。

今迄と違うのは、今回はハードなバドミントン練習を2時間やり特に右肩が疲れていた直後に、69歳の老人の同じ右肩にヘビーな負荷をかけ限界を越えたのではないかと思う。この筋肉を強化するトレーニング手法は周知の手法だが、どこまでやるかは夫々の人の体を考えて無理しないよう注意すべきだった。

しかし、この数か月の訓練で得た効果に味をしめて自分の齢を忘れてやり過ぎたようだ。還暦を過ぎてこの10年間同じような失敗を繰り返している。トレーニングをして効果を実感すると嬉しくなってもっと強くなりたいと思い、身体を壊すかもしれないリスクを忘れ練習に熱中して終いに体を壊す。

思い返せばサイクリングの距離を伸ばして行き何度目かに不注意で転倒して指を脱臼、奥多摩の山歩きの距離を伸ばしてゆき膝を痛めたりとか、いつも年令を忘れ熱中して限界までチャレンジしてしまう。そして最後に体のどこかを傷めて半年くらい何もできなくなり、結局トレーニングを始めた時より体力が衰えてしまう。

実は私が失敗するのは運動能力を高めようとする時だけで、読書や音楽のように頭を使う趣味では怪我はしない、代わりに飽きてしまう。運動と同じように類推すると、どこかで頭のどこかをケガしてるのかもしれない(?)。最近続かないのだ。言い換えると余り知的とは言えない失敗をしているのだろう。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」(正しくは猶が入るらしい、ずっと知らなかった)という諺自体は知っている。だが、私はやり始めると熱中し、どこが程ほどなのか塩梅(あんばい)が分からなくなる。世の中にはそういう人が沢山いる。知人の中にも始めると呆れるほど暴走する人もいる。といってもケガしちゃ言い訳にはならないけど。■

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