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「数の暴力」は民主主義を否定する言い分-民進党よ目を覚ませ

2016-12-07 17:26:49 | ニュース
大詰めの国会審議
重要法案が目白押しでの中、延長国会の会期末が迫っている。野党の反対が強かったTPP承認案や年金改正法、カジノ法案は成立が見込まれている。一方で働き方を変えると期待された労働基準法改正案は、野党の強い反対を配慮して見送られることになりそうだと報じられている。

私は一連の重要法案審議を通じて野党第一党の民進党の対応に注目してきたが、一言で言えば失望したの一語である。数年前に政権を担当しその未熟さに国民が失望させられた時の民主党から全く脱却できてない、寧ろ後退したように感じた。言うことが支離滅裂の様に私は感じる。強い政権与党と同じように、健全な野党の存在も必須である。だが、最近の民進党の迷走は不安さえ感じる。

迷走する民進党の主張
審議が十分でないと言いながら審議拒否をする論理が私には理解できない。重要法案を「戦争法案」とか「年金カット法案」、「残業代ゼロ法案」と幼稚で単純なレッテルを貼り法案内容を矮小化し、法案の背景や選択肢を深く議論しようとしない。それと同じやり方で皮肉っぽく批評すると、このレッテル貼りは何でも反対する「民進党の共産党化」だ。多分、多くの民進党員は否定するだろう。だが、やってることは同じに見える。

これでは民進党は政権担当能力があるとは評価されない。レッテル貼りは法案を端的に表す便利なものかもしれないが、目的とする内容をきちんと表現しないと誤解を与え議論を矮小化する。上記の例が極端すぎることは国民は分かっているからこそ、民進党の支持率は停滞しその裏返しで安倍内閣は高い支持率を維持している要因の一つだと私は思う。

民主主義の原則を使い分ける
一方でカジノ法案について民進党の中に賛否両論があり、与党でも公明党等に反対論があったのは寧ろ健全な姿だと考える。議員ごとに違った価値観と考えを持つことが許される、これこそ民主主義の現れだ。その上での多数決で物事を決める。少数意見の尊重と多数決による決定は民主主義の要諦だ。決定は上記重要法案の審議を「数の力」によるゴリ押しだと指摘する報道は、民主主義の原理原則を都合よく使い分けるものだ。

その典型的な使い分けの報道の例が最近見られた。キューバ革命のリーダーであり長年の独裁者だったカストロ元議長が死去した時、市民の悲しみを報じた一方で、彼が言論の自由を封じた独裁者であったことを殆ど報じなかった日本のマスコミと同質のものを感じる。カストロの社会主義政権下で国民の福祉が進んだ一方で、いまだに公に民主主義を主張できず多くの政治犯が獄に繋がれている事実は伝えてない。光と影の両方を同じ重みで伝えないマスコミは信頼できない。

民進党は政権担当能力を磨け
重要であればそれだけ光と影が濃くなる場合が多い。その光と影を明らかにして何が国民にとってベストか議論をオープンにして国の舵取りをして行く。責任政党にはその覚悟が求められる。もっとも、昨今は陰の部分を強調して相手を攻撃するやり方が世界中に広まっている。世界に蔓延するポピュリズムをどう防ぐかが我が国にとって最大の課題になるだろう。

長期政権が予想される安倍内閣だが、仮にそうだとしても内閣はいつか必ず交代する。その時民進党は政権担当能力があると信頼される選択肢でなければ国民は不幸になる。安倍政権は良くやっているが、次の首相がそうなる保証はどこにもない。近い将来世界は激変し舵取りを変えなければならない事態が来ないと言えないだろうか。何が起ころうと現在のままの民進党では選択肢とはなりえないと認識して、今から真摯に取り組んでほしい。■
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