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2017衆院選の私的総括 

2017-10-24 14:18:01 | ニュース
衆院選は大方の予想通り与党の圧勝で終わった。予想通りだからか、与党の勝利だからか、マスコミの反応は概して静かな印象を受ける。「安倍政権を全面承認したのではない」とか、「野党候補が一本化していたら63選挙区で勝敗逆転」とか、与党大勝に何かと条件をつける報道が目立った。もう一つの特徴はマスコミが揃って小池代表を徹底的にこき下ろす、いささかみっともない負け犬叩きが始まったことだ。

私はその手の結果論報道には興味がない。特にテレビ報道は視聴者に媚びた内容が多い。出口調査として報じられた記事は断片的で参考になる情報は十分でないが、出来るだけ視点を変えて選挙の特徴を捉えてみる。

世代間の戦いで若者世代が勝利
今回の選挙は我が国の「将来像を決める世代間の戦い」であり、結果は「若者世代が勝利した戦い」だった。自民党支持のうち20代が最も高く40-60代が低かったが、逆に立憲民主党や共産党は高齢者ほど支持が高く希望の党も60代が最も支持が多かった(日本経済新聞)。そして若者の支持の高い与党が大勝した。若者世代はリベラルより保守を選んだのだ。

インターネットか、既存メディアか
背景には若者世代の保守化が指摘されている。安倍政権時代に雇用が増えたという現実に加え、若者世代は自民批判の先頭に立ったマスコミ情報より、むしろ既存メディア批判の強いインターネットから情報を得ている。一方で高齢者は与党に批判的な新聞テレビから情報を得ているという状況を反映したものだった。若者世代の勝利ということはマスコミに対する深刻な問題提起とも受け取るべきだと私は思う。

何が決め手だったか
それでは若者世代が勝利したのは何が決め手だったか。これについては多くの海外メディアが指摘するように、「北朝鮮」が最大の理由だと思う。彼等にとってモリカケ問題は政権選択を決める危機ではなかった。選挙前から連日のように北朝鮮問題が報じられ、これを危機として捉えた世代も又若者世代だったと思う。安全保障について曖昧な姿勢を取った野党は若者世代から評価されなかったというのが私の推測だ。当然だと思う。

与党は公約を果たせるか
与党は北朝鮮問題などの安全保障と関連して自衛隊を憲法に書き込むことを公約として選挙を戦った。選挙結果を分析し上記選挙民の危機意識が認められたら、公約通り憲法改正を勧めるべきだと考える。必ずしも安全保障だけではないが議員の8割が憲法改正を認める現実は重い。だが、この圧倒的な結果に対してもメディアは概して慎重な取り組みを求めている。私には今回の選挙結果でその判断はなされたと思う。

最も負けたのは共産党、希望の党にも評価すべき点が
冒頭に負け犬叩きが小池代表に向かっていると書いた。期待が大きかった分ショックが大きかった。だが、負けっぷりでいうと共産党が最大の議席数減で半減した。共産党の代表や幹部の責任を問う声など全く報じられないのは党の体質かメディアの方針なのか? どうも立憲民主党には左右から風が吹いたようだ。希望の党の失敗が指摘されるが、右も左も混在し失政の責任を取らない民進党を整理した成果は大きい。■
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