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しまなみ海道サイクリング、ほぼほぼリベンジ!?

2017-11-02 14:21:36 | スポーツ
4年ぶりのしまなみ海道サイクリングは目標通りとはいかなかったが、前回の失敗を取り返すという最低限の目的は達した。因島大橋は乗り越えたが尾道手前の向島で折り返し、指の脱臼と顔面6針の擦過傷を被った前回の落車事故現場を無事通過した。ほぼほぼリベンジ達成と思う。

今回は1日かけて今治尾道間を走り抜ける長距離サイクリングで、最初から自分の体力に不安を抱えながら計画し、実際限界まで走りながら現実的に無理のない判断をした。前日にハンバーグを焼くなど弁当とアミノ酸サプリメントを用意し、時間に余裕を持たせ早朝6時出発した。

最近は一般道路しか走らないので高速運転に慣れず高速道路でドンドン追い抜かれた。高速車は120-130kmで走っていた。暫くして私も高速車の流れに乗って走り予定通り7時半過ぎに今治に着いたが、しまなみ海道に乗ると上り線は出口がなく大島まで行き折り返し今治北に降りた。

前回と同じミスを繰り返した。それでも糸山サイクルセンターのレンタサイクル手続きは8時から。賃料が1000円に倍増していたが、橋の通行料が無料になったのでトータルでは安くなっていた。表に出て自転車を借りる倉庫で係員に聞かれ尾道まで往復するというと、意気を感じたのかGIANTSの本格クロスバイクを選んでくれた。年上の彼は「大丈夫、やれるよ」と励ましてくれた。

私のようなウェアからむき出しの手足を出すスタイル比べ、全てのバイカーはお洒落なタイツや長袖シャツを着ていた。今の少し肌寒い気候で羨ましかったが、私は新しいウエアにお金を使わない「しみったれ」だ。走行中少し肌寒く感じたこともあるが支障になる程のこともなかった。外国人の姿も見かけた。台湾からの人達は相変わらず多いが、欧米の白人が増えたようだ。

走り始めてから1日中素晴らしい日よりだった。来島海峡の高く長い橋(4kmある)から眼窩に見える小島群と青い海と白い波を残し走る船、遠方にかすむ島々と広がる空、最高の景色だった。あちこちの島々には湾内にクレーンが立ち大小の造船所が見えた。伯方島では建造中の巨大な箱型の船が見えた。形は外洋客船みたいだが窓が無いので自動車運搬船かも。

多田羅大橋まで1時間半強、良いペースだ。橋を渡るといよいよ広島県生口島島、この辺の復路で前回落車した。構わず走り続けた。途中瀬戸田の真新しい商店街で買った帽子とか工事中でルート変更したとか思い出した。昔風の作りだが真新しい平山郁夫の美術館が目立った。この辺から足が重くなり、尻も痛くなり腰をずらしながら走った。延々と続く2-3%の坂は特に辛かった。

12時頃に因島大橋を渡り海岸線に降りたところで最大の障害が待っていた。東京からという2人の若者に声をかけたのが間違いで、バカな話に熱中して大声で笑い無為な時間が過ぎ尾道まであと5kmを残して苦労して走る気が失せた。その近くの公園で昼食を済ませ30分後帰路に就いた。勿論疲れていたせいもあり、帰路にエネルギーを残しておく目的もあった。

その後は何とか帰り着こうと黙々とペダルを踏み続けた4時間弱だった。平地でもペダルが重かった。登坂で何度か最低速ギアで走った。速度ゼロ状態でローギアにチェンジして何度かバランスを失い一度転倒した。その後コツをつかみ転倒することはなかったが恥ずかしい気持ちが残った。頑張れたのは持参したアミノ酸水・ゼリーのお蔭で、最後までエネルギー切れは防げた。

サイクルセンターに戻り自転車を返却し自転車の保証金を返金され、体を冷やさないように保温服を着て元来た道を戻った。今回は松山辺りまで薄暮の中を走れた。赤い空の下の夜景も綺麗だった。前回は指脱臼・6針縫合顔面で真夜中に走った。特に潰れかかった片目にフレームが壊れたメガネが不安だった。この最大の不安にリベンジした気分だ。やった!■

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