ロマンの町・・・増毛町

2011年6月19日

国道231号線を更に北上し、増毛町の中心部へと入っていきました。
ここには明治から昭和初期の歴史的建造物が数多く残されています。

「増毛の歴史的建造物群」は北海道遺産に登録されています。

増毛町の町名の由来は、鰊（ニシン）が群来（くき）ると海一面にかもめが飛ぶことから、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味の「マシュキニ」又は「マシュケ」が転じたものであるといわれています。

その名のとおり、鰊漁は増毛に多くの富をもたらし、その経済的発展の遺産といえる明治～昭和初期の歴史的資源が今に伝えられています。
～増毛町の歴史より～

では、まず駅周辺から見てみましょう。

留萌本線の終着駅、「増毛駅」です。留萌本線なのに増毛が終着駅なんですね・・。
駅内にうどん屋さんがあります。

駅周辺には発展していた当時の面影を残す数々の建造物が残されています。

まずは、すぐ正面に見える「旧旅館：高田屋」。
めちゃめちゃ雰囲気あります。まだ現役なら泊まりたかった！


その隣が、映画「STATION」の撮影現場にもなった「待合食堂」です。
今は「増毛町の観光案内所」になっています。


観光案内所の向かいには「増毛館」


増毛館にくっついて有名な「海猿舎」
「蕎麦ロール」がテレビでも紹介されてました。

少し離れて、「旧商家丸一本間家」です。


なかなの威圧感ですね。
１００年前の明治時代の姿をそのまま現代に伝えています。


本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
　現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、広大な建物の内部を見学できるようになっています。
～旧商家丸一本間家ホームページより～

さらに歩くと、はずせない「国稀」が見えてきました。
国稀のホームページはこちら


先程の「丸一本間」家が酒造業を行い、作ったのが国稀です。
暑寒別岳の名水を利用して作られました。


無料で中も見学できます。


とても綺麗に保存されてますね。

　
かつての酒造樽と今の酒造樽・・・。

利き酒なんかもあったりします。
日本酒好きにはたまらないでしょうね～。

お次は「元陣屋」

残念ながら工事中でした・・・。

ちょっと離れた場所に「増毛小学校」

こちらもなかなかの風格です。
いまだに現役というのがすごいですね～！


体育館！
この形は昔も今も変わらない！？

増毛町・・明治・大正を感じる場所でした。
次はゆっくり周りたいですね～。

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