ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「種子法」廃止でいいのだろうか

2017年05月15日 | 経済

「種子は人類共通の財産」「種子を制するものは農業を制する」

タネ(=種子)の確保は食糧安全保障の面からも大切です。

メディア報道はとても少ないですが種子法(主要農作物種子法)廃止の影響をわたしたちは見逃すことはできません。

種子法は日本が独立を回復した1952年(昭和27年)に作られた法律。目的は稲、麦、大豆の優秀なタネの生産と普及には国と都道府県の責任があると規定したものです。これまで優れた品種を都道府県などの公的機関の圃場で種子を増殖し、遺伝子組み換えの危険から食が守られてきたのも種子法があってのことでした。

今回の種子法廃止は現場の生産者(農民)からの要望で上がってきたものではないことも大きな問題です。今後、一握りの多国籍バイオ企業に日本の種子&農業が牛耳られて行くことは「食の独立」の面からも決して好ましいことではありません。

ご同輩、居眠りばかりしていますと、どんどんどんどんエラーイことに・・

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

【三橋貴明】 三橋貴明  国民が知らないうちに種子法廃止が可決!

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