へなちょこデジタル日記

貧乏怖いものなし

05ツインパワーのライントラブルについての検証実験の延長戦

2012年04月19日 22時57分13秒 | フィッシング
 
前回のテストだけじゃ確証には足らないと思い05ツインパのライントラブルにつての検証の延長戦をしました。

前回から2週間後の休日に前回と同じフィールドで3時間ほどキャスト繰り返してきました。テスト環境はリールは前回と全く同じでラインも前回から巻きっ放し、いつもなら帰宅後すぐメンディングするのですがあえて何もせず放置。なのでラインのヨレもそのままになっております。PEラインですから巻き癖は出ないので普通に前回の続きのテストになるはずです。使用ルアーは前回とうって変わってライトリグ、2inピンテールの1gジグヘッド・左同+キャスティングフロート装備のキャロや3inパワーミノーのノーシンカーリグ等メバリングを想定したセットにしてみました。前回はバス的な仕様でしたので、イメージ的には日中バス釣りして夜、帰宅途中にある魚港でメバリングして行く的な○○サマ的な感じでしょうか。ロッドはライトリグに合わせ6,2ftUL。今回もリグチェンジとポジション移動以外ひたすらキャストをし続けたので3時間で150キャスト程出来ました。前回が100位でしたのでトータルで約250キャストとなりましたので検証データとしては十分なものになったと思います。

で検証結果ですが、言われていたライントラブル出ました。正確にはライントラブルではなくその前兆なのですがなるほど確かに出ました。延長戦開始から30投ほどした辺りから飛距離が明らかに落ちだしその内とうとう2割飛距離gダウン。そして同時にキャスト時にスプールから「バスッ」「バスッ」という異音がする様に。そこでスプール周りを注意深く観察しながらキャストを繰り返すと原因が判明。


飛距離低下と異音の原因は「ラインの食い込み



巻き取ったラインが他のラインに食い込んでおりそれらがキャスト時に引き剥がれながら放出されるので飛距離が落ち、そして食い込んでるライン同士が擦れながら放出されるので異音が出てるのです。原因はスーパースローオシュレーションによる密巻きで間違いないでしょう。そこにヨレて巻かれたラインが余計に食い込み易いみたいな感じ。更に延長戦ではライトリグを投げてますから、スプールに巻き取られる際にあまりテンションが掛からないゆるい巻き具合になるので余計に食い込み易く擦れ易い状態になっていた模様。その状態はその後もテスト終了まで改善されることはありませんでした。

結局2回のテストでははっきりとしたライントラブルは起きませんでした。けどそれは検証ということで注意しながらキャストしてたからで何も考えずに釣りしてたらやっちゃってたかもしれません。なので言われているライントラブルが出る可能性は十分高いでしょう。事実検証後にテストに使用したラインを確認すると障害物の無い沖に向かってキャストし続けたにも係わらずPEラインのところどころに毛羽立ちを発見。これはキャスト時にライン同士が擦れたことによるものだと思われます。「そんなのリールの所為じゃなく使い回しのPEラインだからじゃねーの」と言われそうですがスプールに巻く前にちゃんと状態は確認してますし1回目のテスト後にも一度確認しましたが毛羽立ちは出てませんでしたので、やはり食い込みが原因でのライン同士の擦れにより出来たものだと思います。
なのでこれが言われているライントラブルの原因だと思います。ラインが食い込んだ状態でキャストを続けると食い込んでる糸が他の糸を巻き込んでボサっとまとめて放出されるバックラッシュになったり、ライン同士が擦れることによりラインが傷付き最悪のキャスト時の高切れに繋がってるのではないのでしょうか。同一素材同士が実は一番ダメージを負い易いですからね。




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