いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

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改めて国の借金について思う

2012-11-04 20:21:54 | 日記

 特例公債法案の成立が遅れ、国から自治体への地方交付税交付金の支払いが滞っている問題で、24道府県が9月以降、資金繰りのため金融機関から予定外の借り入れを行った・・・一方、金利負担は少なくとも計約5014万円に上る。災害復旧や生活保護事業など市町村に影響が出る恐れもある。(10/4読売)

 安倍晋三自民党総裁は1日の会見で特例公債法案も含め、各委員会での審議に応じていく考えを表明した。さすがにこれ以上の審議拒否を続ければ、非難の矛先が野党自民党に向かいかねないと判断し、審議に応ずることにしたものと思われる。

 「政府は赤字国債を発行するために、1年限りの特例公債法を制定し・・・」 毎年々々赤字国債を発行し続けているのだから、それを「1年限り」というのも変な話であるが・・・。
 1975年に歳入不足から今日まで、赤字国債が発行されなかったのは1991年から1993年まで好景気による税増収があった3年間だけである、景気回復なしには、財政を均衡させること自体も難しいことを裏付けている。

 消費税増税(景気悪化)して、財政均衡を達成するなんてウソっぱちである。消費税アップは間違っています。

 そもそも「国の借金」とは何ですか?

 以前にも述べましたが、国家は「税収以外に金を稼ぐ手段をもっていない」これは動かし難い厳然たる事実である。H24年度予算公債金は44.2兆円、そのうち赤字国債発行分は38.3兆円、そのうちの21.9兆円(利払費は9.8兆円)が借金返済予算である。つまり「借金の返済のために新たに借金をして返済に当てている」ことを示しています。

 仮に景気が回復して財政均衡に達したとしても、その肥大化した借金が減るわけではありません。それどころか、景気回復すれば金利上昇は避けられず、借金の返済(元金の返済と金利)額は雪だるま式に増えていく構造になっています。

 以上でおわかりの通り、国家の借金を通常の借金という「枠組み」でみるかぎり、いったん借金をしてしまえば、国家は返済手段(営利事業)をもっていないので、収入(税収と僅かな雑収入)で返済可能な少額でないかぎり、借金すべきものではないとういうのが、「1年限りの特例」なのである。

 国家財政の基本は、税収の範囲内にとどめるべきことが原則、財政規模を拡大しようとすれば、経済成長を大前提としなければならない。ところが、経済成長は20年近く止ったままで、借金だけは増大させたのである(1992年の名目GDPは480兆円、2011年は468兆円)。

 個人が借金をする場合、自分の収入を考慮して返済額を決めます。そしてその返済の保障するために生命保険までかけて「借金の返済」を保証するのです。いわば「命」がけで返済しなければなりません。国家の借金は、返済のことなど全く考慮せずに、安易に借金を重ねてきた。そのつけを国民に押し付けるのはお門違いというものです。

 前回で述べたように「超円高」により、日本は貿易赤字に転落してしまった。世界的不況(ユーロ圏の財政危機、中国の経済成長の鈍化)によって、日本の貿易赤字は更に拡大する傾向にあります。

 現状の「円高」が徐々に解放されてゆっくりと「円安」に向かえばよいが、このままいけば、あるときパニック状態になってカタストロフィを起さなければよいがと心配します。
 知恵をだし、勇気をふるって国の「通貨発行特権」を行使し、今のうちに借金を消す時だと思う。

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